濱島淑恵
濱島淑恵 | |
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居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 社会福祉学 |
研究機関 | 大阪歯科大学医療保健学部 |
出身校 | 日本女子大学 |
公式サイト https://www.osaka-dent.ac.jp/ | |
プロジェクト:人物伝 |
濱島 淑惠(はましま よしえ)は、日本の社会福祉学者。大阪歯科大学医療保健学部教授。学位は博士(学術)(金沢大学・2017年)。
ヤングケアラーの研究者であり[1]、2016年には日本で初めて高校生を対象としたヤングケアラーに関する調査を実施し[2]、2020年度は厚生労働省が実施したヤングケアラーに関する全国調査に研究班として携わった。
2019年にはヤングケアラーの当事者会『ふうせんの会』[3] を有志と共に立ち上げ、(元)ヤングケアラーたちが交流・情報交換を行うつどいを開催している。メディアに出演するほか、大阪市ヤングケアラーPT、尼崎市ヤングケアラープロジェクトメンバー、神戸市こども・若者ケアラー相談窓口アドバイザー[4]、兵庫県ケアラー支援検討委員会座長を務め、ヤングケアラーの普及・啓発、支援活動に取り組んでいる。
経歴
[編集]- 1989年 - 大阪府立北野高等学校卒業
- 1993年3月 - 日本女子大学人間社会学部社会福祉学科卒業
- 1999年 - 日本女子大学大学院人間社会研究科修了
- 1999年 - 今治明徳短期大学生活科学科講師
- 2004年 - 吉備国際大学社会福祉学部講師
- 2007年 - 中部学院大学人間福祉学部講師
- 2008年 - 中部学院大学人間福祉学部准教授
- 2017年 - 大阪歯科大学医療保健学部准教授
- 2019年12月 - 「ヤングケアラー」がつながるための集いの場「ふうせんの会」を設立
- 2021年 - 大阪歯科大学医療保健学部教授
出演
[編集]テレビ
[編集]- おはよう関西(NHK、2018年1月9日(火))
- かんさい情報ネットten.(読売テレビ、2021年1月21日(木))「『もっと子どもでいたかった』 家族を介護・ケアする“ヤングケアラー”の現実」 - YouTube
- かんさい熱視線(NHK、2021年2月13日(土))
- クローズアップ現代+(NHK、2021年5月13日(木))
- NNNドキュメント(日本テレビ、2021年7月4日(日))「ヤングケアラー “見えない子供たち”のSOS」
著書
[編集]- 子ども介護者 ヤングケアラーの現実と社会の壁 2021年09月10日、ISBN 9784040822846
脚注
[編集]- ^ 祖父母介護、孤立する若者 ヨミドクター
- ^ 高校におけるヤングケアラーの割合とケアの状況 第65巻第 2 号「厚生の指標」2018年2月
- ^ ふうせんの会
- ^ こども・若者ケアラーへの相談・支援