別府 (福岡市)

別府
地行鳥飼七隈線、城南区役所西口交差点の南側(別府三丁目)
地行鳥飼七隈線、城南区役所西口交差点の南側(別府三丁目)
地図
別府の地図
別府の位置(福岡市内)
別府
別府
別府の地図
別府の位置(福岡県内)
別府
別府
別府 (福岡県)
別府の位置(日本内)
別府
別府
別府 (日本)
北緯33度34分15.8秒 東経130度22分5.1秒 / 北緯33.571056度 東経130.368083度 / 33.571056; 130.368083
日本
都道府県 福岡県
市町村 福岡市
城南区
面積
 • 合計 77.83 ha
人口
(2023年(令和5年)2月末現在)
 • 合計 14,750人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
814-0104
ナンバープレート 福岡

別府(べふ)は、福岡県福岡市城南区町名。現行の行政地名は、別府一丁目から七丁目まで[1]。読みは大分県別府市とは異なり、べふである。面積は77.83ヘクタール[2]。2023年2月末現在の人口は14,750人[3]郵便番号は814-0104[4]国道202号が通り、福岡市地下鉄七隈線別府駅中村学園大学がある。

地理

[編集]

別府は、福岡市の都心部とされる中央区天神てんじんの南西約3.5キロメートルに位置しており、地下鉄で天神、博多駅などと結ばれており、利便性が高い。北で鳥飼とりかい及び城西団地じょうせいだんちと、東で別府団地べふだんちと、南で田島たじま及び茶山ちゃやまと、西で茶山及び荒江団地あらえだんちと隣接する。国道202号を境に北側は概ね平坦、南側は南にいくほど標高が高くなり、標高は5から20メートルほどである。また国道の北側でも中村大学前交差点の北側は小高くなっている。

河川

[編集]

町内には次の河川がある。

地価

[編集]

2016年(平成28年)7月1日に公表された都道府県地価調査によれば福岡県福岡市城南区別府五丁目183番の地点(商業地)で300,000円/m2となっている[5]

語源

[編集]

別府(べふ)・別府(べっぶ)は全く同意義な言葉で、別符からでたものである。別符は別勅符田を省略したものであるといわれている。「竹崎五郎絵詞」に、「凶徒赤坂陣を駈落されて二手と成て、大勢はすははらに向けて引く、肥後勢は別府のつか原に、鳥飼の汐干潟を大勢に成合むと引くを追掛、云々」とあり、別府の地名は早くから呼ばれていたものと思われる [6]

歴史

[編集]

太閤秀吉(豊臣秀吉)が朝鮮役の際、博多から本陣(ほんじん:戦場で大将がいる場所)が置かれている名護屋城へ往来した際別府を通り、その道が太閤道といわれる。

人口

[編集]

別府一丁目から七丁目までを合わせた人口の推移を福岡市の住民基本台帳(公称町別)[3]に基づき示す(単位:人)。集計時点は各年9月末現在である。

交通

[編集]

鉄道

[編集]

福岡市地下鉄七隈線別府駅

バス

[編集]
  • 西鉄バスバス停 - 別府駅前・中村大学前・別府四丁目・別府六丁目・別府小学校前

道路

[編集]

国道

[編集]

県道

[編集]
  • 原東警固線(重複区間:国道202号)

市道

[編集]

施設

[編集]

国道202号沿いを中心に、コンビニエンスストアスーパーマーケットが町内や隣接町内に多くある。

公共施設

[編集]
  • 福岡市別府公民館

学校

[編集]

公園

[編集]
  • 別府公園
  • 別府北公園
  • 別府西公園
  • 別府1号公園
  • 別府2号公園
  • 弓の馬場公園

その他

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 別府の東側で約100メートルほどの区間が接する。

出典

[編集]
  1. ^ 福岡市. “福岡市区の設置等に関する条例”. 2023年4月6日閲覧。→別表第1
  2. ^ 福岡市総務企画局企画調整部統計調査課 (2020年10月1日). “令和2年(2020年)国勢調査”. 福岡市. 2023年4月6日閲覧。→1-11/参考/面積、人口密度、人口及び世帯数-公称町別(令和5年1月31日)
  3. ^ a b 福岡市統計調査課. “登録人口(公称町別)- 住民基本台帳(日本人)男女別人口及び世帯数”. 福岡市. 2023年4月6日閲覧。
  4. ^ 日本郵便株式会社. “郵便局”. 2023年4月6日閲覧。→「郵便番号を調べる」→キーワード検索等
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査2017年3月27日閲覧
  6. ^ 別府郷土史研究(福岡市別府公民館)

関連項目

[編集]