シンフォニー豊田ビル
シンフォニー豊田ビル Symphony TOYOTA Building | |
---|---|
シンフォニー豊田ビル (南側より、2016年(平成28年)7月) | |
施設情報 | |
所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目11-27[1] |
座標 | 北緯35度10分11.2秒 東経136度53分12.6秒 / 北緯35.169778度 東経136.886833度座標: 北緯35度10分11.2秒 東経136度53分12.6秒 / 北緯35.169778度 東経136.886833度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2014年(平成26年)6月4日[1] |
竣工 | 2016年(平成28年)7月12日[2] |
用途 | オフィス、シネマ、店舗、宿泊 |
地上高 | |
高さ | 114.597m[2][1] |
各種諸元 | |
階数 | 地上25階、地下2階、塔屋2階 [1] |
敷地面積 | 4,230 m² [1] |
建築面積 | 2,199 m² [1] |
延床面積 | 47,596 m² [1] |
構造形式 | 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造[1] |
駐車台数 | 119台[1] |
関連企業 | |
設計 | 株式会社竹中工務店[1] |
施工 | 株式会社竹中工務店[1] |
所有者 | トヨタ不動産 |
管理運営 | トヨタ不動産 |
シンフォニー豊田ビル(シンフォニーとよたビル、Symphony TOYOTA Building)は、愛知県名古屋市中村区名駅四丁目にある地上25階、地下2階、高さ115mの超高層ビルである[2]。設計施工を竹中工務店、管理運営をトヨタ不動産が担当している。
概要
[編集]元々、同ビルの所在地には第二豊田ビル(地上9階、地下3階、1973年(昭和48年)完成)があったものの、社屋の老朽化が著しくなったことを受け、2013年(平成25年)6月21日から解体工事が進められた。
その跡地を利用し、名古屋駅前の「第二豊田ビル」の建替えプロジェクトとして「西館」と「東館」の間を通っていた市道を西に移動させて一体的に再開発を図り[2]、解体に伴い離散した豊通グループ各企業を集約させた。
オフィスビルとしてトヨタグループの総合商社、豊田通商(化学品・エレクトロニクス本部)と関連企業が入居しているほか、飲食・物販・シアターなどの商業施設、三井ガーデンホテル名古屋プレミアなどの宿泊施設も兼ね備えている[2]。
特にホテルが入居する複合ビルというのは東和不動産としては初めてとなった[3]。
尚、名称のシンフォニーには、ギリシャ語で「共に」を意味する(シン)と、同じくギリシャ語で「響き」を意味する(フォニー)の意味が込められている[4]。
また、東和不動産単独所有ビル4棟(ミッドランドスクエア、名古屋クロスコートタワー、センチュリー豊田ビル、シンフォニー豊田ビル)を地下で結び、天候などに左右されず、人々が回遊できる地下通路「地下環状ネットワーク」が設置された。南側には西柳公園が隣接している。
沿革
[編集]入居企業
[編集]- 豊田通商(化学品・エレクトロニクス本部)10F・12F 及び、関連企業 6F - 17F[2]
- 三井ガーデンホテル名古屋プレミア(18F - 25F)
- シネマコンプレックス「ミッドランドスクエア シネマ2」(中日本興業、松竹マルチプレックスシアターズ)(2F - 5F)
- 飲食店街 6店舗(B1 - 1F)
- オープンスペース
- 三井ガーデンホテル名古屋プレミア
交通アクセス
[編集]- JR・名古屋市営地下鉄桜通線 名古屋駅から徒歩で約5分。
- 近鉄名古屋駅・名鉄名古屋駅・名古屋市営地下鉄東山線 名古屋駅から徒歩で約3分。
- 名古屋高速都心環状線 錦橋出口の西400mほどに位置し、名駅入口の北100mほどに位置する。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l “「(仮称)新・第二豊田ビルの正式名称を「シンフォニー豊田ビル」に決定」” (PDF). 東和不動産株式会社. 2015年9月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “シンフォニー豊田ビル完成 広がるにぎわい空間”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 9. (2016年7月13日)
- ^ “トップに聞く 2016年の戦略 (10) 東和不動産 山口千秋社長 名駅前 上質な空間演出”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 7. (2016年1月22日)
- ^ 東和不動産の名駅新ビルが名称決定 事務所、ホテル、シネコンなど入居(2015年7月3日、名駅経済新聞)
- ^ a b “名駅前シネコン、名称決定”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. [要ページ番号]. (2015年10月22日)
- ^ “名駅近く歩道陥没 深さ5メートル、ビル地下掘削中”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 31. (2015年12月8日)