メンB

メンB』(メンビー)は、日本テレビ(NTV)系列で放送されていたコント中心の深夜のバラエティ番組である。放送時間や曜日は、各系列局ごとに異なっている。関東地区(NTV)では2004年4月16日に放送開始、2005年3月31日終了。タイトルは、裏の顔を意味する「B面」を逆さにした業界用語である。(番組内でアンジャッシュ渡部が説明した。佐久間ほか渡部以外のレギュラーメンバー達はその意味を知らずに出演していた。)

2004年4月16日から同年10月1日までは、NTVでは金曜日24:44 - 25:14に放送。関西地区では讀賣テレビ放送(YTV)で、日曜日の深夜(月曜未明の2時~3時台)に放送されていた。

2004年10月7日からNTVでは木曜日24:20 - 24:50に放送。メンバーの入れ替え(削減)をする。これにより、若手芸人と女性アイドルが出演するコント番組の形態になった。YTVでは同年10月で打ち切りとなった。

また名古屋地区(中京テレビ、CTV)では本放送終了後も不定期で再放送を行っていた。

出演者

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日付データは関東地区でのもの。

第1期

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(2004年4月16日 - 2004年10月1日)

「ラーメン味久」(みっくと読む。)という元は有名なライヴハウスだったラーメン屋(店内にステージがある)が主な舞台で、基本はシチュエーションコントであった。

第2期

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(2004年10月7日 - 2005年3月31日)

オープニングでは、男性タレント全員でロックバンドに扮して、ザ・ナックの『My Sharona』を演奏して熱唱しているふりをする。
「ラーメン味久」を舞台とした基本設定を廃止。

  • アンジャッシュ(渡部建、児嶋一哉)
  • エレキコミック(谷井一郎、今立進)
  • 佐藤祐造(インスタントジョンソン) 
  • 陣内智則
  • 長井秀和
  • POISON GIRL BAND(阿部智則、吉田大吾)
  • 佐久間一行
  • 伊藤裕子(10月29日まで)
  • 勝村美香
  • 中川翔子
  • 小野真弓(11月5日から)

コント

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  • 『さっくんお兄さんの気にしない体操』 - 第2期オープニングコント。さっくんお兄さん(佐久間)と幼稚園児達(出演者全員)が、自虐的でおかしくも悲しい童謡[1]と、それに合わせた体操を披露。さっくんお兄さんの満面の笑みが、余計に悲しみを誘う。開始当初はさっくんお兄さん一人が司会だったが、まゆみお姉さん(小野)が途中から参加。『さっくん絵描き歌』という派生コーナーもあった。
  • 『マイティーやつい』 - 「明るいよっ!!」「ハッピー注入!!」が持ちギャグの人気お笑いタレント・マイティーやつい(谷井)が巻き起こす珍騒動。底抜けに明るいキャラとして有名であるがためによるプライベートでの心の葛藤が涙を誘う。
  • 『わた子』 - わた子(渡部)と中川と小野・勝村のいずれか1人で構成されるの女性3人と、児嶋と男性タレント2人の全6人が、居酒屋合コンをする。皆はビールを呑むが、当時未成年の中川は烏龍茶を飲む。わた子は男性陣に完全アドリブのボケを振り、厳しいダメ出しをし、ボケが余りにもつまらないと「帰ってよし」と叱責する。オチは児嶋がわた子に物ボケの無茶振りをされ、豪快にスベって逃げるように退場するのが恒例。
  • 『人の心が読めるサトル君』 - 人のの声が読める陣内サトル君(陣内)の巻き起こす珍騒動。
  • 『出待ち少女コジコ』 - お笑いタレントの出待ちをする、髪の長い少女・コジコ(児嶋)が巻き起こす珍騒動。
  • 『禁断のレッスン――選手とコーチ』 - 選手の谷井に、コーチの渡部が稽古をする珍騒動。しかし、衆道の臭いが漂う……。獅子舞の稽古、蕎麦打ちの稽古等、回ごとに設定を変える衆道稽古シリーズとなった。毎回半泣きで青い顔をした中川(谷井のガールフレンドという設定?)から「男同士で何やってんのよ~!」と非難され、谷井は必死で誤解を解こうとするが、渡部に理不尽な二者択一を迫られ、結局渡部を受け入れてしまい、中川は渡部に罵倒され号泣しながら去っていく。
  • 『ダウンタウンポイズンガールバンド戦隊』- イナズマ戦隊をバックバンドに従え、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのモノマネをしながらPOISON GIRL BANDが漫才をする。
  • 『新人マネージャーよしだ』 - 陣内のマネージャー・よしだ(吉田)が巻き起こす珍騒動。よしだは陣内に対して、非常に生意気で挑発的である。また、友人の阿部君(阿部)を陣内の楽屋に招待し、陣内を困惑させる。
  • 『アカペラ部』 - 高校のアカペラ同好会の4人(佐藤、谷井、渡部、児嶋、これに井上が加わることも)が、会を部活として承認して貰うために教諭(今立)と交渉する。しかしアカペラではなく、クイーンの歌『WE WILL ROCK YOU』の「♪ドンドン・ザッ。ドンドン・ザッ」と言うリズムに乗せて、不条理パントマイムを披露するのだった……。
  • 『やつい博士と陣内助手の研究日誌』 - 化学者のやつい博士(谷井)と、陣内助手(陣内)が、様々な研究をして巻き起こす珍騒動。
  • 『BACK DRAFT』 - 長井、谷井、今立、佐藤の、破天荒な消防士4人が巻き起こす珍騒動。
  • 『LIFE SAVERS』 - 『BACK DRAFT』の前身と言えるコント。
  • 『外国語講座』
  • 『吉川君が行く』 - 吉川君(吉川晃司物真似をする長井)が巻き起こす珍騒動。「チャッ、チャッ、チャッ!」「シャッ!」「シャッ、シャッ!」「チャイ、チャイ!」と、意味不明の掛け声しか言わない。
  • 『お兄さんと楽しい仲間達』 - 子供番組の楽屋裏を描く。番組が終った後にうさぎさん(渡部)が、歌のお兄さん(谷井)に対し「童謡の歌い方がなっていない」と厳しく叱責し、歌の稽古をする。前述の『さっくんお兄さん』のコーナーと関連性は特に無い。
  • 『BARマティーニ』 - バーマスター・長井が、悩める客・伊藤に心理テストを出す。しかし、導き出される解答は常にセクハラまがいに……。
  • 『BARマルガリータ』 - 『BARマティーニ』の客が小野に変わったもの。セクハラ表現がさらに過激かつストレートに。
  • 『ウザイル(MUSIC TRAIN)』 - 音楽番組『MUSIC TRAIN』(『ミュージックステーション』のパロディ)に、6人組み人気グループ・ウザイル(谷井、陣内、長井、渡部、児嶋、佐久間。EXILEのパロディ)が出演する。ウザイルはふざけてばかりいる。そして演歌歌手・三波ゆうぞう(佐藤)に厳しく怒られる。しかし、三波が逆上してスタジオから退席すると……。
  • 『お茶らけまん』 - 試合で負けた後の野球部員の揃う野球部の部室に、佐久間扮するやかんの被り物をしたお茶らけまんが登場し、落ち込む野球部員たちを慰める。
  • 『天才外科医ブラックサック』 - 外科医の長井が横たわる患者の渡部を治療するが、「現代医療ではもう術がない。」と患者家族である伊藤に告げる。看護士中川が側にいる。そこへ佐久間扮するブラックサック(ブラック・ジャックのパロディ)が満面の笑みで登場し、笑いで患者を治療する。
  • 『24』-ドラマ「24」のパロディ。長井と陣内が24秒間でコントをする。
  • 『年金三兄弟』-小泉純一郎役の長井と菅直人役の児嶋と土井たか子役の戸田の3人が行うショートコント。政治に関するネタが多い。締めは「もう辞任させてもらうわ!」である。
  • エンディングクレジット(第1期)-THEイナズマ戦隊の歌をメンバー達が聞く。歌の前に番組に関するトークが入る場合もある。
  • エンディングクレジット(第2期) - メンバー達が「So Much In Love」を歌うふりをする前で男性タレント1人と女性アイドルが寸劇をする。最後に今立がつっこむ。

スタッフ

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脚注

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  1. ^ メロディはマイク眞木『キャンプだホイ』の替え歌。

外部リンク

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日本テレビ 木曜24:20枠
前番組 番組名 次番組
メンB
(2004年10月 - 2005年3月)