宝塚北サービスエリア

宝塚北サービスエリア
宝塚北スマートインターチェンジ
上り側から見る上下集約の宝塚北SA
所属路線 E1A 新名神高速道路
IC番号 14-1
本線標識の表記 宝塚北
起点からの距離 141.5 km(新四日市JCT起点)
川西IC (8.8 km)
(8.1 km) 神戸JCT
接続する一般道 市道宝塚北インター線
供用開始日 2018年平成30年)3月18日
スマートIC 24時間
上り線GS ENEOS
24時間
下り線GS ENEOS
24時間
所在地 669-1231
兵庫県宝塚市玉瀬
北緯34度52分00秒 東経135度18分13秒 / 北緯34.86667度 東経135.30353度 / 34.86667; 135.30353座標: 北緯34度52分00秒 東経135度18分13秒 / 北緯34.86667度 東経135.30353度 / 34.86667; 135.30353
テンプレートを表示
下り側、奥にドッグランやスマートICがある
宝塚北SA
宝塚北SA
宝塚北サービスエリア (兵庫県)

宝塚北サービスエリア(たからづかきたサービスエリア)は、兵庫県宝塚市玉瀬にある新名神高速道路サービスエリアである。スマートインターチェンジを併設する。

構造は上下線集約型である[1]

概要

[編集]

基本計画公示時には計画されていなかったサービスエリアだったが、以前より兵庫県と宝塚市が中国自動車道西宮名塩サービスエリアの混雑緩和のため、新たなサービスエリアの設置を西日本高速道路(NEXCO西日本)に要望しており、2009年平成21年)8月10日にNEXCO西日本と日本高速道路保有・債務返済機構が結ぶ協定を変更、同年8月28日に事業許可が変更され、整備されることが決定した。

また、宝塚市長が市の本会議で当SAに併設される形でスマートインターチェンジを整備する方針であると表明した[2]。かつては環境への影響などを配慮し判断を留保していたが[3]、市民からの要望を受け、設置の方向となり2012年(平成24年)4月20日、宝塚北スマートインターチェンジの仮称で正式に設置が決定した[4]。宝塚市と西日本高速道路は約9億5000万円かけて周辺道路などを整備し、宝塚市は整備費のうち約2億2000万円を負担した[5]

道路

[編集]

歴史

[編集]
  • 2009年(平成21年)8月28日 : 宝塚SAの設置が決定。
  • 2010年(平成22年)3月1日 : スマートインターチェンジの併設方針が固まる。
  • 2012年(平成24年)4月20日 : 連結許可[4]
  • 2017年(平成29年)9月1日 : 当SAの名称が「宝塚SA(仮称)」から「宝塚北SA」に、当SAに併設予定のSICの名称が「宝塚北スマートIC」にそれぞれ正式決定[6]
  • 2018年(平成30年)3月18日 : 川西IC - 神戸JCT間開通に伴い、供用開始[7]

施設

[編集]
南欧風イメージの建物

「宝塚モダン」をコンセプトに、宝塚市の「花のみち」周辺をイメージした南欧風イメージの建物[8]が高速道路に垂直方向に伸び、その中にフードコート、ショップ、ベビールーム、トイレが整備されている。施設群は上下線集約型で、建物を挟んで西と東に上り線と下り線の駐車場が広がる[9]。店舗面積や駐車場台数は西日本最大規模。

上下線集約

[編集]
  • トイレ[9]
    • メイン
      • (小 18、大 20(洋式 18、和式 2)、男性用洗顔洗髪コーナー 2)
      • (56(洋式 52、和式 4)、パウダーコーナー 12(うち椅子あり 4))
      • 多機能 2、ファミリートイレ 2、ベビーコーナー 1
    • サブ
      • 男(小 10、大 10(洋式 9、和式 1))
      • 女(30(洋式 28、和式 2))
      • 多機能 2、ファミリートイレ 1
  • フードコート[9]
    • らーめん専門 和海(11:00 - 23:00)[10]
    • 道のみなと(10:00 - 22:00)
    • めん処つる庵(24時間)
    • 西谷食堂花ぐるま(24時間)
    • タカラヅカキッチン(10:00 - 22:00)
  • カフェ[9]
    • タリーズコーヒー「峠のガーデンカフェ」(8:00 - 22:00)
  • ベーカリー[9]
    • ナチュラルベーカリー「森のパン」(7:00 - 21:00)
  • テイクアウト[9]
    • 森のパンお宝サンド(9:00 - 18:00)
    • LINE DANCE(9:00 - 18:00)
    • 逆瀬川商店(9:00 - 18:00)
    • TAKORAZUKA(9:00 - 18:00)
    • きんぎんDOー(9:00 - 18:00)
    • Yogorino(ヨゴリーノ)(9:00 - 21:00)
  • ショッピング(各店舗ともに24時間)[9]
  • スイーツ(物販)(各店舗ともに24時間)[9]
    • アンリ・シャルパンティエ
    • 神戸フランツ
    • パブロ
    • モンロワール
    • 福壽堂秀信
    • ユーハイム
    • ゴンチャロフ
    • スイーツコーディネーター松本由紀子スイーツセレクション
  • インフォメーション(平日 8:00 - 18:00、休日 7:00 - 19:00)[9]
  • ベビールーム(24時間)[9]
  • ウェルカムゲート(駐車場 15台)[9]
  • ドッグラン[9]

上り線(名古屋方面)

[編集]

下り線(神戸方面)

[編集]
  • 駐車場[9]
    • 小型 106台
    • 大型 80台
    • 兼用 22台
    • トレーラー 4台
    • バス 18台(専用 15台、優先 3台)
    • 身障者(小型 6台、大型 1台)
    • 二輪車 6台
  • ガスステーション(24時間)[9]
    • ENEOS(西日本フリート)
  • EV急速充電スタンド[9]

宝塚北スマートインターチェンジ

[編集]

宝塚北スマートインターチェンジ(たからづかきたスマートインターチェンジ)は、宝塚北サービスエリアに併設のスマートICである。

利用可能車種はETC搭載の全車種(長さ12m以下の車両)で24時間運用。上下線ともに出入可となっている[11]

構造上、下り線はスマートICからの流入時、上り線はスマートICへ流出時はサービスエリアの施設が利用できないが、ウェルカムゲート用の駐車場を利用することでサービスエリアの施設が利用可能である。

接続する道路

[編集]
直接接続
  • 市道宝塚北インター線
間接接続

[編集]
E1A 新名神高速道路
(12)茨木千提寺IC/PA - (13)箕面とどろみIC - (14)川西IC - (14-1)宝塚北SA/SIC - (5-1)神戸JCT

脚注

[編集]
  1. ^ 平成22年度第4回宝塚市都市計画審議会議事録 9頁” (PDF). 宝塚市都市計画審議会 (2011年1月11日). 2012年9月20日閲覧。
  2. ^ 新名神宝塚SAにスマートIC設置へ 宝塚市神戸新聞、2010年3月2日閲覧。
  3. ^ 宝塚SAを設置へ 新名神高速道路」神戸新聞、2009年11月6日。
  4. ^ a b 高速自動車国道へのインターチェンジの追加” (PDF). 国土交通省近畿地方整備局 (2012年4月20日). 2012年4月21日閲覧。
  5. ^ 新名神高速道路:宝塚にスマートIC 簡易料金所、SAに併設/兵庫毎日新聞(神戸版)、2012年2月5日閲覧。
  6. ^ E1A新名神高速道路(高槻JCT・IC〜川西IC間)は平成29年11月に開通します - 川西IC〜神戸JCT間は平成29年度末開通に向け工事を進めています -”. 西日本高速道路株式会社 (2017年9月1日). 2017年9月1日閲覧。
  7. ^ E1A新名神高速道路(川西IC〜神戸JCT間)が平成30年3月18日(日曜)に開通します - 高槻JCT・IC〜神戸JCT間が全線開通します -”. 西日本高速道路株式会社 (2018年1月24日). 2018年1月24日閲覧。
  8. ^ 施設ガイド”. 宝塚北サービスエリア公式サイト. 2018年3月24日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r E1A新名神高速道路(川西IC〜神戸JCT間)に新しいSAが誕生します - 西日本最大級となる宝塚北サービスエリアにご期待ください -”. 西日本高速道路株式会社 / 西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 (2018年1月31日). 2018年1月31日閲覧。
  10. ^ 宝塚北SAに「らーめん専門 和海」がオープンします!”. 西日本高速道路株式会社 (2023年3月10日). 2023年3月24日閲覧。
  11. ^ 宝塚北スマートインターチェンジについて”. 宝塚市 (2018年1月24日). 2018年1月31日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]