レオナルド・スコット
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選手情報 | |||||||||||||||||||||
フルネーム | レオナルド・レイ・スコット | ||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Leonard Ray Scott | ||||||||||||||||||||
国籍 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 (短距離走) | ||||||||||||||||||||
種目 | 60m, 100m | ||||||||||||||||||||
大学 | テネシー大学 | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1980年1月19日(44歳) | ||||||||||||||||||||
出身地 | ルイジアナ州ザカリー | ||||||||||||||||||||
身長 | 188cm | ||||||||||||||||||||
体重 | 84kg | ||||||||||||||||||||
成績 | |||||||||||||||||||||
世界選手権 | 100m 6位 (2005年) 4x100mR 予選途中棄権 (2005年) | ||||||||||||||||||||
国内大会決勝 | 全米選手権 100m 3位 (2005年) 全米室内選手権 60m 優勝 (2006年) | ||||||||||||||||||||
最高世界ランク | 100m 3位 9秒94 (2005年) | ||||||||||||||||||||
自己ベスト | |||||||||||||||||||||
50m | 5秒58 (2005年) | ||||||||||||||||||||
60m | 6秒46 (2005年) | ||||||||||||||||||||
100m | 9秒91 (2006年) 9秒83w (1999年) | ||||||||||||||||||||
200m | 20秒34 (2001年, 2002年) 20秒08w (1999年) | ||||||||||||||||||||
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レオナルド・レイ・スコット(Leonard Ray Scott、1980年1月19日 ‐ )は、アメリカ合衆国・ザカリー出身の陸上競技選手。専門は短距離走。100mで9秒91、室内50mで5秒58(世界歴代3位)、室内60mで6秒46の自己ベストを持つ。2006年モスクワ世界室内選手権男子60mの金メダリスト、2005年ヘルシンキ世界選手権男子100mのファイナリスト(6位)である。
経歴
[編集]2003年、NFLのピッツバーグ・スティーラーズのトライアウトを受けたがプロ契約には至らなかった[1][2]。
2004年7月、全米選手権(兼アテネオリンピックアメリカ代表選考会)の男子100m準決勝を10秒01(+0.8)の自己ベストで突破するも、決勝は10秒35(0.0)の8位(当時)に終わり[注 1]、アテネオリンピックアメリカ代表の座を逃した[3]。
2005年2月26日、室内60mで6秒46の自己ベストをマーク。この時の50m途中計時は5秒58で、これはドノバン・ベイリーとモーリス・グリーンの5秒56に次ぐ世界歴代3位の記録となっている[4]。
2005年6月、全米選手権の男子100m決勝で10秒18(-2.3)をマークして3位に入り、ヘルシンキ世界選手権アメリカ代表の座をつかんだ[5]。
2005年7月22日、100mで9秒94(+1.0)をマークし、初めて10秒の壁を突破した。
2005年8月、ヘルシンキ世界選手権に出場すると、世界選手権初出場ながら男子100mでファイナリストになり、10秒13(+0.4)をマークして6位に入った[6]。男子4×100mリレーでは予選でアメリカチーム(Mardy Scales、スコット、タイソン・ゲイ、モーリス・グリーン)の2走を務めたが、Scalesとのバトン交換の際にバトンを落としてしまい途中棄権に終わった[7][8]。
2006年2月、全米室内選手権の男子60m決勝で6秒52をマークし、テレンス・トランメルを0秒01差で抑えて初の全米タイトルを獲得した[9][10]。
2006年3月、モスクワ世界室内選手権の男子60mに出場すると、準決勝を6秒50の全体1位(今季世界最高)で突破。決勝でも準決勝と同じ6秒50をマークし、アンドレイ・エピシン(6秒52)やテレンス・トランメル(6秒54)を破って初の世界タイトルを獲得した[11][2]。
2006年9月9日、ワールドアスレチックファイナルの男子100mで自己ベストとなる9秒91(+0.9)をマーク。アサファ・パウエル(9秒89)には敗れたものの、タイソン・ゲイ(9秒92)には競り勝ち2位に入った[12]。
人物・エピソード
[編集]自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 9秒91 (+0.9) | 2006年9月9日 | シュトゥットガルト | |
9秒83w (+7.1) | 1999年4月9日 | ノックスビル | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒34 (+1.3) 20秒34 (+1.2) | 2001年5月11日 2002年5月29日 | コロンビア バトンルージュ | |
20秒08w (+9.2) | 1999年4月9日 | ノックスビル | 追い風参考記録 | |
室内 | ||||
50m | 5秒58+ | 2005年2月26日 | リエヴァン | 世界歴代3位 60mの途中計時 |
55m | 6秒07 | 1999年2月20日 | ゲインズビル | |
60m | 6秒46 | 2005年2月26日 | リエヴァン | |
200m | 20秒55 | 2000年3月10日 | フェイエットビル |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2004 | ワールドアスレチック ファイナル (en) | モナコ | 100m | 6位 | 10秒31 (-1.6) | |
2005 | 世界選手権 | ヘルシンキ | 100m | 6位 | 10秒13 (+0.4) | |
4x100mR | 予選 | DNF (2走) | ||||
ワールドアスレチック ファイナル (en) | モナコ | 100m | 7位 | 10秒18 (-0.6) | ||
2006 | 世界室内選手権 | モスクワ | 60m | 優勝 | 6秒50 | 今季世界最高記録 |
ワールドアスレチック ファイナル (en) | シュトゥットガルト | 100m | 2位 | 9秒91 (+0.9) | 自己ベスト |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “LEONARD SCOTT”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ a b “Scott – ‘My transition to track and field has done wonders for me’”. 国際陸上競技連盟 (2006年3月10日). 2016年2月28日閲覧。
- ^ “2004年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “男子室内50m世界歴代パフォーマンス”. 国際陸上競技連盟 (2016年2月28日). 2016年2月28日閲覧。
- ^ “2005年全米選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “第10回世界選手権男子100m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “第10回世界選手権男子4×100mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “No triple gold for Gatlin after US baton blunder”. オーストラリア放送協会 (2005年8月13日). 2016年2月28日閲覧。
- ^ “2006年全米室内選手権フルリザルト”. 全米陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “Trammell wins 60-meter hurdles at U.S. Indoors”. USAトゥデイ (2006年2月26日). 2016年2月28日閲覧。
- ^ “第11回世界室内選手権男子60m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “第4回ワールドアスレチックファイナル男子100mリザルト”. 国際陸上競技連盟. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “出場選手紹介 / レオナルド・スコット(アメリカ)”. TBS世界陸上ヘルシンキ大会公式サイト. 2005年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- レオナルド・スコット - ワールドアスレティックスのプロフィール
- レオナルド・スコット - 全米陸上競技連盟のプロフィール
- レオナルド・スコット - テネシー大学(陸上競技)のプロフィール
- レオナルド・スコット - テネシー大学(フットボール)のプロフィール
- レオナルド・スコット - TBS「世界陸上ヘルシンキ」大会番組公式サイトのプロフィール