岸和田駅

岸和田駅
東出口(バス・タクシーターミナル)
きしわだ
KISHIWADA
NK23 和泉大宮 (1.0 km)
(0.9 km) 蛸地蔵 NK25
地図
所在地 大阪府岸和田市宮本町1-10
北緯34度27分36.95秒 東経135度22分41.1秒 / 北緯34.4602639度 東経135.378083度 / 34.4602639; 135.378083座標: 北緯34度27分36.95秒 東経135度22分41.1秒 / 北緯34.4602639度 東経135.378083度 / 34.4602639; 135.378083
駅番号 NK 24
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 南海本線
キロ程 26.0 km(難波起点)
電報略号 キワ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
19,338人/日
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)10月1日
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岸和田駅(きしわだえき)は、大阪府岸和田市宮本町にある、南海電気鉄道南海本線駅番号NK24。岸和田市の中心駅で、「ラピートα」をのぞき全列車が停車する。

歴史

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年表

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鉄道唱歌

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鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇、1900年(明治33年)作詞)58番の歌詞にて、当駅が登場する[7]

貝塚いでしかひありて はや岸和田の城の跡 こゝは大津かいざゝらば おりて信太の楠も見ん

駅構造

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ホーム
コンコース

待避設備を備えた島式2面4線のホームを持つ高架駅である。ホーム自体は10両編成分あるが、現在の停車列車は8両編成以下である。このため、和歌山市寄り2両分は柵で仕切られており、立ち入りできない。

列車の出発時には、全列車に対して出発時機合図(≒発車ベル)が鳴動する。

現在の駅舎は3代目。先代は昭和初期に建てられたもので、半円型のステンドグラスが特徴的な洋風の駅舎だったが、現駅舎にも2代目駅舎をイメージしたステンドグラスや半円型のガラス窓などが施されている。

1階に改札、2階にホームがある。改札口は中央口と和歌山市駅寄りの南口があり、両口とも団体専用口を備えている。 中央口に改札とホームを結ぶエスカレータ・エレベータ、南口に同じくエスカレータが設置される。ホームは1・4番線が待避線で2・3番線が本線となっている。日中は特急「サザン」・「ラピートβ」と普通がそれぞれ緩急接続する。ラッシュ時には特急「サザン」・「ラピートα」・「ラピートβ」に追い抜かれる急行・空港急行・区間急行も存在する。

当駅には駅長が配置され、春木駅 - 二色浜駅の各駅を管轄している。

3階と4階および屋上は都市計画駐車場となっている。駐車場の出入口は駅西側3階にあり、スロープで難波駅側から入り和歌山市駅側へ出る。駐車場各階と駅西側1階を結ぶエレベータが設置される。

のりば

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のりば 路線 方向 行先[8]
1・2 南海線 下り 和歌山市 関西空港方面
3・4 上り なんば方面

利用状況

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2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員19,338人で、南海の駅(100駅)では羽衣駅に次いで15位である。

各年度・年次の1日平均利用状況は下表の通り。

1日平均利用状況[統計 1][統計 2]
年度/年次 年度別 年次別 出典
乗降人員 増減率 順位 乗車人員 降車人員 乗降人員 南海 大阪府
1990年(平成02年) 17,202 17,107 34,309 [大阪府 1]
1991年(平成03年) 16,950 16,841 33,791 [大阪府 2]
1992年(平成04年) 16,224 16,177 32,401 [大阪府 3]
1993年(平成05年) 15,688 15,665 31,353 [大阪府 4]
1994年(平成06年) 15,161 15,254 30,415 [大阪府 5]
1995年(平成07年) 14,472 14,620 29,092 [大阪府 6]
1996年(平成08年) 14,332 14,230 28,562 [大阪府 7]
1997年(平成09年) 13,589 13,457 27,046 [大阪府 8]
1998年(平成10年) 13,237 13,329 26,566 [大阪府 9]
1999年(平成11年) 12,878 13,126 26,004 [大阪府 10]
2000年(平成12年) 12,627 12,886 25,513 [大阪府 11]
2001年(平成13年) 12,307 12,539 24,846 [大阪府 12]
2002年(平成14年) 12,205 12,473 24,678 [大阪府 13]
2003年(平成15年) 11,965 12,174 24,139 [大阪府 14]
2004年(平成16年) 11,699 11,892 23,591 [大阪府 15]
2005年(平成17年) 11,648 11,860 23,508 [大阪府 16]
2006年(平成18年) 11,722 11,970 23,692 [大阪府 17]
2007年(平成19年) 11,853 12,057 23,910 [大阪府 18]
2008年(平成20年) 11,823 12,033 23,856 [大阪府 19]
2009年(平成21年) 11,563 11,819 23,382 [大阪府 20]
2010年(平成22年) 11,495 11,730 23,225 [大阪府 21]
2011年(平成23年) 11,467 11,589 23,056 [大阪府 22]
2012年(平成24年) 11,473 11,565 23,038 [大阪府 23]
2013年(平成25年) 23,039 0.0% 12位 11,338 11,700 23,038 [南海 1] [大阪府 24]
2014年(平成26年) 23,637 2.6% 11位 12,274 11,364 23,638 [南海 1] [大阪府 25]
2015年(平成27年) 24,020 1.6% 12位 12,626 11,421 24,047 [南海 1] [大阪府 26]
2016年(平成28年) 24,287 1.1% 12位 12,905 11,380 24,285 [南海 2] [大阪府 27]
2017年(平成29年) 23,945 -1.4% 13位 12,620 11,327 23,947 [南海 3] [大阪府 28]
2018年(平成30年) 24,104 0.7% 13位 12,770 11,334 24,104 [南海 4] [大阪府 29]
2019年(令和元年) 23,549 -2.3% 14位 12,506 11,071 23,577 [南海 5] [大阪府 30]
2020年(令和02年) 18,655 -20.8% 12位 10,093 8,561 18,654 [南海 6] [大阪府 31]
2021年(令和03年) 19,022 2.0% 13位 10,412 8,609 19,021 [南海 7] [大阪府 32]
2022年(令和04年) 21,257 11.7% 13位 11,786 9,472 21,258 [南海 8] [大阪府 33]
2023年(令和05年) 19,338 -9.0% 15位 [南海 9]

駅周辺

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中央口は東出口と西出口に分かれ、東出口にバス・タクシーターミナルがある。東出口から約900m国道26号に、西出口から約800mで大阪臨海線に至る。西出口から西伸する5幅の道路は昭和大通と呼ばれ、岸和田カンカンベイサイドモールに至るまで商店街となっている。南口も中央口同様東西に分かれるが、出口の区別はない。ただし、構内図等で南出口と表記されることがある。南口は市役所や旧市街地への最寄口となる。

公共施設

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学校

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商業施設

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岸和田駅前商店街

宿泊施設

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  • ステーションホテルみやこ(旧ステーションホテル岸和田)
  • APAホテル関空岸和田
  • シティホテルプリンセス

金融機関

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その他

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バス路線

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一般路線バスは南海ウイングバスのみ。停留所名は「岸和田駅前」。岸和田市が運行するコミュニティバス「ローズバス」も同社が運行している。

のりば 路線名 系統・行先 備考
1 牛滝線 611系統:牛滝山
613系統:白原車庫 内畑経由
2 福田線 622系統道の駅愛彩ランド 土休日1本のみ運行。和泉大宮駅前経由
622V系統:道の駅愛彩ランド 土休日の日中のみ運行。和泉大宮駅前・岸の丘町1丁目経由
623系統:道の駅愛彩ランド 朝のみ運行。岸和田警察署前経由
623V系統:道の駅愛彩ランド 夕方以降に運行。岸和田警察署前・岸の丘町1丁目経由
3 東ヶ丘線 661系統和泉中央駅 早朝1本および夕方以降の運行。荒木町経由
663系統:和泉中央駅 日中に運行。徳洲会病院経由
665系統:和泉中央駅 平日1本のみ運行。市民病院前経由
4 葛城線 641系統:塔原 本数わずか。岸和田警察署前経由
642系統:塔原 日中4本のみ運行。上古城経由
643系統:白原車庫 本数わずか。岸和田警察署前経由
644系統:白原車庫 日中4本のみ運行。上古城経由
645系統:一の宮・天神山循環右回り 流木経由
647系統:一の宮・天神山循環右回り 1日1本のみ運行。畑町経由
5 654系統:天神山・一の宮循環左回り 流木経由
656系統:天神山・一の宮循環左回り 最終便のみ。654系統と同一経路で循環し、土生で運行を打ち切る
657系統:天神山・一の宮循環左回り 1日2本のみ運行。畑町経由

高速バス

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岸和田観光バス平成エンタープライズの路線が発着。後者の停留所名は「岸和田駅」。

隣の駅

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南海電気鉄道
南海本線
特急「サザン
堺駅 (NK11) - 岸和田駅 (NK24) - 泉佐野駅 (NK30)
急行(下記以外の列車)
泉大津駅 (NK20) - 岸和田駅 (NK24) - 貝塚駅 (NK26)
急行(泉佐野行きの列車)・空港急行・区間急行
春木駅 (NK22) - 岸和田駅 (NK24) - 貝塚駅 (NK26)
準急(難波行きのみ運転)・普通
和泉大宮駅 (NK23) - 岸和田駅 (NK24) - 蛸地蔵駅 (NK25)
  • 括弧内は駅番号を示す。
  • 野外イベント会場「泉大津フェニックス」で大型イベントが行われる際は、サザンが通常の隣の停車駅との間にある泉大津駅に臨時停車する場合がある。

脚注

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記事本文

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注釈

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出典

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  1. ^ 「岸和田駅の貨物取扱を廃止」『交通新聞』交通協力会、1968年6月13日、1面。
  2. ^ 南海電気鉄道『南海二世紀に入って 十年の歩み』1995年、106頁。 
  3. ^ “南海・和泉大宮-蛸地蔵駅間 上り線が高架化”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年5月23日) 
  4. ^ 『ニュース南海 1996年3月号』南海電気鉄道。 
  5. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  6. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  7. ^ ウィキソース出典 大和田建樹鉄道唱歌/關西・參宮・南海篇』。ウィキソースより閲覧。  2024年7月28日閲覧.
  8. ^ 岸和田駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
  9. ^ 岸和田駅前通商店街”. 岸和田駅前通商店街 公式Webサイト. 岸和田駅前通商店街振興組合. 2022年11月27日閲覧。

利用状況

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  1. ^ ハンドブック南海 - 南海電鉄
  2. ^ 大阪府統計年鑑 - 大阪府

大阪府統計年鑑

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  1. ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
  2. ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
  3. ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
  4. ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
  5. ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
  6. ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
  7. ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
  8. ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
  9. ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
  10. ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
  31. ^ 大阪府統計年鑑(令和3年) (PDF)
  32. ^ 大阪府統計年鑑(令和4年) (PDF)
  33. ^ 大阪府統計年鑑(令和5年) (PDF)

ハンドブック南海

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関連項目

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外部リンク

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