スーパージャンボクイズ'80
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スーパージャンボクイズ'80 | |
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ジャンル | 視聴者参加型クイズ番組 |
構成 | 萩原津年武 玉井冽 ほか |
ディレクター | 木村忠寛 山縣慎司 ほか |
司会者 | 桂三枝 酒井ゆきえ |
出演者 | 小野ヤスシ 青空球児 三笑亭夢之助 清水クーコ 月亭八方 団しん也 小林恵美 |
ナレーター | 広川太一郎 |
オープニング | 「トランプス・ディスコのテーマ」 |
エンディング | 「ロッド・マーチン・パレード」 |
製作 | |
プロデューサー | 王東順 |
制作 | フジ制作(制作協力) |
製作 | フジテレビ(制作著作) |
放送 | |
放送局 | フジテレビ系列 |
音声形式 | モノラル放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1980年5月13日 |
放送時間 | 火曜 20:00 - 21:24 |
放送枠 | 火曜ワイドスペシャル |
放送分 | 84分 |
回数 | 1回 |
『スーパージャンボクイズ'80』(スーパージャンボクイズはちじゅう)は、1980年5月13日にフジテレビ系列の単発特別番組枠『火曜ワイドスペシャル』で放送されたフジテレビ製作の視聴者参加型クイズ番組である。
概要
[編集]一般参加者800人がそれぞれ4人1組で200組のチームを組んで参加したクイズ特番[1]。
番組前半の「予選ラウンド」は箱根を舞台に行われ、参加者たちは知力、体力、記憶力を駆使[1]、様々なクイズを出題して不正解者たちを振るい落とした。予選第1ラウンドを勝ち抜いた16組で行われた予選第2ラウンドでは16問の難問を出題[1]。番組後半の「決勝ラウンド」はフジテレビのスタジオで行われ、予選を勝ち抜いたチーム4組に映像クイズを出題した。
出演者
[編集]司会者
[編集]箱根レポーター
[編集]決勝レポーター
[編集]アシスタント
[編集]ナレーター
[編集]ルール
[編集]参加者は、4名で構成された一般参加者チームが計200組(800名)。各チームともにチーム名を付けて参加し、メンバーの中から「キャプテン」を1人だけ決めておく。
予選第1ラウンド
[編集]「箱根ピクニックガーデン」を使ってのクイズ。
- オープニング「ザブトン取り」
- 椅子取りゲームを模したゲーム。キャプテン計200名が参加。座布団200枚が円状に並べられ、キャプテンはその周りに立つ。音楽(たかしまあきひこ作曲「ヒゲのテーマ」)に合わせてキャプテンは座布団の周りを歩き、音楽が止まったらどれか1つの座布団の上に立つ。全員が立ったら座布団の裏を調べ、1個だけ「×」が書かれていた座布団に立ったキャプテンのいるチームは即失格。失格チームは罰ゲームとして、使用された全部の座布団を回収する。
- 第1チェックポイント「三者択一クイズ」
- オープニングのゲームを勝ち抜いた199組は、移動式三者択一クイズに挑戦。正解したチームは勝ち抜けとなり、誤答したチームは失格となった。100組前後勝ち抜いたところで終了。
- 第2チェックポイント「県の木クイズ」
- 各組ともに「静岡県の県の木は? ①ミカン ②モクセイ ③茶の木」(正解は②)のクイズに答える。正解したチームは近回りコースを、誤答したチームは遠回りコースを走る。
- 第3チェックポイント「○×時間差クイズ」
- 移動式の「○×クイズ」だが、クイズ会場入り口の踏切は3分ごとに閉まってしまう。閉まった状態ではクイズに参加できない。
予選第2ラウンド
[編集]「箱根樹木園」を使ってのクイズ。
- オープニング「スタートゲーム」
- 挑戦チームはくじ引きを行い、ルームランナーに当たらなかったチームは即スタート、当たったチームは1人ずつ交代で、ルームランナーの上で計1000メートル分足踏みをしてからスタートとなる(つまり1000メートルのハンディキャップが与えられる)。
- 第4チェックポイント「2股方角クイズ」
- チェックポイントに出された2択クイズから好きなものを選び、正解が右か左かを選んで走る。正解すれば勝ち抜けとなる。実は全問題ともに正解は「左」であった。
- 敗者復活戦
- 敗者が集まったところで、各チームは1人ずつ清水クーコレポーターとじゃんけんをする。3勝すれば敗者復活となる(2敗すればその場で失格)。
- 第5チェックポイント「湖上カルタクイズ」
- 芦ノ湖にて出題されたクイズ。チームは2人ずつに分かれ、そのうち2人は湖畔にあるオールと旗を持ってボートに乗り(泳げない人はライフジャケットを装着)、残りの2名は誘導役となる。問題は数字で、出題されたら正解だと思う数字絵札にボートを走らせ、札に旗を突き刺す。正解すれば勝ち抜け、誤答(お手付き)は失格。
- 第6チェックポイント「博士クイズ」
- 各チームには全て同じ内容の、3問のペーパークイズが出題されるが、クイズは強烈な難問。そのため会場にある百科事典で調べてから答える。
- 第7チェックポイント「ゲタ知恵の輪」
- ゴール近くに来たところで、木の根に着けられているロープから、くくり付けられている下駄を取り外す。早く取り外してゴールインした4チームが予選ラウンド勝ち抜け、決勝進出。
決勝ラウンド
[編集]決勝ラウンドでは、予選を勝ち抜いたチーム4組がフジテレビのスタジオで出される10問のクイズに答えた。
このラウンドで出されたのは映像クイズで、その内容は「リレークイズ」や「択一クイズ」など様々。正解したチームは2点を獲得。正解できなかったチームは目の前に山積みされているびっくり箱から1つ選び、蓋を開く。何も起こらなかったら1点追加、中から何か出たらそれまでの得点がリセットされるというルールで行われた。
最終的に最高得点を獲得できたチームが勝者となり、グリーニングツアー(阪急交通社)の グアム旅行が贈られた。また2位のチームには、平和堂貿易から スイス製腕時計「ウォルサム」、株式会社守屋から「ルイフェロー製財布とブックカバー」が贈られた。
番組テーマ曲
[編集]- オープニング「トランプス・ディスコのテーマ」(『なるほど!ザ・ワールド』のテーマ曲)
- エンディング「ロッド・マーチン・パレード」(『ものまね王座決定戦』の当時のテーマ曲)
スタッフ
[編集]箱根パート
[編集]- 構成:萩原津年武、松井尚、ジャパン・クリエイト、石戸康雄、中村泰介
- 問題作成:テレビット
- 中継技術:八峯テレビ
- 技術:高木邦明
- カメラ:稗田皆力
- 音声:松田修一
- VTR:畑本文雄
- 映像:山本和義
- ロケカメラ:共同テレビジョン、近藤政比児
スタジオパート
[編集]- 構成:玉井冽
- 問題作成:スタッフ東京
- 技術:高橋友男
- カメラ:伊藤滋雄
- 音声:松本勝
- 映像:西野健二
- 照明:山際邦康
- 美術プロデューサー:堀切清
- デザイン:馬場文衛
- 制作進行:松沢由之
- 大道具:金井大道具
- 電飾:興進電化
- タイトル:藤沢良昭
- 音響効果:佐藤昭
- VTR編集:正木俊行(東洋現像所ビデオセンター)
- 協力:箱根ピクニックガーデン、箱根樹木園、日本農林ヘリコプター
- プロデューサー:王東順
- ディレクター:重富敬親、木村忠寛、笠井一二、古川武久、関根弘之、山縣慎司、小林豊
- 制作協力:フジ制作
- 制作著作:フジテレビ
備考
[編集]この特番は、当初は1980年4月8日に放送されたプロ野球中継「ヤクルト×巨人」(明治神宮野球場。19:00 - 21:24)の雨傘番組として編成されていた[2]。当日の試合は予定通り行われたことから、放送は同年5月13日にまで延期した上で行われた。
脚注
[編集]関連項目
[編集]フジテレビ系列 火曜ワイドスペシャル | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
ドリフ大爆笑'80 (1980年5月6日) | スーパージャンボクイズ'80 (1980年5月13日) | THE MANZAI 2 (1980年5月20日) |