山根視来
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2022年12月 内閣総理大臣官邸 | ||||||
名前 | ||||||
愛称 | ヤマネ、ミキ | |||||
カタカナ | ヤマネ ミキ | |||||
ラテン文字 | YAMANE Miki | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1993年12月22日(31歳) | |||||
出身地 | 神奈川県横浜市青葉区 | |||||
身長 | 178cm | |||||
体重 | 72kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ロサンゼルス・ギャラクシー | |||||
ポジション | DF | |||||
背番号 | 2 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
1998-2003 | あざみ野F.C. | |||||
2004-2005 | 東京ヴェルディ1969ジュニア | |||||
2006-2008 | 東京ヴェルディJrユース | |||||
2009-2011 | ウィザス高等学校 | |||||
2012-2015 | 桐蔭横浜大学 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2016-2019 | 湘南ベルマーレ | 100 | (3) | |||
2020-2023 | 川崎フロンターレ | 133 | (11) | |||
2024- | LAギャラクシー | 38 | (0) | |||
通算 | 271 | (14) | ||||
代表歴2 | ||||||
2021-2022 | 日本 | 16 | (2) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月5日現在。 2. 2022年11月27日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
山根 視来(やまね みき、1993年12月22日 - )は、神奈川県横浜市青葉区出身のプロサッカー選手。メジャーリーグサッカー・ロサンゼルス・ギャラクシー所属。ポジションはディフェンダー(DF)。元日本代表。
2021年シーズンのJ1リーグアシスト王(12アシスト)[1]。
来歴
[編集]クラブ
[編集]プロ入り前
[編集]父と兄の影響で5歳の時にあざみ野F.C.に加入し、小学校4年の時に東京ヴェルディの下部組織へ加入した[2][3]。同ユースチームへは昇格できず、第一学院高等学校高萩本校へ進学した[2]。高校2年の時、東日本大震災に見舞われ、学校が被災[4]。当時監督だった大石篤人の指示で[2]、実家の近隣にある桐蔭横浜大学に練習場所を一時移した[4]。この時の縁がきっかけとなり、同大学に進学し、主力として4年間活躍した[2]。
湘南ベルマーレ
[編集]2016年より、湘南ベルマーレへ加入[5]。1年目は負傷の影響もあり、リーグ戦では出場機会は無かった。2017年の開幕戦・水戸ホーリーホック戦では「3-4-3」の右CBに抜擢されてリーグ戦デビューを果たした。2018年4月7日の第6節鹿島アントラーズ戦ではプロ入り初得点を記録し、勝利に貢献した[6]。
川崎フロンターレ
[編集]2020年より、川崎フロンターレに完全移籍[7]。7月26日、第7節の湘南ベルマーレ戦で古巣相手に得点した[8]。 シーズン当初から右サイドバックのポジションを確保すると、自身のプレースタイルを遺憾無く発揮し、自身最多得点となる4得点を記録した。シーズン通して安定した活躍が認められ、自身初となるJリーグベストイレブンに選出された。
LAギャラクシー
[編集]2024年より、初の海外挑戦で、メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍[9]。
代表
[編集]2021年3月18日、韓国代表との国際親善試合およびFIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦のメンバーとして日本代表に初選出[10]。3月25日、国際親善試合の韓国代表との試合で代表デビューし、代表初ゴールも決めた。 2022年11月1日、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出された[11]。グループリーグ2戦目のコスタリカ戦に出場し、ワールドカップデビューを果たした。
プレースタイル
[編集]大学までは攻撃的なポジションで活躍したが、2017年、当時の湘南の曺貴裁監督によって3バックの右にコンバート。本来備わっていたドリブル技術を武器に、積極的な攻撃参加で攻撃に厚みをもたらす。2020年に移籍した川崎では右サイドバックを務める。運動量が豊富で球際にも強い。最終ラインからドリブルで飛び出していけることはもちろん、タッチライン際だけでなくハーフスペースも積極的に狙える。思い切りの良さが魅力で、密集地帯でのボール扱いも苦にしない[12][13]。
所属クラブ
[編集]- 1998年 - 2003年 あざみ野F.C.(横浜市立あざみ野第二小学校)
- 2004年 - 2005年 東京ヴェルディ1969ジュニア(横浜市立あざみ野第二小学校)
- 2006年 - 2008年 東京ヴェルディ1969ジュニアユース(横浜市立あざみ野中学校)
- 2009年 - 2011年 ウィザス高等学校
- 2012年 - 2015年 桐蔭横浜大学
- 2016年 - 2019年 湘南ベルマーレ
- 2020年 - 2023年 川崎フロンターレ
- 2024年 - ロサンゼルス・ギャラクシー
個人成績
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 天皇杯 | 期間通算 | |||||||
2013 | 桐蔭横浜大 | 11 | - | - | - | 1 | 0 | 1 | 0 | ||
2015 | 7 | - | - | 2 | 1 | 2 | 1 | ||||
2016 | 湘南 | 13 | J1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 |
2017 | J2 | 37 | 0 | - | 2 | 0 | 39 | 0 | |||
2018 | J1 | 32 | 1 | 8 | 0 | 0 | 0 | 40 | 1 | ||
2019 | 31 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 34 | 2 | |||
2020 | 川崎 | 31 | 4 | 5 | 0 | 2 | 0 | 38 | 4 | ||
2021 | 37 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 41 | 2 | |||
2022 | 32 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 33 | 3 | |||
2023 | 33 | 2 | 5 | 0 | 4 | 0 | 42 | 2 | |||
アメリカ | リーグ戦 | リーグ杯 | USオープン杯 | 期間通算 | |||||||
2024 | LAギャラクシー | 2 | MLS | 38 | 0 | 3 | 0 | - | - | 41 | 0 |
通算 | 日本 | J1 | 196 | 14 | 24 | 0 | 12 | 0 | 232 | 14 | |
日本 | J2 | 37 | 0 | - | 2 | 0 | 39 | 0 | |||
アメリカ | MLS | 38 | 0 | - | 3 | 0 | 41 | 0 | |||
総通算 | 271 | 14 | 27 | 0 | 17 | 1 | 315 | 15 |
国際大会個人成績 | ||||
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年度 | クラブ | 背番号 | 出場 | 得点 |
AFC | ACL | |||
2021 | 川崎 | 13 | 6 | 0 |
2022 | 4 | 0 | ||
2023-24 | 6 | 1 | ||
通算 | AFC | 16 | 1 |
- 出場歴
- 公式戦初出場 - 2016年4月20日 ナビスコ杯グループステージ第4節 vsジュビロ磐田(Shonan BMWスタジアム平塚)
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- 湘南ベルマーレ
- 川崎フロンターレ
- LAギャラクシー
- MLSカップ : 2024
代表
[編集]個人
[編集]- Jリーグベストイレブン:3回(2020年、2021年、2022年)
- Jリーグ優秀選手賞(2022年)
- JPFAアワード(J1)・ベストイレブン:1回(2022年)
代表歴
[編集]出場大会
[編集]- 全日本大学選抜(2014年)
- 日本代表
- 2022 FIFAワールドカップ・アジア予選(2021年)
- EAFF E-1サッカー選手権2022(2022年)
- 2022 FIFAワールドカップ (2022年)
試合数
[編集]- 国際Aマッチ 16試合 2得点(2021年 - )
日本代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
2021 | 6 | 1 |
2022 | 10 | 1 |
通算 | 16 | 2 |
出場
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 結果 | 大会 |
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1. | 2021年3月25日 | 横浜 | 横浜国際総合競技場 | 韓国 | ○3-0[14] | 国際親善試合 |
2. | 2021年6月7日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | タジキスタン | ○4-1 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
3. | 2021年6月11日 | 神戸 | ノエビアスタジアム神戸 | セルビア | ○1-0 | キリンチャレンジカップ2021 |
4. | 2021年6月15日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | キルギス | ○5-1 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア2次予選 |
5. | 2021年11月11日 | ハノイ | ミーディン国立競技場 | ベトナム | ○1-0 | 2022 FIFAワールドカップ・アジア3次予選 |
6. | 2021年11月17日 | マスカット | スルタン・カーブース・スポーツコンプレックス | オマーン | ○1-0 | |
7. | 2022年3月24日 | シドニー | スタジアム・オーストラリア | オーストラリア | ○2-0 | |
8. | 2022年3月29日 | さいたま | 埼玉スタジアム2002 | ベトナム | △1-1 | |
9. | 2022年6月2日 | 札幌 | 札幌ドーム | パラグアイ | ○4-1 | キリンチャレンジカップ2022 |
10. | 2022年6月6日 | 東京 | 国立競技場 | ブラジル | ●0-1 | |
11. | 2022年6月10日 | 神戸 | ノエビアスタジアム神戸 | ガーナ | ○4-1 | キリンカップサッカー2022 |
12. | 2022年6月14日 | 吹田 | パナソニックスタジアム吹田 | チュニジア | ●0-3 | |
13. | 2022年7月19日 | 鹿嶋 | 茨城県立カシマサッカースタジアム | 香港 | ○6-0 | EAFF E-1サッカー選手権2022 |
14. | 2022年9月27日 | デュッセルドルフ | エスプリ・アレーナ | エクアドル | △0-0 | 国際親善試合 |
15. | 2022年11月17日 | ドバイ | アール・マクトゥーム・スタジアム | カナダ | ●1-2 | |
16. | 2022年11月27日 | ライヤーン | アフメド・ビン=アリー・スタジアム | コスタリカ | ●0-1 | 2022 FIFAワールドカップ |
ゴール
[編集]No. | 開催日 | 開催都市 | スタジアム | 対戦国 | 勝敗 | 試合概要 |
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1. | 2021年3月25日 | 横浜 | 横浜国際総合競技場 | 韓国 | ○3-0 | 国際親善試合 |
2. | 2022年6月10日 | 神戸 | ノエビアスタジアム神戸 | ガーナ | ○4-1 | キリンカップサッカー2022 |
人物
[編集]- 2024年1月25日より、1年間で英語が話せるようになるという英語スクールトライズのグローバルに活躍するアスリート向けの英語学習プログラム「グローバル・アスリート・プログラム」による英語学習を開始[15]。
脚注
[編集]- ^ “Assist Ranking”. 2023年2月24日閲覧。
- ^ a b c d 「第一学院入学の選択が、Jリーガーという僕の未来への第一歩となりました。」『第一学院高等学校 先輩たちのSTORY』2019年8月31日。2024年8月23日閲覧。
- ^ “Miki Yamane (山根 視来)”. Football Arroyo. 2022年5月10日閲覧。
- ^ a b “<首都スポ>山根「逆襲だ」 関東大学サッカー桐蔭横浜大”. 中日スポーツ. (2014年5月14日). オリジナルの2014年5月15日時点におけるアーカイブ。 2017年2月6日閲覧。
- ^ 『桐蔭横浜大学 山根視来選手 2016シーズン加入内定のお知らせ』(プレスリリース)湘南ベルマーレ、2015年12月27日 。2017年2月6日閲覧。
- ^ ラストプレーの“サヨナラ弾”!!湘南がDF山根のプロ初得点で鹿島を下す ゲキサカ(2018年4月7日)2018年4月7日閲覧。
- ^ 『山根視来選手加入のお知らせ』(プレスリリース)川崎フロンターレ、2019年12月25日 。2019年12月25日閲覧。
- ^ 「変化を見せたかった」川崎F山根視来が古巣湘南に恩返し弾 ゲキサカ(2020年7月26日)2020年8月1日閲覧。
- ^ “川崎フロンターレ:山根視来選手 移籍のお知らせ”. 川崎フロンターレ オフィシャルWEBサイト. 2024年1月26日閲覧。
- ^ “SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー 国際親善試合韓国代表戦(3/25 神奈川/日産スタジアム)FIFAワールドカップ2022カタールアジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選モンゴル代表戦(3/30 千葉/フクダ電子アリーナ)”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年3月18日閲覧。
- ^ FIFAワールドカップカタール2022™ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー JFA 2022年11月1日
- ^ “日本代表デビュー! 山根視来ってどんな選手? DFなのにドリブラー、酒井宏樹らと異なるプレースタイル”. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “山根視来は唯一無二の武器を持っている。日本代表デビュー戦で初得点、ハイブリッドで新しいサイドバック像とは…”. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “国際親善試合 スタメン/試合結果”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会. 2021年4月10日閲覧。
- ^ “英語コーチング「TORAIZ(トライズ)」メジャーリーグサッカー、ロサンゼルス・ギャラクシー所属のプロサッカー 山根視来選手にアスリート向け英語学習プログラムを提供”. 2024年4月1日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 川崎フロンターレによる公式プロフィール
- 山根視来 - National-Football-Teams.com
- 山根視来 - Soccerway.com
- 山根視来 - Soccerbase.comによる選手データ
- 山根視来 - FootballDatabase.eu
- 山根視来 - WorldFootball.net
- 山根視来 - Transfermarkt.comによる選手データ
- 山根視来 - J.League Data Siteによる選手データ
- 山根視来 - メジャーリーグサッカー
- 山根視来 - playmakerstats.com
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