三津浜駅
三津浜駅 | |
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駅舎(2024年) | |
みつはま Mitsuhama | |
◄Y53 伊予和気 (3.7 km) (3.7 km) 松山 Y55・U00► | |
所在地 | 愛媛県松山市会津町 |
駅番号 | ○Y54 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 | ■予讃線 |
キロ程 | 190.7 km(高松起点) |
電報略号 | ミツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗降人員 -統計年度- | 1,092[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1927年(昭和2年)4月3日[3] |
備考 | 無人駅[4](自動券売機 有) |
三津浜駅(みつはまえき)は、愛媛県松山市会津町にある四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅である[1]。駅番号はY54。駅名標のコメントは「坊っちゃんゆかりのターナー島の駅」。
歴史
[編集]- 1927年(昭和2年)4月3日:鉄道省予讃線伊予北条 - 松山間開業に伴い開設(当時は温泉郡三津浜町)[3]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[3]。無人駅化[5][6]。
- 1987年(昭和62年)
- 2010年(平成22年)9月1日:再度無人駅化[4][8]。
- 戦前の国鉄三津浜駅
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線(1線スルー)を有する地上駅[3]。本屋側(1番のりば)の線路が通過線(制限速度100km/h)となっている。停車列車も含め、上下線共行違いが無い場合は基本的に1番のりばを通行する。かつては2面3線の形態でだったが、3番のりばの線路が撤去され現在の構造になっている[3]。
かつての通票閉塞時代の信号扱い所跡や腕木信号用のケーブル跡などが、典型的な単線区間のローカル駅の佇まいを残す。
以前は直営駅であり、平日午前中に社員が配備されていたが、2010年に無人駅化された。自動券売機が設置されている他、駅舎の一部でうどん店が営業している。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■予讃線 | 上り | 今治・伊予西条・高松方面 |
下り | 松山・伊予市方面 |
- 駅舎内(2015年9月)
- ホーム(2015年9月)
利用状況
[編集]かつては一部の特急列車が停車していたが、その後停車駅から外れた。地元の高校生達が主な利用客である。また、新田高等学校の受験の日には多くの受験生が利用し、大混雑するという現象が起こる。
駅周辺
[編集]→「三津浜 (松山市)」も参照
松山市三津地区の玄関駅は伊予鉄道三津駅であることから、駅前は閑散としている。当駅から三津駅までは徒歩15分の距離であるが、伊予鉄バスがループバスを運行している。 2008年に14階建ての分譲マンションが駅前に建設された後、駐輪場やロータリーなど駅前が整備された。
- セブンスター三津店
- 松山生協三津店
- 愛媛信用金庫三津浜支店
- 松山内浜郵便局
- 三津浜港(徒歩30分)
- 愛媛県立松山西中等教育学校(徒歩10分)
- 松山少年鑑別所
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 53号 松山駅・伊予西条駅・下灘駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月25日、24頁。
- ^ “愛媛県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、638頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 「JR四国 29駅を無人化 経費削減、県内は造田など6駅=香川」『読売新聞』読売新聞大阪本社、2010年6月22日、朝刊、33面。
- ^ “10駅の停留所化実施”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1985年2月2日)
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ “無人駅に職員派遣 四国総局 きっぷや新聞など販売”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1987年2月21日)
- ^ 『JR四国 駅業務体制の見直しについて』(プレスリリース)四国旅客鉄道、2010年6月21日。オリジナルの2010年6月25日時点におけるアーカイブ 。2010年6月22日閲覧。
- ^ “愛媛県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。