コール オブ デューティ ワールドウォーII
ジャンル | ファーストパーソン・シューティングゲーム |
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対応機種 | PlayStation 4 Xbox One Microsoft Windows |
開発元 | Sledgehammer Games |
運営元 | アクティビジョン アクティビジョン [PS4]ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
プロデューサー | Jaime Wojick |
ディレクター | Cameron Dayton Glen Schofield Michael Condrey Bret Robbins |
デザイナー | Daniel Bryner Sean Soucy |
シナリオ | Jeremy Breslau |
プログラマー | Jason Bell |
音楽 | Wilbert Roget II |
美術 | Joe Salud |
シリーズ | コール オブ デューティシリーズ |
人数 | 1人(ストーリー) 12人(対戦) 4人(ナチゾンビ) |
メディア | [PS4/XBOne]BD-ROM ダウンロード版あり |
運営開始日 | 2017年11月3日 |
対象年齢 | ESRB:M(17歳以上) CERO:Z(18才以上のみ対象)[1] PEGI:18 |
コンテンツアイコン | [CERO]暴力[1] [PEGI]Violence, Bad Language |
ダウンロードコンテンツ | あり |
エンジン | Sledgehammer Engine[2] |
対応言語 | 日本語、英語 |
その他 | PS4 Pro ENHANCED対応 分割画面 |
動作環境 | ||||||||||||||||||||||||
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評価 | ||||||||||||
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『コール オブ デューティ ワールドウォーII』(英: Call of Duty: WWII)は、2017年(平成29年)11月3日に全世界で発売された、第二次世界大戦を舞台とするFPSゲームソフト[10]。略称は『CoD:WWII』。コール オブ デューティのメインシリーズ14作目。対応ハードはPlayStation 4、Xbox One、Microsoft Windows。
概要
[編集]FPS(一人称視点のシューティングゲーム)のコール オブ デューティシリーズの作品。近年のCoDシリーズは現代や未来の戦いを描いた作品がリリースされていたが、『コール オブ デューティ ワールド・アット・ウォー』以来およそ10年ぶりに第二次世界大戦(ワールドウォーII)を題材にした作品になる[11]。
CoDシリーズは複数の開発会社が数年毎にローテーションで開発しているが、本作は『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア』を開発したSledgehammer Gamesが担当する[12]。
通常版の他、ダウンロードコンテンツのシーズンパスがセットになったデジタルデラックスエディションも同時発売される。
登場人物として俳優のジョシュ・デュアメルとジョナサン・タッカーが出演している。
本作のキャンペーンでは、ヘルスの自動回復はなく、治療したければ仲間の兵士から救急パックを受け取らなければならないといった、リアル志向なゲームデザインが採用されている。なお、救急パックは上限付きながらストックが可能。
発売から3日間の売り上げは5億ドルを超えた[13][14]。2017年、PlayStation 4のダウンロード版で最も売れたゲームとなった[15]。
登場人物
[編集]キャンペーンモード
[編集]アメリカ陸軍
[編集]第1歩兵師団第16歩兵連隊(1st Infantry Division 16th Infantry Regiment)
[編集]- ロナルド・レッド・ダニエルズ上等兵(Pfc.Ronald “Red” Daniels)
- 演 - ブルット・ジンマーマン
- キャンペーンモードの主人公。テキサス州ロングビュー生まれの19歳。後に「D-day」と呼ばれるノルマンディー上陸作戦に新人兵として参加し、ドイツ本土へと攻め入るべくヨーロッパ戦線を戦い抜いていく。
- 正義感と仲間意識が強いが、過去の出来事から銃を取ることに若干のトラウマがあり、故郷に彼女も置いてきているため、最初は戦争に対して消極的な姿勢を見せる。しかし死線を越えて行くうちに勇敢な兵士へと成長していく。
- ゲーム終了までに伍長へと昇進する。
- ウィリアム・ピアソン一等軍曹(Tsgt.William Pierson)
- 演 - ジョシュ・デュアメル
- 第一歩兵師団の軍曹。チュニジア戦線を経験したベテラン兵士。過去にカセリーヌ峠の戦いにおいて、取り残された部下を助けようとしてより多くの犠牲を出してしまったことから、部下よりも任務遂行を第一と考え、任務の為ならば部下の命も惜しまない。その為、ターナーとはよく対立する。
- 部下に対しても理不尽なほどの厳しさを見せる為、評判は良くない。
- 分隊アビリティは「敵兵士捕捉」。
- ロバード・ザスマン上等兵(Pfc.Robert Zussman)
- 演 - ジョナサン・タッカー
- ダニエルズの親友。よく軽口を叩くが、勇敢な兵士。ダニエルズと共にヨーロッパ戦線の死闘をくぐり抜けていく。
- ドイツ系ユダヤ人であり、少しだがドイツ語を喋れることが途中で判明する。
- 分隊アビリティは「医療キット補給」。
- ジョセフ・ターナー中尉(1Lt.Joseph Turner)
- 演 - ジェフリー・ピアース
- ダニエルズ達の所属する第一小隊の小隊長。部下の命を第一と考える為、ピアソン軍曹とはよく対立する。
- 分隊アビリティは「弾薬補給」。
- 「493高地」の戦闘にて戦死する。
- ドリュー・スタイルズ二等兵(Pvt.Drew Stiles)
- 演 - ケビン・クバル
- ダニエルズの戦友。眼鏡が特徴。スーパーマンの、クラーク・ケントに似ていると言われる。故郷に戻ったらライフ誌のカメラマンになろうとしており、戦場にもカメラを持ち込んでいる。彼のみ大卒である。
- 分隊アビリティは「グレネード・スモーク補給」。
- フランク・アイエロ五等特技兵(技術伍長)(T/5.Frank Aiello)
- 演 - ジェフ・シーン
- ダニエルズの戦友。チュニジア戦線を経験した古参兵。
- ハワード伍長(Cpl.Howard)
- 演 - ラッセル・リチャードソン
- 黒人の工兵。ダニエルズの部隊に合流する。
- デイビス大佐(Col.Davis)
- 演 - マット・リーディー
- アメリカ陸軍第1歩兵師団の大佐。
第745戦車大隊(745th Tank Battalion)
[編集]- オーグスティン・ペレズ二等軍曹(Ssgt.Augustine Perez)
- 演 - クリスチャン・ランツ
- 戦車兵。
- ラブソン(Rabson)
- 戦車兵で、ドイツ戦車との交戦で戦死。
- ミルズ(Mills)
- 戦車兵で、ペレズの相棒。シュトゥーカの攻撃によって戦死する。
アメリカ陸軍航空軍
[編集]- ローバー・ジョー(Rover Joe)
- アメリカ陸軍航空軍の司令官。
第509戦闘航空隊(509th Fighter Squadron)
[編集]- マシュー・ウェバー少尉(2Lt.Matthew Weber)
- P-47のパイロット。
レジスタンス
[編集]- ルソー(Camille “Rousseau” Denis)
- 演 - ベラ・デイン
- 本名はカミーユ・デニス。マキ所属のレジスタンスの女性兵士で、ナチスによって両親と夫と息子を殺害されている。
- 「解放」においてはナチスドイツの駐在武官「ゲルダ・シュナイダー」として潜入する。
特殊作戦執行部
[編集]- アーサー・クロウリー少佐(Maj.Arthur Crowley)
- 演 - デイビット・アルパイー
- 特殊作戦執行部に所属する英国軍兵士。
- ビビアン(Vivian)
- 演 - ヘレン・サドラー
- クロウリーの部下である女性兵士。
ナチスドイツ
[編集]- ハインリッヒ(Heinrich)
- 演 - J・ポール・ボーマー
- ルソーの家族を奪った親衛隊少将。親衛隊及び警察指導者。
- カール・フィッシャー(Karl Fischer)
- 演 - ジェフ・フィッシャー
- クロウリーの協力者であるドイツ軍大佐。
- パリ解放の為に爆弾を用意する。
- メッツ(Metz)
- ドイツ軍の将校。強制収容所の監督をしている。
民間人
[編集]- ポール・ダニエルズ(Paul Daniels)
- 演 - クリス・ブロウニング
- 主人公の兄。カウボーイ。
- ヘイゼル・ダニエルズ(Hazel Daniels)
- 主人公の妻。
- エリカ(Erika)、アナ(Anna)
- アーヘンで逃げ遅れていた姉妹。
ゾンビモード
[編集]- マリー・フィッシャー
- 演 - キャサリン・ウィニック
- 盗まれた絵画を取り戻しに来た一団の協力者。
- ジェファーソン・ポッツ
- 演 - ヴィング・レイムス
- 絵画を取り戻しに来た一団の一人で、肉体的にも精神的も強靭である。
- オリビア・デュラン
- 演 - エロディ・ユン
- 絵画を取り戻しに来た一団の一人。ルーブル美術館にて美術史の専門家として勤務していた経験があるほか、兵器にも精通している。
- ドロスタン・ハインド
- 演 - デイヴィッド・テナント
- 盗まれた絵画を取り戻しに来た一団の協力者で、絵画泥棒の前科を清算するために協力させられている。
シングルプレイ ステージ
[編集]- 1.「D-デイ」1944年6月6日
- 場所:フランス・ノルマンディー地方・カルヴァドス県オマハビーチ
- 2.「コブラ作戦」1944年7月25日
- 場所:フランス・カルヴァドス県カーン
- 3.「要塞」1944年7月26日
- 場所:フランス・マンシェ県マリニー
- 4.「特殊作戦執行部」1944年8月20日
- 場所:フランス・オルヌ県アルジャンタン付近
- 5.「解放」1944年8月25日
- 場所:フランス・パリ・パリ警視庁本部
- 6.「巻き添え」1944年10月18日
- 場所:ドイツ・アーヘン
- 7.「死の森」1944年11月14日
- 場所:ドイツ・ベルギー国境地域・ヒュルトゲンの森
- 8.「493高地」1944年11月14日
- 場所:ドイツ・ヒュルトゲン・493高地
- 9.「バルジの戦い」1944年12月25日
- 場所:ベルギー・ルクセンブルク国境地域・アルデンヌ
- 10.「待ち伏せ」1944年12月27日
- 場所:ベルギー・アルデンヌ
- 11.「ライン川」1945年3月7日
- 場所:ドイツ・レマーゲン・ルーデンドルフ橋
- 12.「エピローグ」1945年4月5日
- 場所:ドイツ・ベルガ捕虜収容所
ゲームモード
[編集]キャンペーンモード、マルチプレイヤーモード、協力プレイモードがある。
ゾンビモード
[編集]プレイヤーは、第二次世界大戦のさなかに枢軸軍が盗んだ絵画を回収するために、ドイツのバイエルン州にあるミッテルブルクを訪れた団体の一人を操作してゲームを進めていく。2017年4月27日午前2時(日本時間)にSledgehammer Gamesの代表・グレン・スコフィールドが発表したところによると、本作のゾンビモードは第二次世界大戦末期のナチス・ドイツが軍隊を作ろうと努力する物語であるとされている[16]。
備考
[編集]- 日本語版は日本語吹き替え版となっている。ただし、デモシーンのセリフによっては英語音声になっていることもある。
- この作品以降、日本でXBOX ONEのディスク版は販売されていない。(2023年現在)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “コール オブ デューティ ワールドウォーII”. ソニー・インタラクティブエンタテインメント. 2022年10月3日閲覧。
- ^ Call of Duty: WWII
- ^ “Call of Duty: WWIIの必要システム要件”. Activision Support. 2022年10月3日閲覧。
- ^ “Call of Duty: WWII” (英語). Metacritic. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “Call of Duty: WWII” (英語). Metacritic. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “Call of Duty: WWII” (英語). Metacritic. 2022年10月9日閲覧。
- ^ “2018 G.A.N.G. Awards Winners” (英語). Game Audio Network Guild. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “日本ゲーム大賞2018・大賞は『モンスターハンター:ワールド』が受賞! ゲームデザイナーズ大賞は『Gorogoa』【TGS2018】”. ファミ通.com. 2023年4月14日閲覧。
- ^ “コールオブデューティ ワールドウォーII (PS4)のレビュー・評価・感想 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2019年6月6日). 2023年9月24日閲覧。
- ^ doope!. “日本語版「コール オブ デューティ ワールドウォーII」が正式アナウンス、字幕入りトレーラーがお披露目 « doope! 国内外のゲーム情報サイト”. 2024年10月10日閲覧。
- ^ シリーズ最新作「Call of Duty: WWII」の発売日が2017年11月3日に決定。D-Dayを描くPVも公開 4Gamer.net 2017年4月27日
- ^ 「Call of Duty: WWII」の主人公はヨーロッパ西部戦線に投入された若き兵士。ゾンビモードの搭載も明らかにされた発表イベント内容をお届け 4Gamer.net 2017年4月27日
- ^ Call of Duty: WWII Scores Over Half a Billion Dollar Opening Weekend
- ^ 『Call of Duty: WWII』発売から3日間の全世界売り上げが5億ドルを突破。前作比で2倍の本数を売り上げ、プレイヤー数も大幅増
- ^ “Most digital sales of a PS4 videogame (current)”. ギネス世界記録. 2023年3月6日閲覧。
- ^ 秋夏 (2017年4月27日). “『Call of Duty: WWII』ゾンビモードはナチスが絡む「まったく新しい物語」”. GameSpark. 2017年7月29日閲覧。