小池真理子

小池 真理子
(こいけ まりこ)
2012年3月19日、芸術選奨贈呈式にて(右)
誕生 (1952-10-28) 1952年10月28日(72歳)
日本の旗 東京都中野区
職業 小説家
エッセイスト
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士(文学)
最終学歴 成蹊大学文学部英米文学科卒業
活動期間 1978年 -
ジャンル 恋愛小説
ミステリー
ホラー
エッセイ
代表作』(1995年)
『欲望』(1997年)
『無花果の森』(2011年)
『沈黙のひと』(2012年)
主な受賞歴 日本推理作家協会賞短編部門(1989年)
直木三十五賞(1995年)
島清恋愛文学賞(1998年)
柴田錬三郎賞(2006年)
芸術選奨(2012年)
吉川英治文学賞(2013年)
デビュー作 『知的悪女のすすめ』
配偶者 藤田宜永(1984年 - 2020年 死別)
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(こいけ まりこ、1952年10月28日 -)は、日本小説家エッセイスト。夫は同じく小説家の藤田宜永[3]。主な長編作品に『』『無伴奏』『水の翼』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』などがあり、「短編の名手」と謳われ、『妻の女友達』『水無月の墓』『怪談』など、短編集も多く上梓している。渡辺淳一文学賞選考委員、山本周五郎賞松本清張賞島清恋愛文学賞など選考委員を歴任。[4]

来歴・人物

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1952年東京都中野区に、父・小池清泰と母・増子の長女として生まれる。父・清泰は、東北帝国大学を卒業後、昭和石油に勤務しており、またロシア文学ドイツ文学に傾倒していたため、多くの蔵書があり、朝日歌壇への投稿歴がある[5]。1959年、大田区立久原小学校に入学。ピアノを習い始める。1962年、『なかよし』『りぼん』などに掲載された少女漫画の影響を受けて、自分でストーリーを考えて漫画を描く。学校の図書館で本を借り、読書を楽しむ。小学6年の時、新潮文庫の『赤毛のアン』を読んで感動する。1965年3月、父の転勤で、兵庫県西宮市に転居、私立甲子園学院中等部に入学。この頃から、父の蔵書を読み始める。D・H・ローレンスチャタレイ夫人の恋人』を読んでいた時、「まだ早い」と父に叱られる。1967年4月、西宮市立瓦木中学校に編入。1968年4月、兵庫県立鳴尾高等学校に入学。同年9月、父の転勤で、宮城県仙台市に転居、宮城県第三女子高等学校に編入。全共闘運動など学生運動が盛んだった時期であり、小池もヘルメットを被って街頭デモに参加したり、自身の高校で「制服廃止闘争委員会」を結成したりしていた[6]フォークソングの時代で[6]、デモ集会の締めに「勝利を我等に」をよく歌った[6]。一番好きなフォークは高田渡の「自衛隊に入ろう」という[6]。また、高校時代には多感な想いの中で仙台の季節を味わいつつ、散文を書いていた。高校卒業後は1年間、予備校での浪人生活を送った[7]。1972年4月、成蹊大学文学部英米文学科に入学。吉祥寺で1人暮らしを始める。大学在学中から作家となることを志し、小説を書き始める。1976年3月、大学を卒業。同年4月、本に近い場所ということから、出版社に就職、編集者となる。

1977年7月、出版社を退職し、フリーの編集者、ライターになる。エッセイ集『知的悪女のすすめ』の企画をいくつかの出版社に持ち込み始める。山手書房(当時)で、自分で書けばいい、と言われ、自ら企画に沿ったエッセイを書く。1978年7月、エッセイ集『知的悪女のすすめ』が刊行、ベストセラーとなり、エッセイストとしてデビュー。続けて関連のエッセイ集を発表する。1985年、『第三水曜日の情事』を上梓、小説家デビューを果たす。コンスタントにミステリー、サスペンス作品を発表する。1984年、藤田宜永と夫婦になる。1989年、「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。1990年、1万冊近い蔵書と愛猫ゴブのため、藤田宜永とともに長野県軽井沢町に移住。同時期に、ミステリーから恋愛小説へと新境地を開き、1995年には『』で第114回直木賞を受賞。その後も数々の文学賞を受賞。2012年には、『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞する。また、文学賞の選考委員も務めている。2008年1月に軽井沢の自宅で火災が発生。また、父・清泰を2009年3月に、母・増子を2013年8月に亡くす。また、2018年3月には夫の肺がん宣告を受け、2020年1月に亡くす。近年の作品には、こうした経験が反映されており、人の生や死、老いなど、人生の折々で体験することをすくい取った作品が多くなっている[8][9]。こうした身近な人たちを相次いで失いながら、10年かけて書き上げた一冊が2021年6月に出版された『神よ憐れみたまえ』である[10]

受賞歴

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著作

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小説

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1980年代

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  • 第三水曜日の情事(1985年7月 角川文庫) - 主としてアメリカを舞台にした掌編(ショートショート)集。登場人物もすべて外国人で倒叙ものが多い。
    • 収録作品:第三水曜日の情事 / マイアミの優雅な午後 / ヌーヌーのクリスマス / 覚えのない殺人 / 訪ねてきた女 / 無邪気なものまね / ボン・ボワイヤージュ / 目撃者の三つの目 / 十三人目の被害者 / 彼女を愛した俺と犬 / 幸せのサウンド・オブ・サイレンス / 女の約束 / 不運な忘れ物 / やさしく呪って… / 計画通りの埋葬 / 几帳面な性格 / 待ちわびた招待 / 気にくわない奴 / 知らなかった偶然 / 死体のそばの犬
  • あなたから逃れられない(1985年8月 集英社文庫
  • 彼女が愛した男(1986年2月 カドカワノベルズ / 1988年1月 角川文庫)
  • 蠍のいる森(1987年4月 集英社文庫)
  • 仮面のマドンナ(1987年5月 角川文庫 / 2018年5月 角川文庫)
  • 彼方の悪魔(1987年11月 C★NOVELS / 1991年2月 中公文庫 / 2021年6月 双葉文庫
  • 見えない情事(1988年4月 中央公論社 / 1992年7月 中公文庫 / 2021年5月 双葉文庫)
    • 収録作品:ディオリッシモ / 春日狂乱 / 寂しがる男 / 黒の天使 / 車影 / 真夏の夜の夢つむぎ / 見えない情事
  • 墓地を見おろす家(1988年7月 角川文庫 / 1993年12月 角川ホラー文庫
  • プワゾンの匂う女(1988年7月 徳間書店 / 1991年8月 徳間文庫 / 1997年12月 光文社文庫
  • 間違われた女(1988年9月 ノン・ポシェット / 2011年9月 祥伝社文庫【新装版】)
  • あなたに捧げる犯罪(1989年2月 双葉社 / 1992年1月 双葉文庫 / 2014年2月 双葉文庫【新装版】)
    • 【改題】 妻の女友達(1995年4月 集英社文庫) - 表題作「妻の女友達」は、第42回日本推理作家協会賞を受賞。
    • 収録作品:菩薩のような女 / 転落 / 男喰いの女 / 妻の女友達 / 間違った死に場所 / セ・フィニ 終焉
  • キスより優しい殺人(1989年5月 勁文社 / 1991年7月 ケイブンシャ文庫 / 1999年3月 徳間文庫)
    • 収録作品:キスより優しい殺人 / 初めての男 / 洋菓子店殺人事件 / 絡み合った殺意 / 仮面の美女 / 短期は損気 / 奇妙な話 / 家族の風景 / 磯良 / キスはドライブの後に / レディス・メイト / 指輪 / 光あふれる樹 / 目には目を / 四度目の夏 ※「四度目の夏」は文庫のみ
  • 死者はまどろむ(1989年6月 講談社ノベルス / 1993年8月 集英社文庫)
  • 双面の天使(1989年7月 集英社文庫)
    • 収録作品:共犯関係 / 眼 / 薔薇の木の下 / 双面の天使
  • 窓辺の蛾(1989年11月 実業之日本社)
    • 【改題】 追いつめられて(1993年1月 ノン・ポシェット / 2022年9月 祥伝社文庫【新装版】)
    • 収録作品:窓辺の蛾 / 悪者は誰? / 追いつめられて / 泣かない女 / 隣りの女 / 予告された罠
  • 殺意の爪(1989年4月 カッパ・ノベルス / 1993年6月 光文社文庫 / 1998年1月 徳間文庫)
  • 闇のカルテット(1989年12月 双葉社 / 1992年9月 双葉文庫 / 2016年10月 双葉文庫【新装版】)

1990年代

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  • やさしい夜の殺意(1990年4月 中央公論社 / 1993年11月 中公文庫 / 2020年12月 双葉文庫)
    • 収録作品:やさしい夜の殺意 / それぞれの顚末 / チルチルの丘 / 青いドレス / 未亡人は二度生まれる
  • 無伴奏(1990年7月 集英社 / 1994年9月 集英社文庫 / 2005年3月 新潮文庫
  • 柩の中の猫(1990年9月 白水社 物語の王国 / 1996年7月 新潮文庫 / 2004年11月 集英社文庫)
  • 恐怖配達人(1990年12月 双葉社 / 1993年7月 双葉文庫 / 2012年8月 双葉文庫【新装版】)
    • 収録作品:梁のある部屋 / 喪服を着る女 / 死体を運んだ男 / 老後の楽しみ / 団地 / 霧の夜
  • 唐沢家の四本の百合(1991年9月 中央公論社 / 1995年9月 中公文庫 / 2001年8月 徳間文庫 / 2020年9月 双葉文庫)
  • 会いたかった人(1991年10月 ノン・ポシェット)
    • 収録作品:会いたかった人 / 結婚式の客 / 寄生虫 / 木陰の墓 / 運の問題 / 甘いキスの果て
  • 懐かしい骨(1992年7月 双葉社 / 1994年12月 双葉文庫 / 2013年6月 双葉文庫【新装版】)
  • 夜ごとの闇の奥底で(1993年1月 新潮社 新潮ミステリー倶楽部 / 1996年2月 新潮文庫)
  • ナルキッソスの鏡(1993年3月 集英社 / 1996年4月 集英社文庫) - 女装して暮らす美青年とマザコン中年女性の愛憎劇。
  • 恐怖に関する四つの短編(1993年5月 実業之日本社)
    • 【改題】倒錯の庭(1996年8月 集英社文庫)
    • 収録作品:倒錯の庭 / 罪は罪を呼ぶ / 約束 / 暗闇に誰かがいる
  • 危険な食卓(1994年1月 集英社 / 1997年4月 集英社文庫)
    • 収録作品:囚われて / 同窓の女 / 路地裏の家 / 姥捨ての街 / 天使の棲む家 / 花火 / 鍵老人 / 危険な食卓
  • 死に向かうアダージョ(1994年7月 双葉社 / 1997年10月 双葉文庫 / 2015年9月 双葉文庫【新装版】)
  • 贅肉(1994年9月 中央公論社 / 1997年2月 中公文庫 / 2018年12月 双葉文庫)
    • 収録作品:贅肉 / ねじれた偶像 / 一人芝居 / 誤解を生む法則 / どうにかなる
  • 記憶の隠れ家(1995年2月 講談社 / 1998年1月 講談社文庫
    • 収録作品:刺繍の家 / 獣の家 / 封印の家 / 花ざかりの家 / 緋色の家 / 野ざらしの家
  • 怪しい隣人(1995年4月 集英社 / 1998年4月 集英社文庫)
    • 収録作品:妻と未亡人 / 家鳴り / 終の道づれ / 寺田家の花嫁 / 本当のこと / 隣の他人
  • (1995年10月 早川書房 ハヤカワ・ミステリワールド / 1999年4月 ハヤカワ文庫JA / 2003年1月 新潮文庫)
  • 水無月の墓(1996年1月 新潮社 / 1999年2月 新潮文庫 / 2017年9月 集英社文庫)
    • 収録作品:足 / ぼんやり / 神かくし / 夜顔 / 流山寺 / 深雪 / 私の居る場所 / 水無月の墓
  • うわさ(1996年3月 光文社 / 1998年10月 光文社文庫)
    • 収録作品:独楽の回転 / 災厄の犬 / ひぐらし荘の女主人 / うわさ
  • 欲望(1997年7月 新潮社 / 2000年4月 新潮文庫)
  • 美神(1997年10月 講談社 / 2000年5月 講談社文庫)
  • 律子慕情(1998年1月 集英社 / 2000年11月 集英社文庫 / 2016年10月 集英社文庫)
  • 蜜月(1998年9月 新潮社 新潮エンターテインメント倶楽部SS / 2001年4月 新潮文庫)
    • 収録作品:花のエチュード / 交尾 / ただ一度の忘我 / 裸のウサギ / バイバイ / 夜のかすかな名残り
  • 水の翼(1998年12月 幻冬舎 / 2002年2月 幻冬舎文庫 / 2004年5月 新潮文庫)
  • ひるの幻 よるの夢(1999年1月 文藝春秋 / 2002年4月 文春文庫
    • 収録作品:夢のかたみ / 静かな妾宅 / 彼なりの美学 / 秋桜の家 / ひるの幻 よるの夢 / シャンプーボーイ
  • 冬の伽藍(1999年6月 講談社 / 2002年6月 講談社文庫)
  • 薔薇船(1999年9月 早川書房 / 2003年10月 ハヤカワ文庫JA)
    • 収録作品:鬼灯 / ロマンス / 薔薇船 / 首 / 夏祭り / 彼方へ
  • INNOCENT イノセント(1999年10月 新潮社 / 2006年6月 新潮文庫) ※写真 ハナブサ・リュウ

2000年代

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  • 月狂ひ(2000年10月 新潮社)
    • 【改題】浪漫的恋愛(2003年6月 新潮文庫)
  • ノスタルジア(2000年1月 双葉社 / 2002年12月 双葉文庫 / 2005年12月 講談社文庫 / 2019年10月 双葉文庫【新装版】)
  • 薔薇の木の下(2000年2月 徳間書店 / 2002年9月 徳間文庫)
    • 収録作品:春の水音 / 囚われて / 封印の家 / 老後の楽しみ / 妻と未亡人 / 薔薇の木の下 / 秘密
  • 蔵の中(2000年11月 祥伝社文庫)
  • 天の刻(2001年1月 文藝春秋 / 2004年6月 文春文庫)
    • 収録作品:月を見に行く / 蝋燭亭 / 天の刻 / 襞のまどろみ / 堕ちていく / 無心な果実
  • 午後のロマネスク(2001年4月 祥伝社 / 2003年9月 祥伝社文庫)
    • 収録作品:約束 / 灰色の猫 / 親友 / 彼方へ / 愛しい嘘 / 白い水着の女 / くちづけ / 年始客 / 再会 / 雪うさぎ / 花火 / 遠い思い出 / 花ざかりの夜 / 夏の雨 / 旅路 / ふしぎな話 / 声
  • 薔薇いろのメランコリヤ(2001年10月 角川書店 / 2003年11月 角川文庫)
  • 狂王の庭(2002年6月 角川書店 / 2005年9月 角川文庫)
  • 夜の寝覚め(2002年10月 集英社 / 2005年10月 集英社文庫)
    • 収録作品:たんぽぽ / 旅の続き / 花の散りぎわ / 雪の残り香 / 時の轍 / 夜の寝覚め
  • 虚無のオペラ(2003年1月 文藝春秋 / 2006年1月 文春文庫)
  • 一角獣(2003年5月 角川書店 / 2006年9月 角川文庫)
    • 収録作品:こんな花あらしの日の午後は / 月影の中で / 石榴の木の下 / 雨の朝 / 闇のオンディーヌ / 一角獣 / 妖かし / 光きらめく海
  • レモン・インセスト(2003年7月 光文社 / 2006年8月 光文社文庫)
  • 瑠璃の海(2003年10月 集英社 / 2006年10月 集英社文庫)
  • 雪ひらく(2004年1月 文藝春秋 / 2007年3月 文春文庫)
    • 収録作品:おき火 / 最後の男 / 仄暗い部屋 / 雪ひらく / 場所 / パラサイト
  • 夜は満ちる(2004年6月 新潮社 / 2007年3月 新潮文庫 / 2017年8月 集英社文庫)
    • 収録作品:やまざくら / 縁 / 坂の上の家 / 夜は満ちる / イツカ逢エル… / 蛍の場所 / 康平の背中
  • エリカ(2005年1月 中央公論新社 / 2008年1月 中公文庫)
  • 夏の吐息(2005年6月 講談社 / 2008年6月 講談社文庫)
  • 愛するということ(2005年9月 幻冬舎 / 2007年12月 幻冬舎文庫)
  • 青山娼館(2006年1月 角川書店 / 2009年2月 角川文庫)
  • 虹の彼方(2006年4月 毎日新聞社 / 2008年7月 集英社文庫)
  • 玉虫と十一の掌篇小説(2006年10月 新潮社 / 2009年5月 新潮文庫)
    • 収録作品:食卓 / 千年烈日 / 一炊の夢 / 声 / いのち滴る / 死に水 / 妖かし / 飼育箱 / 一角獣 / 玉虫 / さびしい
  • 美しい時間(2006年11月 ベストセラーズ / 2008年12月 文春文庫)共著:村上龍
    • 収録作品:冬の花火(村上) / 時の銀河(小池)
  • 水底の光(2007年1月 文藝春秋 / 2009年8月 文春文庫)
    • 収録作品:パレ・ロワイヤルの灯 / 水底の光 / 闇に瞬く / 愛人生活 / 冬の観覧車 / ミーシャ
  • 望みは何と訊かれたら(2007年10月 新潮社 / 2010年6月 新潮文庫)
  • くちづけ(2008年4月 出版芸術社 ふしぎ文学館)
    • 収録作品:くちづけ / 神かくし / しゅるしゅる / 足 / 康平の背中 / 首 / ディオリッシモ / 生きがい / ミミ / 親友 / 鬼灯 / 車影 / 蛇口 / 災厄の犬
  • 午後の音楽(2008年10月 集英社 / 2011年6月 集英社文庫)
  • ふたりの季節(2008年12月 幻冬舎 / 2016年4月 幻冬舎文庫)
  • ストロベリー・フィールズ(2009年3月 中央公論新社 / 2012年3月 中公文庫)
  • 熱い風(2009年8月 集英社 / 2012年8月 集英社文庫)

2010年代

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  • 東京アクアリウム(2010年1月 中央公論新社 / 2013年1月 中公文庫 / 2021年10月 角川文庫)
    • 収録作品:リリー・マルレーン / 風 / 二匹の子鬼 / 東京アクアリウム / 小曲 / モッキンバードの夜 / 猫別れ / 父の手、父の声
  • 存在の美しい哀しみ(2010年4月 文藝春秋 / 2013年2月 文春文庫)
  • Kiss(2010年9月 新潮社 / 2013年6月 新潮文庫)
    • 収録作品:翼 / 歳月 / 白い花のような月 / 猫壺 / 夜噺 / 廃墟 / 蒼いトマト / ラプソディ / オンブラ・マイ・フ
  • 無花果の森(2011年6月 日本経済新聞出版社 / 2014年4月 新潮文庫)
  • 二重生活(2012年6月 角川書店 / 2015年11月 角川文庫)
  • 沈黙のひと(2012年11月 文藝春秋 / 2015年5月 文春文庫)
  • ソナチネ(2014年4月 文藝春秋 / 2017年2月 文春文庫)
    • 収録作品:鍵 / 木陰の家 / 終の伴侶 / ソナチネ / 千年萬年 / 交感 / 美代や
  • 怪談(2014年7月 集英社 / 2017年7月 集英社文庫)
    • 収録作品:岬へ / 座敷 / 幸福の家 / 同居人 / カーディガン / ぬばたまの / 還る
  • 千日のマリア(2015年2月 講談社)
    • 収録作品:過ぎし者の標 / つづれ織り / 落花生を食べる女 / 修羅のあとさき / 常夜 / テンと月 / 千日のマリア / 凪の光
  • モンローが死んだ日(2015年6月 毎日新聞出版 / 2018年10月 新潮文庫)
  • 異形のものたち(2017年11月 KADOKAWA / 2020年1月 角川ホラー文庫)
    • 収録作品:面 / 森の奥の家 / 日影歯科医院 / ゾフィーの手袋 / 山荘奇譚 / 緋色の窓
  • 死の島(2018年3月 文藝春秋 / 2021年3月 文春文庫)

2020年代

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  • 神よ憐れみたまえ(2021年6月 新潮社 / 2023年10月 新潮文庫)
  • アナベル・リイ(2022年7月 KADOKAWA)
  • 日暮れのあと(2023年6月 文藝春秋)
    • 収録作品:ミソサザイ / 喪中の客 / アネモネ / 夜の庭 / 白い月 / 微笑み / 日暮れのあと

選集

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  • 小池真理子短篇セレクション1 サイコ・サスペンス篇Ⅰ 会いたかった人(1997年6月 河出書房新社 / 2002年4月 集英社文庫)
    • 収録作品:会いたかった人 / 倒錯の庭 / 災厄の犬
  • 小池真理子短篇セレクション2 官能篇 ひぐらし荘の女主人(1997年7月 河出書房新社 / 2002年5月 集英社文庫)
    • 収録作品:ひぐらし荘の女主人 / 花ざかりの家 / 彼なりの美学
  • 小池真理子短篇セレクション3 幻想篇 日(1997年8月 河出書房新社 / 2002年6月 集英社文庫)
    • 収録作品:命日 / 家鳴り / 流山寺 / 水無月の墓 / ミミ
  • 小池真理子短篇セレクション4 ミステリー篇 妻の女友達(1997年9月 河出書房新社)
    • 収録作品:妻の女友達 / 泣かない女 / 悪者は誰? / 鍵老人
    • 【改題】泣かない女(2002年9月 集英社文庫)
  • 小池真理子短篇セレクション5 ノスタルジー篇 夢のかたみ(1997年10月 河出書房新社 / 2002年10月 集英社文庫)
    • 収録作品:夢のかたみ / チルチルの丘 / 路地裏の家 / ディオリッシモ / 約束
  • 小池真理子短篇セレクション6 サイコ・サスペンス篇Ⅱ 贅肉(1997年11月 河出書房新社 / 2002年11月 集英社文庫)
    • 収録作品:贅肉 / 刺繍の家 / 終の道づれ / どうにかなる
  • 小池真理子短篇ミステリ傑作集1 小池真理子のミスティ(2002年12月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
    • 収録作品:春日狂乱 / 真夏の夜の夢つむぎ / 未亡人は二度生まれる / 窓辺の蛾 / 妻の女友達 / 青いドレス / 眼
  • 小池真理子短篇ミステリ傑作集2 小池真理子のラウンド・ミッドナイト(2003年1月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
    • 収録作品:予告された罠 / 死体を運んだ男 / 四度目の夏 / 梁のある部屋 / 木陰の墓
  • 小池真理子短篇ミステリ傑作集3 小池真理子のマスカレード(2003年2月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
    • 収録作品:結婚式の客 / 罪は罪を呼ぶ / 独楽の回転 / 姥捨ての街 / 一人芝居
  • 小池真理子短篇ミステリ傑作集4 小池真理子のエンジェル・アイズ(2003年3月 ハヤカワ文庫JA 結城信孝編)
    • 収録作品:獣の家 / 静かな妾宅 / 本当のこと / 夜顔 / 野ざらしの家 / 秋桜の家
  • 小池真理子怪奇幻想傑作選1 懐かしい家(2011年5月 角川ホラー文庫)
    • 収録作品:ミミ / 神かくし / 首 / 蛇口 / 車影 / 康平の背中 / くちづけ / 懐かしい家
  • 小池真理子怪奇幻想傑作選2 青い夜の底(2011年11月 角川ホラー文庫)
    • 収録作品:鬼灯 / 生きがい / しゅるしゅる / 足 / ディオリッシモ / 災厄の犬 / 親友
  • ふしぎな話 小池真理子怪奇譚傑作選(2021年11月 角川ホラー文庫)
    • 収録作品:霊の話 / 死者と生者をつなぐ糸 / 現世と異界 / 恋慕 / 花車 / 慕情 / ふしぎな話 / 夏の雨 / 年始客 / 旅路 / 声 / 水無月の墓 / やまざくら
  • 私の居る場所 小池真理子怪奇譚傑作選(2022年3月 角川ホラー文庫)
    • 収録作品:仄暗い廊下の果てに / 優しい既視感 / 襖の向こう側 / 幸福の家 / 坂の上の家 / 私の居る場所 / 千年烈日 / 妖かし / 灰色の猫 / 石榴の木の下 / 一角獣 / 囚われて / カーディガン / 狂おしい精神 / 神が降りた / 骸たちの静かな気配

エッセイ・対談集

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  • 知的悪女のすすめ 翔びたいあなたへ(1978年10月 山手書房 / 1981年7月 角川文庫)
  • 午後8時の女たちへ 続・知的悪女のすすめ(1978年11月 山手書房)
    • 【改題】続・知的悪女のすすめ(1982年1月 角川文庫)
  • とらわれない愛(1979年6月 広済堂出版)
    • 【改題】悪の愛情論 とらわれない愛(1982年11月 角川文庫)
  • 愛と自立のはざまで(1979年12月 日本ジャーナリスト専門学院出版部 ※発売 みき書房)
  • 素肌でシェリー酒を 新・知的悪女のすすめ(1979年3月 山手書房)
    • 【改題】新・知的悪女のすすめ(1982年4月 角川文庫)
  • その結婚をする前に(1981年4月 東京白川書院)
  • いとしき男たちよ(1982年12月 ダイナミックセラーズ / 1984年8月 集英社文庫)
  • 悪女と呼ばれた女たち 阿部定から永田洋子・伊藤素子まで(1982年3月 主婦と生活社 / 1986年1月 集英社文庫)
  • 愛は眠らせたくない 知的悪女のすすめ(1983年5月 角川文庫)
  • 結婚アウトサイダーのすすめ 男と女の新しい関係(1983年9月 角川文庫)
  • 恋人と逢わない夜に(1984年3月 集英社文庫)
  • 猫を抱いて長電話(1991年1月 角川文庫)
  • 深夜のネコ(1995年9月 河出書房新社 / 1998年5月 河出文庫
  • 男と女 小説と映画にみる官能風景(1996年9月 中央公論社 / 1998年10月 中公文庫)
  • いとおしい日々(2000年9月 徳間書店 / 2005年1月 徳間文庫) ※写真 ハナブサ・リュウ
  • 肉体のファンタジア(2001年6月 集英社 / 2003年11月 集英社文庫)
  • 忘我のためいき 私の好きな俳優たち(2001年8月 講談社)
    • 【改題】映画は恋の教科書(2004年12月 講談社文庫)
  • 恋愛映画館(2004年4月 講談社 / 2007年4月 講談社文庫)
  • 闇夜の国から二人で舟を出す(2005年10月 新潮社 / 2008年5月 新潮文庫)
  • 秘密 小池真理子対談集(2006年9月 講談社 / 2009年12月 講談社文庫)
  • 感傷的な午後の珈琲(2017年9月 河出書房新社 / 2019年11月 河出文庫)
  • 月夜の森の梟(2021年11月 朝日新聞出版 / 2024年2月 朝日文庫)

共著

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  • 夢色ふたり暮らし 熱い恋の醒めたディアローグ(1985年11月 新時代社)※共著 藤田宜永、インタビュー 秋元真澄
  • 夫婦公論(1995年7月 毎日新聞社 / 1997年4月 幻冬舎文庫 / 2000年4月 集英社文庫)※共著 藤田宜永
  • ネコ族の夜咄(1999年6月 清流出版)※共著 村松友視南伸坊

アンソロジー(小説)

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「」内が収録されている小池真理子の作品

  • 封切劇場 SF冒険ミステリー2(1987年8月 講談社)「指輪」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1988(1988年5月 講談社)「未亡人は二度生まれる」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1989(1989年5月 講談社)「妻の女友達」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1990(1990年5月 講談社)「泣かない女」
  • 紅玉は殺人者(1989年7月 カッパ・ノベルス)「窓辺の蛾」
    • 【改題】狂想サミット(1995年4月 光文社文庫)「窓辺の蛾」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1991(1991年5月 講談社)「老後の楽しみ」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1992(1992年5月 講談社)「結婚式の客」
  • 日本ベストミステリー「珠玉集」 中(1992年7月 カッパ・ノベルス)「危険な食卓」
    • 【改題】秘密コレクション(1996年7月 光文社文庫)「危険な食卓」
  • あざやかな結末 ミステリー傑作選23(1992年10月 講談社文庫)「未亡人は二度生まれる」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1993(1993年6月 講談社)「姥捨ての街」
  • 誰がための殺人 ミステリー傑作選25(1993年11月 講談社文庫)「妻の女友達」
  • 悪夢十夜 現代ホラー傑作選4(1993年12月 角川ホラー文庫)「しゅるしゅる」
  • 明日からは、殺人者 ミステリー傑作選26(1994年4月 講談社文庫)「泣かない女」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1994(1994年6月 講談社)「獣の家」
  • かなわぬ想い 惨劇で祝う五つの記念日(1994年10月 角川ホラー文庫)「命日」
  • 完全犯罪はお静かに ミステリー傑作選28(1995年5月 講談社文庫)「老後の楽しみ」
  • 「傑作推理」大全集 中(1995年7月 カッパ・ノベルス)「約束」
    • 【改題】冥界プリズン(1999年6月 光文社文庫)「約束」
  • 恐怖劇場(1995年10月 光文社文庫)「ミミ」
  • あの人の殺意 ミステリー傑作選29(1995年11月 講談社文庫)「結婚式の客」
  • 二十四粒の宝石(1995年12月 講談社 / 1998年11月 講談社文庫)「夫婦」
  • 絆(1996年8月 カドカワノベルズ)「生きがい」
    • 【改題】ゆがんだ闇(1998年4月 角川ホラー文庫)「生きがい」
  • 万華鏡 ホラー・アンソロジー(1996年9月 ノン・ポシェット)「夜顔」
  • 死導者がいっぱい ミステリー傑作選31(1996年11月 講談社文庫)「姥捨ての街」
  • 現代の小説 1997(1997年5月 徳間書店)「彼なりの美学」
  • 推理小説代表作選集 推理小説年鑑 1997(1997年6月 講談社)「彼なりの美学」
  • いつか心の奥へ 小説推理傑作選(1997年9月 双葉社)「約束」
  • 血(1997年9月 早川書房)「薔薇船」
    • 【改題】血 吸血鬼にまつわる八つの物語(2000年6月 ハヤカワ文庫JA)「薔薇船」
  • 犯行現場にもう一度(1997年10月 講談社文庫)「獣の家」
  • 白のミステリー 女性ミステリー作家傑作選(1997年12月 光文社)「四度目の夏」
  • Love songs(1998年1月 幻冬舎 / 1999年4月 幻冬舎文庫)「Storm」
  • 奇妙な恋の物語(1998年3月 光文社文庫)「ロマンス」
  • ドッペルゲンガー奇譚集 死を招く影(1998年12月 角川ホラー文庫)「ディオリッシモ」
  • 少女物語(1998年5月 朝日新聞社)「昭和の風景」
  • 現代の小説 1998(1998年5月 徳間書店)「親友」
  • 最新「珠玉推理」大全 中(1998年9月 カッパ・ノベルス)「鬼灯」
    • 【改題】怪しい舞踏会(2002年5月 光文社文庫)「鬼灯」
  • 七つの怖い扉(1998年10月 新潮社 / 2002年1月 新潮文庫)「康平の背中」
  • 誘惑 女流ミステリー傑作選(1999年1月 徳間文庫)「水無月の墓」
  • 殺意の宝石箱 女性ミステリー作家傑作選1(1999年9月 光文社文庫)「四度目の夏」
  • 金曜の夜は、ラブ・ミステリー(2000年1月 王様文庫)「寺田家の花嫁」
  • 殺人哀モード ミステリー傑作選37(2000年4月 講談社文庫)「彼なりの美学」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2000(2000年5月 徳間文庫)「たんぽぽ」
  • 少女怪談(2000年9月 学研M文庫)「ミミ」
  • 花迷宮(2000年7月 日文文庫)「花ざかりの家」
  • 緋迷宮(2001年12月 祥伝社文庫)「一人芝居」 ※結城信孝編
  • 私は殺される 女流ミステリー傑作選(2001年3月 ハルキ文庫)「妻と未亡人」
  • 悪魔のような女 女流ミステリー傑作選(2001年7月 ハルキ文庫)「静かな妾宅」
  • ふるえて眠れ 女流ホラー傑作選(2001年8月 ハルキ・ホラー文庫)「夏祭り」
  • 銀座24の物語(2001年8月 文藝春秋 / 2004年12月 文春文庫)「赤いコートの女」
  • 事件現場に行こう(2001年11月 カッパ・ノベルス / 2006年4月 光文社文庫)「彼らの静かな日常」
  • 蒼迷宮(2002年3月 祥伝社文庫)「死体を運んだ男」 ※結城信孝編
  • 危険な関係 女流ミステリー傑作選(2002年5月 ハルキ文庫)「菩薩のような女」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2002(2002年5月 徳間文庫)「一角獣」
  • 紅迷宮(2002年6月 祥伝社文庫)「ロマンス」 ※結城信孝編
  • エクスタシィ 大人の恋の物語り(2003年4月 ベストセラーズ)「緋色の家」
  • こんなにも恋はせつない 恋愛小説アンソロジー(2004年1月 光文社文庫)「倒錯の庭」
  • With you(2004年3月 幻冬舎 / 2005年8月 幻冬舎文庫)「倶楽部フェニックス」
  • 怪談 24の恐怖(2004年9月 講談社)「ミミ」
  • 甘やかな祝祭 恋愛小説アンソロジー(2004年9月 光文社文庫)「天の刻」
  • Female(2004年12月 新潮文庫)「玉虫」
  • 恋愛小説(2005年1月 新潮社 / 2007年3月 新潮文庫)「夏の吐息」
  • 恋する男たち(1999年2月 朝日新聞社 / 2005年3月 新潮文庫)「彼方へ」
  • 恋は罪つくり 恋愛ミステリー傑作選(2005年7月 光文社文庫)「静かな妾宅」
  • 空を飛ぶ恋 ケータイがつなぐ28の物語(2006年6月 新潮文庫)「虹の彼方に」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2006(2006年6月 徳間文庫)「千年烈日」
  • 作家の手紙(2007年2月 角川書店 / 2010年11月 角川文庫)「去って行った恋人に贈る手紙」
  • 文学 2007(2007年5月 講談社)「捨てる」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2007(2007年6月 徳間文庫)「一炊の夢」
  • Vintage '07(2007年9月 講談社)「過ぎし者の標」
  • 日本推理作家協会賞受賞作全集 76 短篇集Ⅳ(2008年6月 双葉文庫)「妻の女友達」
  • ねこ! ネコ! 猫! nekoミステリー傑作選(2008年10月 徳間文庫)「共犯関係」
  • あなたに、大切な香りの記憶はありますか?(2008年10月 文藝春秋 / 2011年10月 文春文庫)「スワン・レイク」
  • 眠れなくなる夢十夜(2009年6月 新潮文庫 / 2017年1月 新潮文庫)「翼」
  • Invitation(2010年1月 文藝春秋)「捨てる」
    • 【改題】甘い罠 8つの短篇小説集(2012年7月 文春文庫)「捨てる」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2010(2010年6月 徳間文庫)「廃墟」
  • 10ラブ・ストーリーズ(2011年11月 朝日文庫)「春爛漫」
  • 女がそれを食べるとき(2013年4月 幻冬舎文庫)「贅肉」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2013(2013年6月 徳間文庫)「岬へ」
  • 小川洋子の陶酔短篇箱(2014年1月 河出書房新社)「流山寺」
  • てのひらの恋 けれど、いちばん大切なあの人との記憶。(2014年1月 角川文庫)「バスローブ」
  • 読まずにいられぬ名短篇(2014年5月 ちくま文庫)「百足」
  • エロスの記憶(2015年2月 文春文庫)「千年萬年」
  • 日本文学100年の名作 第9巻(2015年5月 新潮文庫)「一角獣」
  • 雪国にて 日本推理作家協会賞受賞作家傑作短編集2(2015年6月 双葉文庫)「悪者は誰?」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2015(2015年6月 徳間文庫)「テンと月」
  • 私がふたり 冒険の森へ 傑作小説大全17(2015年8月 集英社)「足」
  • 短編伝説 愛を語れば(2017年10月 集英社文庫)「食卓」
  • 大沢在昌選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎010(2017年11月 講談社文庫)「妻の女友達」
  • 短編伝説 別れる理由(2018年8月 集英社文庫)「さびしい」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説 2019(2019年6月 徳間文庫)「喪中の客」
  • あなたの不幸は蜜の味 イヤミス傑作選(2019年7月 PHP文芸文庫)「贅肉」
  • 平成怪奇小説傑作集〈1〉(2019年7月 創元推理文庫)「命日」
  • 妖し(2019年12月 文春文庫)「喪中の客」
  • 家が呼ぶ ─物件ホラー傑作選(2020年6月 ちくま文庫)「夜顔」
  • 1日10分のぜいたく NHK国際放送が選んだ日本の名作(2020年10月 双葉文庫)「テンと月」
  • 再生 角川ホラー文庫ベストセレクション(2021年2月 角川ホラー文庫)「ゾフィーの手袋」
  • Yuming Tribute Stories(2022年7月 新潮文庫)「あの日にかえりたい」
  • 現代の小説2022 短篇ベストコレクション(2022年8月 小学館文庫)「ミソサザイ」
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集(2023年12月 角川ホラー文庫)「山荘奇譚」

アンソロジー(エッセイなど)

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  • 母のキャラメル ベスト・エッセイ集 2001年版(2001年7月 文藝春秋 / 2004年7月 文春文庫)「クマは走る」
  • 恋の魔法をかけられたら(2003年8月 角川春樹事務所 / 2005年5月 ハルキ文庫)「恋の魔法。愛の呪縛」
  • 動詞的人生(2003年12月 岩波書店)「触れる」
  • 片手の音 ベスト・エッセイ集 2005年版(2005年8月 文藝春秋 / 2008年7月 文春文庫)「アニーの恋人」
  • 猫は魔術師(2008年11月 竹書房
  • 作家と猫のものがたり(2010年9月 新潮社〈とんぼの本〉)「そばにいるだけで」
  • 幻想文学講義 「幻想文学」インタビュー集成(2012年8月 国書刊行会)「言葉が紡ぐ恐怖」
  • 発火点 対論集(2009年9月 文藝春秋 / 2012年12月 文春文庫)「極私的オトコ論」
  • ミステリーの書き方(2010年11月 幻冬舎 / 2015年10月 幻冬舎文庫)※執筆作法「比喩は劇薬」
  • 猫は音楽を奏でる(2013年3月 竹書房)「性懲りもなく」
  • ベスト・エッセイ THE BEST ESSAY 2013(2013年6月 光村図書出版)「生と死の営み」
  • 下ネタの品格(2013年11月 文春文庫)「いろごと男性論」
  • 作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法(2014年2月 KADOKAWA / 2016年4月 角川文庫)
  • 作家の決断 人生を見極めた19人の証言(2014年3月 文春新書
  • 猫は迷探偵(2015年11月 竹書房文庫)「性懲りもなく」
  • 推理作家謎友録 日本推理作家協会70周年記念エッセイ(2017年8月 角川文庫)
  • ベスト・エッセイ2021(2021年8月 光村図書出版)「最期まで 語り続けた彼」
  • 美味しいと懐かしい 随筆集 あなたの暮らしを教えてください4(2023年5月 暮しの手帖社)「おめでたい人間」
  • ベスト・エッセイ2023(2023年6月 光村図書出版)「月の光とクリスマス」

アンソロジー(編さん)

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  • 精選女性随筆集2 森茉莉 吉屋信子(2012年2月 文藝春秋)
    • 【改題】精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子(2023年10月 文春文庫)
  • 精選女性随筆集3 倉橋由美子(2012年4月 文藝春秋)
    • 【改題】精選女性随筆集 倉橋由美子(2024年3月 文春文庫)
  • 精選女性随筆集6 宇野千代 大庭みな子(2012年6月 文藝春秋)
    • 【改題】精選女性随筆集 宇野千代 大庭みな子(2024年2月 文春文庫)
  • 精選女性随筆集7 白洲正子(2012年8月 文藝春秋)
    • 【改題】精選女性随筆集 白洲正子(2024年5月 文春文庫)
  • 精選女性随筆集10 中里恒子 野上彌生子(2012年10月 文藝春秋)
    • 【改題】精選女性随筆集 中里恒子 野上彌生子(2024年6月 文春文庫)
  • 精選女性随筆集11 向田邦子(2012年12月 文藝春秋)
    • 【改題】精選女性随筆集 向田邦子(2023年11月 文春文庫)

作品、実写化作品

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テレビドラマ

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テレビ朝日
日本テレビ
  • 火曜サスペンス劇場
    • あなたから逃れられない(1986年7月22日、主演:佐藤友美、原作:あなたから逃れられない)
    • 殺意の爪(1986年8月8日、主演:伊藤蘭、原作:殺意の爪)
    • 懐かしい骨(1993年1月19日、主演:伊藤蘭、原作:懐かしい骨)
関西テレビ
  • 女性作家サスペンス
    • 車影、死者の使い(1988年1月25日、主演:丘みつ子、原作:車影)
    • 不運な忘れ物(1988年2月15日、主演:片平なぎさ
  • 現代神秘サスペンス 間違った死に場所(1989年9月18日、主演:浅野ゆう子、原作:間違った死に場所)
  • 現代推理サスペンス
    • ねじれた偶像(1990年10月8日、主演:多岐川裕美、原作:ねじれた偶像)
    • 悪者は誰?(1991年1月14日、主演:長谷直美、原作:悪者は誰?)
  • 旅情サスペンス
    • 瀬戸内大誘拐ツアー(1991年4月1日、主演:かたせ梨乃
    • 伊豆大島 霧の夜(1991年5月20日、主演:藤真利子、原作:霧の夜)
  • 不思議サスペンス 結婚式の客(1991年7月29日、主演:萩原流行、原作:結婚式の客)
  • 小池真理子サスペンス 恐怖配達人
    • 指輪(1992年1月13日、主演:檀ふみ、原作:指輪)
    • 死体を運んだ男(1992年1月20日、主演:渡辺徹、原作:死体を運んだ男)
    • 寄生虫(1992年1月27日、主演:池内淳子、原作:寄生虫)
    • 夜の夢つむぎ(1992年2月3日、主演:堤大二郎、原作:真夏の夜の夢つむぎ)
  • サスペンス・魔
    • 隣の女(1993年7月12日、主演:小川眞由美
    • 喪服を着る女(1993年7月26日、主演:藤真利子、原作:喪服を着る女)
TBS
  • 土曜ドラマスペシャル 見えない情事(1989年8月26日、主演:藤真利子、原作:見えない情事)
  • 東芝日曜劇場 囚われて(1991年4月7日、主演:大原麗子、原作:囚われて)
  • 月曜ドラマスペシャル
    • セントポーリアは悪魔の匂い(1993年4月26日、主演:三浦友和
    • 姥捨ての街(1994年8月8日、主演:柴田恭兵、原作:姥捨ての街)
  • 春の夜の夢3連発SP 奇跡の大逆転! 罪は罪を呼ぶ(2000年4月7日、主演:吉本多香美、原作:罪は罪を呼ぶ)
  • 月曜ゴールデン特別企画 (2013年12月16日、主演:石原さとみ、原作:恋)
テレビ東京
  • 月曜・女のサスペンス
    • 妻の女友達(1989年9月25日、主演:岡江久美子、原作:妻の女友達)
    • 愛の死角(1989年11月13日、主演:篠田三郎
    • おびえた天使(1990年3月12日、主演:かとうかずこ
    • 女は二度生まれる(1991年10月28日、主演:大場久美子、原作:未亡人は二度生まれる)
    • 彼女が愛した男(1991年12月9日、主演:渡辺典子、原作:彼女が愛した男)
  • 女と愛とミステリー
    • 小池真理子の「鍵老人」(2001年6月3日、主演:森繁久彌、原作:鍵老人)
    • 寺田家の花嫁(2001年12月2日、主演:岸本加世子、原作:寺田家の花嫁)
フジテレビ
  • 男と女のミステリー
    • 間違われた女(1990年6月1日、主演:萬田久子、原作:間違われた女)
    • プアゾンの匂う女(1991年3月8日、主演:浅野ゆう子、原作:プワゾンの匂う女)
  • 世にも奇妙な物語 '12秋の特別編 蛇口(2012年10月6日、主演:伊藤英明、原作:蛇口)
  • ドラマ・ミステリーズ〜カリスマ書店員が選んだ珠玉の一冊〜 妻の女友達(2017年4月22日、主演:大泉洋、原作:妻の女友達)
BS日テレ
  • ドラマ・ブック 恋のエチュード STORM(2003年1月2日、主演:純名りさ、原作:Storm)
NHK BSプレミアム

映画

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漫画

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オーディオブック

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外国語訳

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  • 戀(1998年 方智出版社) ※「恋」の中国語版
  • Le chat dans le cercueil(1999年 Philippe Picquier) ※「柩の中の猫」のフランス語訳
  • 欲望的迷宮(1999年 方智出版社) ※「欲望」の中国語版
  • 闇夜深處(1999年 方智出版社) ※「夜ごとの闇の奥底で」の中国語版
  • 流言(1999年 方智出版社) ※「うわさ」の中国語版
  • Je suis déjà venue ici(2008年 Philippe Picquier) ※「玉虫と十一の掌篇小説」のフランス語訳
  • 恋愛這点事(2008年4月 上海文芸出版社) ※「愛するということ」の中国語版
  • 瑠璃之海(2008年4月 上海文芸出版社) ※「瑠璃の海」の中国語版
  • 飛越彩虹(2008年4月 上海文芸出版社) ※「虹の彼方」の中国語版
  • The Cat In The Coffin(2009年 Vertical) ※「柩の中の猫」の英語訳
  • Без аккомпанемента(2012年 Гиперион) ※「無伴奏」のロシア語訳
  • A Cappella(2013年 Anthem Press) ※「無伴奏」の英訳

作詞

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テレビ出演

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脚注

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  1. ^ a b 阿川佐和子他 『作家の履歴書 21人の人気作家が語るプロになるための方法』 角川書店、2014年、76頁。
  2. ^ 小池真理子さんの「わが人生最高の10冊」~直木賞作家を惹きつける“エロス”と“倦怠”の物語|現代ビジネス
  3. ^ 小池真理子(作家) 創造人物に励まされ”. 産経ニュース (2021年9月12日). 2021年9月12日閲覧。
  4. ^ 小池真理子|新潮社
  5. ^ 【小池真理子】「沈黙のひと」で吉川英治文学賞 “人は愛おしい”亡き父と向き合い
  6. ^ a b c d 「あのころ フォークル、拓郎、岡林、泉谷、古井戸、赤い鳥… 昭和40年代フォークをふりかえりて」『週刊宝石』1985年8月23、30日号、光文社、92–97頁。 
  7. ^ 「言霊の祈り」 小池真理子 『日本経済新聞』 平成23年3月24日夕刊
  8. ^ 生と死とエロス、一瞬を描く 『ソナチネ』 (小池真理子 著)
  9. ^ 140822江原啓之×小池真理子 - 婦人公論.jp
  10. ^ Kobayashi, Akiko. “「俺のせいで、悪いね」 夫を看病しながら直木賞作家が書いたのは「生きること」の物語だった”. BuzzFeed. 2021年8月9日閲覧。
  11. ^ 1989年 第42回 日本推理作家協会賞|日本推理作家協会
  12. ^ 直木賞-選評の概要-第114回
  13. ^ 門脇麦の主演作「二重生活」公開日決定、菅田将暉ら捉えた場面写真も到着”. 映画ナタリー (2016年1月7日). 2016年1月7日閲覧。

参考文献

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  • 小池真理子『贅肉』(1997年 河出書房新社)

関連項目

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外部リンク

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