第9回立法委員選挙
第九屆立法委員選舉 |
| 立法院全113議席 | 投票率 | 66.25%(8.08%) | | 第1党 | 第2党 | 第3党 | | | | | 党首 | 蔡英文 | 朱立倫 | 黄国昌 | 政党 | 民主進歩党 | 中国国民党 | 時代力量 | 前回選挙 | 40議席 | 64議席 | - | 選挙前議席 | 40議席 | 64議席 | 0議席 | 獲得議席 | 68議席 | 35議席 | 5議席 | 議席増減 | 28議席 | 29議席 | 5議席 | 区域票数 | 5,382,949 | 4,622,756 | 351,244 | 区域票率 | 45.08% 0.63% | 38.71% 9.41% | 2.94% - | 不分区票数 | 5,370,953 | 3,280,949 | 744,315 | 不分区票率 | 44.06% 9.44% | 26.91% 17.64% | 6.10% - | | | 第4党 | 第5党 | | | | 党首 | 宋楚瑜 | 林炳坤(中国語版) | 政党 | 親民党 | 無党団結連盟 | 前回選挙 | 3議席 | 2議席 | 選挙前議席 | 2議席 | 1議席 | 獲得議席 | 3議席 | 1議席 | 議席増減 | 1議席 | 0議席 | 区域票数 | 150,021 | - | 区域票率 | 1.26% 0.14% | - 1.08% | 不分区票数 | 794,838 | 105,362 | 不分区票率 | 6.52% 1.03% | 0.64% - | |
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区域および不分区選挙結果 |
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2016年中華民国立法委員選挙(2016ねんちゅうかみんこくりっぽういいんせんきょ、繁: 2016年中華民國立法委員選舉、正式名称: 第09屆立法委員選舉[1])は、2016年(民国105年)1月16日に行われた、中華民国の国会である立法院を構成する立法委員を選出する選挙である。
中華民国の元首である総統を選出する総統選挙も同時に行われ、立法委員選挙と総統選挙のダブル選挙となった。
前回選挙で敗北した民主進歩党は、 中国国民党副主席で前台北市長である郝龍斌など、伝統的に国民党の拠点である台北市、台中市、花蓮市を筆頭に小選挙区で全国的に圧勝した。2014年に発生したひまわり学生運動をきっかけに設立された時代力量は5議席を獲得した。
立法委員の任期4年が満了したことに伴って実施される選挙である。
立法院の委員定数は113名でこのうち、区域(73名)と全国不分区及び僑居国外国民(34名)の他、原住民(平地と山地それぞれ3名ずつの計6名)をそれぞれ選出する仕組みとなっている。
- 113
- 区域:73
- 全国不分区及び僑居国外国民:34
- 原住民:6
- 有権者:20歳以上で中華民国の国籍所持者
- 区域:18,305,112人
- 全国不分区及び僑居国外国民:18,786,940人
- 平地原住民:187,076人
- 山地原住民:200,029人
- 選挙制度:単一選区両票制(小選挙区比例代表並立制)
- 投票:2票制。選挙区候補と比例代表政党への投票(記号式)
- クオータ制:比例代表当選者の半分以上は女性候補でなければならない
選挙の結果、馬英九総統の与党である中国国民党(選挙時64議席)は議席を大きく減らし、第二党に転落。総統選で蔡英文を当選させることに成功した民主進歩党(同40議席)は68議席に大きく議席を伸ばし過半数の確保に成功した。初の国政選挙となった時代力量は民主進歩党との選挙協力などが功を奏し、第3党となる5議席を確保した。親民党(同3議席)は比例代表で時代力量を上回る得票率を得たものの、選挙区で議席を確保できず現有維持の3議席となった。
- 投票率:66.25%
- 区域:66.58%
- 平地原住民:51.72%
- 山地原住民:57.66%
党派別議席数と得票 党派 | 区域(小選挙区) | 不分区(比例代表) | 原住民 | 合計議席 | 議席増減[注釈 1] |
得票数 | 得票率 | 議席 | 得票数 | 得票率 | 議席 | 平地 | 山地 |
民主進歩党 | 5,382,949 | 45.08% | 49 | 5,370,953 | 44.04% | 18 | 1 | 0 | 68 | △28 |
中国国民党 | 4,622,756 | 38.71% | 20 | 3,280,949 | 26.90% | 11 | 2 | 2 | 35 | ▼29 |
時代力量 | 351,244 | 2.94% | 3 | 744,315 | 6.10% | 2 | 0 | 0 | 5 | △5 |
親民党 | 150,021 | 1.26% | 0 | 794,838 | 6.52% | 3 | 0 | 0 | 3 | ±0 |
無党団結連盟 | - | - | - | 77,672 | 0.64% | 0 | 0 | 1 | 1 | ▼1 |
無所属 | 649,371 | 5.44% | 1 | - | - | - | 0 | 0 | 1 | ±0 |
合計 | 11,941,091 | | 73 | 12,195,462 | | 34 | 3 | 3 | 113 | |
■=民主進歩党/■=中国国民党/■=時代力量/■=親民党/■=無党団結連盟/■=無所属 |
民主進歩党 中国国民党 親民党 時代力量 無党団結連盟 無所属 [2][3]
議席獲得政党の比例名簿の掲載順に記載[2][10]。
- 民主進歩党
- ^ 名簿順位は19位だが、「選挙罷免法」67条の「比例代表で各政党の女性当選者は当選者の50%を上回らなければならない」とするクオータ制により当選。
- 中国国民党
- ^ 2018年8月3日、新竹県長選に出馬するため、中国国民党を離党すると宣言したが、同月に党指導部から党籍留保の結論を出された[4][5]。
- ^ 2019年8月、中国国民党に復党。
- ^ 名簿順位は12位だが、「選挙罷免法」67条の「比例代表で各政党の女性当選者は当選者の50%を上回らなければならない」とするクオータ制により当選。
- 時代力量
- ^ 2019年8月1日、時代力量を離党。
- ^ 2019年8月13日、時代力量を離党。
- ^ “選舉資料庫” (中国語). 選舉資料庫. 2024年5月30日閲覧。
- ^ a b “中央選舉委員會 民國105年1月22日 中選務字第1053150027號 中央選舉委員會公告:公告第9屆立法委員選舉當選人名單”. 行政院公報資訊網 (2016年1月27日). 2023年7月30日閲覧。
- ^ 第 09 屆 立法委員選舉(區域) 候選人得票數 中選會.
- ^ “國民黨中央考紀會 決議開除林為洲黨籍 - 政治 - 自由時報電子報”. http://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/2508607 2018年8月4日閲覧。
- ^ 聯合新聞網. “吳敦義裁示 暫緩開除林為洲” (中国語). 2018九合一選舉. 2019年3月10日閲覧。
- ^ 第 09 屆 立法委員選舉(平原) 候選人得票數 中選會.
- ^ 第 09 屆 立法委員選舉(山原) 候選人得票數 中選會.
- ^ 歷屆公職補選資料 中選會.
- ^ “高志鵬關說收50萬判4年半定讞 喪失立委身分” (中国語). 蘋果日報. 2019年3月10日閲覧。
- ^ 09屆全國不分區及僑居國外國民立法委員選舉選舉公報 中選會
- ^ 第 09 屆 立法委員選舉不分區政黨得票數 中選會.