ポースポロス

暁の明星・ポースポロスと宵の明星・ヘスペロス (イーヴリン・ド・モーガン/作, 1881)

ポースポロス古希: Φωσφόρος, Phōsphoros)は、ギリシア神話に登場する暁の明星を司るである[1][2]。名前は「光をもたらす者」という意味[1]ヘオースポロス古希: Εωσφόρος, Heōsphoros)という別名を持つ[1]

アストライオスエーオースの息子(一説はケパロスとエーオースの息子)で、宵の明星・ヘスペロスと兄弟関係だった[1]。またケーユクスダイダリオーンの父である[1]

ローマ神話ではルーキフェル(Lucifer)と呼ばれた[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、122,143,230,261,305頁。
  2. ^ フェリックス・ギラン 『ギリシア神話』 青土社、176頁。