ププレひまわり
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒721-0958 広島県福山市西新涯町2-10-11 |
設立 | 1995年(株式会社ププレひまわり) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 7240001032020 |
事業内容 | ドラッグストアの経営・展開 |
代表者 | 梶原聡一(代表取締役) |
資本金 | 4,900万円 |
売上高 | 517億円 (2020年9月) |
純利益 | 4億7,208万8,000円 (2024年2月期)[1] |
総資産 | 247億5,642万5,000円 (2024年2月期)[1] |
従業員数 | 2,856名(2024年3月時点) |
外部リンク | https://himawarinews.com/ |
株式会社ププレひまわりは、広島県福山市に本社を置くドラッグストアチェーン。本社がある広島県備後地区をはじめ、岡山県・兵庫県・愛媛県・島根県・鳥取県・香川県・徳島県に出店している。
ププレとは、フランス語で、"あなたのために"を表す「pour」と、"あなたのそばで"をあらわす「pres」の造語で、地域密着を掲げている同社の旗幟を表しているものである。
概要
[編集]「スーパードラッグひまわり」と「Pupule」を展開する。桃色の店舗外観と橙色の店内が特徴的。2021年12月1日付でウエルシアホールディングスの子会社となり、公式サイトに「ウエルシアグループ」の表記が入り、店舗の看板にも「Welcia」のロゴが入った。
以前はドラッグストア単体での出店が多かったが、近年は、同じ福山市に本社があるエブリイが運営するスーパーや、同じく福山市に本店を構えるハローズ[注釈 1]の食品売り場と同じ建物の中や駐車場内に別店舗を建てて出店するパターンの二通りが多く見られ、エブリイやハローズが開店するとひまわりも開店しているという形態が散見される。
ひまわりが単独で食品売り場を併設している店のうち、広島県・岡山県の一部店舗は神戸物産の小売店「業務スーパー」のフランチャイズ店となっていたが(エリアフランチャイジーではない模様)、ウエルシアグループへの参加に伴い、2021年11月でフランチャイズ関係を解消している。なお、ひまわりの撤退により広島県・岡山県下の「業務スーパー」及び神戸物産・業務スーパーブランド商品の販売はエブリイの独占となり、同社もテレビCM等で強調している(エブリイは他に香川県を含めた3県の「業務スーパー」エリアフランチャイジーとなっている)。
ポイントサービスはプリペイド機能一体型の「ひまわりカードPlus」が継続されていたが、新規入会とチャージ入金の受付が2023年8月20日、利用は同年10月31日をもって順次終了した。利用終了に伴い、2024年1月31日まではチャージ残高の払戻し(後日振込によって払戻しが行われるため、手続きを行うには通帳やキャッシュカードなど振込先が分かるものが必要)と値引き券の発行によるポイント残高の払出しが行われている。2023年11月1日からは「ひまわりカードPlus」に替わり、ウエルシアグループ共通で導入されているTポイントとWAON POINTが同時に導入された(導入に先立ち、Tカード(店舗により「Welcia」と「スーパードラッグひまわり」ロゴが併記されたオリジナル仕様か、ウエルシアグループ各社のロゴが入った仕様のいずれか)とウエルシアメンバーWAON POINTカードの事前入会及びグループ会社のイオンフィナンシャルサービスが扱うクレジットカード「ウエルシアカード」の新規入会受付が同年9月15日より開始している)。
プライベートブランドについては先行してトップバリュ・ハピコム・からだWelcia / くらしWelcia商品も一部取り扱われるようになったが、日本ドラッグチェーン会(NID)にも引き続き加盟し、NIDの商品も継続して取り扱っている。
2023年4月からは店員の制服がウエルシア薬局と同一のものになっている。
沿革
[編集]- 1978年:広島県福山市で「ひまわり薬局」創業。
- 1983年:有限会社に改組。
- 1995年:株式会社に改組。ププレひまわりに社名を変更。
- 2001年:岡山県進出。
- 2009年:兵庫県進出。
- 2015年12月23日:愛媛県進出(スーパードラッグひまわり中寺店(今治市)[注釈 2])。
- 2016年10月7日:島根県進出(スーパードラッグひまわり姫原店(出雲市))。
- 2017年6月10日:鳥取県進出(スーパードラッグひまわり河崎店(米子市)[注釈 3])[2]。
- 2017年7月15日:香川県進出(スーパードラッグひまわり多肥上店(高松市))[3]。
- 2021年12月1日:ウエルシアホールディングス株式会社との資本業務提携により、同社の子会社となり、ウエルシアグループの一員となる[4]。
店舗
[編集]広島県ではツルハグループドラッグ&ファーマシー西日本が運営する「ウォンツ」に次いで店舗が多い。2016年現在の店舗数は99。福山市に24店舗を持つほか、岡山県に進出している。
店舗数
[編集]2024年7月現在の店舗数は132店舗ある。地域ごとの店舗数は以下の通り。
- 広島県 - 67店舗
- 岡山県 - 30店舗
- 島根県 - 3店舗
- 鳥取県 - 2店舗
- 兵庫県 - 6店舗
- 香川県 - 7店舗
- 愛媛県 - 16店舗
- 徳島県 - 1店舗[5]
岡山県南部では地元資本のザグザグ[注釈 4]、マツモトキヨシ中四国販売[注釈 5]、さらには九州のコスモス薬品や関東のココカラファイン ヘルスケア[注釈 5]、愛媛県に本社のあるレデイ薬局[注釈 6]などと競合しており、ドラッグストア激戦区となっている。[注釈 7]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 創業地は府中市で、登記上の本社は福山市南蔵王町(引野店)だが、実質的な本社の業務(本部と呼称)は福山市神辺町を経て岡山県都窪郡早島町の配送センターの中に移転している。
- ^ ハローズ中寺店の敷地内。
- ^ 旧丸合河崎店跡地。
- ^ 当社とは異なり、ハピコムに加盟
- ^ a b 2021年10月のマツモトキヨシホールディングスとココカラファインの経営統合に伴い、両社はマツキヨココカラ&カンパニーのグループ企業の関係となる
- ^ ザグザグと同じくハピコムに加盟しており、ともにイオングループであるツルハホールディングスとフジによる合弁会社である。
- ^ 岡山市北区西崎に、2016年11月にレデイ薬局の店舗が新規オープンした数週間後に斜め向かい側(反対方向車線側)に駐車場の中にコンビニエンスストアのローソンがあるひまわりが新規オープンした例があり、ひまわりが負けて閉店し、2021年現在はセカンドストリート岡山高柳店になっている(ひまわりと同時に開店したローソンと2つの付随テナントはセカンドストリートになった後でも引き続きその場所で営業中である)[要出典]
出典
[編集]- ^ a b 株式会社ププレひまわり 第41期決算公告
- ^ “パートナー社員・学生アルバイト採用”. 株式会社ププレひまわり. 2017年6月3日閲覧。
- ^ “スーパードラッグひまわり多肥上店がオープンします!”. 株式会社ププレひまわり (2017年7月10日). 2017年8月2日閲覧。
- ^ “ウエルシアグループ加盟のお知らせ” (PDF). 株式会社ププレひまわり (2021年12月1日). 2021年12月2日閲覧。
- ^ “株式会社ププレひまわり採用サイト”. 株式会社ププレひまわり採用サイト. 2024年8月11日閲覧。