ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム
『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』 | |||||
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ビートルズ の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
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ジャンル | |||||
時間 | |||||
レーベル | キャピトル・レコード | ||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チャート最高順位 | |||||
後述を参照 | |||||
ゴールドディスク | |||||
後述を参照 | |||||
ビートルズ U.S. 年表 | |||||
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ビートルズ 日本 年表 | |||||
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『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』(The Beatles' Second Album)は、1964年4月にアメリカ合衆国で発売されたビートルズの3作目のアルバムである。
解説
[編集]『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』は『ミート・ザ・ビートルズ』に続く、米キャピトル・レコードの編集アルバムである。本作からキャピトルは1アルバムにつき11曲収録することに統一している。『ミート・ザ・ビートルズ』から3か月も経たない期間で発売された[2]。
本作には、『ウィズ・ザ・ビートルズ』収録曲中、『ミート・ザ・ビートルズ』に未収録となったカバー5曲に加え、スワン・レコードがリリース権を持っていた「シー・ラヴズ・ユー」、「アイル・ゲット・ユー」、 ヴィージェイ・レコードがリリース権を持っていた「サンキュー・ガール」[注釈 1]、当時英国では未発表となっていた「ロング・トール・サリー」「アイ・コール・ユア・ネーム」が収録されている。なお、いずれの収録曲もアメリカ市場向けに、エコーとリバーブがかけられている[2]。
『ビルボード』誌アルバム・チャートでは『ミート・ザ・ビートルズ』に代わって5週連続第1位を獲得した[3][4]し、最終的に55週にわたってチャートインした[2]。『キャッシュボックス』誌では4週連続第1位を獲得[5]。アメリカだけで205万枚以上のセールスを記録している[6]。
ビートルズのイギリス盤公式オリジナル・アルバムがCD化された時に、アメリカ編集盤のアルバムは『マジカル・ミステリー・ツアー』を除き廃盤になったが、2004年に発売されたボックス・セット『The Capitol Albums Vol.1』で、モノラルとステレオ両方のヴァージョンが初CD化された。
収録曲
[編集]特記がない限り、『ウィズ・ザ・ビートルズ』収録曲。また、作詞作曲について特記がないものは、レノン=マッカートニーによるもの。
# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
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1. | 「ロール・オーバー・ベートーヴェン」(Roll Over Beethoven) | チャック・ベリー | ジョージ・ハリスン | |
2. | 「サンキュー・ガール[注釈 2]」(Thank You Girl) | |||
3. | 「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」(You Really Got A Hold On Me) | スモーキー・ロビンソン |
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4. | 「デヴィル・イン・ハー・ハート」(Devil in Her Heart) | リチャード・ドラプキン | ジョージ・ハリスン | |
5. | 「マネー」(Money (That's What I Want)) | ジョン・レノン | ||
6. | 「ユー・キャント・ドゥ・ザット[注釈 3]」(You Can't Do That) | ジョン・レノン | ||
合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | リード・ボーカル | 時間 |
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1. | 「ロング・トール・サリー[注釈 4]」(Long Tall Sally) |
| ポール・マッカートニー | |
2. | 「アイ・コール・ユア・ネーム[注釈 4]」(I Call Your Name) | ジョン・レノン | ||
3. | 「プリーズ・ミスター・ポストマン」(Please Mister Postman) |
| ジョン・レノン | |
4. | 「アイル・ゲット・ユー[注釈 5]」(I'll Get You) |
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5. | 「シー・ラヴズ・ユー[注釈 6]」(She Loves You) |
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合計時間: |
クレジット
[編集]- ビートルズ
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- ジョン・レノン - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、リズムギター、アコースティック・ギター、リードギター(「ユー・キャント・ドゥ・ザット」)、ハーモニカ、ハンドクラップ
- ポール・マッカートニー - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、ベースギター、ハンドクラップ、カウベル
- ジョージ・ハリスン - リード・ボーカル、バッキング・ボーカル、リードギター、ハンドクラップ
- リンゴ・スター - ドラム、カウベル、マラカス、マラカス、ハンドクラップ
- 外部ミュージシャン・スタッフ
-
- ジョージ・マーティン - ピアノ(「ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」「マネー」「ロング・トール・サリー」)
チャート成績
[編集]チャート (1964年) | 最高位 |
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US Billboard Top LPs[3][4] | 1 |
US Cash Box Top LPs[5] | 1 |
US Record World Top LPs[5] | 1 |
西ドイツ (Offizielle Top 100)[7] | 50 |
認定
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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カナダ (Music Canada)[8] | Platinum | 100,000^ |
アメリカ合衆国 (RIAA)[9] | 2× Platinum | 2,051,486[6] |
^ 認定のみに基づく出荷枚数 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ シングル盤『フロム・ミー・トゥ・ユー』のB面曲。なお、「フロム・ミー・トゥ・ユー」は本作にも『ミート・ザ・ビートルズ』にも未収録。
- ^ シングル盤『フロム・ミー・トゥ・ユー』のB面曲
- ^ シングル盤『キャント・バイ・ミー・ラヴ』のB面曲
- ^ a b EP『ロング・トール・サリー』収録曲で、イギリスに先駆けての先行収録。
- ^ シングル盤『シー・ラヴズ・ユー』のB面曲
- ^ 既発シングル曲
出典
[編集]- ^ a b c “The Beatles' Second Album - The Beatles - Songs, Reviews, Credits - AllMusic”. AllMusic. 2018年12月27日閲覧。
- ^ a b c “ザ・ビートルズ、アメリカでの3枚目のアルバム『 The Beatles’ Second Album 』”. uDiscover (ユニバーサルミュージック). (2019年4月10日) 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b “Billboard 200 Chart”. Billboard (1964年5月2日). 2020年8月10日閲覧。
- ^ a b Whitburn 2010, p. 63.
- ^ a b c Lewisohn 2000, p. 351.
- ^ a b “How Many Records did the Beatles actually sell?”. Deconstructing Pop Culture by David Kronemyer (2009年4月29日). 2016年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月22日閲覧。
- ^ “Offizielle Deutsche Charts - The Beatles - The Beatles' Second Album”. GfK Entertainment. 2022年2月10日閲覧。
- ^ "Canadian album certifications – The Beatles – Second Album". Music Canada. 2022年2月10日閲覧。
- ^ "American album certifications – The Beatles – The Beatles_ Second Album". Recording Industry Association of America. 2013年9月15日閲覧。
参考文献
[編集]- Lewisohn, Mark (2000). The Complete Beatles Chronicle. London: Hamlyn. ISBN 0-600-60033-5
- Whitburn, Joel (2010). Joel Whitburn Presents Top Pop Albums, Seventh Edition. Record Research. ISBN 0-89820-183-7