木内昇
木内 昇 (きうち のぼり) | |
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誕生 | 1967年 日本・東京都 |
職業 | 小説家、編集者 |
国籍 | 日本 |
ジャンル | 時代小説 |
主題 | 2004年 - |
代表作 | 『漂砂のうたう』(2010年) 『櫛挽道守』(2013年) |
主な受賞歴 | 早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞(2009年) 直木三十五賞(2011年) 中央公論文芸賞(2014年) 柴田錬三郎賞(2014年) 親鸞賞(2014年) |
デビュー作 | 『新選組幕末の青嵐』(2004年) |
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木内 昇(きうち のぼり、1967年 - )は日本の小説家、編集者。
フリーのライター・編集者として活躍する一方、作家デビュー。移ろう時代を生きる人間を描き出す時代小説が好評を得る。『漂砂のうたう』(2010年)で直木賞受賞。ほかに『茗荷谷の猫』(2008年)、『櫛挽道守』(2013年)など。
来歴
[編集]1967年、東京都で生まれる[1]。東京都立国分寺高等学校、中央大学文学部哲学科心理学専攻卒業。
出版社勤務を経て独立し、インタビュー誌『Spotting』を創刊する[1]。フリーランスの編集者、ライターとして活躍。
2004年に発表した『新選組幕末の青嵐』で小説家としてデビュー[1]。
受賞歴
[編集]- 2009年 『茗荷谷の猫』で、第2回早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。
- 2011年 『漂砂のうたう』で、第144回直木三十五賞を受賞。
- 2014年 『櫛挽道守』で、第9回中央公論文芸賞を受賞。
- 2014年 『櫛挽道守』で、第27回柴田錬三郎賞を受賞。
- 2014年 『櫛挽道守』で、第8回親鸞賞を受賞。
候補作
[編集]- 2016年 『よこまち余話』で、第33回織田作之助賞候補。
- 2017年 『球道恋々』で、第34回織田作之助賞候補。
著書
[編集]- 『東京の仕事場』(2002年 ギャップ出版)
- 『新・東京の仕事場 増補版』(2005年 平凡社)
- 『ブンガクの言葉』(2003年 青幻舎)
- 『新選組幕末の青嵐』(2004年 アスコム / 2009年 集英社文庫 ISBN 978-4-08-746517-4)
- 『地虫鳴く』(2005年 河出書房新社 / 2010年 集英社文庫 ISBN 978-4-08-746536-5)
- 『あの角まで』(2006年 PHP研究所)
- 『茗荷谷の猫』(2008年 平凡社/ 2011年 文春文庫 ISBN 978-4-1678-2001-5)
- 『浮世女房洒落日記』(2008年 ソニー・マガジンズ ISBN 978-4-7897-3364-9 / 2011年 中公文庫)
- 『漂砂のうたう』(2010年 集英社 / 2013年 集英社文庫 ISBN 978-4-08-745130-6)
- 『笑い三年、泣き三月』(2011年 文藝春秋 / 2014年 文春文庫)
- 『ある男』(2012年 文藝春秋 / 2015年 朝日文庫)
- 『みちくさ道中』(2012年 平凡社 / 2017年 集英社文庫) エッセイ集
- 『櫛挽道守』(2013年 集英社 / 2016年 集英社文庫)
- 『よこまち余話』(2016年 中央公論新社 / 2019年中公文庫)
- 『光炎の人』上・下(2016年 KADOKAWA / 2019年 角川文庫)
- 『球道恋々』(2017年 新潮社 / 2021年 新潮文庫)
- 『火影に咲く』(2018年 集英社 / 2021年 集英社文庫)
- 『化物蝋燭』(2019年 朝日新聞出版)
- 『万波を翔る』(2019年 日本経済新聞社)
- 『占』(2020年 新潮社)
- 『剛心』(2021年 集英社 ISBN 978-4-08-771759-4)
- 『かたばみ』(2023年 KADOKAWA ISBN 978-4-04-112253-2)
- 『惣十郎浮世始末』(2024年6月7日 中央公論新社)[2]
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 木内昇 (nobori_kiuchi) - note
- Spotting-web[リンク切れ]