生山駅
生山駅 | |
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駅舎(2023年7月) | |
しょうやま Shōyama | |
◄*上石見 (8.7 km) (3.5 km) 上菅► | |
鳥取県日野郡日南町生山字後藤屋敷153 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■伯備線 |
キロ程 | 95.4km(倉敷起点) 岡山から111.3 km |
電報略号 | シマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- | 66人/日(降車客含まず) -2021年- |
乗降人員 -統計年度- | 132人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)11月28日[1] |
備考 | 無人駅(駅係員が巡回) みどりの券売機プラス 設置駅 |
* この間に下石見信号場有(当駅より3.8km先) |
生山駅(しょうやまえき)は、鳥取県日野郡日南町生山字後藤屋敷にある西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅である。特急「やくも」も約半数が停車する。基本的に当駅に停車する「やくも」は根雨駅を通過するが、下り最終列車は両駅共に通過する。事務管コードは▲640402[2]。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)11月28日:鉄道省伯備北線黒坂駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1]。
- 1924年(大正13年)12月6日:伯備北線当駅 - 上石見駅間延伸、途中駅となる。
- 1928年(昭和3年)10月25日:伯備北線が伯備線の一部となり、当駅もその所属となる。
- 1982年(昭和57年)11月7日:貨物取扱廃止[1]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR西日本の駅となる[1]。
- 2016年(平成28年)
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]単式・島式ホーム複合型2面3線を有する列車交換・待避可能な地上駅。米子駅管理の無人駅。単式1番のりば側に駅舎があり、島式2・3番のりばへは跨線橋で連絡している。
駅舎は開設当時からの物を長年使用していたが、駅周辺の整備に伴い、近年建て替えられた。現在の駅舎は地域間交流施設クローバと共同の建物を使用している。以前はみどりの窓口も設置されていたが、2021年7月1日よりはみどりの券売機プラスに置換わり、駅員による業務も週に2・3回程度の巡回業務となっている。便所は男女別の水洗式。
米子駅 - 当駅間列車が設定されている。このため当駅から芸備線合流駅である備中神代駅にかけては、伯備線の中でも特に普通列車本数が少ない区間となる。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 伯備線 | 上り | 新見・岡山方面 |
2・3 | 下り | 米子・出雲市方面 |
- 付記事項
- 上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりば。3番のりばは両方向の入線・発車に対応した上下副本線であるが、3番のりばから発車する旅客列車は当駅始発・米子方面行のみとなっている。
- 3番のりばに貨物列車が停車する設定がある。
- 改札口(2023年7月)
- 待合室(2023年7月)
- 構内(2023年7月)
- 跨線橋(2023年7月)
利用状況
[編集]2008年度(平成20年度)の1日平均乗降人員は288人である[5]。
県道が島根県仁多郡奥出雲町の横田地区まで通じている。横田地区にはJR木次線出雲横田駅・八川駅・三井野原駅があるが、1日3往復(出雲横田駅の木次・宍道方面のみ10本)の普通列車のみで雲南・松江市に出る以外では利便性に乏しい上に、所要時間も長い。このため横田地区の住民が鉄道を利用する場合、当駅を利用することが多い。特急やくもが2時間に1本の割合で停車する。
1日乗降人員推移 [6] | |
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年度 | 1日平均人数 |
2008年 | 288 |
2009年 | |
2010年 | |
2011年 | 245 |
2012年 | 224 |
2013年 | 219 |
2014年 | 198 |
2015年 | 216 |
2016年 | 224 |
2017年 | 219 |
2018年 | 194 |
2019年 | 160 |
2020年 | 138 |
2021年 | 132 |
2022年 | 152 |
駅周辺
[編集]駅の北側を高速道路(地域高規格道路)である国道183号江府三次道路(生山道路)がオーバークロスしている。
- ステーションアベニューぷらら
- 生山郵便局
- 鳥取銀行
- 山陰合同銀行
- 国道183号江府三次道路(生山道路)
- 鳥取県道8号新見日南線
- 鳥取県道223号生山停車場線
- 生山神社:当駅近くにある。参道と線路が交差しているが、途中に踏切は存在しない。
日南町役場は当駅から離れているため、日南町営バスに乗り換えなければならない(※以前は当駅近くにあったが、鳥取県西部地震により被災し、約3km西へ移転したため)。
バス路線
[編集]駅前ロータリー内に日南町営バスの「生山駅」停留所、日野町営バスの「生山駅前」があり、下記の各路線が発着する。なお、停留所名は事業者によって異なるが位置は全く同じである。
- 日南町営バス
- 大宮線
- 下阿毘縁 / 日南中学校前
- 山上線
- 阿毘縁車庫前 / 日南病院(※日南病院行きは朝1便のみ。他は全て当停留所止り)
- 平日はデマンドバス(阿毘縁車庫前行)運行あり。
- 多里線
- 新屋
- 平日はデマンドバス(新屋行)運行あり。
- 石見線
- 下花口 / 日南中学前
- 福栄線
- 上坂車庫前 / 日南中学校前
※デマンドバス(要予約)は利用者登録を申込んだ人のみ乗車可能[広報 2]。
- 日野町営バス
- 菅福線
- 根雨駅前
隣の駅
[編集]※特急「やくも」(当駅には一部のみ停車)の隣の停車駅については、列車記事を参照のこと。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、262頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ 奥平真也 (2016年12月18日). “イコカ使って改札通り初め 松江・米子駅”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 島根版
- ^ a b “生山駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2021年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月11日閲覧。
- ^ 鳥取県. “平成21年度県民の声”. とりネット県民の声公開用データベース. 2011年9月11日閲覧。
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2024年9月15日閲覧
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ 山陰線(出雲市~伯耆大山駅間)、伯備線(根雨駅、生山駅、新見駅)ICOCAご利用開始日・自動改札機ご利用開始日決定! - 西日本旅客鉄道(2016年10月18日付)
- ^ “デマンドバスのご利用案内”. 日南町(鳥取県日南町). 2023年2月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 生山駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道