安野努
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名前 | ||||||
カタカナ | ヤスノ ツトム | |||||
ラテン文字 | YASUNO Tsutomu | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1978年4月20日(46歳) | |||||
出身地 | 日本・愛知県蒲郡市 | |||||
身長 | 167cm | |||||
体重 | 66kg | |||||
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
安野 努(やすの つとむ、1978年4月20日 - )は、愛知県出身のアスレティックトレーナー、フィジカルコーチ、ストレングス&コンディショニングコーチ、サッカー指導者。
来歴
[編集]2003年にNSCAのストレングス&コンディショニングスペシャリスト、2005年に柔道整復師、2007年に日本体育協会公認アスレティックトレーナー(現日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)とJFA公認C級コーチライセンス、2008年にJATIのトレーニング指導者、2020年にJFA公認B級コーチライセンス、2021年にJFA公認C級フィジカルライセンスを取得。2023年にはJFA公認B級フィジカルライセンスを取得。
アスレティックトレーナー、パーソナルトレーナーとして東北地区で広く活動。主に仙台市での活動が中心であり、全国有数の強豪高校やクラブチーム、フィジックやスポーツ整形外科、メディカルフィットネスなどの施設にてスポーツ選手のアスレティックリハビリテーション、トレーニング指導も歴任。[1]フェンシングやバスケットボール選手のパーソナルトレーニング指導も長きに渡り行われ、日本代表選手で活躍するまでになった選手も多くいる。2012年からは宮城県サッカー協会のスポーツ医学委員会トレーナーとして県内の指導者・選手の指導にも関わっている。[2]
また教育現場でも活躍され、スポーツ強豪の高等学校の体育教師を4年間、スポーツトレーナー教育の専門学校や短期大学では10年間以上指導され、数多くの有能な学生を社会に送り出している。
今現在では多くのサッカーチームでも使用されるトラッキングシステム・GPSデバイスに関しても2016年から使用し、その活用法などをJFAやCatapult社の講習会[3]などで発表されている。医療資格を有したトレーニング指導者として、ケガの予防やストレングストレーニング、フィットネストレーニングにストロングポイントを持っており、スポーツ専門誌[4]への執筆や横浜市スポーツ医科学センターの講座[5][6]などでも活躍されている。2020年には2年間、横浜F・マリノスで共にしたピーター・クラモフスキー監督の右腕として清水エスパルスに活躍の場を移した。2022年からはアルビレックス新潟にて活躍している。
2014年より徳島ヴォルティスでチーフトレーナーを歴任。[7]
2016年から横浜FCのストレングス&コンディショニングコーチに就任。[8]
2017年シーズンをもって横浜FCのストレングス&コンディショニングコーチを契約満了となる。[9]
2018年より横浜F・マリノスのコンディショニングコーチに就任。[10] 選手のコンディション作りで活躍され、2019年のJ1リーグ優勝に貢献。[11]
2020年より清水エスパルスのフィジカルコーチに就任。[12] 同年11月、ピーター・クラモフスキー監督の契約解除に伴い、安野も契約解除となった。[13]
2021年には仙台大学から出向してマイナビ仙台レディースのアカデミーフィジカルアドバイザーコーチを務め、2022年からはアルビレックス新潟のフィジカルコーチに就任した[14]。
2022年シーズンから松橋力蔵監督の右腕として活動。松橋監督とは2019年マリノス以来の共闘。チーム強化に尽力しJ2リーグ優勝に貢献。2023年シーズンからアカデミー、レディースのフィジカル強化のアドバイスも担う[15][16][17][18]。2023年6月にはJATIから2023年度の優秀トレーニング指導者賞も受賞されている。[19]2024年シーズンはリーグ戦は残留争いに巻き込まれるも、ルヴァン杯ではクラブ初の決勝に進出し、準優勝に貢献。[20][21] 2024年シーズンをもってアルビレックス新潟を退任となる。[22]
学歴
[編集]- 蒲郡市立大塚小学校
- 蒲郡市立大塚中学校
- 愛知県立西尾高等学校
- 仙台大学体育学部体育学科
- 赤門鍼灸柔整専門学校柔整科第二部
指導歴
[編集]- 2001年 - 2002年 宮城県教員男子バスケットボールチーム アスレティックトレーナー
- 2002年 - 2004年 一関学院高等学校女子バスケットボール部 アスレティックトレーナー
- 2002年 - 2011年 宮城県塩釜高等学校サッカー部 アスレティックトレーナー
- 2005年 - 2014年 聖和学園高等学校女子バスケットボール部 アスレティックトレーナー
- 2008年 - 2014年 東北ベースボールアカデミー トレーニングコーチ
- 2008年 - 2014年 宮城県泉高等学校サッカー部 フィジカルコーチ
- 2013年 - 2014年 DUOPARK.FC フィジカルコーチ
- 2014年 - 2015年 徳島ヴォルティス チーフトレーナー
- 2016年 - 2017年 横浜FC ストレングス&コンディショニングコーチ
- 2018年 - 2019年 横浜F・マリノス コンディショニングコーチ
- 2020年 - 同年11月 清水エスパルス フィジカルコーチ
- 2021年 マイナビ仙台レディース アカデミーフィジカルアドバイザーコーチ(仙台大学より出向)
- 2022年 - 2024年 アルビレックス新潟 フィジカルコーチ
脚注
[編集]- ^ NSCA ストレングスコーチ
- ^ (社)宮城県サッカー協会スポーツ医学委員会セミナー 2012年3月3日
- ^ 2017 カタパルトフットボールワークショップ
- ^ トレーニング・ジャーナル2017年9月号
- ^ 2018 横浜市スポーツ医科学センターセミナー
- ^ 2019 横浜市スポーツ医科学センターセミナー
- ^ 安野努氏 徳島ヴォルティストップチームチーフトレーナー就任のお知らせ徳島ヴォルティス、2014年1月15日
- ^ 安野努氏 2016シーズン横浜FCチームスタッフ体制について横浜FC、2016年1月11日
- ^ 安野 努ストレングス&コンディショニングコーチ 契約満了のお知らせ横浜FC、2017年12月1日
- ^ 2018シーズン チーム新体制及び選手背番号決定のお知らせ横浜F・マリノス、2018年1月14日
2019シーズン チーム新体制及び選手背番号決定のお知らせ横浜F・マリノス、2019年1月13日 - ^ “「横浜FMが真の王者だと感じた」神戸時代…タイ出身ティーラトンが値千金弾!”. ゲキサカ. 2019年12月14日閲覧。
- ^ “安野 努 フィジカルコーチ就任のお知らせ|清水エスパルス - 公式WEBサイト”. 清水エスパルス 公式WEBサイト. 2020年1月3日閲覧。
- ^ 『ピーター クラモフスキー監督 契約解除のお知らせ』(プレスリリース)清水エスパルス、2020年11月1日 。2020年11月1日閲覧。
- ^ 『トップチーム フィジカルコーチに安野 努氏 就任のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2021年12月30日 。2021年12月31日閲覧。
- ^ “影のMVP“やっさん”。新潟のパワーアップに欠かせなかったフィジコ - footballista | フットボリスタ”. www.footballista.jp (2022年12月26日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “[タテのくさび~立石勇生のアルビリポート]中断期間のオフ なぜ3日に短縮? 優しい“鬼”・安野努フィジコの意図は? データを管理、選手の変化を見逃さない男 アルビレックス新潟コラム2023”. 新潟日報デジタルプラス (2023年10月6日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ 小林忠. “【新潟】途中出場選手が試合を動かし9月は4戦2勝2分けと負けなし 要因を安野努コーチに聞く - J1 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “【GO 2022すすめ!!ニイガタ】安野努フィジカルコーチインタビューvol.2「みんなの顔」”. ニイガタフットボールプレス. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “JATI-日本トレーニング指導者協会-”. jati.jp. 2024年12月21日閲覧。
- ^ “連載[ルヴァン杯準優勝 ”次こそてっぺん” アルビレックス新潟]<下>新潟のために…現役、OBら心一つに”. 新潟日報デジタルプラス (2024年11月5日). 2024年12月22日閲覧。
- ^ “名古屋vs新潟のルヴァン決勝は歴史的一戦に! 6万2517人はリーグカップ最多入場者を更新、今季のJリーグ公式戦&国立でのJリーグ公式戦でも最多に(超WORLDサッカー!)”. Yahoo!ニュース. 2024年12月22日閲覧。
- ^ “安野 努 フィジカルコーチ 退任のお知らせ”. アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE. 2024年12月27日閲覧。