ティーターン

ティーターン古希: Τιτάν, Tītān)は、ギリシア神話ローマ神話に登場する神々である。ウーラノス(天)の王権を簒奪したクロノスを始め、オリュンポスの神々に先行する古の神々である。巨大な体を持つとされる。

日本ではしばしばティタンティターン、あるいは英語による発音にもとづいてタイタンと表記される。

概説

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狭義には、ウーラノスガイアの間に生まれた12柱の神々の兄弟姉妹を指す。クロノスはその末弟。これにディオーネーを加える場合もある。

雷霆に撃たれたティーターン

広義には、ヘーリオスセレーネープロメーテウスなど狭義のティーターンの子孫(特にゼウスに与しない神々)も、ティーターンと呼ばれる事がある。

ゼウスが父クロノスに戦いを挑んだ時、ティーターンたちの多くもクロノス側につき、10年にわたる大戦争となった。この戦争をティーターノマキアーという。

ちなみにティーターンはバルカン半島においてゼウス信仰が確立する以前の、古い時代の自然神と思われる(ゼウスはインド・ヨーロッパ語族共通の天空神に由来する)。地底に封じ込められており、彼らが時々暴れると地震がおきると信じられていた。

ティーターンに由来する命名の例

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関連項目

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