渋谷キャスト
渋谷キャスト SHIBUYA CAST. | |
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情報 | |
用途 | 店舗、事務所、共同住宅 |
設計者 | 日本設計・大成建設一級建設事務所共同企業体[1] |
施工 | 大成建設・東急建設共同企業体[1] |
建築主 | 渋谷宮下町リアルティ[1] |
管理運営 | 渋谷宮下町リアルティ[1] |
構造形式 | 地上部:鉄骨 地下部:鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート |
敷地面積 | 5,020.09 m² [1] |
建築面積 | 約2,550 m2 |
延床面積 | 約35,000 m2[1] |
状態 | 完成 |
階数 | 地上16階、地下2階[1] |
高さ | 66.97m(最高71.8m)[1] |
戸数 | 80戸 |
駐車台数 | 79台[1] |
着工 | 2015年(平成27年)3月30日 |
竣工 | 2017年(平成29年)4月12日 |
開館開所 | 2017年(平成29年)4月28日 |
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷一丁目23-21 |
座標 | 北緯35度39分45.3秒 東経139度42分10.2秒 / 北緯35.662583度 東経139.702833度座標: 北緯35度39分45.3秒 東経139度42分10.2秒 / 北緯35.662583度 東経139.702833度 |
渋谷キャスト(しぶやキャスト、SHIBUYA CAST.)は、東京都渋谷区渋谷一丁目にある店舗、事務所、共同住宅などからなる複合施設である。
概要
[編集]渋谷キャストは、都営住宅「宮下町アパート」跡地を、都が定期借地権(運営期間70年)を設定し、事業者を公募。当選した渋谷Creator's Platformを構成する東京急行電鉄 (現:東急)、大成建設、サッポロ不動産開発、東急建設が出資する「渋谷宮下町リアルティ」が複合施設を建設し、2017年4月28日に開業した[2][3]。
宮下公園横に立地し、「渋谷」と「原宿」二つのまちが交わる結節点であるキャットストリート(旧渋谷川遊歩道路)の起点に位置する。周囲は渋谷から原宿、それに青山方面にも接続する結束点でありながらも老朽化した都営住宅が並ぶ、渋谷では珍しい「未開の地」と言える土地であった[4]。渋谷・青山・原宿の3つの街それぞれの文化の結節・交流を図り、新たな文化拠点を想像する狙いで再開発された[4]。
→詳細は「渋谷再開発」を参照
渋谷キャストの名前は「配役、役を割り当てる」を意味する英語「Cast」と、建物が接する通り「Cat Street」から名付けられた。
建物は地下2階地上16階建て。商業施設や通常のオフィスとシェア型オフィス、賃貸住宅などが入る。また賃貸住宅にはサービスアパートメントも一部用意されている[5]。2018年にはグッドデザイン賞を受賞した[4]。
フロア
[編集]- 13~16階 - 賃貸住宅
- 2~13階 - 事務所
- 地下1階、1階 - 店舗、多目的スペース
地下1階は明治通りと同じ高さ、1階は美竹公園側の道路と同じ高さになっている[6]。
ギャラリー
[編集]- 公開空地の掲示
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『渋谷宮下町計画の施設名称が「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」に決定ベイクルーズグループ本社オフィスの移転も決定し、満室稼働を実現~新たなクリエイターの創造活動拠点として誕生します~』(プレスリリース)渋谷宮下町リアルティ株式会社 東京急行電鉄株式会社、2016年10月24日 。2020年3月10日閲覧。
- ^ “「渋谷の日」に複合施設「渋谷キャスト」開業 オープニングイベント多彩に”. シブヤ経済新聞. (2017年4月28日) 2020年3月7日閲覧。
- ^ “宮下町アパート跡地事業”. 東京都都市整備局. (2017年10月19日) 2020年3月10日閲覧。
- ^ a b c “グッドデザイン賞 2018”. Good Design Award. 2021年4月21日閲覧。
- ^ “渋谷再開発また一歩、東急「渋谷キャスト」4月開業”. 日本経済新聞. (2017年3月30日) 2020年3月7日閲覧。
- ^ “FLOORフロア”. SHIBUYA CAST. 2020年2月14日閲覧。