第72回国民体育大会

第72回国民体育大会
ながの銀嶺国体(冬季大会)
愛顔つなぐえひめ国体(本大会)
開催都道府県 長野県(冬季大会)
愛媛県(本大会)
競技数 (正式競技)40競技
(特別競技)1競技
(公開競技)4競技
開会式 2017年9月30日
閉会式 2017年10月10日
選手宣誓 中矢力、伊藤愛里
最終炬火ランナー 安田夏子、阿部聖斗
主競技場 愛媛県総合運動公園陸上競技場
テンプレートを表示

第72回国民体育大会(だい72かいこくみんたいいくたいかい)は2017年(平成29年)に開催された国民体育大会である。長野県で開催された冬季大会の愛称はながの銀嶺国体愛媛県で開催された本大会の愛称は愛顔つなぐえひめ国体[1]。 大会スローガンは『君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え』。

愛媛県では1953年第8回大会以来64年ぶりに開催された。

国体閉会後の10月には第17回全国障害者スポーツ大会愛顔つなぐえひめ大会(えがおつなぐえひめたいかい)も開催された。

冬季大会

[編集]
冬季大会
スケート競技会・アイスホッケー競技会

ながの銀嶺国体
開催地 長野県長野市岡谷市軽井沢町
開催日 平成29年1月27日 - 平成29年1月31日
公式サイト 第1018回長野県教育委員会定例会資料 - ながの銀嶺国体について
« 2016
2018 »
冬季大会スキー競技会
ながの銀嶺国体
開催地 長野県白馬村
開催日 平成29年2月14日 - 平成29年2月17日
公式サイト 第1018回長野県教育委員会定例会資料 - ながの銀嶺国体について
« 2016
2018 »

第72回国民体育大会冬季大会ながの銀嶺国体は長野県で総合開催された[2]。スローガンは「氷雪に かがやけ君の 技ちから」[3]。参加者数は、スケート・アイスホッケー競技会が1,699人、スキー競技会が1,782人[4]

会期

[編集]
  • スケート・アイスホッケー競技会 2017年1月27日 - 1月31日
  • スキー競技会 2017年2月14日 - 2月17日

実施競技・会場一覧

[編集]

正式競技3競技長野県内の4市町村を会場に実施された[5]

競技名 会場地 会場
スケート スピード 長野市 長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)
フィギュア 長野市若里多目的スポーツアリーナ(ビッグハット)
ショートトラック
アイスホッケー 岡谷市 やまびこスケートの森アイスアリーナ
軽井沢町 軽井沢風越公園アイスアリーナ
スキー ジャイアントスラローム 白馬村 白馬八方尾根スキー場
スペシャルジャンプ 白馬ジャンプ競技場
コンバインド
白馬クロスカントリー競技場(スノーハープ)
クロスカントリー

本大会

[編集]

愛媛県としては昭和28年(1953年)に第8回大会四国4県で共同開催して以来、64年ぶり、初の単独開催となった。大会愛称は「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」。スローガンは「君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え」で、愛媛らしく五七五になっている。[6]マスコットはみきゃん[7]

競技会場不在などから一部は高知県や兵庫県で開かれた[8]

会期

[編集]

実施競技・会場一覧

[編集]
正式競技(会期前実施競技)
正式競技
特別競技
公開競技

全国障害者スポーツ大会

[編集]

全国障害者スポーツ大会の愛顔つなぐえひめ大会は、愛媛県で国体閉会後10月28日 - 30日の3日間の会期で開催された。スローガンは国体本大会と共通の「君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え」。開閉会式は国体と同じく松山市愛媛県総合運動公園陸上競技場。実施競技と会場は下記のとおり。[10]

競技名 会場地 会場



陸上競技 身知 松山市 愛媛県総合運動公園陸上競技場
水泳 身知 松山市 松山中央公園プール
アーチェリー 今治市 今治市宮窪石文化運動公園
卓球 身知 松前町 松前公園体育館

松前総合文化センター

サウンドテーブルテニス
フライングディスク 身知 西条市 西条市ひうち陸上競技場
ボウリング  知 松山市 キスケボウル



バスケットボール  知 大洲市 大洲市総合体育館
車いすバスケットボール 今治市 今治市営中央体育館
ソフトボール  知 松山市 松山中央公園運動広場
グランドソフトボール 砥部町 砥部町陶街道ゆとり公園多目的広場
バレーボール 伊予市 しおさい公園伊予市民体育館
 知 松山市 愛媛県武道館
  精 八幡浜市 八幡浜市民スポーツセンター
サッカー  知 松山市 北条スポーツセンター球技場・陸上競技場
フットベースボール  知 東温市 東温市総合公園多目的グラウンド

正式競技のほかに、オープン競技としてボウリング(肢体障がい者)、ブラインドテニス、フットサル(精神障がい者)が実施された[10]

天皇杯・皇后杯

[編集]

天皇杯・皇后杯は国体正式40競技の総合成績で第1位の都道府県に授与される。東京都が天皇杯は2年連続、皇后杯は5年連続で獲得した。開催県の愛媛県は天皇杯・皇后杯ともに2位に終わった。

天皇杯
1位: 東京都
2位: 愛媛県
3位: 埼玉県
皇后杯
1位: 東京都
2位: 愛媛県
3位: 大阪府

脚注

[編集]
  1. ^ 第72回国民体育大会愛称・スローガンの決定について』(プレスリリース)愛媛県、2014年4月1日http://www.pref.ehime.jp/h13100/1197076_1894.html2015年1月4日閲覧 
  2. ^ 第72回国民体育大会冬季大会の開催について” (PDF). 2015年1月9日閲覧。
  3. ^ 「ながの銀嶺国体」”. 2018年3月3日閲覧。
  4. ^ 国民体育大会(国体)第72回大会”. 2018年3月3日閲覧。
  5. ^ 大会概要(競技日程、会場等)”. 2018年3月3日閲覧。
  6. ^ 全国からの応募作品10986点の中から選出された。(愛称は西条市の佐々木公明氏、スローガンは新居浜市の永井進氏)
  7. ^ 愛顔(えがお)つなぐえひめ国体とは”. 2018年3月3日閲覧。
  8. ^ 競技会場および会場地市町”. 2015年1月5日閲覧。
  9. ^ 当初は17日まで開催予定だったが、台風18号の接近を受けて一部競技日程を短縮した
  10. ^ a b 競技会会期”. 愛媛県. 2018年4月18日閲覧。

外部リンク

[編集]