西若松駅

西若松駅
西口(2023年4月)
にしわかまつ
Nishi-Wakamatsu
地図
所在地 福島県会津若松市材木町一丁目4-1
北緯37度29分9.7秒 東経139度54分51.1秒 / 北緯37.486028度 東経139.914194度 / 37.486028; 139.914194座標: 北緯37度29分9.7秒 東経139度54分51.1秒 / 北緯37.486028度 東経139.914194度 / 37.486028; 139.914194
所属事業者
電報略号 ニシ
駅構造 地上駅橋上駅[1]
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
(会津鉄道)-2022年-
192人/日(降車客含まず)
(JR東日本)-2023年-
514人/日(降車客含まず)
開業年月日 1926年大正15年)10月15日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 会津鉄道会津線
キロ程 0.0 km(西若松起点)
[* 1](七日町) (- km)
(3.0 km) 南若松
所属路線 只見線(JR東日本)
キロ程 3.1 km(会津若松起点)
七日町 (1.8 km)
(3.4 km) 会津本郷
備考
  1. ^ 全列車が会津若松駅まで乗り入れ。
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東口(2023年4月)

西若松駅(にしわかまつえき)は、福島県会津若松市材木町(ざいもくまち)一丁目にある、会津鉄道東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

会津鉄道の会津線とJR東日本の只見線が乗り入れる共同使用駅で、改札は両社で共用している。会津線は起点駅であるが、全列車がJR只見線経由で会津若松駅まで片乗り入れの形で直通する。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2番線・3番線)の計2面3線を有する地上駅である。ホーム設備は会津若松駅が管理している。

島式ホームへは2階改札口から、単式ホームへは西口1階の専用口からそれぞれホームに入ることができるようになっている。

当駅は、只見線会津川口方へは1番線(只見線本線)・2番線(只見線下り1番線)で、会津線会津田島方へは3番線(会津線本線)でのみそれぞれ発着可能な構造であり、会津線同士の列車交換は不可能である。1番線は只見線下り列車の発着も可能である。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 只見線 上り 会津若松方面[7]
2 下り 会津川口只見方面[7]
3 会津鉄道線 上り 会津若松方面[7]
下り 会津田島方面[7]
  • 1番線は夕方の会津若松行1本のみの使用であり、発着時刻前後以外は入口が閉鎖され立ち入りができない。
  • 会津鉄道車両の夜間留置が設定されている。震災前に設定されていた列車が運休を経て廃止、2021年の3月13日改正で会津田島駅発着の列車の区間が見直されて復活した。

駅舎

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2005年(平成17年)9月18日にできた橋上駅舎を持つ。この駅舎のできる前には西口に当たる部分に木造駅舎があった。当時は駅舎にJRの窓口が、そこから各ホームにのびる跨線橋の、会津鉄道のりばへ降りる脇に会津鉄道の窓口があったが、新駅舎においては両者が一つの窓口を使用しており、会津鉄道がJRの出改札業務を受託している。なお島式ホームの小出方にJRの運転事務室があり、運転扱い(信号やポイント転換等)を行っていたが、会津若松駅からの遠隔操作化により、現在は無人となっている。

橋上駅舎の建設にあたっては旧駅舎を取り壊した。その最中この駅にはきちんとした駅舎がなく、島式ホームの会津若松方の端に仮駅舎(2005年〈平成17年〉3月1日使用開始)を設けることで対応をしていた。仮駅舎には会津鉄道の社員のみが配置され、JR社員は上述の運転事務室に運転扱いの社員のみ配置されていた。窓口は会津鉄道のみでJRの乗車券はその仮駅舎に設置された簡易自動券売機のみでしか購入ができなかった。この工事の最中には跨線橋も撤去され、警報機・遮断機つきの構内踏切(2005年〈平成17年〉8月1日使用開始)を使用していた。

橋上駅舎内に駅の東西を結ぶ自由通路があり、歩行者・二輪車が通行できる[注 1]

鶴ヶ城の最寄り駅であるため、「会津鶴ヶ城駅」への改名が会津若松市長から提案されたこともあった[注 2]

利用状況

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いずれも会津鉄道・JR東日本間の直通人員を含んだ数値である。

  • 会津鉄道 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗車人員192人である[県 1]
  • JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は493人である[JR 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 会津鉄道 JR東日本 出典
定期外 定期 合計 福島県 JR東日本
2000年(平成12年) 386     714 [県 2] [JR 2]
2001年(平成13年) 373     725 [県 3] [JR 3]
2002年(平成14年) 384     736 [県 4] [JR 4]
2003年(平成15年) 388     721 [県 5] [JR 5]
2004年(平成16年) 353     712 [県 6] [JR 6]
2005年(平成17年) 329     743 [県 7] [JR 7]
2006年(平成18年) 304     766 [県 8] [JR 8]
2007年(平成19年) 279     737 [県 9] [JR 9]
2008年(平成20年) 249     719 [県 10] [JR 10]
2009年(平成21年) 222     703 [県 11] [JR 11]
2010年(平成22年) 197     731 [県 12] [JR 12]
2011年(平成23年) 169     668 [県 13] [JR 13]
2012年(平成24年) 184 187 481 669 [県 14] [JR 14]
2013年(平成25年) 184 189 467 656 [県 15] [JR 15]
2014年(平成26年) 170 185 433 619 [県 16] [JR 16]
2015年(平成27年) 205 178 475 654 [県 17] [JR 17]
2016年(平成28年) 216 177 467 644 [県 18] [JR 18]
2017年(平成29年) 238 189 466 656 [県 19] [JR 19]
2018年(平成30年) 238 194 442 637 [県 20] [JR 20]
2019年(令和元年) 238 179 406 586 [県 21] [JR 21]
2020年(令和02年) 156 113 401 515 [県 22] [JR 22]
2021年(令和03年) 219 122 392 514 [県 23] [JR 23]
2022年(令和04年) 192 137 356 493 [県 1] [JR 24]
2023年(令和05年)   160 353 514 [JR 1]

駅周辺

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会津若松の市街地の周縁部にあたる。

バス路線

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のりば 運行事業者 路線・行先
西若松駅東口
1 会津乗合自動車
2 松長団地・西若松駅線若松駅
3 本郷循環線:若松駅前バスターミナル
西若松駅西
会津乗合自動車 高田・永井野線:高田・永井野/若松駅前バスターミナル

隣の駅

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会津鉄道
会津線(会津若松駅 - 当駅間は只見線)
快速「リレー号」(会津若松行きのみ運転)
七日町駅 ← 西若松駅芦ノ牧温泉駅
快速「AIZUマウントエクスプレス」・快速(無愛称の会津若松行き)・普通(「リレー号」含む)
七日町駅 - 西若松駅 - 南若松駅
東日本旅客鉄道(JR東日本)
只見線
七日町駅 - 西若松駅 - 会津本郷駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 駅舎の北側を通る県道(福島県道328号福島県道211号)は跨線橋のみで踏切がなく、歩行者・自転車は通行できない。
  2. ^ 会津若松市議会2005年9月議会で、木村まさし市会議員の質問に対する回答[8]

出典

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  1. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '06年版』ジェー・アール・アール、2006年6月20日、183頁。ISBN 4-88283-127-9 
  2. ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、22頁
  3. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、23頁
  4. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、27頁
  5. ^ 「[街ふれあい]9月22日=福島」『読売新聞読売新聞社、2005年9月22日、朝刊、34面。
  6. ^ 編集部「9月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第55巻第12号(通巻第769号)、電気車研究会、2005年12月1日、118頁、ISSN 0040-4047 
  7. ^ a b c d 時刻表 西若松駅:JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月17日閲覧。
  8. ^ 議事の詳細”. 2024年11月17日閲覧。[リンク切れ]

利用状況

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福島県統計年鑑
  1. ^ a b 94 鉄道輸送状況” (xls). 第138回 福島県統計年鑑. 福島県 (2024年6月30日). 2024年11月16日閲覧。
  2. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第116回 福島県統計年鑑. 福島県 (2002年11月). 2023年5月30日閲覧。
  3. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第117回 福島県統計年鑑. 福島県 (2003年3月). 2023年5月30日閲覧。
  4. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第118回 福島県統計年鑑. 福島県 (2004年3月). 2023年5月30日閲覧。
  5. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第119回 福島県統計年鑑. 福島県 (2005年3月). 2023年5月30日閲覧。
  6. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第120回 福島県統計年鑑. 福島県 (2006年3月). 2023年5月30日閲覧。
  7. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第121回 福島県統計年鑑. 福島県 (2007年3月). 2023年5月30日閲覧。
  8. ^ 98 鉄道輸送状況” (xls). 第122回 福島県統計年鑑. 福島県 (2008年3月). 2023年5月30日閲覧。
  9. ^ 98 鉄道輸送状況” (xls). 第123回 福島県統計年鑑. 福島県 (2009年3月). 2023年5月30日閲覧。
  10. ^ 96 鉄道輸送状況” (xls). 第124回 福島県統計年鑑. 福島県 (2010年3月). 2023年5月30日閲覧。
  11. ^ 95 鉄道輸送状況” (xls). 第125回 福島県統計年鑑. 福島県 (2011年3月). 2023年5月30日閲覧。
  12. ^ 96 鉄道輸送状況” (xls). 第126回 福島県統計年鑑. 福島県 (2012年3月). 2023年5月30日閲覧。
  13. ^ 96 鉄道輸送状況” (xls). 第127回 福島県統計年鑑. 福島県 (2013年4月). 2023年5月30日閲覧。
  14. ^ 96 鉄道輸送状況” (xls). 第128回 福島県統計年鑑. 福島県 (2018年2月2日). 2023年5月30日閲覧。
  15. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第129回 福島県統計年鑑. 福島県 (2015年4月10日). 2023年5月30日閲覧。
  16. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第130回 福島県統計年鑑. 福島県 (2016年4月22日). 2023年5月30日閲覧。
  17. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第131回 福島県統計年鑑. 福島県 (2017年4月27日). 2023年5月30日閲覧。
  18. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第132回 福島県統計年鑑. 福島県 (2020年10月12日). 2023年5月30日閲覧。
  19. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第133回 福島県統計年鑑. 福島県 (2019年12月13日). 2023年5月30日閲覧。
  20. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第134回 福島県統計年鑑. 福島県 (2020年10月12日). 2023年5月30日閲覧。
  21. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第135回 福島県統計年鑑. 福島県 (2021年6月30日). 2023年5月30日閲覧。
  22. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第136回 福島県統計年鑑. 福島県 (2022年6月30日). 2023年5月30日閲覧。
  23. ^ 97 鉄道輸送状況” (xls). 第137回 福島県統計年鑑. 福島県 (2023年6月30日). 2023年7月12日閲覧。
JR東日本
  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
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  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月8日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月22日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月30日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目

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外部リンク

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