飯島彰己
いいじま まさみ 飯島 彰己 | |
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生誕 | 1950年9月23日(74歳) 日本 神奈川県横須賀市(現・逗子市) |
出身校 | 横浜国立大学経営学部経営学科 |
職業 | 実業家 |
活動期間 | 1974年 - |
肩書き | 三井物産株式会社顧問 |
任期 | 2021年 - |
取締役会 | |
受賞 | |
栄誉 |
飯島 彰己(いいじま まさみ、1950年〈昭和25年〉9月23日 - )は、日本の実業家。三井物産株式会社顧問、一般社団法人ロシアNIS貿易会会長。神奈川県逗子市出身[1]。学位は経営学士(横浜国立大学・1974年)。栄典はロシア連邦友好勲章、イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャーレ章、旭日大綬章。
経歴
[編集]1950年9月23日に神奈川県横須賀市(現・逗子市)に生まれる[2]。栄光学園中学校・高等学校[3]、横浜国立大学経営学部経営学科卒業を経て、1974年に三井物産に入社。製鋼原料部部長、金属総括部部長等を経て、2006年に執行役員に就任。2009年に代表取締役社長に就任。2015年に三井物産代表取締役会長、日本経済団体連合会副会長に就任。2017年にロシア連邦友好勲章を受賞。2018年にイタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャーレ章を受章。2021年に三井物産顧問、ロシアNIS貿易会会長に就任。2023年11月3日に秋の叙勲で旭日大綬章を受章[4]。
人物
[編集]履歴
[編集]学歴・職歴
[編集]- 1969年(昭和44年)3月 - 栄光学園中学校・高等学校卒業。
- 1974年(昭和49年)3月 - 横浜国立大学経営学部経営学科卒業[1]。
- 1974年(昭和49年)4月 - 三井物産株式会社入社 大阪支店審査部審査第二課配属[6]。
- 1975年(昭和50年)4月 - 三井物産株式会社 大阪支店審査部審査第一課所属[6]。
- 1979年(昭和54年)1月 - 三井物産株式会社 製鋼原料部合金鉄第一営業室第二グループ所属[6]。
- 1979年(昭和54年)4月 - 三井物産株式会社 製鋼原料部合金鉄第一営業室第一グループ所属[6]。
- 1982年(昭和57年)9月 - 三井物産株式会社 製鋼原料部合金鉄第一営業室第二グループ所属[6]。
- 1990年(平成2年)10月 - MITSUI & CO. UK PLC出向 鉄鋼原料課課長[6]。
- 1996年(平成8年)5月 - 三井物産株式会社 鉄鋼原料本部製鋼原料部部長代理[6]。
- 1998年(平成10年)10月 - 三井物産株式会社 鉄鋼原料本部製鋼原料部部次長[6]。
- 2000年(平成12年)6月 - 三井物産株式会社 鉄鋼原料本部製鋼原料部部長[7]。
- 2004年(平成16年)4月 - 三井物産株式会社 金属総括部部長[7]。
- 2005年(平成17年)4月 - 三井物産株式会社 金属・エネルギー総括部部長[7]。
- 2006年(平成18年)4月 - 三井物産株式会社執行役員 鉄鋼原料・非鉄金属本部本部長[8]。
- 2007年(平成19年)4月 - 三井物産株式会社執行役員 金属資源本部本部長[9]。
- 2008年(平成20年)4月 - 三井物産株式会社常務執行役員 金属資源、エネルギー第一、エネルギー第二担当[7][10]。
- 2008年(平成20年)6月 - 三井物産株式会社代表取締役常務執行役員 金属資源、エネルギー第一、エネルギー第二担当[7][10]。
- 2008年(平成20年)10月 - 三井物産株式会社代表取締役専務執行役員 金属資源、エネルギー第一、エネルギー第二担当[11]。
- 2009年(平成21年)4月 - 三井物産株式会社代表取締役社長[12]。
- 2015年(平成27年)4月 - 三井物産株式会社代表取締役会長[13]。
- 2015年(平成27年)6月 - 一般社団法人日本経済団体連合会副会長[14]。
- 2016年(平成28年)6月 - 株式会社リコー社外取締役(現任)[15]。
- 2018年(平成30年)6月 - ソフトバンクグループ株式会社社外取締役(現任)[16]。
- 2019年(令和元年)6月 - 株式会社三越伊勢丹ホールディングス社外取締役(現任)[17]。
- 2019年(令和元年)6月 - 日本銀行参与(現任)[18]。
- 2020年(令和2年)4月 - 内閣府 民間資金等活用事業推進委員会委員長(現任)[19]。
- 2021年(令和3年)4月 - 三井物産株式会社取締役[20]。
- 2021年(令和3年)6月 - 一般社団法人ロシアNIS貿易会会長(現任)[21]。
- 2021年(令和3年)6月 - 三井物産株式会社顧問(現任)[20]。
- 2021年(令和3年)6月 - 武田薬品工業株式会社社外取締役 監査等委員(現任)[22]。
受賞・栄誉
[編集]- 2010年(平成20年)5月 - CCBJアワード・パーソン・オブ・ザ・イヤー2010(ブラジル日本商工会議所)[23]。
- 2015年(平成27年)12月 - アイゼンハワー賞(国際理解のためのビジネス協議会)[24]。
- 2017年(平成29年)6月 - ロシア連邦友好勲章(ロシア連邦政府)[25]。
- 2018年(平成30年)2月 - イタリア共和国功労勲章グランデ・ウフィチャーレ章(イタリア共和国政府)[26]。
- 2023年(令和5年)11月 - 旭日大綬章(日本国政府)[27]。
現職
[編集]- 三井物産株式会社顧問
- 一般社団法人ロシアNIS貿易会会長[28]
- 一般社団法人日本貿易会顧問[29]
- 内閣府 民間資金等活用事業推進委員会委員長[30]
- 株式会社リコー社外取締役[31]
- 日本ベンチャーキャピタル株式会社社外取締役[32]
- ソフトバンクグループ株式会社社外取締役[33]
- 株式会社三越伊勢丹ホールディングス社外取締役[34]
- 武田薬品工業株式会社社外取締役 監査等委員[35]
- 日本ナレッジ・マネジメント学会評議員会議長[36]
- 日本銀行参与[37]
- 独立行政法人国際協力機構 経営諮問会議委員[38]
テレビ出演
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 世界で稼ぐ!何でも稼ぐ!変化に強い"起業家集団"(2013年9月5日、テレビ東京)- 当時、三井物産社長[39]。
脚注
[編集]- ^ a b “新社長略歴” (PDF). 三井物産 (2009年1月16日). 2017年3月26日閲覧。
- ^ 飯島彰己(インタビュアー:松本千恵)「出世ナビ リーダーの母校 外国人校長からお小言 物産会長の栄光学園時代 飯島彰己・三井物産会長が語る(上)」『NIKKEI STYLE』、日本経済新聞社・日経BP、2017年8月28日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 飯島彰己(インタビュアー:松本千恵)「出世ナビ リーダーの母校 「アホか」にもひるまず 物産会長を鍛えた栄光学園 飯島彰己・三井物産会長が語る(下)」『NIKKEI STYLE』、日本経済新聞社・日経BP、2017年9月4日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日
- ^ 児玉博 (2012年9月26日). “<三井物産>金属資源・エネルギーで稼ぐ「物産マンのDNA」【2】 (2ページ目)”. プレジデントオンライン 2021年9月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “飯島 彰己”. 第14回日経フォーラム 世界経営者会議. 日本経済新聞社. 2017年3月26日閲覧。
- ^ a b c d e 『第89期 有価証券報告書』(PDF)(プレスリリース)三井物産株式会社、2008年6月24日。オリジナルの2014年11月18日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『役員人事』(プレスリリース)三井物産株式会社、2006年1月31日。オリジナルの2012年11月26日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『人事・機構改組』(プレスリリース)三井物産株式会社、2007年3月15日。オリジナルの2012年11月26日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ a b 『役員人事』(プレスリリース)三井物産株式会社、2008年2月13日。オリジナルの2012年11月26日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『役員人事』(プレスリリース)三井物産株式会社、2008年9月17日。オリジナルの2012年11月26日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『役員人事』(プレスリリース)三井物産株式会社、2009年2月3日。オリジナルの2012年11月26日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『代表取締役の役職変更に関するお知らせ』(プレスリリース)三井物産株式会社、2015年3月25日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『副会長候補者の内定について』(プレスリリース)一般社団法人日本経済団体連合会、2015年2月9日。オリジナルの2015年3月24日時点におけるアーカイブ 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『第116回定時株主総会 開催のご報告』(プレスリリース)株式会社リコー、2016年6月17日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『取締役人事に関するお知らせ』(プレスリリース)ソフトバンクグループ株式会社、2018年4月26日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『第11回定時株主総会招集ご通知』(PDF)(プレスリリース)株式会社三越伊勢丹ホールディングス、2019年5月14日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ “日銀、参与に住友電の松本氏と三井物の飯島氏”. 日本経済新聞. (2019年6月4日) 2021年9月6日閲覧。
- ^ “人事、内閣府”. 日本経済新聞. (2020年4月3日) 2021年9月6日閲覧。
- ^ a b 『役員人事』(PDF)(プレスリリース)三井物産株式会社、2021年1月15日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『飯島彰己新会長の就任に関するご報告』(PDF)(プレスリリース)一般社団法人ロシアNIS貿易会、2021年6月16日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『取締役の決定について』(プレスリリース)武田薬品工業株式会社、2021年6月29日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『日本のパーソン・オブ・ザ・イヤー2010に三井物産の飯島彰己社長を選出』(プレスリリース)ブラジル日本商業会議所、2010年5月31日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ “三井物産・飯島会長、米経済団体から「アイゼンハワー賞」を受賞”. 日刊工業新聞. (2015年12月10日) 2017年3月26日閲覧。
- ^ 『飯島会長がロシア連邦政府から「ロシア連邦友好勲章」を受章』(PDF)(プレスリリース)三井物産株式会社、2017年7月13日 。2021年9月6日閲覧。
- ^ 『2018年2月20日 - 勲章伝達式』(プレスリリース)駐日イタリア大使館、2018年2月21日 。2021年6月20日閲覧。
- ^ “旭日大綬章に片山虎之助氏 三浦友和さん、久石譲さんに小綬章―秋の叙勲”. 時事通信. (2023年11月3日) 2023年11月3日閲覧。
- ^ “役員及び顧問名簿” (PDF). 一般社団法人ロシアNIS貿易会 (2021年7月1日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “日本貿易会 役員等名簿” (PDF). 一般社団法人日本貿易会 (2021年5月31日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “民間資金等活用事業推進委員会 構成員名簿” (PDF). 内閣府 (2020年12月8日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “役員一覧”. 株式会社リコー (2021年6月24日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “役員一覧”. 日本ベンチャーキャピタル株式会社 (2021年6月30日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “役員一覧”. ソフトバンクグループ株式会社 (2021年8月2日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “役員体制”. 株式会社三越伊勢丹ホールディングス. 2021年9月6日閲覧。
- ^ “トップマネジメント”. 武田薬品工業株式会社. 2021年9月6日閲覧。
- ^ “役員・評議員・理事名簿”. 日本ナレッジ・マネジメント学会 (2021年8月9日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ “日本銀行の組織図” (PDF). 日本銀行. 2021年9月6日閲覧。
- ^ “経営諮問会議”. 独立行政法人国際協力機構 (2019年3月). 2021年9月6日閲覧。
- ^ 世界で稼ぐ!何でも稼ぐ!変化に強い"起業家集団" - テレビ東京 2013年9月5日
ビジネス | ||
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先代 槍田松瑩 | 三井物産会長 2015年 - 2021年 | 次代 安永竜夫 |
先代 槍田松瑩 | 三井物産社長 2009年 - 2015年 | 次代 安永竜夫 |
非営利団体 | ||
先代 村山滋 | ロシアNIS貿易会会長 2021年 - | 次代 (現職) |