小田急グループ
![]() | |
創業者 | 利光鶴松 安藤楢六 |
---|---|
国籍 | ![]() |
中核企業 | 小田急電鉄 |
中心的人物 | 星野晃司 |
小田急グループ(おだきゅうグループ、英: Odakyu Group)は、小田急電鉄を中心とする企業グループ。小田急電鉄傘下の神奈川中央交通(東証プライム)や小田急箱根、江ノ島電鉄、小田急百貨店、小田急不動産などを包括する[1]。グループ会社数100社(2017年8月1日時点)。売上高は5266億7500万円(2019年3月期)。
主なグループ会社・法人
[編集]運輸
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]小田急グループでは2017年3月末現在で路線バス車両を3,377台保有している[2]。
タクシー
[編集]- 小田急交通 - 都内全域、神奈川県東部
- 小田急交通南多摩
- 神奈川中央交通
- 神奈中タクシー - 横浜、湘南・県央・相模原、町田
- 海老名相中
- 神奈中タクシー - 横浜、湘南・県央・相模原、町田
- 小田急バス
- 新立川交通 - 立川・拝島・国分寺市域並びに多摩地区
- 川崎交通産業 - 川崎市北部・横浜市北部
観光
[編集]- 山中湖遊覧船
その他運輸
[編集]- 東海自動車
- 小田急交通
- 小田急オートサービス
流通
[編集]- 小田急百貨店
- 小田急商事 - 小田急OX
- 江ノ島電鉄
- 江ノ電エリアサービス
- 神奈川中央交通
- 神奈中商事
- 神奈川三菱ふそう自動車販売 - 三菱ふそうトラック・バスのディーラー
- 神奈中相模ヤナセ - 自動車ディーラー(ヤナセ特約店)
小田急商事は2018年3月時点で、小田急各駅内にある駅売店88店、コンビニエンスストア13店、スーパーマーケット26店を展開[3][4]。小田急電鉄と小田急商事は2018年3月8日にセブン&アイ・ホールディングスとの業務提携についての基本合意を発表しており、駅売店・コンビニエンスストアのセブン-イレブンへの転換やセブン&アイが展開するプライベートブランドをスーパーマーケットに導入するための検討などを進める計画でいた[4]。
不動産
[編集]- 小田急不動産
- 小田急ハウジング
- 小田急箱根
- Odakyu Australia Pty. Ltd.
- 小田急SCディベロップメント - ショッピングセンター
(ミロードや新宿サザンテラス、小田急ハルク、ビナウォークなど)を運営 - M.S.B.R Land Holding Pvt Ltd.
- Odakyu Lanka Pvt Ltd.
- 小田急第一生命ビルディング(現:新宿第一生命ビルディング)
その他
[編集]ホテル
[編集]レストラン
[編集]- 小田急レストランシステム
- ドリームサークル
- ジローレストランシステム
- ジロープランニングサービス
- GIRAUD RESTAURANTS ASIA(CAMBODIA)CO.,LTD.
- 神奈川中央交通
- 神奈中システムプラン - 飲食(らーめん花楽ほか・サービス業)
旅行
[編集]ゴルフ
[編集]- 小田急スポーツサービス - ゴルフ場3箇所・テニスガーデン3箇所運営
- 富士小山ゴルフクラブ
- 神奈川中央交通
- 神奈中スポーツデザイン
鉄道メンテナンス
[編集]自動車整備
[編集]ビル管理
[編集]- 小田急ビルサービス
- コンフィット
- 小田急箱根
- 箱根プレザントサービス
- 神奈川中央交通
- 東海自動車
- ウェルハーツ小田急 - 特例子会社
- オリエントサービス
情報・媒体
[編集]- 小田急エージェンシー - 広告代理店専業
- 神奈川中央交通
- 神奈中商事 - 広告代理店専業
- 神奈中情報システム
- フラッグスビジョン
経理受託
[編集]- 小田急フィナンシャルセンター
- 神奈川中央交通
- 神奈中アカウンティングサービス
人材派遣
[編集]- 小田急百貨店
- 小田急プラネット
- ヒューマニック
保険
[編集]- 小田急保険サービス
車両等資材調達
[編集]運営する商業施設・オフィスビル
[編集]- 新宿テラスシティ
- 小田急マルシェ
- 御殿場プレミアム・アウトレット - 土地を賃貸している
廃止された主な事業等
[編集]* 伸縮型のメニューとして掲載。右にある[表示]をクリックすると一覧表示される。
以下に、かつて(過去)のグループ会社、過去に資本関係があった企業、および事業を列挙する(ここでは、50音順)。
- 熱海駅デパート - 現在はラスカ熱海(JR東日本グループ)
- 伊豆急東海タクシー - 熱海・沼津・中伊豆を除く伊豆全域(東海自動車が伊豆急ホールディングスと共同経営していた。
2022年両社ともシンフジハイヤーに譲渡。現:伊豆東海タクシー) - 上野サンレモ - 御徒町のパスタ料理店
- 江ノ電バス鎌倉インフォメーション - 乗車券取扱事業(PASMO式定期乗車券を取り扱う事無く閉業)
- 小田急大分ゴルフクラブ - ゴルフ場事業(現:大分竹中カントリークラブ)
- オダキューOXコンビニエンスストア業態各店 - 現存している駅構内セブン-イレブン店舗と異なる
- 小田急花鳥山脈 - リゾート事業(静岡県富士宮市の富士裾野に広がる広大なリゾート。日本大学に売却)
- 小田急建設 - 2008年に大和ハウス工業の傘下になり、2015年に同じ大和ハウス傘下のフジタに吸収された。
- 小田急御殿場ファミリーランド - 遊園地(静岡県御殿場市。現在、御殿場プレミアム・アウトレットになって観覧車などが存続)
- 小田急ジュノー - 女子バレーボールの日本リーグ、Vリーグに所属したチーム。1986年創部、1999年廃部。
- 小田急情報サービス - CATV事業(ジュピターテレコムに売却)
- 小田急・深夜急行バス
- 小田急電鉄本社事務所(再編、新宿の明治安田生命ビルよりの立退)
- 小田急トラベル対面窓口業態各店 - 「はこね旅市場」1店舗のみに縮小
- 小田急トランスポート(小田急運送) - 陸運業(世田谷区若林に本社があった。2001年相鉄運輸(東急グループ)に売却。
さらに2005年同社に対する公開買付によりエスビーエス傘下に移動し、現在はSBSトランスポート) - 小田急バス吉祥寺南口案内所 - 乗車券取扱事業(JRの中央線快速高架下に置かれた、北口案内所への統廃合)
- 小田急バス杉並本社事務所
- 小田急バス成城案内所 - 乗車券取扱事業(事務の人員不足・なり手不足等[5]にたたられ続け、
とうとう2024年12月28日夜にたたむ事に) - ODAKYU HAWAII Corp. - リゾートホテル事業(ハワイ州のワイキキにあるアウトリガーホブロンホテルを所有)
- 小田急ブックメイツ各店 - 書籍販売事業
- 小田急ライフアソシエ各事業所 - 介護・保育事業(ニチイ学館に売却、現:ニチイふらわあ)
- 小田急ランドフローラ各店 - 生花事業(小田急フローリスト。日比谷花壇に売却。現:ランドフローラ)
- 神奈川中央交通深夜急行バス各線 - 東京大丸(東京駅八重洲口)が起点
- 神奈川中央交通新横浜線 - 高速バス事業
- 神奈川中央交通鶴川サービスセンター - 乗車券取扱事業(小田急不動産店舗を併設。
貴重なICチップの欠乏や、PASMO式定期乗車券取扱への大きな支障等の影響で、惜しまれつつつぶれた) - 神奈川中央交通森野操車所(町田市)
- 神奈中ストア各店
- 「吉祥寺~味の素スタジアム」線 - イベント路線バス事業
- 圏央ライナー - 高速バス事業(東武神明町車庫(川越市)と湘南の藤沢とを、
高速の圏央道回りで結ぶべく、東武バスとともにがんばっていたが
不調に終わり、埼玉県下からの事業撤退に繋がる事に) - 国陽リビング有限会社 - 不動産業(中村橋南口、ハウネットワークから外れる)
- 「相模大野・南町田~御殿場プレミアム・アウトレット」線 - 高速バス事業(廃線)
- ジェネリックコーポレーション - コンタクトレンズの通信販売(シンシアに売却)
- 白鳩 - 下着の通信販売(2023年に資本業務提携を解消し、同年に保有している株式の内33.21%を歯愛メディカルに売却)
- 新宿スバルビル - 富士重工業の旧本社ビルで、同社より購入[6]。2018年8月より解体[7]。
- 「新宿高島屋~五井・市原市役所」線 - 高速バス事業(事実上の廃線)
- センチュリーハイアット名古屋
- 「立川~西武ドーム」線 - イベント路線バス事業(コロナ流行や利用者減少等による廃線)
- 「立川南口~三井アウトレットパーク 入間」線 - 急行路線バス事業(廃線)
- 多摩カリヨン館(多摩センター南口) - 商業ビル運営事業
- 東京コンクリート
- 中野ジロー - 2007年8月の丸井中野本店一時閉店に伴う
- 「成田空港~立川・拝島操車場」線 - 高速バス事業(2020年4月10日限りで
- 「昭島・立川~飯田」線
- とともに、事実上の廃線となり、長野県下からの事業撤退に繋がる事にも)
- 旧箱根高速バス経堂車庫 - 旧シティバス若林車庫への統廃合
- 箱根登山ハイヤー - 小田原・湯河原・箱根・足柄上郡・熱海・御殿場。
2022年日の丸自動車グループに譲渡。現:箱根モビリティサービス。 - 箱根登山バス熱海案内所 - 乗車券取扱事業(東海バスへの静岡県下路線運営譲渡や、熱海駅前都市再開発等により、立退)
- 箱根登山バス関本営業所
- 「羽田空港~海老名」線 - 高速バス事業(廃線)
- 「羽田空港~戸塚」線 - 高速バス事業(廃線)
- 「羽田空港~藤沢」線 - 高速バス事業(江ノ電バス運営だが2024年、
- 「羽田空港~鎌倉」線
- とともに、事実上の廃線に)
- 原宿カリヨン館(明治通沿い) - 商業ビル運営事業
- ビーバートザン各店 - DIY用品販売事業(コーナン商事に売却)
- ブルーメッツ号 - 高速バス事業
- 北欧トーキョー各店 - パン製造販売事業(2022年に全店閉業。一部店舗はドンクに譲渡し、工場はイトーヨーカ堂に売却)
- ホテル小田急 - ホテル事業(ハイアットリージェンシー東京を運営。箱根高速バスによる無料送迎運行の終了のうえで、
KKRの子会社へ売却。現:西新宿ホテルアンドリゾート) - ホテル小田急大分 - ホテル事業(大分県大分市にあった、小田急センチュリー大分を運営)
- ホテル小田急静岡 - ホテル事業(ホテルセンチュリー静岡を運営。ブリーズベイホテルに売却。現:ホテルグランヒルズ静岡[8])
- ホテルセンチュリー仙台 - 現在はホテルプレミアムグリーンヒルズ(もりの都仙台の市街中心地。現地そばの大交差点一帯は
「県庁・市役所」や「コオトオダイ公園」、そして緑のケヤキ生い繁る「定禅寺」(ヂョオゼンヂ)などとも) - マインドエイト - 不動産業(向ヶ丘遊園駅南口、ハウネットワークから外れる)
- 「三鷹~味の素スタジアム」線 - イベント路線バス事業
- 向ヶ丘遊園 - 遊園地(神奈川県川崎市多摩区)
- 向ヶ丘遊園モノレール線
- モザイク通 - 歩道(スロープ封鎖、取壊。新宿西口・京王百貨店1階と、2025年3月16日夜閉業の
南口・新宿ミロードの本館との間を結んでいた) - MONA新浦安 - 商業ビル運営事業(現在は丸井グループのエイムクリエイツが運営)
- 八千代ハウジング(中野区) - 不動産業(ハウネットワークから外れる)
- UDS - 訪日外国人観光客向け事業者の支援施設「インバウンドリーグ」(新宿)運営[9]、ホテル運営など。
2024年4月に野村不動産ホールディングスへ株式譲渡。 - 「横浜そごう・町田・本厚木~京都からすま・大阪・USJ」線 - 高速バス事業(現在は西日本JRバス運営)
- レイク&ポート号 - 高速バス事業(他の江ノ電・夜間高速バス各線とともに撤退したうえで、
レイク&ポート号全便運休、事実上の廃線)
以下は旧小田原急行鉄道(1942年東京急行電鉄に合併)に関する事業である。
- 鬼怒川水力電気配電事業 - 現:「パワーグリッド」事業
- 帝都電鉄 - 東京山手急行電鉄の後身(現:京王井の頭線の鉄道事業と、京王バス鷹64系統三鷹線のバス事業)
番組提供
[編集]- テレポートTBS6
- JNNニュースの森
- イブニング・ファイブここまで、小田急グループ名義
- 総力報道!THE NEWS
- イブニングワイド
- Nスタ(小田急電鉄単体名義。2019年9月末で降板。後継はアルファクラブ)
- 王様のブランチ
脚注
[編集]- ^ 小田急グループ(2018年3月12日閲覧)
- ^ 小田急グループ各社の取り組み
- ^ 「小田急売店、セブンに転換/業務提携 スーパーはPB導入」『日経MJ』2018年3月12日(コンビニ・フード面)
- ^ a b 当社及び当社の子会社である小田急商事株式会社と株式会社セブン&アイ・ホールディングスとの業務提携に関する基本合意のお知らせ 小田急電鉄(2018年3月8日)2018年3月12日閲覧
- ^ こうした深刻な人員不足により、問合フォームへの投稿が数ヶ月間停止される事態にも。
- ^ 『本社移転および新宿スバルビルの売却に関するお知らせ』(プレスリリース)富士重工業、2010年8月30日 。2020年5月2日閲覧。
- ^ 『新宿スバルビル跡地の暫定利用を開始!「SHINJUKU ODAKYU PARK」8月22日オープン』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2019年8月5日 。2020年5月2日閲覧。
- ^ “ホテルセンチュリー静岡を売却 小田急、ブリーズベイ(横浜)に”. 静岡新聞社 (2020年2月27日). 2020年5月2日閲覧。
- ^ 「INBOUND LEAGUE」2017年10月20日新宿にオープン UDSプレスリリース(2017年9月27日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 小田急グループ - 小田急電鉄公式サイト内
- 小田急グループインフォメーション (odakyugroup) - Facebook