モンスターハンター

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モンスターハンター』(Monster Hunter)は、2004年にカプコンから発売されたPlayStation 2(PS2)用ハンティングアクションゲーム、およびそのシリーズ作品。この記事では『モンスターハンター』と、続編である『モンスターハンターG』、『モンスターハンター2(ドス)』について扱う。

この項目では以下の略称を用いる。

  • 『モンスターハンター』→『MH
  • 『モンスターハンターG』→『MHG
  • 『モンスターハンター ポータブル』→『MHP
  • 『モンスターハンター2ドス』→『MH2
  • 『モンスターハンターポータブル 2nd』→『MHP2
  • 『モンスターハンター フロンティア オンライン』→『MHF
  • 『モンスターハンターポータブル 2nd G』→『MHP2G
  • 『モンスターハンター3トライ』→『MH3
  • 『モンスターハンターポータブル 3rd』→『MHP3
  • 『モンスターハンターポータブル 3rd HD Ver.』→『MHP3HD
  • 『モンスターハンター3トライG』→『MH3G
  • 『モンスターハンター3トライG HD Ver.』→『MH3GHD
  • 『モンスターハンター4』→『MH4
  • 『モンスターハンター4G』→『MH4G
  • 『モンスターハンタークロス』→『MHX
  • 『モンスターハンターダブルクロス』→『MHXX
  • 『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』→『MHXXNS
  • 『モンスターハンター:ワールド』→『MHW
  • 『モンスターハンターワールド:アイスボーン』→『MHWI
  • 『モンスターハンターライズ』→『MHR
  • 『モンスターハンターライズ:サンブレイク』→『MHRS

モンスターハンターシリーズ(以下MHシリーズ)はPSO(ファンタシースターオンライン)と同様、基本的にオンラインプレイ前提のゲーム設計となっているが、シリーズ第一作目のオフラインモードはオンラインに力が入りすぎたがためにボリューム不足だった。そのため次回作のMHGではオフラインモードでもじっくりプレイできるように、全体的にボリューム増加(クエスト、訓練所、武器等の追加など)がなされた。この流れが、後にオフライン前提の作りとなっている『モンスターハンターポータブルシリーズ』へと繋がっていくことになる。その後MHGのほぼ全ての要素を引き継ぎながらも多数の新要素を取り入れたMH2をベースとし、さらにオンラインに特化したMOアクションである『モンスターハンター フロンティア オンライン』が2007年に誕生した。

2009年に『モンスターハンター3』がWiiに登場。『新たなMHの原点』と謳い、水中フィールドの導入など大胆な変更や新規要素の大量追加などが行われた。2011年には携帯型ゲーム機のニンテンドー3DS用にアップグレード版『モンスターハンター3(トライ)G』が発売された。

据置機版『モンスターハンター』のオンラインモードのうち、PS2版およびWii版は有料サービスである。Wii U版は無料。

PlayStation 2
2011年6月30日をもってサービスを終了した[1]マルチマッチングBBに対応し、イーサネット端子が標準装備されているSCPH-70000系以降のモデル(薄型PS2)は追加の周辺機器は不要であったが、SCPH-50000系以前のモデルはPlayStation BB UnitまたはPS2専用ネットワークアダプタが必要であった。
Wii
2013年9月12日をもってサービスが終了した[2]。期間別(30日・60日・90日)のチケットをWiiポイントで購入。『MHG』には14日間、『MH3』には30日間のおためしチケット付。

作品別解説[編集]

モンスターハンター[編集]

モンスターハンター
MONSTER HUNTER
ジャンル ハンティングアクション
対応機種 PlayStation 2
発売元 カプコン
プロデューサー 田中剛
伊津野賢二
須藤克洋
ディレクター 船水紀孝
藤岡要
人数 1人(オンライン接続時は最大4人)
メディア DVD-ROM1枚
発売日 日本の旗 2004年3月11日
アメリカ合衆国の旗 2004年9月21日
欧州連合の旗 2005年5月27日
対象年齢 CERO:15歳以上対象
コンテンツ
アイコン
暴力表現
デバイス USBキーボード対応
売上本数 日本の旗 28万8559本[3]
その他 オンラインプレイ対応
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2004年3月11日発売のPlayStation 2用ソフト。ファンタシースターオンライン』のシステムをモチーフとし、シリーズ第1弾として発売された。発売前は、プレイヤーや各メディアからそれほど注目を受けていなかったが、口コミで人気が高まった。発売からしばらくの間、サーバーの能力不足によるサーバーダウンが起き、サーバー増強を繰り返していた。初代に当たる本作は、通称「モンハン」、タイトルの末尾にシリーズ表記がないことからプレイヤーの間では「無印」とも呼ばれている。[要出典]

オフラインではココットという辺境の村、オンラインではミナガルデという大きな街を拠点とし、「森と丘」や「砂漠岩地」など、特色豊かな狩場へと赴く。武器は「片手剣」「大剣」「ランス」「ハンマー」「ボウガン(ヘビィ/ライト)」の5種類。防具のスキルシステムは数値累積ではなく、同一モンスターの名を冠した防具を統一して着用すると発動する仕組み。例外として、別系統の防具でも、特定の組み合わせでスキルが発動するものも存在した。

テレビCMの終わり方は、ハンドル式の肉焼き機(ロティサリー)を使って焚き火で肉を焼き「上手に焼けました〜」というゲーム中実際に入るセリフが流れるというもので、開発陣の談話[要文献特定詳細情報]では、「CMで肉を焼いているゲームください」と注文する購入者がいたと語られている。

制作(MH1)[編集]

カプコンは本格的にネットワークゲームに取り組むこととなり、レースゲーム、バイオハザードシリーズの外伝、そしてアクション性が強い『モンスターハンター』の企画が立ち上げられた。「巨大なモンスターを皆で協力して倒し、モンスターから得た素材を自分たちの装備に反映させる」というコンセプトは1999年ごろに企画が始動したころから変わっていない[4]。「モンスターハンター」という題名はもともと開発コードであり、代案が決まらぬまま正式名称に収まった[5]

また、この時点から「誰でも参加できる」ということが重視されており、「ゆるさ」も方向性の一つとして取り入れられていた。具体的には、肉を焼いたり、魚を釣るといった特定の要素だけを楽しむことも受け入れられた。『MH3』の発売に際して任天堂で行われた「社長が訊く」において、インタビューアーの岩田聡から『どうぶつの森』の基本的な考えに近いと述べており、『MH1』の開発に加わっていた藤岡要も肯定している。加えて、当時のネットワークゲームではプレイ時間が長くなってしまい、長く遊ぶ人ほど評価される傾向にあったことから、『MH1』ではそういうことにならぬよう、1回のクエストの所要時間は1時間程度に抑えられた。これにも「ゆるさ」がかかわっており、パーティメンバー4人のうち1人がクエストに行かなくてもゲームが成立するという狙いがあった。[4]

開発当初は、漫画『はじめ人間ギャートルズ』のおおらかな世界観を参考にしていた[5]

なお、本作のUIは後続作品ほど親切とはいいがたかったが、開発陣には多少不親切でもユーザ同士の情報交換で覚えてもらおうという考えがあったのではないかと藤岡は2014年のインタビューの中で分析している[6]

モンスターハンターG[編集]

モンスターハンター Gジー
MONSTER HUNTER G
ジャンル ハンティングアクション
対応機種 PlayStation 2
Wii
発売元 カプコン
プロデューサー 田中剛
ディレクター 藤岡要
人数 1人(オンライン接続時は最大4人)
メディア PS2:DVD-ROM1枚
Wii:Wii用12cm光ディスク
発売日 PS2
日本の旗通常版/大韓民国の旗:2005年1月20日[7]
日本の旗Best版:2007年10月11日
Wii
日本の旗:2009年4月23日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力表現
デバイス USBキーボード対応
Wiiクラシックコントローラ専用
売上本数 日本の旗
PS2:23万本[8]
Wii:24万本[9]
その他 オンラインプレイ対応
Wii
モンスターハンター3(トライ)体験版同梱、オリジナル仕様クラシックコントローラ同梱(スタータパックのみ)
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『モンスターハンターG』は2005年1月20日に発売されたPlayStation 2用ソフトであり、前作の好評を受け、製作された続編である。カプコンでは「『MH』の廉価版を出す」という案があったが、ただ単にThe Best版として発売することに抵抗があったといわれる。同時期、北米版のローカライズに加わっていた藤岡要が「双剣」のモーションを持ち込んだことで「『MH』の廉価版」ではなく「『MH』のアップグレード版」を作ることになった。[10]

新モードである「訓練所」が導入され、新たな武器「双剣」の導入に加え既存カテゴリにも多数の武具を追加した。加えて防具の組み合わせにより発動するスキルの発動条件が、特定防具の組み合わせではなくスキルポイントの合計に変更されるなどの変更や調整が行われた。

また、オンラインモードのクエストにハードクエストのさらに上の段階に当たる「G級クエスト」が追加され、今作には通常と体色の異なる亜種、希少種のモンスターが多数登場した。

制作(MHG)[編集]

本作は『MH』を遊びこんだプレイヤーに対する、開発陣からの感謝のしるし兼挑戦状という位置づけでもある。題名の「G」はスタッフの一人である藤岡要の提案であり、「GREAT」や「GUTS」など元気が出る言葉と結びついたのも決め手の一つとなった[11]

モンスターハンターG(Wii移植版)[編集]

2009年4月23日に発売されたWiiへの移植版。『MH3』の体験版を同梱する。移植はエイティングが担当した。クラシックコントローラ専用であることからオリジナル仕様のギルドの紋章付きクラシックコントローラを同梱した「スターターパック」も数量限定で発売された。

Wii移植版の変更点
  • 『MHP2G』で登場した「ボックス内調合」や「マイセット装備」といったシステムが追加。
  • ボックス内にストックできるアイテムが種類に関係なく1種類につき99個までに増加。
  • ネットワークモードでのみ可能であった食事がシングルモードでも可能になった。これにより、若干難易度が下がった。
  • シングルモードを進めるとプーギーが飼えるようになり、おやつをあげたり服装を変えたりしてクエストを成功して帰ってくると、大量のアイテムを入手できるようになった。なでたりすると入手できる良いアイテムが持って帰りやすくなる。
  • プーギーの追加により、シングルモードのアイテムボックスのメニューに「プーギーのおやつ」「プーギーの服」が追加。
  • ショップで買ったものをアイテムボックスに送ることができる機能を追加。
  • 村クエストに採集ツアークエストなどの新クエストを追加。
  • マイセットを登録できる数が増加。
  • 大剣や片手剣などのPS2版にはなかったアクションとモーションが追加。(例、片手剣の場合、武器を出した状態でもアイテムの使用が可能になったなど)
  • ゲームスタート時の装備品は片手剣のみであったPS2版に加えて、片手剣以外の6種の武器と防具一式も最初から所持してすぐに装備できるようになった。これにより、スムーズに進めるようになった。
  • クーラードリンクとホットドリンクの所持限界数が5個に増加され、これらのアイテムの必要なクエストがより長くプレイできるようになった。
  • アイテム所持欄が24種になり、ページ数が3ページに分割。
  • ツタやはしごでRボタンを押しながら登り降りするとスタミナを消費するが早く移動できるようになった。
  • 部位破壊時のエフェクトが変更されて分かりやすくなった。
  • イャンクックの耳が破壊可能になった。
  • 落とし穴の調合成功確率が10%増加して75%になった。
  • スタミナ減少スピードが遅くなった。ただし、モンスターに発見されて逃げる時のスタミナ減少スピードはPS2版と同様。
  • オプション設定に「コントローラ設定」が追加され、2種類の操作を選ぶことができるようになった。タイプ1はPS2版と同様の操作で、右スティックで攻撃を行う。タイプ2は右スティックを攻撃に使用しない、MHPシリーズと同様の操作方法。この場合、右スティックは視点操作に割り当てられ、MHPシリーズではボタンの配置上難しかった「移動しながらの視点操作」も簡単にできるようになった。
  • 画面は4:3に加えて16:9にも対応。
  • ギャラリーに『MHG』のWii版のプロモーションビデオと『MH3』のプロモーションビデオの映像を追加。PS2版にあった『MH』のオープニングもWii用に改良して収録されている。
  • ラオシャンロン戦最後砦のバリスターは上下も動けるようになった。

モンスターハンター2[編集]

モンスターハンター 2ドス
MONSTER HUNTER 2(dos)
ジャンル ハンティングアクション
対応機種 PlayStation 2
発売元 カプコン
プロデューサー 田中剛
ディレクター 藤岡要
人数 1人(オンライン接続時は最大4人)
メディア DVD-ROM1枚
発売日 通常版、DX版:2006年2月16日[12]
Best版:2007年7月19日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力表現
デバイス USBキーボード対応
売上本数 69万2228本[13]
その他 オンラインプレイ対応、フィギュアなどのグッズを同梱した「DXハンターズボックス」あり
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2006年2月16日発売のPlayStation 2用ソフト。『MHG』の世界観を受け継ぎつつ、舞台となるフィールドとモンスターが増加し、従来の飛竜を超える存在としての古龍種というカテゴリが正式に追加された[14][15]

加えて、昼夜および季節という時間経過の概念が導入されたことにより、「寒冷期にモンスターが空腹で凶暴化する」といった、より緻密な生態描写を実現した[14]

既存の武器が強化されたほか、新たに「太刀」「狩猟笛」「ガンランス」「弓」の4種類の武器が追加され、これまで大剣として分類されていた刀型武器の一部が太刀に再分類された[14]。防具の強化が行えるようになっている。

オフラインでは「ジャンボ村」が拠点となり、条件を満たせば以前の拠点だったココット村へ行くこともできる。オンラインでの拠点は「ドンドルマの街」。[14][12]ゲーム内の時系列は『MHG』、『MHP』よりもさらに後の位置づけとなる。また、USBケーブルを用いて『MHP』と連動させることにより、特別なクエストを出現させたり、武具の生産レシピが追加されるといった特典がある。このほかの特徴として、クエストのメインとなる目的を達成していなくてもクエスト終了扱いとなる「サブターゲット」といった要素が導入された。


なお、本作は日本でのみ発売された。また、2007年2月22日には本作をベースとしたPlayStation Portable用ソフト『モンスターハンターポータブル 2nd』が発売された[14]

制作(MH2)[編集]

本作は2005年の2月に行った合宿で開発スケジュールと内容が設定された[15]。本作にて初めて導入された時間経過の概念は『MH』の時点で検討されていたものの、諸事情により見送られた要素であり、プロデューサーを務めた田中剛は「ねとらぼ」とのインタビューの中である意味原点回帰だと称している[15]。弓も『MH』の時点で武器の候補として挙がっていたが、「自分よりもずっと大きなモンスターに弓を射るよりかは、ボウガンの方が見栄えが良い」という意見から見送られた経緯があり、本作においては再考察の末に導入された[15]

狩猟笛は、藤岡が企画会議で「クエスト中に音を使いたい」と提言したことがきっかけで誕生した武器である。当初企画担当者と藤岡は魔法じみているとして反対していたものの、藤岡の中では確固としたイメージがあったようで、話し合いの末にハンマーの系統に落とし込まれた[15]

登場モンスターの種族の一つである「古龍種」は天災のような位置づけであり、本作において設定が掘り下げられた[15]

評価[編集]

インサイドの臥待 弦は、本作におけるチャレンジ精神をほめたたえつつも、すべての挑戦がうまくいったわけではないと指摘しており、一例として各武器の性能差やバランス調整の甘さなどを挙げている。また、季節の変化は世界に深みを持たせる利点があった一方、時期によって狩りの対象や素材の収集が変動する分不自由さも目立ったと述べている。同時に、臥待は問題点が明確になったからこそ、のちの作品で改善されたところもあると述べており、シリーズに大きな影響を与えたと締めくくっている[12]

モンスターハンター3[編集]

2009年8月1日発売のWii用ソフト。シリーズで二つ目の、任天堂ハードで発売されたソフト。当初はPlayStation 3向けに発売が予定されていたが、Wiiへの移行に伴いPS3版は開発中止となった[16]。2011年12月10日には『モンスターハンター3』をベースとしたニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター3G』(以下:『MH3G』)が発売された[17]ほか、2012年12月8日には『MH3G』 をWiiUに移植した『モンスターハンター3G HD Ver.』が発売された。

モンスターハンター4[編集]

2013年9月14日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。略称は『MH4』。本来は同年3月に発売予定であったが、機能追加などの理由から2013年夏に発売を延期した[18]

フィールドに段差や傾斜をつけたり、シングルプレイの拠点を村ではなく移動するキャラバンにするなど、さまざまな変更点が加えられている[19]。また、新要素としてモンスター・ハンター共通の感染症である「狂竜ウイルス」が追加され、ハンターが感染した場合は狂竜症というデメリット効果を引き起こすほか、感染中にモンスターへの攻撃を行い続ければ逆に会心率が一定値あがるメリット効果を生む[20]

2014年10月11日には、『MH4』の内容強化版に相当するニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンター4G』(以下:『MH4G』)が発売され[21]、日本国外においては2015年2月13日に『MONSTER HUNTER 4 ULTIMATE』(略称は『MH4U』)という題名で発売された[22]

『MH4G』では「セルレギオス」などの新モンスター、「旧砂漠」、「戦闘街」などの新フィールドが追加された[21][23]。『MH4』のセーブデータをほぼ引き継げる[24]ほか、狂竜ウイルスによる感染を克服した「極限状態」が追加された。

モンスターハンタークロス[編集]

2015年11月28日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト。本作のメインモンスターは「ディノバルド」、「ライゼクス」、「ガムート」、「タマミツネ」の4体。オフラインの拠点は新たに登場した「ベルナ村」に加え、過去作の舞台となった「ココット村」、「ポッケ村」、「ユクモ村」も登場する。また『4』で一部しか登場しなかった『3』『3G』の大型モンスターを含め、過去作品に登場したモンスターも多数復活している。

本作の新要素として、各々のハンターの個性を強くするシステム「狩猟スタイル」と、ハンターが使える大技「狩技」が追加された[25]。使える狩猟スタイルは、バランスがとれた「ギルドスタイル」、狩技を多く使える「ストライカースタイル」、空中から攻撃できる「エリアルスタイル」カウンター主体の「ブシドースタイル」の4種類[25]。使える狩技は「武器固有で使える専用技」と「武器の種類に関係なく使える共通技」の2種類に分類される[25]

また、オトモアイルーを操作できる「ニャンターモード」も登場する[25]。ニャンターはハンターと違い体力がなくなっても、「モウイチドングリ」があればすぐに復活することができる。ニャンター専用のクエストも本作では登場する。

2017年3月18日には『MHX』の内容強化版として、ニンテンドー3DS用ソフト『モンスターハンターダブルクロス』(以下:『MHXX』)が発売され、2017年8月25日には、Nintendo Switch移植版『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が発売された[26]ほか、3DS版未発売の海外では2018年8月28日に発売された。

『MHXX』ではメインモンスターとして通常種と比べ異形な角を持つ「鏖魔ディアブロス」、天彗龍と呼ばれる大型の古龍種である「バルファルク」の2体が追加されたほか、ラスボスとも言える「アトラル・カ」も新しく追加された。そして新たな狩猟スタイル、攻撃を受け流すことのできる「ブレイヴスタイル」、錬金アイテムを使い狩りを支援する「レンキンスタイル」が追加された。各武器に一つずつ、狩技が追加され、「SP狩技(スタイルパワーアップ狩技)」も登場した。


モンスターハンター:ワールド[編集]

モンスターハンターライズ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 「マルチマッチングBBサービス」対応 カプコン通信ゲーム サービス終了のお知らせ”. 株式会社カプコン (2011年2月10日). 2011年6月27日閲覧。
  2. ^ Wii「モンスターハンターG」「モンスターハンター3(トライ)」ネットワークモード サービス終了のお知らせ”. 株式会社カプコン (2013年9月13日). 2013年9月17日閲覧。
  3. ^ 週刊ファミ通』2018年2月8日増刊号、KADOKAWA、2018年、7頁。
  4. ^ a b 社長が訊く『モンスターハンター3 (トライ)』”. www.nintendo.co.jp (2009年7月30日). 2024年6月6日閲覧。
  5. ^ a b 社長が訊く『モンスターハンター3 (トライ)』(2ページ目)”. www.nintendo.co.jp (2009年7月30日). 2024年6月6日閲覧。
  6. ^ 『モンハン』10周年記念インタビューで辻本・藤岡両名が無印~『MH4』の裏話を明かす! チャチャの前身は人間のおっさんだった!?”. 電撃オンライン (2014年7月9日). 2024年6月7日閲覧。
  7. ^ KDDI株式会社、株式会社カプコン (2005年1月13日). “ブロードバンド対応のネットワークゲームシステム「マルチマッチングBB (MMBB)」の韓国におけるサービス提供について ~第一弾タイトルは1月20日発売のカプコン「モンスターハンターG」に決定!~”. 2011年8月30日閲覧。
  8. ^ 2005年テレビゲームソフト売り上げTOP500 週刊ファミ通調べ”. GEIMIN.NET (2005年12月25日). 2016年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月22日閲覧。
  9. ^ 2009年テレビゲームソフト売り上げTOP1000(メディアクリエイト版)”. GEIMIN.NET (2010年1月3日). 2016年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月22日閲覧。
  10. ^ 今だからこそ振り返る「モンスターハンター」――家庭用初の本格オンラインアクションはこうして生まれた”. ねとらぼ (2006年2月22日). 2024年6月7日閲覧。
  11. ^ 社長が訊く『ニンテンドー3DS』ソフトメーカークリエーター 篇|ニンテンドー3DS|任天堂”. 任天堂ホームページ (2011年12月5日). 2024年6月6日閲覧。
  12. ^ a b c 臥待 弦 (2021年2月16日). “『モンスターハンター2』本日2月16日で15周年─「クシャルダオラ」や「ラージャン」のデビュー作! シリーズ初のナンバリング作がもたらした、変化と挑戦の足跡”. インサイド. 2024年6月7日閲覧。
  13. ^ 週刊ファミ通』2018年2月8日増刊号、KADOKAWA、2018年、8頁。
  14. ^ a b c d e 『モンスターハンター2(ドス)』が発売された日。4武器種が追加され、システム面で後の作品にも大きな影響を与えた。ラージャンも初登場【今日は何の日?】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com (2024年2月16日). 2024年6月7日閲覧。
  15. ^ a b c d e f 今だからこそ振り返る「モンスターハンター」――家庭用初の本格オンラインアクションはこうして生まれた (2ページ目)”. ねとらぼ (2006年2月22日). 2024年6月7日閲覧。
  16. ^ プレイステーション3版の『3(仮題)』はスケジュールから消えることに”. ファミ通.com (2007年10月10日). 2011年9月7日閲覧。
  17. ^ 編集部:aueki (2011年9月13日). “ニンテンドー3DS版「モンスターハンター3G」12月10日発売決定,価格は5800円(税込)。拡張スライドパッド付きのパックも同日発売。さらにフィギュア付属の限定版も ”. 4Gamer.net. Aetas. 2024年4月7日閲覧。
  18. ^ 株式会社カプコン (2012年12月19日). “カプコンの『モンスターハンター4』の発売日変更に関するお知らせ”. 2014年8月12日閲覧。
  19. ^ “『モンスターハンター4』辻本良三プロデューサー&藤岡要ディレクターインタビュー完全版”. ファミ通.com (エンターブレイン). (2012年7月9日). http://www.famitsu.com/news/201207/09017688.html 2012年7月9日閲覧。 
  20. ^ モンスターハンター4|公式Webマニュアル「キャラクターの状態変化」”. CAPCON. 2023年11月21日閲覧。
  21. ^ a b 「モンスターハンター4G」の現在判明している亜種モンスターや復活モンスター,新フィールド「旧砂漠」などを一挙紹介”. 4Gamer.net. Aetas (2014年7月12日). 2023年11月21日閲覧。
  22. ^ Announcement: Monster Hunter 4 Ultimate coming to Nintendo 3DS in early 2015  ”. Capcom Unity. 2014年7月15日閲覧。
  23. ^ いよいよG級解禁! 本日発売「モンスターハンター4G」の新モンスター セルレギオスの生態やG級クエスト,前作からの引き継ぎ機能などを総まとめ”. 4Gamer.net. Aetas (2014年10月11日). 2023年11月21日閲覧。
  24. ^ 『モンスターハンター4G』現時点での情報を総まとめ、登場確定モンスターや追加アクションなどなど”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2014年7月12日). 2023年11月22日閲覧。
  25. ^ a b c d 『モンハンクロス』はナンバリングとは異なるアクションを! メインモンスターやニャンターの開発秘話とは!?”. 電撃オンライン (2015年11月28日). 2024年6月5日閲覧。
  26. ^ 【リリース追記】『モンスターハンターダブルクロス』Nintendo Switchで発売決定!”. ファミ通.com. 2017年5月26日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]