ハース・VF-21
カテゴリー | F1 | ||||||||||
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コンストラクター | ハース | ||||||||||
先代 | ハース・VF-20 | ||||||||||
後継 | ハース・VF-22 | ||||||||||
主要諸元 | |||||||||||
エンジン | フェラーリ 065/6 1.6L V6ターボ | ||||||||||
タイヤ | ピレリ | ||||||||||
主要成績 | |||||||||||
チーム | ハースF1チーム | ||||||||||
ドライバー | ニキータ・マゼピン ミック・シューマッハ | ||||||||||
出走時期 | 2021年 | ||||||||||
通算獲得ポイント | 0 | ||||||||||
初戦 | 2021年バーレーンGP | ||||||||||
最終戦 | 2021年アブダビGP | ||||||||||
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ハース・VF-21 (Haas VF-21) は、ハースF1チームが2021年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。
概要
[編集]技術的には、前年型のVF-20をベースに、2021年のレギュレーション変更に伴う空力のリファインを行った程度のマシン。マシン内部はほぼVF-20のままと言われている[1]。またチームは、翌年型のマシンの開発に予算を振り向ける目的で、VF-21についてはシーズン中のマシン開発を行わないとしており[1]、事実上1年落ちのシャシーでシーズンを戦うことになっている。
一方でカラーリングはVF-20から一新され、マゼピンが持ち込んだロシアの肥料メーカー「ウラルカリ」がメインスポンサーについた影響もあり、ロシア国旗を彷彿とされる白・赤・青のカラーリングとなった[2]。このカラーリングを巡っては、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が「ドーピングへの国家的関与を理由に、ロシアの国際大会への参加を禁止するWADAの決定に違反している可能性がある」として調査に乗り出したが[3]、その後WADAからの声明は出されていない。
2021年シーズン
[編集]ドライバーはニキータ・マゼピンとミック・シューマッハのコンビを起用。
スペック
[編集]シャシー
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パワーユニット
[編集]- エンジン名:フェラーリ 065/6
- エンジン形式:90度V型6気筒
- 最高回転数:15000rpm
- 排気量:1600cc
- 燃料:シェル
記録
[編集]年 | No. | ドライバー | BHR | EMI | POR | ESP | MON | AZE | FRA | STY | AUT | GBR | HUN | BEL | NED | ITA | RUS | TUR | USA | MXC | SÃO | QAT | SAU | ABU | ポイント | ランキング |
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2021年 | ||||||||||||||||||||||||||
9 | マゼピン | Ret | 17 | 19 | 19 | 17 | 14 | 20 | 18 | 19 | 17 | Ret | 17 | Ret | Ret | 18 | 20 | 17 | 18 | 17 | 18 | Ret | WD | 0* | 10位* | |
47 | シューマッハ | 16 | 16 | 17 | 18 | 18 | 13 | 19 | 16 | 18 | 18 | 12 | 16 | 18 | 15 | Ret | 19 | 16 | Ret | 18 | 16 | Ret | 14 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 【津川哲夫F1新車私的解説】フェラーリ化が進むハース。ほぼ昨年型のVF21で真価が問われるシーズンに - オートスポーツ・2021年3月18日
- ^ ハースF1、2021年シーズンを戦う新車『VF-21』のカラーリングを発表 - motorsport.com 2021年3月4日
- ^ 世界反ドーピング機関、ハースF1のロシアカラーリングの可否について調査 - オートスポーツ・2021年3月8日