薬食

薬食
ヤクシク
発祥地 大韓民国
関連食文化 朝鮮料理
その他の情報
薬食
各種表記
ハングル 약식
漢字 藥食
発音 ヤクシク
日本語読み: やくしょく
英語表記: yaksik
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薬食(ヤクシク[1]: 약식)は、主にテボルム(旧暦の1月15日)に食べられる韓国の餅菓子[2]薬飯 (ヤクパフ、: 약밥) ともいう[1]。 蒸したもち米に、ごま油醤油蜂蜜ナツメ松の実などを和え、再び蒸して作られる[2]。 近年では、祝いの日や元日にも食べられることがある[2]

新羅時代、1月15日に烏が王(炤知麻立干)の弑害陰謀を知らせてくれたことから、毎年1月15日に烏に香ばしい飯を与えたというものがある[3]、これが薬食と言われる。

脚注

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  1. ^ a b 韓国料理レシピシリーズ: 薬食(韓国政府公式ポータル)」『korea.net』2016年1月8日。2024年11月9日閲覧。
  2. ^ a b c 国立国語院 著、三橋広夫/趙完済 訳『カラー日本語版韓国伝統文化事典』教育出版、2006年1月1日。ISBN 978-4316801032 
  3. ^ 三国遺事』巻第一、紀異第一「射琴匣」

関連項目

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