ラグビー日本代表
2024年10月26日オールブラックス戦で | |||
ユニオン | 日本ラグビーフットボール協会 | ||
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愛称 | ブレイブ・ブロッサムズ ジャパン | ||
エンブレム | 桜 | ||
ヘッドコーチ | エディー・ジョーンズ(2012-2015, 2024-) | ||
最多キャップ | 大野均 (98cap) | ||
最多得点選手 | 五郎丸歩 (711点) | ||
最多トライ選手 | 大畑大介 (69回) | ||
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初国際試合 | |||
日本 3 - 3 カナダBC州 (1930年9月24日) | |||
最大差勝利試合 | |||
日本 155 - 3 チャイニーズタイペイ (2002年7月6日) | |||
最大差敗戦試合 | |||
ニュージーランド 145 - 17 日本 (1995年6月4日) | |||
ラグビーワールドカップ | |||
出場回数 | 10回 (1987年初出場) | ||
最高成績 | ベスト8 (2019) | ||
ワールドラグビーランキング | |||
直近 | 14位 (現在) | ||
最高 | 6位 (2019年10月19日) | ||
最低 | 20位 (2003年11月3日-2004年2月9日, 2004年3月1日-5月3日, 2006年6月19日-10月23日) |
ラグビー日本代表(ラグビーにほんだいひょう)は、日本ラグビーフットボール協会が組織するラグビーユニオンのナショナルチーム。愛称は「ブレイブ・ブロッサムズ」(Brave Blossoms)[注 1][1]。他のスポーツに先駆けて、1966年から現在まで略称として「ジャパン」と呼ばれ[2][3][4]、さらにヘッドコーチ名を冠し[5][6][7][8][9]「エディージャパン」などと呼ぶ。ファーストジャージは赤と白のストライプで、左胸に「全開の桜3弁」を配置し「桜のジャージ」と呼ばれる[10]。日本代表に準じるセカンドチームに、「JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)」がある。
代表資格
[編集]国籍は関係ない
[編集]5ラグビーでは、国の代表チームとしてプレーする際に、国籍は問われないため、「所属協会主義」という[11][12]。ワールドラグビーの レギュレーション8条 により、代表資格は以下の条件で規定されている。
- 当該国(日本)で出生している、または、
- 両親、祖父母の1人が当該国(日本)で出生している、または、
- プレーする時点の直前の60か月間継続して当該国(日本)の 協会もしくはラグビー団体のみ に登録されていた、または
- プレーする時点までに、通算10年間、当該国(日本)に滞在していた。
U20などジュニア代表では、他国での出場は不問。ただし、オリンピックおよびその予選の場合、ワールドラグビーの代表資格規定は該当せず、その国の国籍を持つ選手のみ(国籍主義)となる[13][14][15]。
2024年8月1日から緩和され、それまで「60ヶ月間継続して居住していなければならない」という規定は撤廃され、その国内チームにのみ60か月在籍していれば条件を満たしていることになった[16][17]。これにより、日本のチームに5年間所属している外国籍選手も、途中に他国のチームに所属していなければ、数か月の帰国休暇などを挟んでいても、日本代表になることができる[16]。5年以上静岡ブルーレヴズに所属していたマロ・ツイタマは、7月15日から日本代表合宿に召集され[18][19]、8月25日(日本時間26日)に日本代表として初出場した[20]。
帰化した選手が少なくない
[編集]「外国人選手が多い」という批判がある[12][21] が、日本は外見的特徴からそのように指摘されやすい。他の国のラグビー代表チームも同様に、異なる国の出身者が多く含まれる[注 2][22][23]。
学生時代から日本で生活し、日本に帰化(日本国籍を取得)している選手も少なくない[24][25][26][27][28][29]。カタカナだけの氏名であっても、姓と名の表記の間に「・」が無い選手は、日本国籍を持つ者である(戸籍に記号は使えないため)[30]。ただし、一部メディアにおいては帰化選手であっても「・」を入れて報道される[31][32][33][34]。
南太平洋諸国に配慮した新条件
[編集]2022年1月1日から、以下の基準を満たす場合に選手が一つの協会(国)から別の協会(国)へ変更できるようになった[35][36][37]。これは、フィジー、サモア、トンガなどの南太平洋の国々出身の選手(小さな島々の出身ということで「アイランダー」とも呼ばれる[38])が、活躍の場や経済力を求めて外国に行ってしまい、出身国のラグビー運営に支障が出ることへの配慮を主とする規約改正(生得権の枠組みの変更)である[38][39][40]。
- 36ヶ月間、ラグビーの国際試合に参加していない。
- 選手が移動を希望する国で生まれている、または親や祖父母のうち誰かがその国で生まれている。
- 選手は一度だけ協会を変更することができ、各ケースはワールドラグビーの承認が必要となる。
所属協会主義
[編集]上述のように、ラグビーユニオンは所属協会主義である。ラグビー発祥の地イギリスは、サッカー同様、イングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの協会に分かれる。また、かつてイギリスは世界中に多くの植民地(南アフリカ共和国・フィジー・香港など)を持っていた。現在も、ニュージーランド・オーストラリア・カナダなど英連邦王国は15か国ある(ただし国家としてそれぞれ独立している)。またアイルランド代表は、イギリスの北アイルランドと、アイルランドとの2か国による合同チームである。19世紀の終わり頃から、これら人的交流のなかでは、各国のラグビー代表を国籍でくくることが難しかった背景がある[23][41][42][43][44]。
直近の動向
[編集]8年ぶりのエディージャパン
[編集]- 2023年12月13日、日本ラグビーフットボール協会は次期ヘッドコーチにエディー・ジョーンズを8年ぶりの再就任を発表。任期は2024年1月1日からワールドカップ2027までの4年間[45][46][47][48]。2023年12月14日の会見でエディー・ジョーンズ、は「超速ラグビー(CHO SOKU RUGBY[49])」を日本代表のテーマとして掲げ、「相手より速く走るだけではなく、速く考えて速く決断する。高校、大学、社会人と一貫した考え方をもって育成していくことが重要だ」と述べた[50][51]。
若手を多数起用するも不調
[編集]2024年6月6日からの日本代表合宿メンバー35名のうち、ワールドカップ経験者は15人、ノンキャップの選手は12人[52][53]。夏の5連戦は、以下のようにJAPAN XVチームでの1勝のみ。日本代表チームとしては3戦全敗に終わった[54]。ジョーンズHCはイタリア戦の後、「これが現状だ。課題は多いが、毎試合、前進できている」とコメントした[55]。
- イングランド代表戦(国立競技場):6月22日 - ノンキャップ8名が起用された若返りチーム編成で第2次エディージャパン初戦となったが、17-52(前半3-26)で大敗した[56][57][58]。
- JAPAN XVによるマオリ・オールブラックス第1戦(秩父宮ラグビー場):6月29日 - 前回イングランド戦で初キャップを得た5名に加え、ノンキャップ9名を起用。スクラムで相手を圧倒する場面が多かったり、相手ゴール前まで何度も攻めたりするが決定力に欠け、10-36(前半5-17)で敗れた[59][60][61][62][63]。
- JAPAN XVによるマオリ・オールブラックス第2戦(豊田スタジアム):7月6日 - 攻撃力が増し 安定した守備で常にリードし、26-14(前半8-0)で勝利した[64][65][66][67]。
- ジョージア代表戦(ユアテックスタジアム仙台):7月13日 - 前半20分からレッドカードで14人に、後半32分からはイエローカードを受け13人と、フォワード2人を欠き、ジョージアの堅いディフェンスにも阻まれ、23-25で敗れた[68][69]。これにより、7月15日付けのワールドラグビーランキングは、12位から14へ落ちることになった[70]。
- イタリア代表戦(札幌ドーム):7月21日 - セットプレーでの失敗の多さと、イタリアの強いプレッシャーとディフェンスにより、14-42(前半7-24)で大敗した[71][54]。
国代表となる条件の緩和
[編集]2024年8月1日から、ワールドラグビーは国代表となる条件を緩和した。これまでの条件のうち、「プレーする時点の直前の60ヶ月間継続して当該国を居住地としていた」という項目が撤廃された[16][17]。外国籍の選手であっても、日本国内チームに60か月在籍していれば(他国のチームに在籍していなければ)、オフシーズンに数か月ほど故郷に帰国していても、日本代表の条件を満たす[16]。
パシフィックネーションズカップ
[編集]- 8月8日16時42分:宮崎県沖20kmを震央とする日向灘地震が発生。宮崎合宿が行われる宮崎県屋外型トレーニングセンター付近は震度5強~5弱[72]、宮崎県の海岸線すべてに津波注意報が同日22時まで発令された。前入り準備中のスタッフに影響が出た[73]。
- 8月10日~16日:宮崎合宿(予定どおり開始)[74]
- 8月17日~27日:カナダ遠征
- 9月21日:パシフィックネーションズカップ2024は順調に勝ち進み、花園ラグビー場での決勝でフィジーと対戦し、17-45(前半10-10)で敗れ、準優勝[75]。立川理道が主将を務めた[76]。
ニュージーランド戦とヨーロッパ遠征
[編集]- 10月13日から関東・宮崎合宿[77]。10月26日のニュージーランド代表戦(オールブラックス戦) は、19-64で大敗した[78][79]。
- 10月30日からヨーロッパ遠征[77]。初戦フランスに8トライを奪われ、12-52(前半0-31)で大敗した[80][81][82][83]。
- 11月16日のウルグアイ戦では、日本ラグビーフットボール協会名誉総裁を務める彬子女王の祖母、崇仁親王妃百合子殿下が前日に薨去したことへの弔意を表し、左腕に黒い喪章をつけて戦った[84]。日本がイエローとレッドのカードを1枚ずつ出した苦戦のなか、36-20で勝利した[85][86][87][88]。
- 11月24日のイングランド戦では、ラインアウト・スクラム・モールなどセットプレーの多くが崩壊し、多くのミスを出し、9トライを奪われ、14-59(前半7-35)で大敗した[89][90][91]。
日本代表の現状に関する意見
[編集]- 11月24日の試合後、WTBでリザーブ出場した梶村祐介は、「失点の多さについて、選手からは改善策の声が挙がっているが、練習には反映されていない。選手たちは、コーチから指示が降りてきたものしか出来ない。プランの変更はあまりなくて、もっと修正してゲームに臨めたのにな、と感じる」と、攻撃面の練習が中心で、大量失点を防ぐ守備対策がほとんどなされていないことを明かした[92][93]。
- 11月24日、試合後の会見でエディー・ジョーンズは「シーズンを通じて、特にここが伸びたという成長点もなければここがひどくなった、という点もない。プロセスを信じてやり続けることが大事だ」と語った[94]。11月26日に帰国した際の会見では、選手からの不満の声が出ていることに対して、「結果が出ず、選手から反発があるかもしれないが、新チームのスタート時は起こりがち。選手とのコミュニケーションの問題」だとして一蹴。「アタックがよくなれば、おのずとディフェンスもよくなる。アタックで世界一になることには自信を持っている」と述べた[95]。
- 11月25日、横浜キヤノンイーグルス監督の沢木敬介は、「日本代表は、日本の選手全員が『そこでプレーしたい』と目指し、憧れる場所であってほしい。テストマッチは国を代表して戦う。選手育成はテストマッチの前段階で行うべきだ。テストマッチは、『試した結果、負けてもいい』という感覚でやる試合ではない」と述べ、現状が「キャップの安売り」であると指摘した[96]。
- 11月25日、元日本代表の坂田正彰は、「テストマッチ経験の少ない選手を多く起用し、国際舞台で経験を積ませることで実力アップを図る狙いは理解できる。第2次エディージャパンに結果は出ていないが、それでも目先の結果にこだわるよりも、先々を見据えたチーム作りは間違いないと考える」と、現状を肯定的に捉えた[97]。
- 11月25日、元U23日本代表監督の砂村光信は、「強豪国では20歳前後の一番伸び盛りの選手を育成するシステムが整備されているが、大学ラグビーが中心の日本は、大きく遅れを取っている」と、かつて大学ラグビーが日本のラグビー人気を支えていた伝統への改革を求めた[98]。
2024年の対戦日程
[編集]日付 | 開始時間 | 対戦 | 結果 | 会場 | 特記事項 | 備考 |
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6月22日(土) | 14:50 | イングランド代表 vs 日本代表 | ● 17-52 | 国立競技場(東京) | リポビタンDチャレンジカップ2024 | [56][57][58] |
6月29日(土) | 19:00 | マオリ・オールブラックス vs JAPAN XV(ジャパンフィフティーン) | ● 10-36 | 秩父宮ラグビー場(東京) | キャップ非対象 リポビタンDチャレンジカップ2024 | [59][60][61][62][63] |
7月6日(土) | 18:00 | マオリ・オールブラックス vs JAPAN XV(ジャパンフィフティーン) | ◯ 26-14 | 豊田スタジアム(愛知) | キャップ非対象 リポビタンDチャレンジカップ2024 | [64][65][66][67] |
7月13日(土) | 19:05 | ジョージア代表 vs 日本代表 | ● 23-25 | ユアテックスタジアム仙台(宮城) | リポビタンDチャレンジカップ2024 | [68][69] |
7月21日(日) | 14:05 | イタリア代表 vs 日本代表 | ● 14-42 | 札幌ドーム(北海道) | リポビタンDチャレンジカップ2024 | [71][54] |
8月25日(日)14:00 日本時間26日(月)6:00 | パシフィックネーションズカップ2024 カナダ代表 vs 日本代表 | ◯ 55-28 | BCプレイス(バンクーバー, カナダ) | プール戦(B) | [99][100] | |
9月7日(土) | 19:05 | パシフィックネーションズカップ2024 アメリカ合衆国代表 vs 日本代表 | ◯ 41-24 | 熊谷スポーツ文化公園ラグビー場(埼玉) | プール戦(B) | [101][99][100] |
9月15日(日) | 15:05 | パシフィックネーションズカップ2024 サモア代表 vs 日本代表 | ◯ 49-27 | 秩父宮ラグビー場(東京) | 準決勝 | [99][100] |
9月21日(土) | 19:05 | パシフィックネーションズカップ2024 フィジー代表 vs 日本代表 | ● 17-45 | 東大阪市花園ラグビー場(大阪) | 決勝 | [102][99][100] |
10月26日(土) | 14:50 | オールブラックス vs 日本代表 | ● 19-64 | 日産スタジアム(神奈川) | リポビタンDチャレンジカップ2024 | [78][79] |
11月9日(土)21:10 日本時間10日(日)5:10 | フランス代表 vs 日本代表 | ● 12-52 | スタッド・ド・フランス(フランス、パリ) | リポビタンDツアー2024 | [103][104][105][83] | |
11月16日(土)14:30 日本時間22:30 | ウルグアイ代表 vs 日本代表 | ◯ 36-20 | シャンベリー・サヴォワ・スタジアム(フランス、シャンベリー) | リポビタンDツアー2024 | [85][86][87][88] | |
11月24日(日)16:10 日本時間25日(月)1:10 | イングランド代表 vs 日本代表 | ● 14-59 | トゥイッケナム・スタジアム(イギリス、ロンドン) | リポビタンDツアー2024 | [90][91][89] |
- 2024年から2027年まで、オールブラックス、マオリ・オールブラックス、All Blacks XVと、日本で定期的な対戦を行う予定[106][106]。
- 2024年から2029年まで、ワラビーズ(オーストラリア代表)およびオーストラリアA代表との日本での定期的な対戦を行う予定[107]。
- 国内開催のテストマッチを、2024年度に11試合、2025年度に10試合、2026年度に10試合行う予定であることが、日本ラグビーフットボール協会から2023年7月9日に発表されている[108][109]。
新しい国際大会
[編集]2023年10月24日、ワールドラグビーは、上述「パシフィックネーションズカップ」刷新のほか、2026年からの男子新国際大会創設などを発表した[110]。
- ワールドラグビー ネーションズ・チャンピオンシップ - 2年に1度、欧州6か国(シックス・ネイションズ)と、南半球4か国(ザ・ラグビーチャンピオンシップ)に、2チームが新たに加わり、12か国の総当たり戦を行う。AFP通信などによると、日本とフィジーの参加が有力視されている[111][112]。同時に下部ディビジョン(12チーム)も創設し、2030年からは2つのディビジョン間で昇降格制度を始める[113]。
- ワールドカップ2027(2027年10月1日 - 11月13日)- 参加国を4つ増やし24か国とし、4か国ずつ6プールで行う。決勝ステージは、各プールの上位2か国(計12か国)が自動的に進出、3位チーム6か国のうち上位4か国を加え、合計16か国によるトーナメントとなる。これによりプール戦は4か国編成(各国3試合)となり、ワールドカップ2023より1週間短い6週間(7回の週末)へと大会期間が短縮され、各国とも約1週間の対戦間隔に揃う[114][115][116]。組み合わせ抽選は2026年1月[114]。
現在の日本代表選手
[編集]日本代表 試合出場メンバー
[編集]- リポビタンDチャレンジカップ2024 ニュージーランド代表戦(オールブラックス戦):10月26日14:50、日産スタジアム(神奈川県横浜市)
- 日本代表ヨーロッパ遠征(フランス、イングランド):10月30日~11月26日
- リポビタンDツアー2024 フランス代表戦:11月9日21:10(日本時間10日5:10)、スタッド・ド・フランス(フランス、パリ)
- リポビタンDツアー2024 ウルグアイ代表戦:11月16日14:30(日本時間22:30)、シャンベリー・サヴォワ・スタジアム(フランス、シャンベリー)
- リポビタンDツアー2024 イングランド代表戦:11月24日16:10(日本時間25日1:10)、トゥイッケナム・スタジアム(イギリス、ロンドン)
ケガやコンディション調整中などを理由に招集されなかった選手
[編集]淺岡俊亮 (トヨタV) / 稲垣啓太 (埼玉WK) / 木津悠輔 (トヨタV) / ベン・ガンター (埼玉WK) / ティエナン・コストリー (神戸S) / サミソニ・トゥア (浦安DR) / 根塚洸雅 (S東京ベイ) / 福田健太 (東京SG) / 堀越康介 (東京SG) / リーチマイケル (BL東京) / 李承信 (神戸S) / 山沢拓也 (埼玉WK)[117]
日本代表メンバー 2024年11月24日現在[118][104][117][119]。●印:参加、■印:途中参加、▼印:途中離脱
氏名 | 国内 | 海外 | 所属チーム | 身長 | 体重 | 生年月日(年齢) | Cap | 備考 | ||||
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関東・宮崎合宿メンバー | ニュージーランド戦 背番号 | ヨーロッパ遠征メンバー | フランス代表戦 背番号 | ウルグアイ代表戦 背番号 | イングランド代表戦 背番号 | |||||||
岡部崇人 | ● | 1 | ● | 1 | 1 | 1 | 横浜キヤノンイーグルス | 180 | 105 | 1995年2月19日(29歳) | 7 | |
原田衛 | ● | 16 | ● | 2 | 2 | 16 | 東芝ブレイブルーパス東京 | 175 | 101 | 1999年4月15日(25歳) | 10 | |
竹内柊平 | ● | 3 | ● | 3 | 3 | 浦安D-Rocks | 183 | 115 | 1997年12月9日(27歳) | 12 | ||
サナイラ・ワクァ | ● | 4 | ● | 19 | 4 | 花園近鉄ライナーズ | 202 | 120 | 1995年7月17日(29歳) | 9 | ||
エピネリ・ウルイヴァイティ | ● | 19 | ● | 4 | 4 | 5 | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | 196 | 122 | 1996年7月7日(28歳) | 5 | |
ワーナー・ディアンズ | ● | 5 | ● | 5 | 5 | 東芝ブレイブルーパス東京 | 201 | 117 | 2002年4月11日(22歳) | 21 | ||
下川甲嗣 | ● | 20 | ● | 6 | 7 | 6 | 東京サントリーサンゴリアス | 188 | 105 | 1999年1月17日(25歳) | 13 | |
ファカタヴァアマト | ● | 6 | ● | 19 | 6 | リコーブラックラムズ東京 | 195 | 118 | 1994年12月7日(30歳) | 13 | ||
姫野和樹 | ● | 7 | ● | 7 | 8 | 7 | トヨタヴェルブリッツ | 187 | 109 | 1994年7月27日(30歳) | 35 | |
ファウルア・マキシ | ● | 8 | ● | 8 | 8 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 187 | 112 | 1997年1月20日(27歳) | 14 | ||
齋藤直人 | ● 11/4合流 | 9 | 9 | 9 | スタッド・トゥールーザン | 165 | 73 | 1997年8月26日(27歳) | 23 | |||
ニコラス・マクカラン | ● | 12 | ● | 22 | 10 | トヨタヴェルブリッツ | 188 | 93 | 1996年6月13日(28歳) | 6 | ||
立川理道 | ● | 10 | ●▼ 11/11離脱 | 10 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 180 | 94 | 1989年12月2日(35歳) | 62 | フランス戦で負傷[120] | ||
濱野隼大 | ● | ● | 11 | コベルコ神戸スティーラーズ | 180 | 93 | 2001年5月2日(23歳) | 2 | ||||
ジョネ・ナイカブラ | ● | 14 | ● | 14 | 14 | 11 | 東芝ブレイブルーパス東京 | 177 | 95 | 1994年4月12日(30歳) | 16 | |
シオサイア・フィフィタ | ● | ● | 12 | 12 | 12 | トヨタヴェルブリッツ | 187 | 102 | 1998年12月20日(26歳) | 15 | ||
ディラン・ライリー | ● | 13 | ● | 13 | 13 | 13 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 187 | 102 | 1997年5月2日(27歳) | 27 | |
長田智希 | ● | 22 | ● | 11 | 14 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 179 | 90 | 1999年11月25日(25歳) | 16 | ||
松永拓朗 | ● | 23 | ● | 23 | 10 | 15 | 東芝ブレイブルーパス東京 | 172 | 82 | 1998年8月13日(26歳) | 3 | |
マロ・ツイタマ | ● | 11 | ● | 15 | 15 | 静岡ブルーレヴズ | 182 | 91 | 1996年3月23日(28歳) | 7 | ||
松岡賢太 | ● | ● | 16 | 16 | コベルコ神戸スティーラーズ | 175 | 100 | 1997年6月6日(27歳) | 4 | |||
李承爀 | ● 11/6追加 | 2 | 三菱重工相模原ダイナボアーズ | 179 | 110 | 1999年1月27日(25歳) | 0 | |||||
森川由起乙 | ■ | ■ | 17 | 17 | 17 | 東京サントリーサンゴリアス | 180 | 113 | 1993年2月6日(31歳) | 4 | 10月24日追加[117] | |
為房慶次朗 | ● | ● | 18 | 3 | 18 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 180 | 108 | 2001年9月3日(23歳) | 9 | ||
オペティ・ヘル | ● | 18 | ● | 18 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 190 | 127 | 1998年7月22日(26歳) | 2 | |||
秋山大地 | ● | ● | 19 | トヨタヴェルブリッツ | 192 | 114 | 1996年11月14日(28歳) | 1 | ||||
テビタ・タタフ | ● 11/3合流 | 20 | 20 | ユニオン・ボルドー・ベグル | 183 | 124 | 1996年1月2日(28歳) | 19 | ||||
アイザイア・マプスア | ● | ● | 20 | トヨタヴェルブリッツ | 191 | 112 | 2000年12月21日(24歳) | 5 | ||||
ベン・ガンター | ■ 11/12追加 | 21 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 195 | 120 | 1997年10月24日(27歳) | 8 | 11/12、遠征に追加招集 | ||||
藤原忍 | ● | 9 | ● | 21 | 21 | 22 | クボタスピアーズ船橋・東京ベイ | 171 | 76 | 1999年2月8日(25歳) | 9 | |
梶村祐介 | ● | ● | 22 | 23 | 23 | 横浜キヤノンイーグルス | 181 | 95 | 1995年9月13日(29歳) | 6 | ||
伊藤耕太郎 | ■ 11/13追加 | リコーブラックラムズ東京 | 177 | 86 | 2001年11月15日(23歳) | 0 | 11/13、遠征に追加招集 | |||||
坂手淳史 | ● | 2 | ● 11/6離脱 | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 180 | 104 | 1993年6月21日(31歳) | 47 | ||||
茂原隆由 | ● | 17 | ● | 静岡ブルーレヴズ | 187 | 116 | 2000年3月17日(24歳) | 6 | ||||
小山大輝 | ● | 21 | ● | 埼玉パナソニックワイルドナイツ | 171 | 74 | 1994年10月31日(30歳) | 7 | ||||
サウマキアマナキ | ● | ● | コベルコ神戸スティーラーズ | 189 | 107 | 1997年3月8日(27歳) | 5 | |||||
中楠一期 | ● | ● | リコーブラックラムズ東京 | 174 | 84 | 2000年6月1日(24歳) | 0 | |||||
池田悠希 | ● | ● | リコーブラックラムズ東京 | 187 | 100 | 1995年5月21日(29歳) | 0 | |||||
氏名 | 関東・宮崎合宿メンバー | ニュージーランド戦 背番号 | ヨーロッパ遠征メンバー | フランス代表戦 背番号 | ウルグアイ代表戦 背番号 | イングランド代表戦 背番号 | 所属チーム | 身長 | 体重 | 生年月日(年齢) | Cap | 備考 |
国内 | 海外 | |||||||||||
矢崎由高 | ● | 15 | 早稲田大学 | 180 | 85 | 2004年5月12日(20歳) | 5 | |||||
飯沼蓮 | ● | 浦安D-Rocks | 170 | 75 | 2000年2月8日(24歳) | 0 | ||||||
村田大和 | ● 練習生 | 京都産業大学 | 168 | 69 | 2004年10月15日(20歳) | 0 | ||||||
海老澤琥珀 | ● 練習生 | 明治大学 | 173 | 79 | 2004年10月27日(20歳) | 0 | ||||||
木村星南 | ■ ▼ | 東芝ブレイブルーパス東京 | 175 | 105 | 1999年6月24日(25歳) | 0 | 10月12日追加、23日離脱[117] | |||||
三浦昌悟 | ▼ | ▼ | トヨタヴェルブリッツ | 180 | 115 | 1995年6月8日(29歳) | 14 | 10月12日離脱[117] | ||||
氏名 | 関東・宮崎合宿メンバー | ニュージーランド戦 背番号 | ヨーロッパ遠征メンバー | フランス代表戦 背番号 | ウルグアイ代表戦 背番号 | イングランド代表戦 背番号 | 所属チーム | 身長 | 体重 | 生年月日(年齢) | Cap | 備考 |
国内 | 海外 |
日本代表 合宿参加メンバー
[編集]「ラグビー日本代表 2024年メンバー」を参照。
スタッフ
[編集]日本代表スタッフ
[編集]2024年10月29日時点。宮崎合宿を担当するスタッフ[121]。2024年の過去のスタッフは「ラグビー日本代表 2024年メンバー」を参照。
役職 | 名前 | 所属 | 備考 |
---|---|---|---|
日本代表チームディレクター | 永友洋司 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
日本代表ヘッドコーチ | エディー・ジョーンズ | 日本ラグビーフットボール協会 | |
コーチングコーディネーター | ニール・ハットリ― | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントコーチ | デイビット・キッドウェル | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントコーチ | ダン・ボーデン | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントコーチ | オーウェン・フランクス | 日本ラグビーフットボール協会 | |
スキルコーチ | 麻田一平 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
ハイパフォーマンスコーディネーター | ジョン・プライヤー | 日本ラグビーフットボール協会 | |
ストレングス&コンディショニング(S&C) コーディネーター | 太田千尋 | パフォーマンスゴールシステム株式会社 | |
ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ | 岩田駿亮 | パフォーマンスゴールシステム株式会社 | |
ヘッドアナリスト | 須藤惇 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントアナリスト | 村上健一 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
チームドクター | 高橋完靖 | 甲南医療センター | |
チームドクター | 草場洋平 | 2024年9月1日追加 | |
ヘッドアスレティックトレーナー | 久々知修平 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントアスレティックトレーナー | 萩原章雄 | ナズー | |
アシスタントアスレティックトレーナー | 櫛田慎一 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントアスレティックトレーナー | 狩野祐司 | 2024年9月1日追加 | |
アシスタントアスレティックトレーナー | 大岡茂 | ヨーロッパ遠征(2024年10月30日-11月26日)追加スタッフ | |
マッサージセラピスト | 伊藤徹 | フリーランス | |
通訳 | 楠瀬紫野 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
チームマネージャー | 波多野恵介 | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントマネージャー | ジョシュ・ウェストブルック | 日本ラグビーフットボール協会 | |
アシスタントマネージャー | 林優子 | 2024年8月31日から | |
ロジスティックマネージャー | 松永武仁 | 日本ラグビーフットボール協会 | 2024年8月7日発表 |
メディアマネージャー(広報) | 牛尾耕司 | 日本ラグビーフットボール協会 | 2024年8月7日発表 |
ワールドラグビー男子ランキング
[編集][122] | 上位30チーム(2024年12月23日時点)|||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | 変動* | チーム | ポイント | ||
1 | 南アフリカ共和国 | 92.78 | |||
2 | アイルランド | 90.78 | |||
3 | ニュージーランド | 90.36 | |||
4 | フランス | 88.51 | |||
5 | アルゼンチン | 84.97 | |||
6 | スコットランド | 83.34 | |||
7 | イングランド | 82.31 | |||
8 | オーストラリア | 81.52 | |||
9 | フィジー | 80.07 | |||
10 | イタリア | 78.64 | |||
11 | ウェールズ | 74.01 | |||
12 | ジョージア | 73.85 | |||
13 | 日本 | 72.95 | |||
14 | サモア | 72.68 | |||
15 | アメリカ合衆国 | 70.02 | |||
16 | ポルトガル | 68.82 | |||
17 | ウルグアイ | 67.06 | |||
18 | スペイン | 65.98 | |||
19 | トンガ | 65.46 | |||
20 | ルーマニア | 63.01 | |||
21 | チリ | 62.99 | |||
22 | カナダ | 59.18 | |||
23 | 香港 | 58.62 | |||
24 | ロシア | 58.06 | |||
25 | ナミビア | 57.87 | |||
26 | ブラジル | 57.40 | |||
27 | オランダ | 57.29 | |||
28 | ベルギー | 56.51 | |||
29 | ジンバブエ | 56.03 | |||
30 | スイス | 56.04 | |||
*前週からの変動 | |||||
日本のランキングの推移 | |||||
生のグラフデータを参照/編集してください. | |||||
出典: ワールドラグビー[122] 推移グラフの最終更新: 2024年12月23日 |
毎週月曜の日中(アイルランド時間。日本時間では同日夜)までに ワールドラグビーが発表するデータ にもとづく。ワールドカップ中は毎日ランキングが更新されるが、右表の元データは週1回の更新となる。
ホームでの敗戦(アウェイでの勝利)では、ポイントが大きく動く[123]。また、ワールドカップ時は、通常テストマッチの2倍ポイントが動く。このシステムは2003年10月に日本は18位から始まり、直後に開催のワールドカップ2003で全敗したため20位に落ちた。
日本代表の過去最高ランクは、ワールドカップ2019準々決勝南アフリカ戦の前日、2019年10月19日(土)に記録した6位[124][125][126]。翌日、南アフリカに敗れて8位になった[127]。
新型コロナウイルス感染症の世界的流行の2020年は、強豪国が早期にテストマッチを再開したが、日本はこの年まったく試合を行なわず、2020年11月16日付けで10位に落ちた。
2023年7月24日付けで10位から12位へ落ちた。12位サモアにホームで敗戦したため[128][129]。2016年11月7日付け以来、6年9か月ぶり[130]。8月7日付けで、秩父宮ラグビー場でフィジーに敗れた[131] ため14位に転落。2015年8月31日付け以来約8年ぶり。9月25日付けで、不振ジョージア[132] と入れ替わり、13位に浮上。9月28日にワールドカップ2023プール戦でサモアに勝利し12位となった[133]。
2024年7月13日、ランキング14位のジョージアにホーム(ユアテックスタジアム仙台)で敗れ、2024年7月15日付けで2ランク落ちて14位になった[70]。14位は約1年ぶり。
パシフィックネーションズカップ2024準決勝で13位のサモアに勝利し、2024年9月16日付けで1ランクアップし13位となったが、翌週の決勝戦でフィジーに敗れて9月23日付けで14位。13位サモアが秋遠征を行わずポイントが動かない中[134]、日本はウルグアイに勝利し11月18日付けでサモアと入れ替わり13位に戻った[135]。
対戦相手別 テストマッチ勝敗表
[編集]1930年から現在までの全テストマッチ(国代表どうしの試合)を対戦相手ごとに集計した[136]。
現在ではテストマッチ扱いにしない対戦相手(XV・Aなどの二軍チーム、学生・U23などの若年チームなどの限定チーム)について、1989年までは日本側だけがテストマッチ扱いにしていた[137] ことに留意されたい。
1989年5月28日のスコットランド戦では、スコットランド代表メンバーのうち、中心選手9名はブリティッシュ・ライオンズのメンバーとしてニュージーランド遠征中で不在だったため[138]、日本との対戦では、代表扱いではないチームとして「スコットランドXV(フィフティーン)」と名乗っていた[139]。しかし日本側ではこれを「スコットランド代表」としてテストマッチ扱いとし、28-24で勝利した[140][141]。試合後、宿澤広朗監督は胴上げをされ[142][143]、スポーツ新聞ほかメディアはこれを「金星」として大々的に報道した[144][145]。日本とスコットランドの双方がテストマッチとして対戦し、日本が勝利するのは、ワールドカップ2019でのことだった。
マオリ・オールブラックス戦は、2008年はパシフィックネーションズカップで行われ、テストマッチとして対戦した[146]。2024年ではキャップ非対象となり、日本は「JAPAN XV」で対戦したのでこの表には含まれない[147]。
黄色背景は、「ティア1(tier 1)」[注 3] の国代表チーム[148]。濃いグレー背景は、国代表チームではないもの(現在ではほぼテストマッチ扱いにならないもの[注 4])。
2024年11月25日イングランド代表戦までを反映。出典:[136]
対戦相手 | 試合数 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | 対戦 最終年 | 対戦年(太字は日本勝利) 【外部リンク先は 試合詳細】 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アイルランド | 12 | 1 | 11 | 0 | 8.3% | 2021 | 1985, 85, 91, 95, 2000, 05, 05, 17, 17, 19, 21, 21 |
アイルランド学生選抜 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 1987 | 1987 |
アメリカ合衆国 | 25 | 11 | 13 | 1 | 44% | 2024 | 1985, 86, 87, 90, 91, 91, 96, 96, 97, 97, 98, 98, 99, 2000, 03, 03, 08, 08, 11, 13, 14, 15, 15, 19, 24 |
アラビアンガルフ | 3 | 3 | 0 | 0 | 100% | 2010 | 2006, 08, 10 |
アラブ首長国連邦 | 3 | 3 | 0 | 0 | 100% | 2013 | 2011, 12, 13 |
アルゼンチン | 7 | 1 | 6 | 0 | 14.3% | 2023 | 1993, 93, 98, 99, 2005, 16, 23 |
イタリア | 10 | 2 | 8 | 0 | 20% | 2023 | 1976, 2004, 06, 07, 11, 14, 18, 18, 23, 24 |
イングランド | 6 | 0 | 6 | 0 | 0% | 2024 | 1987, 2018, 22, 23, 24, 24 |
イングランドXV | 7 | 0 | 7 | 0 | 0% | 2003 | 1971, 71, 79, 79, 86, 2003, 03 |
イングランド学生選抜 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 1982 | 1982 |
イングランドU23 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0% | 1976 | 1973, 76 |
オックスフォード大学&ケンブリッジ大学 | 3 | 0 | 3 | 0 | 0% | 1983 | 1959, 59, 83 |
オックスフォード大学 | 4 | 0 | 4 | 0 | 0% | 1988 | 1952, 52, 77, 88 |
ケンブリッジ大学 | 4 | 1 | 3 | 0 | 25% | 1979 | 1953, 53, 75, 79 |
ウェールズ | 10 | 1 | 9 | 0 | 10% | 2016 | 1993, 95, 99, 2001, 01, 04, 07, 13, 13, 16 |
ウェールズXV | 4 | 0 | 4 | 0 | 0% | 1983 | 1973, 75, 75, 83 |
ウェールズクラブ連合 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 1976 | 1976 |
ウルグアイ | 6 | 5 | 1 | 0 | 83.3% | 2024 | 2005, 15, 15, 22, 22, 24 |
オーストラリア | 6 | 0 | 6 | 0 | 0% | 2021 | 1975, 75, 87, 2007, 17, 21 |
オーストラリアA | 4 | 0 | 4 | 0 | 0% | 2008 | 2003, 03, 07, 08 |
オーストラリア学生選抜 | 6 | 2 | 4 | 0 | 33.3% | 1981 | 1934, 34, 56, 56, 56, 81 |
クイーンズランド州 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 1978 | 1978 |
オーストラリア・コルツ(U23) | 2 | 1 | 0 | 1 | 50% | 1972 | 1972, 72 |
オランダ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 1980 | 1980 |
カザフスタン | 5 | 5 | 0 | 0 | 100% | 2012 | 2008, 09, 10, 11, 12 |
カナダ | 26 | 16 | 8 | 2 | 61.5% | 2024 | 1932, 32, 82, 82, 86, 91, 96, 96, 97, 97, 98, 98, 99, 2000, 01, 04, 05, 07, 09, 09, 11, 13, 14, 15, 16, 24 |
ブリティッシュコロンビア州(BC州) | 6 | 2 | 2 | 2 | 33.3% | 1976 | 1930, 59, 59, 63, 70, 76 |
韓国 | 36 | 29 | 6 | 1 | 80.6% | 2017 | 1976, 78, 80, 82, 84, 86, 88, 90, 90, 94, 96, 98, 98, 2000, 01, 02, 02, 02, 03, 04, 05, 06, 06, 07, 08, 09, 10, 12, 13, 14, 15, 15, 16, 16, 17, 17 |
サモア | 19 | 7 | 12 | 0 | 36.8% | 2024 | 1990, 99, 99, 2000, 01, 06, 07, 08, 09, 10, 10, 11, 12, 14, 15, 19, 23, 23, 24 |
ジョージア | 7 | 5 | 2 | 0 | 71.4% | 2024 | 2006, 12, 14, 15, 16, 18, 24 |
シンガポール | 1 | 1 | 0 | 0 | 100% | 2009 | 2009 |
ジンバブエ | 1 | 1 | 0 | 0 | 100% | 1991 | 1991 |
スコットランド | 9 | 1 | 8 | 0 | 11.1% | 2021 | 1991, 2003, 04, 13, 15, 16, 16, 19, 21 |
スコットランドXV | 4 | 1 | 3 | 0 | 25% | 1989 | 1976, 77, 86, 89 |
スペイン | 3 | 3 | 0 | 0 | 100% | 2013 | 1999, 2005, 13 |
スリランカ | 3 | 3 | 0 | 0 | 100% | 2014 | 1974, 2011, 14 |
タイ | 1 | 1 | 0 | 0 | 100% | 1970 | 1970 |
チャイニーズタイペイ | 4 | 4 | 0 | 0 | 100% | 2002 | 1998, 2001, 02, 02 |
チリ | 1 | 1 | 0 | 0 | 100% | 2023 | 2023 |
トンガ | 19 | 10 | 9 | 0 | 52.6% | 2023 | 1990, 95, 95, 99, 2000, 02, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 11, 12, 13, 15, 17, 19, 23 |
ニュージーランド | 6 | 0 | 6 | 0 | 0% | 2024 | 1995, 2011, 13, 18, 22, 24 |
ニュージーランドXV | 2 | 0 | 2 | 0 | 0% | 1987 | 1987, 87 |
ジュニア・オールブラックス | 5 | 0 | 5 | 0 | 0% | 2009 | 1968, 74, 2006, 07, 09 |
マオリ・オールブラックス | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 2008 | 2008 |
ニュージーランド大学選抜(NZU) | 15 | 2 | 11 | 2 | 13.3% | 1982 | 1936, 36, 67, 67, 68, 70, 70, 70, 74, 74, 76, 80, 82, 82, 82 |
ニュージーランド・コルツ(U23) | 5 | 1 | 4 | 0 | 20% | 1972 | 1958, 58, 58, 72, 72 |
フィジー | 20 | 4 | 16 | 0 | 20% | 2024 | 1990, 94, 94, 99, 2000, 03, 06, 07, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13, 15, 16, 19, 23, 24 |
フィリピン | 2 | 2 | 0 | 0 | 100% | 2014 | 2013, 14 |
フランス | 7 | 0 | 6 | 1 | 0% | 2024 | 2003, 11, 17, 22, 22, 22, 24 |
フランスXV | 7 | 0 | 7 | 0 | 0% | 1985 | 1973, 78, 80, 84, 84, 85, 85 |
ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0% | 2021 | 2021 |
ポルトガル | 1 | 1 | 0 | 0 | 100% | 2021 | 2021 |
香港 | 29 | 24 | 4 | 1 | 82.8% | 2017 | 1969, 72, 82, 91, 92, 94, 96, 96, 97, 97, 98, 98, 98, 2005, 06, 07, 08, 09, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 15, 16, 16, 17, 17 |
南アフリカ共和国 | 3 | 1 | 2 | 0 | 33.3% | 2019 | 2015, 19, 19 |
ルーマニア | 6 | 5 | 1 | 0 | 83.3% | 2017 | 1995, 2004, 05, 12, 14, 17 |
ロシア | 7 | 6 | 1 | 0 | 85.7% | 2019 | 2002, 03, 04, 10, 13, 18, 19 |
大会成績(ワールドカップ、太平洋地区、アジア地区)
[編集]ラグビーワールドカップ
[編集]回数(開催年) | ラウンド | 日付 | 開催地 | 対戦相手 | 勝敗 | スコア | 監督・ヘッドコーチ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回(1987年) | 1次リーグ | 5月24日 | ブリスベン | アメリカ合衆国 | ● | 18-21 | 宮地克実 |
5月30日 | シドニー | イングランド | ● | 7-60 | |||
6月3日 | シドニー | オーストラリア | ● | 23-42 | |||
第2回(1991年) | 1次リーグ | 10月5日 | エディンバラ | スコットランド | ● | 9-47 | 宿澤広朗 |
10月9日 | ダブリン | アイルランド | ● | 16-32 | |||
10月14日 | ベルファスト | ジンバブエ | ○ | 52-8 | |||
第3回(1995年) | 1次リーグ | 5月27日 | ブルームフォンテーン | ウェールズ | ● | 10-57 | 小藪修 |
5月31日 | ブルームフォンテーン | アイルランド | ● | 28-50 | |||
6月4日 | ブルームフォンテーン | ニュージーランド | ● | 17-145 | |||
第4回(1999年) | 1次リーグ | 10月3日 | レクサム | サモア | ● | 9-43 | 平尾誠二 |
10月9日 | カーディフ | ウェールズ | ● | 15-64 | |||
10月16日 | カーディフ | アルゼンチン | ● | 12-33 | |||
第5回(2003年) | 1次リーグ | 10月12日 | タウンズビル | スコットランド | ● | 11-32 | 向井昭吾 |
10月18日 | タウンズビル | フランス | ● | 29-51 | |||
10月23日 | タウンズビル | フィジー | ● | 13-41 | |||
10月27日 | ゴスフォード | アメリカ合衆国 | ● | 26-39 | |||
第6回(2007年) | 1次リーグ | 9月8日 | リヨン | オーストラリア | ● | 3-91 | ジョン・カーワン |
9月12日 | トゥールーズ | フィジー | ● | 31-35 | |||
9月20日 | カーディフ | ウェールズ | ● | 18-72 | |||
9月25日 | ボルドー | カナダ | △ | 12-12 | |||
第7回(2011年) | 1次リーグ | 9月10日 | オークランド | フランス | ● | 21-47 | |
9月16日 | ハミルトン | ニュージーランド | ● | 7-83 | |||
9月21日 | ファンガレイ | トンガ | ● | 18-31 | |||
9月27日 | ネーピア | カナダ | △ | 23-23 | |||
第8回(2015年) | 1次リーグ | 9月19日 | ブライトン | 南アフリカ共和国 | ○ | 34-32 | エディー・ジョーンズ |
9月23日 | グロスター | スコットランド | ● | 10-45 | |||
10月3日 | ミルトン・キーンズ | サモア | ○ | 26-5 | |||
10月11日 | グロスター | アメリカ合衆国 | ○ | 28-18 | |||
第9回(2019年) | 1次リーグ | 9月20日 | 東京都調布市 | ロシア | ○ | 30-10 | ジェイミー・ジョセフ |
9月28日 | 静岡県袋井市 | アイルランド | ○ | 19-12 | |||
10月5日 | 愛知県豊田市 | サモア | ○ | 38-19 | |||
10月13日 | 神奈川県横浜市 | スコットランド | ○ | 28-21 | |||
準々決勝 | 10月20日 | 東京都調布市 | 南アフリカ共和国 | ● | 3-26 | ||
第10回(2023年) | 1次リーグ | 9月10日 | トゥールーズ | チリ | ○ | 42-12 | |
9月17日 | ニース | イングランド | ● | 12-34 | |||
9月28日 | トゥールーズ | サモア | ○ | 28-22 | |||
10月8日 | ナント | アルゼンチン | ● | 27-39 |
パシフィックネーションズカップ
[編集]環太平洋の国々が、強豪国との格差を縮める目的で設立された。
日本も、かつては適度な難度の国際大会として毎回参加していたが、2016年以降は不参加が多かった。2019年にはワールドカップ2019の前哨戦として参加した。2022年はフランスとのテストマッチ2連戦のため参加していない。
2023年7月~8月、パシフィックネーションズカップ2023は、日本はワールドカップ2023の前哨戦として参加し、フィジー、サモア、トンガとの4か国で開催された。日本代表は、出場する3試合すべてを日本国内(ホーム)で開催したが、2敗したため世界ランキングが10位から14位に大きく落ちた[129][131][149]。
2024年から大会フォーマットが刷新され、日本、カナダ、アメリカ、フィジー、サモア、トンガの6か国によるプール戦と順位決定トーナメントを行う[150][110][151]。
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アジアラグビーチャンピオンシップ
[編集]しばしばワールドカップのアジア地区出場権1枠を決める大会となる。そのため、2014年まで日本にとって重要な大会だった。現在の日本代表は、アジア相手で常勝し、ワールドカップでは次回出場権を得る結果を出しているため、2017年を最後に参加していない。
★は、日本が翌年のラグビーワールドカップへの出場権を得られたもの。第1回ワールドカップ1987は、日本を含む招待開催のため、アジア地区予選は行われなかった。
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ジャージの変遷
[編集]桜のエンブレムと赤白ストライプ
[編集]Wikipedia上の図では省略されているが、いずれも、左胸部分に桜のエンブレムが入っている[152]。ファーストジャージの赤白ストライプは伝統的な柄であり、途中2003年から2014年までの大きなデザイン変更期でも、一部に赤白ストライプが使われている[152]。2003年版から、左袖に日の丸(日本国旗)が入る[153]。2015年版から、ショーツの右もも正面にも桜のエンブレムが入る[154]。
1930年にカナダへ初の海外遠征が行われ[155][156][157]、日本代表ジャージが作られた。その初戦は9月1日、スタンレー・パーク競技場での全バンクーバー戦で、赤白ストライプの長袖ジャージの左胸には「つぼみ、半開き、全開」の3弁の桜がデザインされていた[155][158][159]。ショーツ、ソックスは白だった。現在のような3弁とも全開したデザインは、1952年10月1日花園ラグビー場で行われたオックスフォード大学戦[160] からである[161]。
カンタベリーが提供
[編集]1982年のジャージは、スズキスポーツ製であることが分かっている[162]。
1987年のワールドカップ第1回から第3回(1995年)までは、セプター製だった[163]。
1997年からはカンタベリーが提供[164]。1999年以降、ワールドカップ開催年の春から夏にかけてリニューアルされている[164][165][166][167][168]。日本ラグビーフットボール協会では「ファーストジャージ/セカンドジャージ」と呼ぶ[168][169] が、そのレプリカジャージを一般販売するカンタベリーでは「ホームジャージ/オルタネイトジャージ」という商品名にしている[170][171]。
1999年版は綿55%、ポリエステル45%と重かったが、2003年版からはポリエステル100%となった[172]。襟(えり)が、2007年版から折り返せないほど小さくなっていき、2015年版から完全に無くなった[173]。
2003年版からの11年間は「赤と黒」が基調となり、上体部分をえんじ色に近い赤で埋め、ストライプは腹または胸に白2本のみの配置で、ショーツとソックスは黒になった。軽量化が進んだが[172]、かなりルーズフィットなデザインだった[172][174][175][176]。2007年版からは上体をぴっちり包むコンプレッション機能が加わり[172][177]、現在まで継承されている。
2015年版は、ワールドカップ2015開幕68日前の7月12日に発表された[178]。2002年までのストライプ主体の原点回帰になり、ショーツとソックスも白に戻った。ストライプに幅の変化やカーブをつけ、スピード感など錯視効果を持たせている。肩部分に赤を広く配置。ショーツとソックスの背面から側面にかけては、ファーストジャージでは赤い曲線、セカンドジャージでは青い曲線を配置[154]。選手の体型の3Dデータをとり、選手用はFW1列目とそれ以外とで型紙が異なる[164]。4種類の素材を部位ごとに使い分け、耐久性・軽量性・着用感・運動追随性の向上を図った[179]。
2015年版デザインのジャージは、2023年3月の高校日本代表の試合[180]、同8月のU17日本代表の試合[181] でも使われた
2019年版は、ワールドカップ2019開幕78日前の7月4日に発表された[182]。「兜」をコンセプトに、縁起の良さを表す吉祥文様が全体を覆っている[183]。赤白ストライプ(セカンドジャージは紺と青のストライプ)の間にゴールドを配色した[184]。正面は谷型ストライプで上体を大きく見せ、背面は山型ストライプで背後から追う敵に遠く見せる効果を持たせている[185]。ショーツの背面に赤い直線(セカンドジャージは青い直線)を配置し、2015年版にあったソックスの赤いラインは無くなった[186]。選手用ジャージは、布の強度の違いなどで、FW1列目用、FW2~3列目用、BK用の3種類がある[185][187]。
2019年版デザインのジャージは、2023年秋も女子日本代表が引き続き使用している[188][189][190]。
2023年版は、ワールドカップ2023開幕77日前の6月23日に発表された[169]。柄は、2019年版の兜のコンセプトや吉祥文様などをほぼ継承したが、胴体部分の赤いストライプが細くなり1本増え、2015年版のように水平線の印象を強めた。大きな特徴として、襟なし丸首となり、首周りに沿って赤い線が一本通り丸首を強調、みぞおち部分に「ドラえもんの鈴」のような赤いアクセントがあり胸の赤いストライプとつながっている。また、胸に大きな白いスペースをとって上体の厚みを強調した。肩部分にも白を広く配置し、全体でも白が目立つ配色になった。ワールドカップ2023着用バージョンでは、開催国フランスの伝統的なアヤメの紋章「フルール・ド・リス」が胸の中央に入り[191]、右胸に大会マーク、左胸に桜、首下にカンタベリーのロゴを配置[192]。ワールドカップ以外の試合では、胸の下の赤いライン上に「リポビタンD」、左胸に桜、右胸にカンタベリーのロゴ、背中の白い部分に「TOSHIBA」のロゴが入る[193]。2022年7月にカンタベリーの店頭や試合会場などでファンからポリエステル100%の衣類を1,266枚回収し[194][195]、選手用にはそのケミカル素材をリサイクル使用した[196]。また、リーグワン選手84人の体型を3Dデジタルデータ化して開発に役立てた[169][196]。2024年3 月使用の高校日本代表ジャージでもこのデザインが使われたが、「ドラえもんの鈴」のような首のアクセントは無くなった[197]。
セカンドジャージの着用機会
[編集]ラグビーでは、原則としてホームやアウェイに関係なく、両チームとも第一候補であるファーストジャージを着用する[198][199] が、相手チームとまぎらわしい場合、話し合いで片方あるいは両方のチームが、第二候補としてのセカンドジャージを着用する[198]。
日本代表の試合では、相手ジャージが赤または白が主体の場合に、セカンドジャージが選択されることが多い。逆に、自国を訪問してくれた相手チームの負担軽減や敬意を表す意味で、ホームチームがセカンドジャージを着るという判断もある[198]。
ワールドカップ2023では、日本代表はプール戦4試合ともファーストジャージで戦うことを大会開幕直前に発表した[200]。
ファーストジャージ
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セカンドジャージ
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