宮城県警察
宮城県警察 | |
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宮城県警察本部庁舎 | |
役職 | |
本部長 | 細田正(警視長) |
警務部長 | 岩元正一(警視正) |
組織 | |
上部組織 | 宮城県公安委員会 |
内部組織 | 総務部 警務部 生活安全部 地域部 刑事部 交通部 警備部 警察学校 組織犯罪対策局 仙台市警察部 警察署 |
概要 | |
所在地 | 宮城県仙台市青葉区本町三丁目8番1号 北緯38度16分7.4秒 東経140度52分22.8秒 / 北緯38.268722度 東経140.873000度 |
設置 | 1954年(昭和29年)7月1日 |
前身 | 宮城県警察部 - 国家地方警察宮城県本部 |
ウェブサイト | |
宮城県警察 |
宮城県警察(みやぎけんけいさつ)は、宮城県が設置した警察組織である。宮城県内を管轄区域とし、宮城県警と略称する。
宮城県公安委員会の管理下で、給与支払者は宮城県知事。大規模警察本部であり、本部長は通常、警視監の階級にある警察官が充てられている(なお、準キャリアの中で優秀とされる警察官が、警視長の階級で本部長に就任された例もある[1])。
沿革
[編集]組織
[編集]-
- 警務課
- 庶務係
- 企画第一係
- 企画第二係
- 人事係
- 採用係
- 給与係
- 犯罪被害者支援室
- 被害者支援係
- 教養課
- 管理係
- 教養企画係
- 運転技能指導係
- 術科指導係
- 厚生課
- 管理係
- 企画係
- 共済係
- 福利厚生係
- 健康管理センター
- 健康係
- 監察課
- 管理係
- 監察第一係
- 監察第二係
- 表彰係
- 訟務係
- 警務課
-
- 刑事総務課
- 庶務係
- 企画監察係
- 指導第一係
- 指導第二係
- 公判対策係
- 手配共助係
- 追跡捜査係
- 捜査支援分析課
- 犯罪統計係
- システム係
- 分析・支援係
- 捜査第一課
- 捜査第二課
- 管理係
- 企画指導係
- 特別捜査第一係
- 特別捜査第二係
- 告訴・告発捜査係
- 経済特別捜査係
- 捜査第三課
- 管理係
- 企画指導係
- 手口係
- 盗品係
- 盗犯係
- 組織窃盗犯係
- 鑑識課
- 管理係
- 指導係
- 写真係
- 指紋係
- 足痕跡係
- 機動鑑識隊
- 機動鑑識第一係
- 機動鑑識第二係
- 機動鑑識第三係
- 機動捜査隊
- 管理係
- 企画指導係
- 捜査第一係
- 捜査第二係
- 捜査第三係
- 科学捜査研究所
- 管理係
- 企画指導係
- 法医科
- 法医係
- 化学科
- 化学係
- 工学科
- 工学係
- 人文科
- 文書係
- 心理係
- 組織犯罪対策第一課
- 特殊詐欺連合捜査係
- 組織犯罪対策第二課
- 通訳センター
- 刑事総務課
-
- 交通企画課
- 庶務係
- 企画指導監察係
- 交通事故総合分析室
- 事故分析係
- 安全係
- 自転車総合対策係
- 交通規制課
- 管理係
- 規制第一係
- 規制第二係
- 安全施設係
- 交通管制センター
- 管制係
- 交通指導課
- 管理係
- 企画指導係
- 交通指導取締係
- 駐車対策係
- 交通事件捜査係
- 暴走族対策係
- 交通事故捜査係
- 交通鑑識係
- 交通反則通告センター
- 反則通告係
- 運転免許課
- 宮城県運転免許センター(仙台市泉区市名坂字高倉65)
- 管理係
- 企画係
- 免許係
- 講習係
- 試験係
- 自動車教習所係
- 電算係
- 行政処分係
- 高齢運転者等支援室
- 高齢運転者支援係
- 運転適性相談係
- 石巻運転免許センター(東松島市赤井字南一134)
- 管理係
- 免許係
- 試験係
- 講習係
- 古川運転免許センター(大崎市古川大宮3丁目4-30)
- 管理係
- 免許係
- 試験係
- 講習係
- 仙南運転免許センター(柴田郡大河原町字南平3-1)
- 管理係
- 免許係
- 試験係
- 講習係
- 宮城県運転免許センター(仙台市泉区市名坂字高倉65)
- 交通機動隊
- 管理係
- 企画指導係
- 機動取締係
- 取締支援係
- 高速道路交通警察隊
- 本隊
- 管理係
- 企画指導係
- 高速第一係
- 高速第二係
- 高速第三係
- 仙台東分駐隊
- 高速第一係
- 高速第二係
- 高速第三係
- 石巻分駐隊
- 高速第一係
- 高速第二係
- 高速第三係
- 古川分駐隊
- 高速第一係
- 高速第二係
- 高速第三係
- 川崎分駐隊
- 高速第一係
- 高速第二係
- 高速第三係
- 気仙沼分駐隊
- 高速第一係
- 高速第二係
- 高速第三係
- 交通企画課
- 宮城県警察学校
- 庶務科
- 庶務係
- 教務科
- 教務係
- 学生科
- 学生係
- 術科指導科
- 術科指導係
→詳細は「宮城県警察学校」を参照
- 仙台市警察部
- 庶務課
- 企画調整係
→詳細は「仙台市警察部」を参照
警察署
[編集]- 警察署数は25。
- 警察車両のナンバー地名表記は仙台市内6署配置車が「仙台」(ご当地ナンバー)、それ以外の署配置車は「宮城」となる。
- 仙台中央警察署の署長のみ警視正で他の警察署は警視。
- かつては仙台南警察署の署長も警視正であった。
- 遠田警察署は、旧・涌谷警察署および旧・小牛田警察署の合併により誕生。
- 南三陸警察署は、南三陸町の成立に伴って旧・志津川警察署を改称した。
- 管轄区域の詳細は該当サイトを参照。
- なお、太白区にある仙台南警察署の管轄区域を分割して、若林区内に若林警察署の設置計画が提案され、2019年(平成31年)4月1日に新設された。
警察歌
[編集]- 宮城県警察歌「夢呼ぶ宮城」[2]
- 作詞:藤田登美男
- 作曲:曽我道雄
過去の警察歌
[編集]国警宮城県本部時代の1948年(昭和23年)に制定[3]。初代の警察歌である。
最近の主な事件・不祥事
[編集]- 2004年(平成16年)4月 - 北海道警を皮切りに全国の警察で元職員が不正経理による裏金ねん出を告発する事態が相次いでいたが、宮城県警でも元警視が裏金の存在と不正経理による捻出方法を告発。ほかにも内部告発者が続出し、浅野史郎知事は温床となっていた捜査報償費の予算要求を大幅に減額査定するなど県警と知事の対立が続いた。しかし知事選による知事交代で、新知事村井嘉浩は裏金問題を不問にして捜査報償費の予算要求を満額認めた。
- 2007年(平成19年)2月 - 警備部公安課の警部補が泥酔し駅員を暴行し逮捕。
- 2010年(平成22年)1月30日 - 遠田署勤務の巡査が、車で出勤途中に男性を撥ねて怪我を負わせたが、県警は「命に別状がない事故は発表していない」として、公表していなかった。
- 2011年(平成23年)1月20日 - 気仙沼警察署の署長が遺書を残して官舎で自殺。
- 2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震
- 2015年(平成27年)6月14日 - 仙台市泉区で飲酒運転し自損事故を起こしたとして、宮城県警は14日、酒気帯び運転の疑いで、機動警ら隊巡査長を逮捕した[4]。
- 2018年(平成30年)9月14日 - 大和警察署の駐在所長の男性警部補(40歳)が酒に酔って見知らぬ男性を殴ってけがを負わせたとして傷害の現行犯で逮捕された。監察課によると、男性警部補は14日午後11時30分ごろ、仙台市宮城野区の住宅の勝手口をたたき、騒ぎに気づいて止めに入った隣家の男性(69歳)に「おれの土地だ」と言って馬乗りになるなどして十数回殴り、顔にけがを負わせた疑いがある。この住宅の住民と面識はないという。調べに対し、男性警部補は酔っていたため行った理由も覚えていないと述べている[5]。
- 2019年(平成31年)1月、県警の警視正が昇任試験対策問題集を扱う出版社のエデュコムから問題集の執筆を依頼され県警本部に副業申請せずに多額の報酬を受領していたことが発覚[6]。
- 2019年(令和元年)8月29日 - 仙台北警察署の男性巡査部長(34歳)がビールやハイボールを計約4リットル飲み軽乗用車を運転したとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで書類送検し、停職6カ月の懲戒処分にした。男性巡査部長は同日付で依願退職[7]。
- 2021年(令和3年)7月14日 - 古川警察署地域課の男性巡査長(29歳)が他人に譲り渡す目的を隠して銀行口座を不正に開設し、キャッシュカードを第三者に譲渡したとして、詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕された[8]。8月3日、巡査長は犯罪収益移転防止法違反罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けた。同日付で停職1ヶ月の懲戒処分を受け、依願退職した[9]。
冤罪事件
[編集]ここでは宮城県警の管轄で無罪が確定した事件を記す
その他
[編集]ドキュメンタリー
[編集]- NHK-BS1スペシャル「最後のひとりまで 宮城県警元鑑識課員の震災」(2021年3月11日、NHK-BS)[10]
関連項目
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “細田県警本部長が着任 「治安に全力」意気込み語る”. 中日新聞. 2024年12月25日閲覧。
- ^ a b 『宮城警友』(宮城県警友会消費生活協同組合)1984年11月号, pp14-15
- ^ a b 『宮城警友』(宮城県警友会消費生活協同組合)1948年10月号, 表紙裏
- ^ 巡査長、飲酒帰宅後に車運転 容疑で逮捕 河北新報 2015年(平成27年)6月15日 Archived 2015年6月17日, at the Wayback Machine.
- ^ “酔って69歳男性に馬乗り、殴った疑い 駐在所長を逮捕”. 朝日新聞 2018年9月15日 12時36分. 2020年7月20日閲覧。[リンク切れ]
- ^ <昇任試験問題集執筆>「常識外れ」「異常だ」宮城県警内から批判 - 河北新報 (2019年1月11日閲覧)
- ^ “4リットル飲酒し運転、警官処分 宮城県警が書類送検”. 産経新聞 2019.8.29 19:18. 2020年7月20日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “宮城県警巡査長を逮捕 譲渡目的隠し口座開設疑い”. 産経新聞. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “カードを譲渡で巡査長罰金命令 詐欺は不起訴 /宮城”. 毎日新聞. 2021年8月10日閲覧。
- ^ “「最後のひとりまで 宮城県警元鑑識課員の震災」”. NHK (2021年3月11日). 2021年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 宮城県警察
- 宮城県警察音楽隊・カラーガード隊(宮城県警察)