諏訪ノ森駅

諏訪ノ森駅
難波方面行き 旧駅舎正面(2012年4月)
すわのもり
SUWANOMORI
NK13 石津川 (1.1 km)
(1.0 km) 浜寺公園 NK15
地図東は船尾停留場
所在地 堺市西区浜寺諏訪森町西二丁
北緯34度33分1.69秒 東経135度26分54.47秒 / 北緯34.5504694度 東経135.4484639度 / 34.5504694; 135.4484639座標: 北緯34度33分1.69秒 東経135度26分54.47秒 / 北緯34.5504694度 東経135.4484639度 / 34.5504694; 135.4484639
駅番号 NK 14
所属事業者 南海電気鉄道
所属路線 南海本線
キロ程 13.8 km(難波起点)
電報略号 スワ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(千鳥式配置)
乗降人員
-統計年次-
7,749人/日
-2019年-
開業年月日 1907年明治40年)12月20日
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諏訪ノ森駅(すわのもりえき)は、大阪府堺市西区浜寺諏訪森町西二丁にある、南海電気鉄道南海本線駅番号NK14

駅舎は国の登録有形文化財に登録され、また第4回近畿の駅百選にも選定されている。今は工事中。(使用終了)

歴史

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駅構造

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和歌山市方面ホームから難波方面駅舎を望む
(2012年4月)

千鳥式配置の単式2面2線のホームを持つ地平駅である。それぞれのホームが石津川8号踏切を挟んで反対側に延びているのが特徴。

改札はホーム毎に独立しており、駅構内に上下のホーム同士を連絡する通路は存在しない。和歌山市方面ホームは和歌山市駅寄りに、難波方面ホームは難波駅寄りに、それぞれ改札を持つ。トイレは改札内に設置されている。

高架化工事に伴い上り線が仮線に切り替わっても、難波方面ホームが少し西側になるだけで千鳥式配置の構造は変わらない予定。2022年6月時点では、すでにほとんどの場所で上り仮線のレールが敷かれており、架線設置等の工事が進められている[8]。2028年3月末に上下線とも高架化されると、千鳥式配置ではなくなり、相対式ホームとなる予定[9]

のりば

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のりば 路線 方向 行先[10]
1 南海線 下り 和歌山市 関西空港方面
2 上り なんば方面

利用状況

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2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員7,749人(乗車人員:3,842人、降車人員:3,907人)である。

各年度の1日平均乗降・乗車人員数は下表の通り。

年次 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
順位 出典
2000年 9,515 4,659 - [11]
2001年 9,227 4,511 - [12]
2002年 9,274 4,514 - [13]
2003年 9,004 4,371 - [14]
2004年 8,849 4,298 32位 [15]
2005年 8,777 4,271 - [16]
2006年 8,757 4,235 - [17]
2007年 8,664 4,192 - [18]
2008年 8,318 4,005 - [19]
2009年 8,152 3,959 - [20]
2010年 8,044 3,881 - [21]
2011年 7,906 3,814 35位 [22]
2012年 7,856 3,788 [23]
2013年 8,013 3,852 37位 [24]
2014年 7,728 3,734 37位 [25]
2015年 7,811 3,784 40位 [26]
2016年 7,886 3,840 40位 [27]
2017年 8,029 3,927 39位 [28]
2018年 7,811 3,836 41位 [29]
2019年 7,749 3,842 40位 [30]

駅周辺

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浜寺エリアに位置し、スーパーや金融機関が進出している。これはかつて付近に堺市役所浜寺出張所があった(1996年に堺市役所西支所 → のちの西区役所 が鳳に開設され統合という形で廃止)ことにもよる。東側には諏訪ノ森本通商店街がある。

備考

高架化の問題

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前述の通り、隣の浜寺公園駅の駅舎とともに、駅舎が国の登録文化財建築物に登録されているが、堺市・大阪府が予定している石津川駅北助松駅間の連続立体交差事業による鉄道の高架化で駅舎が撤去・解体される可能性があった。この問題は長年議論されたが、2006年(平成18年)11月7日に事業認可が降り、高架化が決定した。当初は2018年(平成30年)3月末の完成予定としていたが、仮線用地の確保に手間取っており、2028年(令和10年)3月の完成予定へと変更されている。なお浜寺公園駅舎と同様に諏訪ノ森駅舎に関しても2008年(平成20年)2月7日に開催された「浜寺公園駅及び諏訪ノ森駅舎保存活用にかかわる懇話会」で議論され、最終会合で高架に伴って造られる新駅正面の脇に移築されることが決まり、2020年(令和2年)2月に曳家により25 m西に移設された。同年9月からはカフェ、ギャラリー、文化教室などの交流スペースとして活用される。高架工事完了後、駅前広場の一角に再度移され、市民の憩いの場として活用される予定。

ギャラリー

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ここでは高架化工事に関する画像を取り上げる。

隣の駅

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南海電気鉄道
南海本線
特急サザン・急行・空港急行・区間急行
通過
準急(難波行きのみ運転)・普通
石津川駅 (NK13) - 諏訪ノ森駅 (NK14) - 浜寺公園駅 (NK15)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注

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  1. ^ 「停車場設置」『官報』1907年12月25日(国立国会図書館デジタル化資料)によれば開業時「北浜寺駅」。
  2. ^ 「停車場改称」『官報』1908年11月18日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 「軽便鉄道停留場位置変更」『官報』1919年6月14日(国立国会図書館デジタル化資料)
  4. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  5. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  6. ^ 仮上り線への切替について(諏訪ノ森駅付近)』(レポート)堺市建設局道路部 連続立体推進課https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/rittaisuishin/honsen/shincyoku/index.files/20230124.pdf2024年6月5日閲覧 
  7. ^ 南海電鉄『南海本線(堺市)連続立体交差事業に伴う諏訪ノ森駅和歌山市方面のりば変更のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)2024年10月16日https://www.nankai.co.jp/lib/traffic/information/pdf/241016.pdf2024年11月16日閲覧 
  8. ^ 第2工区工事進歩状況”. 堺市. 2022年6月12日閲覧。
  9. ^ 事業の施行計画 標準横断図”. 堺市. 2022年6月12日閲覧。
  10. ^ 諏訪ノ森駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
  11. ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
  12. ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
  13. ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
  14. ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
  15. ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
  16. ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
  17. ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
  18. ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
  19. ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
  20. ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
  21. ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
  22. ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
  23. ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
  24. ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
  25. ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
  26. ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
  27. ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
  28. ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
  29. ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
  30. ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)

関連項目

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外部リンク

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