竹田美文
竹田 美文 | |
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生誕 | 1935年(88 - 89歳)[1] 日本 徳島県 |
研究分野 | 細菌学 熱帯医学 感染症学 |
研究機関 | 東京大学医科学研究所 国立感染症研究所 |
出身校 | 大阪大学医学部 大阪大学大学院 |
主な業績 | 『毒素原性大腸菌が産生するエンテロトキシンの研究』(1985年) 『腸管感染症菌が産生する下痢原因毒素の構造と機能の研究』(1994年) 『大腸菌が産生する下痢原因毒素の研究』(1998年) |
主な受賞歴 | 小島三郎記念文化賞(1985年) 武田医学賞(1994年) 日本細菌学会浅川賞(1998年) 瑞宝重光章(2006年)など |
プロジェクト:人物伝 |
竹田 美文(たけだ よしふみ、1935年〈昭和10年〉11月 - )は、日本の医師・医学者。学位は医学博士(大阪大学[2]・1965年)[3]。国立感染症研究所 名誉所員。専門は細菌学、感染症学など。
東京大学医科学研究所 教授、京都大学医学部 教授、日本細菌学会 理事長、日本熱帯医学会 理事長、野口英世記念会 理事長等を歴任した。息子は東京大学大学院医学系研究科 微生物学 教授の竹田誠。
略歴
[編集]- 1954年 徳島県立脇町高等学校 卒業
- 1960年 大阪大学医学部 卒業
- 1965年 大阪大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)
- 1965年 大阪大学微生物病研究所 助手
- 1973年 大阪大学微生物病研究所 助教授
- 1983年 東京大学医科学研究所 教授
- 1989年 京都大学医学部 微生物学 教授
- 1994年4月 国立国際医療センター 研究所長
- 1995年10月 国立国際医療センター研究所 血液疾患研究 部長、国立国際医療センター研究所 難治性疾患研究部 部長(併任、1998年4月まで)
- 1999年4月 国立感染症研究所 所長
- 2001年3月 国立感染症研究所 定年退官
- 2001年4月 実践女子大学 生活科学部 教授
- 2005年4月 株式会社シネ・サイエンス研究所 所長
- 2007年4月 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 特任教授、岡山大学インド感染症共同研究センター センター長(インド・コルカタ常駐)
など
受賞・栄典
[編集]- 小島三郎記念文化賞(1985年)
- 「毒素原生大腸菌が産生するエンテロトキシンの研究」
- 武田医学賞(1994年)
- 「腸管感染症菌が産生する下痢原因毒素の構造と機能の研究」
- 「大腸菌が産生する下痢原因毒素の研究」
- 瑞宝重光章(2006年)
著書
[編集]- 竹田美文『下痢の細菌を追っかけて五○年』クバプロ、2020年2月7日。ISBN 978-4878051531。
- サンドラ・ヘンペル『ビジュアル パンデミック・マップ―伝染病の起源・拡大・根絶の歴史』日経ナショナルジオグラフィック社、2020年2月14日。ISBN 978-4863134553。 竹田誠と日本語版共同監修
など
学会および社会における活動
[編集]- 日本細菌学会 理事長(1994年-1996年)
- 日本熱帯医学会 理事長(1994年-1996年)、第35回大会長、名誉会員
- 日本食品微生物学会 理事長(1993年-1996年)
- 国際微生物学連合 副会長(1994年-1999年)
- 財団法人内藤記念科学振興財団評議員
- 財団法人国際協力医学研究振興財団理事
- 財団法人武田科学振興財団評議員
- 財団法人機能水研究振興財団理事
- 食の安全を確保するための微生物検査協議会理事長
- 特定非営利活動法人 栄養衛生相談室 設立時理事
など
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “■■ 生体と制御 ■■ 研究総括挨拶”. 日本学術振興会 (2003年4月10日). 2003年4月10日閲覧。
- ^ a b 竹田美文「好塩性アルデヒド酸化酵素の好塩性について」14401甲第00519号、1965年、NAID 500000428449。
- ^ “好塩性アルデヒド酸化酵素の好塩性について”. 大阪大学 (1965年3月26日). 2014年5月8日閲覧。
- ^ “浅川賞 受賞者一覧”. 日本細菌学会 (1998年11月30日). 1998年11月30日閲覧。
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