旭前駅
旭前駅* | |
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南口駅舎(2020年11月) | |
あさひまえ ASAHI-MAE | |
◄ST13 印場 (0.9 km) (1.6 km) 尾張旭 ST15► | |
所在地 | 愛知県尾張旭市旭前町五丁目4-5 |
駅番号 | ST 14 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 13.1 km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅** |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- | 5,338人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1942年(昭和17年) |
備考 | * 1942年 聾石駅より改称か?(#歴史参照) ** 2006年 より無人化。 |
旭前駅(あさひまええき)は、愛知県尾張旭市旭前町5丁目にある、名鉄瀬戸線の駅である。駅番号はST14。
歴史
[編集]旭前駅としての開業は、1942年(昭和17年)である。ただし、旭前駅に近接する場所に、瀬戸線開業時に設置されていた聾石駅(つんぼいしえき)が同時期に廃止されており、両駅の関係について、同一駅の改名移転とする資料も、聾石駅の廃止と旭前駅の新設とする資料もある[1]。
年表
[編集]- 1905年(明治38年)4月2日 - 聾石駅開業。
- 1942年(昭和17年) - 聾石駅廃止。旭前駅開業。
- 1985年(昭和60年)4月19日 - 新駅舎完成[2]。
- 2006年(平成18年)
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2015年(平成27年)11月21日 - 町名地番変更に伴い、所在地が尾張旭市旭前町広久手から尾張旭市旭前町5丁目に変更される。
- 2017年(平成29年)11月 - 駅改良および北口駅舎新設工事着工[4]。
- 2018年(平成30年)3月28日 - 改良工事完了、北口の供用を開始[4]。
駅構造
[編集]相対式2面2線ホームの地上駅。無人駅であり、駅集中管理システムが導入されている。無人化後の管理は大曽根駅が担っているが、トラブル時には三郷駅より係員が来る仕組みとなっている。
駅舎・改札口は2番線(栄町方面)の南口と、1番線(尾張瀬戸方面、2018年(平成30年)3月設置)の北口が設置されている。北口は車椅子を利用している人などバリアフリーのための改札として利用される。北口設置後も駅構内に跨線橋が残っている。南口駅舎にはテナントスペースがあるがすべてシャッターは閉じている。トイレは駅構内にはなく、南口駅舎脇に公衆トイレが設置されている。
駅集中管理システム導入前は早朝・夜間の無人となる時間帯に駅を開放しており、降車客のきっぷは運転士が回収していた。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ST 瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸方面[5] |
2 | 上り | 栄町ゆき[5] |
- 北口
- ホーム
- 駅名標
配線図
[編集] ← 尾張瀬戸方面 | → 大曽根・ 栄町方面 | |
凡例 出典:[6] |
駅周辺
[編集]周辺は住宅地であるが、区画整理中のため空き地が目立つ。近年、南口に駅前ロータリーが整備されている。
- タチヤ 旭前店
- 愛知県立旭野高等学校
- 旭サナック本社
- 旭精機工業本社
- 中日信用金庫 尾張旭支店
- 中京銀行 尾張旭支店
- つんぼ石
- 瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)
- 山手通り
- 城山街道
- 旭労災病院 - 病院へは隣の印場駅からでもアクセスできるが、当駅からの方が若干近い。徒歩30分弱。印場駅とは異なり、無料送迎バスは駅前に乗り入れない。
路線バス
[編集]駅北側の旭前駅北停留所と南口前ロータリー内の旭前駅停留所に停車する。
- 尾張旭市営バス「あさぴー号」:西ルート
利用状況
[編集]- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は5,250人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中82位、瀬戸線(20駅)中10位であった[7]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は8,024人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中56位、瀬戸線(19駅)中9位であった[8]。
- 「尾張旭市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、当駅の一日平均乗降人員は以下の通り推移している[9][10]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2003年 | 4,506 |
2004年 | 4,537 |
2005年 | 4,595 |
2006年 | 4,566 |
2007年 | 4,488 |
2008年 | 4,717 |
2009年 | 4,568 |
2010年 | 4,735 |
2011年 | 4,840 |
2012年 | 5,006 |
2013年 | 5,250 |
2014年 | 5,299 |
2015年 | 5,672 |
2016年 | 5,894 |
2017年 | 6,016 |
2018年 | 6,102 |
2019年 | 6,281 |
2020年 | 5,338 |
※ 1995年(平成7年)の印場駅開業により利用者が分散し、減少していた時期があったが、近年は若干回復傾向にある。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、118頁。ISBN 978-4865988611。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1058頁。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、258頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ a b 梅村俊樹「Topic Photos」『鉄道ピクトリアル』第947巻、鉄道図書刊行会、2018年7月、121頁。
- ^ a b “旭前(ST14)(あさひまえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 市の統計 - 尾張旭市
- ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 旭前駅 - 名古屋鉄道