ポースポロス(古希: Φωσφόρος, Phōsphoros)は、ギリシア神話に登場する暁の明星を司る神である[1][2]。名前は「光をもたらす者」という意味[1]。ヘオースポロス(古希: Εωσφόρος, Heōsphoros)という別名を持つ[1]。
アストライオスとエーオースの息子(一説はケパロスとエーオースの息子)で、宵の明星・ヘスペロスと兄弟関係だった[1]。またケーユクスとダイダリオーンの父である[1]。
ローマ神話ではルーキフェル(Lucifer)と呼ばれた[1]。
- ^ a b c d e f 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、122,143,230,261,305頁。
- ^ フェリックス・ギラン 『ギリシア神話』 青土社、176頁。