French
Deutsch桐ヶ谷斎場
 | 編集前にこのページのノートをご覧下さい。 |
桐ヶ谷斎場（きりがやさいじょう）は、東京都品川区西五反田5丁目にある民間経営の火葬場・斎場。
概要
[編集]東京都に6つの斎場を有する東京博善株式会社（広済堂ホールディングスグループ）が経営している。
歴史
[編集]将軍・徳川家光の時代に芝三田の長松寺の荼毘所を当地の霊源寺に移したのが始まりといわれている（現在は霊源寺は斎場の向かいにある）。当初は簡単な造りであり昼夜火葬が行われていた。明治初年に昼の火葬は停止され、明治18年に寺と分離され匿名組合の経営になる。昭和4年に現在の経営者である博善社の経営になり今にいたる[1]。
桐ヶ谷斎場の位置する地域は旧桐ヶ谷村であり、名前は古の地名からきている。
所在地
[編集]〒141-0031 東京都品川区西五反田5丁目32番20号
設備
[編集]- 火葬炉 12基（最上等：8基 特別室：2基 特別殯館：2基）：都市ガス焚き ロストル式
- 休憩室 10室
- 斎場（従来式場）6室（地下1階に4室と地上1階に2室。地上の2室は仕切り壁を移動させて大型式場にし、社葬などの大規模な葬儀に対応できるようにしている）
- 斎場（新型式場）6室（令和5年4月、家族葬などの小規模な葬儀向けに、それまで地下式場用の控室4室と、2階の休憩室2室を式場兼会食会場に改装し、式場の順番待ちを短縮することが可能になる）[2]
- コーヒーコーナー 2ヵ所
- 売店 3ヵ所
通夜・告別式
[編集]- 2010年現在、通夜は原則的に一斉に午後6時開式、午後7時閉式となっている。告別式は他の部屋、または外来（自宅葬やホール葬など）や、葬儀を行わない「直葬」の葬家と火葬の予約時間が重ならないよう、時間差で執り行われる。
- この斎場の式場を使用した場合の出棺は、式場棟から火葬棟まで棺を霊柩車に乗せて移動するか、または斎場職員が台車を使って火葬棟へ移動する方法のいずれかを選択できる。
- 葬儀と火葬の両方が行われた有名人
- 三島由紀夫[3]
- 美空ひばり[3]
- 青木一雄[4]
- 渡辺淳一[5]
- 松山幸次[6]
- 小森昭宏[7]
- 中川梨絵[8]
- 豊田泰光[9]
- 中西俊夫[10]
- 酒井広[11]
- アントニオ猪木[12]
- 南部虎弾[13]
- 火葬のみ行われた有名人
- 力道山[14]
- 田宮二郎[15]
- 井上大輔[16]
- いかりや長介
- 淡路恵子[17]
- 永井一郎[18]
- 蜷川幸雄[19]
- マサ斎藤[20]
- 田中好子
- 長門裕之
- たてかべ和也
- 西城秀樹
- ジャイアント馬場[3]
- 輪島大士[21]
- 安倍晋三[22]
最寄駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 平野栄治『品川区歴史散歩』学生社、1993年、148頁。
- ^ “都内6カ所の斎場で葬儀の小規模化に対応 桐ケ谷斎場にて家族葬向け新型式場をオープン！”. PR TIMES. 株式会社広済堂ホールディングス (2023年4月5日). 2024年3月10日閲覧。
- ^ a b c “「既得権益化」で儲かる火葬場が、「中国系資本」に狙われている”. 週刊文春 - 清水 俊一. 2022年8月6日閲覧。
- ^ “青木一雄氏死去/元NHKアナウンサー”. 四国新聞 (四国新聞社). (2001年7月14日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ 「故渡辺淳一氏 新米編集者に高級ワインふるまい男の遊び伝授」『週刊ポスト』、小学館、2014年5月11日、2019年4月15日閲覧。
- ^ “【訃報】俳優の松山幸次さん死去”. 舞台制作PLUS+. 制作ニュース. ネビュラエクストラサポート (2015年11月26日). 2019年4月15日閲覧。
- ^ “作曲家の小森昭宏氏死去 85歳 「げんこつやまのたぬきさん」など”. スポニチアネックス. (2016年6月7日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ “女優の中川梨絵さん、肺がんで死去”. デイリースポーツ (デイリースポーツ). (2016年6月15日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ “元西鉄の強打者 豊田泰光さん死去 81歳 辛口評論でも人気”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年8月15日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ “PLASTICS中西俊夫、食道がんのため61歳で逝去”. 音楽ナタリー (2017年2月26日). 2019年4月15日閲覧。
- ^ “家族、朗読研究会の仲間に見送られ…元NHKアナ・酒井広さん通夜”. サンケイスポーツ. (2017年4月24日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ アントニオ猪木さん、納骨する総持寺の墓を「リニューアル」…実弟の啓介さんが明言「ブロンズ像なども造る」 - スポーツ報知 2023年3月7日
- ^ “「喪服厳禁」の南部虎弾さん葬儀は異業種交流会、ゆるキャラも登場！参列した芸人が報告、MISIAの代役秘話も”. よろづ～ニュース. デイリースポーツ (2024年2月1日). 2024年2月3日閲覧。
- ^ ベースボール・マガジン社『日本プロレス事件史』Vol.3 P4-P15より。
- ^ 升本喜年『田宮二郎、壮絶! ―いざ帰りなん、映画黄金の刻へ』清流出版、2007年7月19日、412頁。ISBN 9784860291723。
- ^ “ブルコメ 井上さんに最後の別れ”. スポーツニッポン (スポーツニッポン新聞社). (2000年6月4日). オリジナルの2002年12月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ “淡路恵子さんの通夜、葬儀・告別式レポート（補足）”. 吉川美津⼦のブログ 葬儀・お墓・終活について. サイバーエージェント (2014年1月28日). 2019年4月15日閲覧。
- ^ “波平さん・永井⼀郎さんの通夜、葬儀・告別式レポート”. 吉川美津⼦のブログ 葬儀・お墓・終活について. サイバーエージェント (2014年2月6日). 2019年4月15日閲覧。
- ^ “蜷川幸雄さん告別式 藤原竜也むせび泣き「あなたは僕のすべて」(4/4ページ)”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社). (2016年5月17日) 2019年4月15日閲覧。
- ^ “甦るマサ斎藤、永遠のGO FOR BROKE<3>通夜の夜に届いたハートの贈り物”. スポーツ報知. (2019年7月16日)
- ^ “第54代横綱輪島大士さんの葬儀告別式。青山葬儀所の空に673個の金の風船を飛ばしてお別れ”. いい葬儀マガジン. (2018年10月15日)
- ^ 昭恵夫人 最後の別れで遺体に頬ずり… 「手を握ると握り返してくれた気がした」安倍元総理告別式の様子 - TBS NEWS DIG 2022年7月12日
参考文献
[編集]- 平野栄治『品川区歴史散歩』学生社、1993年。
関連項目
[編集]東京博善（廣済堂グループ）
外部リンク
[編集]座標: 北緯35度37分20.3秒 東経139度42分49.2秒 / 北緯35.622306度 東経139.713667度
 | この項目は、東京都に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（Portal:日本の都道府県/東京都）。 |