リウボウインダストリー
種類 | 株式会社[1] |
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略称 | デパートリウボウ |
本社所在地 | 日本 〒900-8503 沖縄県那覇市久茂地一丁目1番地1号[1] |
設立 | 1990年(平成2年)9月11日[1] |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1360001014499 |
事業内容 | 百貨店リウボウおよび立体駐車場の経営 |
代表者 | 代表取締役会長 比嘉正輝 代表取締役社長 糸数剛一 |
資本金 | 5000万円 |
売上高 | 119億8000万円 (2024年2月期) |
経常利益 | △1億6900万円 (2024年2月期) |
純利益 | △1億1,200万円 (2024年2月期)[2] |
総資産 | 20億7,100万円 (2024年2月期)[2] |
従業員数 | 207人 |
決算期 | 2月[1] |
主要株主 | リウボウホールディングス 100% 【旧社時代】 リウボウ、沖縄銀行、琉球銀行、沖縄海邦銀行、沖縄電力 他18社 |
外部リンク | https://ryubo.jp/ |
株式会社リウボウインダストリーは、沖縄県那覇市久茂地にある日本の百貨店のデパートリウボウを運営する企業[3]。リウボウグループ10社のうちの1社である。
概要
[編集]デパートリウボウは、米軍政下の1954年、リウボウインダストリーの親会社である株式会社リウボウによって那覇市松尾のリウボウビル(現:マルイト那覇松尾ビル)で開店した。
その後本土復帰と平成時代を経て、久茂地一丁目地区再開発事業に伴い建設された再開発ビル「パレットくもじ」のキーテナントとして移転し、グループ事業見直しで百貨店を運営するための企業として、1990年9月11日に「株式会社リウボウインダストリー」(旧社)が設立され、移転と共に株式会社リウボウから吸収分割で事業を引き継いだ。そのため、現在の株式会社リウボウは不動産管理が中心となり、一般に「リウボウ」と言われた場合は、株式会社リウボウのことではなくリウボウインダストリーのことを指す場合が多い。店舗は上記の1店舗のみで、沖縄県で唯一の日本百貨店協会加盟店舗である[4]。
2003年まで西友の資本参加を受けていたために、当初は西友百貨店事業部(現在のLIVIN)と類似した店舗構成であった。
パレットくもじ移転20周年となった2011年、各種イベントのほか婦人服フロア(2〜4階)を中心にリモデルを実施した事に加え、3月1日には再びグループ再編が実施され、旧社は吸収分割により「株式会社リウボウホールディングス」と改称し持株会社化され、百貨店事業については旧社と同名の企業が新たに設立され、旧社の百貨店事業を承継した。
2013年8月には、入居している「パレットくもじ」ビルの那覇市株を取得し、筆頭株主となる。
沿革
[編集]- 1951年(昭和26年) - 琉貿ストアー設立。
- 1954年(昭和29年) - リウボウ開店。
- 1961年(昭和36年) - 伊勢丹と業務提携(十一店会に加盟)
- 1970年(昭和45年)11月 - 岩田屋と業務提携し、本土商品を輸入[6]。
- 1982年(昭和57年) - セゾングループと業務提携。
- 1990年(平成2年)9月11日 - 株式会社リウボウインダストリーが設立[1]。
- 1991年(平成3年)4月 - 株式会社リウボウより百貨店営業権を譲り受け[1]、パレットくもじビルにリウボウ(百貨店売場面積18,000m2)を開店[7]。
- 1997年(平成9年) - 株式会社リウボウシティークリエイトとの合併により、資本金30億円とする。
- 1999年(平成11年) - 株式会社沖縄山形屋の閉店を受け、ブランドを多数導入する。
- 2003年(平成15年)
- 株式会社文教図書からパレットくもじ書籍売場を譲り受け(売場面積700m2)、売場面積を18,837m2に変更。
- 株式会社西友が保有する全株式を、沖縄県内企業23社へ譲渡。
- 2004年(平成16年) - A・D・O(全日本デパートメントストアーズ開発機構)に加盟。
- 2008年(平成20年)8月30日 - 旧リウボウ跡地にりゅうせきとの共同事業によるホテル・飲食店を中核としたビル「REXA RYUBO」を開業(親会社の株式会社リウボウ創業60周年(同年7月26日)事業の一環)。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)9月20日 - 沖縄三越閉店を受け、ブランドを多数導入する。これと合わせて1階菓子銘店の全面リニューアルを行なう。
- 2014年3月 - 地下食品館の運営が「リウボウストア」に切り替わり、「リウボウ食品館」が地下一階にオープンする。
- 10月 - 豊見城市豊崎「豊崎ライフスタイルセンターTOMITON」内に、前身の「沖縄三越 豊崎マイキッチン」を継承し「リウボウ マイキッチン」を開店。(現:リウボウ豊崎食品館)
- 2016年 - 台湾の「太平洋そごう」との業務提携を締結[8]
- 2017年 - リウボウオリジナルブランド「楽園百貨店」を2階フロアに設立
- 2020年11月 - (旧)リウボウ松尾跡地に建てられた複合ビル「(旧)レグザリウボウ」を大阪の企業へ売却[9]
- 2021年3月 - 楽園百貨店が越境電子商取引(EC)を開設[10]
店舗概要
[編集]- 所在地:沖縄県那覇市久茂地一丁目1-1 パレットくもじビル[7]
- 売場面積:18,000m2[7] - 地上6階、地下1階
- 営業時間【B1F〜2F】10:00~20:30【3F~6F】10:00~20:00 2F 樂園CAFÉ 8:00~20:30 ※一部店舗の営業時間は異なる
フロア構成
[編集]パレットくもじフロア(7階~10階) | |
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10階 | パレットスカイガーデン、屋上庭園 |
9階 | 毬、沖縄アクターズスクール、美容クリニック、映画館、市民劇場 |
8階 | 無印良品、Francfranc、オフィスラウンジ、久茂地都市開発事務所 |
7階 | ディズニー、旅行サロン、レコード、文具、眼鏡着物、眼鏡、遊具場、リウボウ事務所 |
リウボウフロア(地下1階~6階) | |
6階 | 家庭用品、キッチン家電、子供服、催事コーナー、ギフトサロン、ハウスオブローゼ |
5階 | 紳士服、かりゆしウェア、オーダースーツ、高級雑貨等、外商特選サロン |
4階 | 婦人服・肌着等、SOYSOYカフェ、リウボウ友の会カウンター、商品券・チケット |
3階 | 婦人服キャリア、バッグ、シューズ(レディース・メンズ) |
2階 | 婦人ヤング、樂園百貨店、樂園CAFÉ、琉貿果実苑、美術サロン、ジンズ、花屋 |
1階 | 婦人ファッション、化粧品、時計サロン、ジュエリー、菓子銘店、EDELWEISS等 |
地下1階 | リウボウ地下食品館、酒蔵、グリーングルメ、和・洋レストラン、琉球料理店 |
地下2階 | 駐車場 |
アクセス
[編集]那覇市の繁華街である国際通りの南端に位置する。
モノレール
[編集]- 沖縄都市モノレール
- 沖縄都市モノレール線県庁前駅(2階の連絡通路で連結)
路線バス
[編集]- 県庁前駅 (沖縄県)#バス路線の項目を参照。
- パレットくもじ前、沖銀本店前、県庁北口の各バス停が最寄りとなる。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 流通会社年鑑 2003年版, 日本経済新聞社, (2002-12-20), pp. 110
- ^ a b 株式会社リウボウインダストリー 第13期決算公告
- ^ a b “会社概要”. リウボウインダストリー (2019年). 2019年12月10日閲覧。
- ^ 百貨店 店舗所在地(日本百貨店協会)
- ^ “沖縄における企業の生成・発展に関する史的研究”. 広島経済大学経済研究論集 (広島経済大学経済学会) 第36巻 (第2号): 39-53. (2013-09-30).
- ^ 日本商業年鑑 1971年版, 商業界, (1971), pp. 337
- ^ a b c 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2006年版』東洋経済新報社、2006年、1822頁。
- ^ “リウボウ/太平洋そごうと提携、台湾で物産展”. (2016年7月5日)
- ^ “リウボウが複合商業施設「レグザ」を売却 収益多角化への原資に”. 琉球新報デジタル. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “沖縄の百貨店「デパートリウボウ」名産品の越境ECに軸 地域発世界へ”. (2020年11月15日)
- ^ “那覇のデパートリウボウが改革へ 7、8階で新サービス目指す”. 琉球新報デジタル. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “7F・8F一部ショップ サービス変更のお知らせ – デパートリウボウ|RYUBO”. ryubo.jp. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “甘塩っぱい「首里城最中」19日発売 デパートリウボウ”. 琉球新報デジタル. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “【お知らせ】樂園百貨店オリジナル最中菓子「首里城最中」 販売中!”. 樂園百貨店. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “リウボウ3社が大幅減資 中小企業化で税優遇狙い 会長「変化に迅速対応」”. 琉球新報デジタル. 2023年6月14日閲覧。
- ^ “大粒の高級フルーツをぜいたくに使ったパフェいかが? 福岡イチゴ「あまおう」も 那覇市のリウボウに「琉貿果実苑」が開店”. 2024年4月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]過去