ブルドックソース

ブルドックソース株式会社
BULL-DOG SAUCE CO.,LTD.
東京都中央区日本橋兜町にあるブルドックソース本社
東京都中央区日本橋兜町にあるブルドックソース本社
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 2804
1973年5月16日上場
本社所在地 日本の旗 日本
103-0026
東京都中央区日本橋兜町11-5
北緯35度40分49.8秒 東経139度46分35.9秒 / 北緯35.680500度 東経139.776639度 / 35.680500; 139.776639座標: 北緯35度40分49.8秒 東経139度46分35.9秒 / 北緯35.680500度 東経139.776639度 / 35.680500; 139.776639
設立 1926年(大正15年)9月21日
(ブルドックソース食品株式会社)
業種 食料品
法人番号 6010001034924 ウィキデータを編集
事業内容 ソースその他調味料の製造および販売
代表者 石垣幸俊(代表取締役社長執行役員)
資本金 10億4437万8000円
(2021年3月31日現在)[2]
発行済株式総数 1395万4880株
(2021年3月31日現在)[2]
売上高
  • 連結: 177億0852万4000円
  • 単独: 120億4148万6000円
(2021年3月期)[2]
営業利益
  • 連結: 7億2105万8000円
  • 単独: 6億0775万8000円
(2021年3月期)[2]
経常利益
  • 連結: 9億8504万4000円
  • 単独: 9億0986万4000円
(2021年3月期)[2]
純利益
  • 連結: 6億9394万6000円
  • 単独: 6億4569万3000円
(2021年3月期)[2]
純資産
  • 連結: 205億4502万7000円
  • 単独: 196億0665万2000円
(2021年3月31日現在)[2]
総資産
  • 連結: 268億0597万8000円
  • 単独: 240億6387万0000円
(2021年3月31日現在)[2]
従業員数
  • 連結: 316人
  • 単独: 221人
(2021年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
会計監査人 三優監査法人[2]
主要株主
(2021年3月31日現在)[2]
主要子会社
外部リンク www.bulldog.co.jp
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ブルドックソース株式会社: BULL-DOG SAUCE CO.,LTD.[3])は、東京都中央区に本社を置く調味料メーカーである。

社名の英語表記はBull-Dogであるが、日本語表記はブルドッではなくブルドッが正しい。これは創業者が命名時に濁音が続く語感を避けるため、あえて使い分けたという[4]

概要

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家庭用・業務用のソース、その他調味料の製造販売をしている。取扱品目は、とんかつお好み焼きソース焼きそばなどに利用されるウスターソースや濃縮ソースをはじめ、ドレッシング(和風ソース)等の用途別ソース類の他、和風スパゲティー素材「まぜりゃんせ」シリーズ、発芽玄米など。2005年(平成17年)には、イカリソースブランドを取得し関西地方の市場を強化した。また2019年にはミツワソースで知られる広島地盤のサンフーズを企業買収し、グループで西日本での販売エリアを強化している。

「ブルドックソース」の「ブルドック」は、1900年頃の日本で外来ブルドッグペットとして流行しており、洋食も外来ゆえ「ブルドッグのように可愛がってもらいたい」との意味から採用された。現在も会社のシンボルマークにブルドッグ犬のイラストが使われている。

なお、同社は業務用より個人需要向けのシェアが高く首都圏のシェアは50%以上。また中濃ソースが主力商品であるが、中濃ソースを初めて開発した企業はキッコーマン[5]であり、同社は後発(1966年)である。

沿革

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事業所

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本社

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工場

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支店・営業所

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広報活動

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提供番組(過去)

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CMキャラクター(過去のものを含む)

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  • 桑原和男
  • 栗原はるみ
  • 山本晋也 - ケチャップソース。女性が「ケチャップソース」料理に関する事を述べていると、山本をイメージしたブルドッグ人形が登場した。
  • 松本伊代 - かつて和風パスタソース『まぜりゃんせ』のCMイメージキャラクターに起用されていた。
  • バカボンのママ - アニメ『天才バカボン』のキャラクターで『東京のお好みソース』のCMイメージキャラクターに起用されていた。この『東京のお好みソース』のCMソングを歌っていたのは中森明菜。ナレーターは俵孝太郎

映画

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製品ギャラリー

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ブルドックソース事件

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2007年米国投資ファンドスティール・パートナーズがブルドックソースに対して敵対的TOBを発表した、いわゆる「ブルドックソース事件」でも知られる。買収への対抗策として、ブルドックソースは日本初となるポイズン・ピルと呼ばれる買収防衛策を実施した。スティール・パートナーズも対抗し法廷闘争にもつれ込んだが、最終的に最高裁でブルドックソースが勝利を収めた。

脚注

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注釈

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  1. ^ 販売当初は「二幸ソース」というプライベートブランドを製造していたが、大正時代にはソースと同じイギリス発祥であり、当時日本国内でブームとなっていたブルドッグをブランドマークに冠し、自社ブランド製品を製造販売した。
  2. ^ 社名をブランドマーク(CIロゴ)であるブルドッグから取った。
  3. ^ ボーアとは「柔らかい」という意味[6]
  4. ^ その背景には、知名度、シェア共に低い関西地方への販路、市場拡大がある[9]

出典

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  1. ^ コーポレート・ガバナンス方針 - ブルドックソース株式会社
  2. ^ a b c d e f g h i j k l ブルドックソース株式会社『第96期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年6月25日。 
  3. ^ ブルドックソース株式会社 定款 第1章第1条
  4. ^ “ブルドックソース 濁音が続く語感を避けるため「ドック」に”. News Post Seven (小学館). (2014年6月20日). https://www.news-postseven.com/archives/20140620_261361.html?DETAIL 2014年6月20日閲覧。 
  5. ^ 1964年販売、当時はキッコーマン中濃という銘柄であった。1981年に昨今で見られるデリシャスソースとなる。
  6. ^ 「ブルドックソース(ウスターソース)」ウスターソスの代名詞 (J-Net21)2020年12月6日閲覧。
  7. ^ 【ブルドック ウスターソース】名前の秘密と変遷(男の浪漫伝説 Vol.74) ドリームメール
  8. ^ a b “ブルドックが東証1部昇格 14日付、73年に2部上場”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2021年1月7日). https://www.sanspo.com/article/20210107-AV5GLQHZW5PZ5OVM2SFAATROLE/ 2021年1月8日閲覧。 
  9. ^ “イカリソース、ブルドック傘下に”. フジサンケイ ビジネスアイ (産業経済新聞社). (2005年5月25日) 
  10. ^ サンフーズ株式会社株式取得(子会社化)のお知らせ” (PDF). ブルドックソース株式社 (2019年10月7日). 2019年10月31日閲覧。
  11. ^ 東京証券取引所市場第一部指定に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ブルドックソース株式会社、2021年1月14日https://www.bulldog.co.jp/common/upload/news/210114_etc.pdf2021年1月14日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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