喜入友浩
きいれ ともひろ 喜入 友浩 | |
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プロフィール | |
出身地 | 日本 福岡県 |
国籍 | 日本 |
生年月日 | 1993年8月27日(31歳) |
最終学歴 | 東京大学教育学部 |
勤務局 | TBSテレビ |
部署 | 総合編成本部 アナウンスセンター[1] |
活動期間 | 2017年 - |
ジャンル | 報道・スポーツ |
配偶者 | 既婚(2024年 - ) |
公式サイト | 喜入友浩 |
出演番組・活動 | |
出演中 | news23 パンサー向井の#ふらっと(隔週木曜日) スポーツ実況 ほか |
出演経歴 | Nスタ(日曜日) 伊集院光とらじおと(木曜日) 開運音楽堂 THE TIME'/THE TIME, ひるおび(午前枠) ほか |
備考 血液型はО型 |
喜入 友浩(きいれ ともひろ、1993年8月27日[2] - )は、TBSテレビのアナウンサー。
経歴
[編集]アメリカ合衆国カリフォルニア州の生まれで、4歳から福岡県で育つ[2]。福岡教育大学附属福岡中学校・福岡県立修猷館高等学校[3]卒業後、1年間の浪人を経て東京大学理科一類へ入学した[2]。
同大学在学中は、教育学部総合教育科学科・心身発達科学専修(身体教育学コース)に所属[4]。また、小学校2年時から野球を続けてきたことを背景に、硬式野球部の捕手として東京六大学野球のリーグ戦に出場した。リーグ戦では、1学年後輩で、卒業後に北海道日本ハムファイターズへ入団した宮台康平投手(東京ヤクルトスワローズへの移籍を経て2022年に現役を引退)ともバッテリーを組んでいる[2]。
その一方で、スポーツアナウンサーになることを志望。就職活動に際しては、放送局3社に対して、アナウンサー職のみでエントリーシートを提出した[2]。手品が好きで、入社試験の面接で「野球がなければ何が残るか?」と聞かれた際には、その場でスプーンを曲げるなどの手品を披露したという[2][5]。2017年4月1日付でアナウンサーとしてTBSテレビへ入社。同期入社のアナウンサーは山形純菜と山本里菜で、東京大学硬式野球部の出身者が民放キー局のアナウンサーに採用された事例は初めて[6]。
入社後の2017年7月14日に、「赤坂デリシャカス」のPRを兼ねて、同期の山形・山本とともに[7] 『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』(TBSラジオ)で「初鳴き」(番組デビュー)を経験[8]。TBSテレビの報道番組『Nスタ』の日曜版では、同年9月3日から2018年9月30日までメインキャスター[9]、2018年10月7日から2019年5月26日までスポーツキャスターを務めた。
2018年からは、スポーツアナウンサーとしても活動。2021年開催の2020東京パラリンピックでは、TBSラジオの番組に向けて、一部の競技の取材を担当した。同年10月1日から『THE TIME'』『THE TIME,』(いずれも平日早朝の情報番組)で「ニュース班」の一員として報道系中継のリポーターも務めてきたが、2023年1月4日から『news23』のフィールドキャスターへ異動[10]。
また、TBSラジオでは2019年4月18日から2022年3月24日まで、毎月第3・第4木曜日に『伊集院光とらじおと』(月 - 木曜日午前中の生ワイド番組)のアシスタントを担当。担当期間中からパラスポーツの取材を始めたほか、2021年9月開催の2020東京パラリンピックでは、TBSラジオ向けの取材リポートを担当した。2022年3月31日からの後継番組『パンサー向井の#ふらっと』でも、木曜日に隔週でアシスタントを務めていて[11]、『news23』のフィールドキャスター就任後も出演を続けている。なお、『news23』では2023年9月29日から金曜日のキャスターに昇格する[12]。
2024年3月21日、『パンサー向井の#ふらっと』に出演した際、結婚したことを発表した[13][14][注 1]。
人物
[編集]身長179cm、体重77㎏[2]。手品については、TBSテレビへの入社後も、スポーツ関連以外のテレビ番組で折に触れて披露している。
中学3年の2008年10月、「第60回全日本中学校英語弁論大会 福岡県大会」に30名参加した中で6位に入賞したことがある[15]。
グラビアアイドルのわちみなみは中学校・高校の1年後輩で、当時からお互いに面識がある。TBSテレビ入社後の2019年8月22日(木曜日)には、当時パートナーを務めていた『伊集院光とらじおと』で再会を果たした[16]。
野球では右投右打で、修猷館高校の硬式野球部では2年秋から正捕手を務めた。しかし、甲子園球場の全国大会とは無縁のまま、1年間の浪人生活を経て東京大学へ進学。東京六大学野球のリーグ戦には、2年時の秋季から正捕手として出場していた。リーグ戦には、通算で64試合に出場。202打数40安打(打率.198)、1本塁打という成績を残した。本塁打を放ったのは2年時の秋季リーグ戦で、早稲田大学の左投手・大竹耕太郎[注 2] から記録している。3年時(2015年)の春季リーグ戦では、5月23日の対法政大学戦でチームの勝利に貢献するとともに、入学前(2010年の秋季)から続いていた東京六大学リーグ最長連敗記録を94で阻止[2]。副将を務めていた4年時には、日本代表(東京六大学野球選抜)チームの一員として、オランダのハーレムベースボールウィークに参加している[17]。4年時の2016年9月16日には、東京六大学秋季リーグ・対慶應義塾大学1回戦に捕手として出場したが、チームは加藤拓也[注 3] の前にノーヒットノーランを喫した[18]。
入社1年目の2017年には、宮台がNPBドラフト会議の指名候補選手の1人に挙げられていたことから、会議当日(10月26日)に東京大学内の記者会見場で待機。宮台が日本ハムから7巡目で指名されたことを受けて開かれた記者会見では、指名を祝う言葉を宮台に伝えたうえで、TBSの取材リポーターとして宮台に質問を投げ掛けた[19]。
『THE TIME,』の放送開始に際しては、後輩の篠原梨菜とともに「ニュース班」へ配属。気象予報士資格の取得を視野に、開始前の2021年8月から2人揃って気象予報士試験を受験している。ちなみに、最初に臨んだ第56回(令和3年度第1回)試験では、全3科目のうち1科目で合格、2022年以降も受験を続けている。
出演
[編集]- スポーツ中継(野球、ゴルフ、陸上、駅伝、サッカー、バレーボール、スポーツクライミング、競馬、ブラインドサッカーなど)
- プロ野球では、2020年7月26日にDeNA対広島戦(横浜)のBS-TBS・TBSチャンネル2・スカパー!オンデマンド・Paravi向け中継で実況デビュー。以降は、『S☆1 BASEBALL』として放送される地上波向けのテレビ中継にも随時出演している。
- TBSテレビが全国ネット向けに制作するニューイヤー駅伝やクイーンズ駅伝のテレビ中継では、バイクからのリポートを主に担当している。
- 『news23』のフィールドキャスターへ就任した2023年1月以降も、同番組が放送されない週末のスポーツ中継に限って実況やリポートを継続。同年4月の2023 マスターズ・トーナメントでは、ラウンドリポーターとして日本国内向けの中継に初めて参加するかたわら、『news23』向けの取材リポートも任されている。
テレビ
[編集]現在
[編集]- 噂の!東京マガジン(2024年9月15日 ~レギュラーメンバー、BS-TBS)
過去
[編集]- Nスタ日曜版(2017年9月3日 - 2019年5月26日[9])
- メインキャスター:2017年9月3日 - 2018年9月
- スポーツキャスター:2018年10月 - 2019年5月26日
- 開運音楽堂(第4代MC、2019年5月 - 2023年3月)
- JNN NEWS
- 『ラヴィット!』への内包分(水曜日9時台:2021年3月31日 - 9月29日)
- 『S☆1』への内包分(日曜日の深夜:2021年9月まで『JNNフラッシュニュース』と合わせて隔週に担当)
- ひるおび
- 月曜日午前枠のプレゼンター:2019年4月 - 2021年9月27日
- 水曜日午前枠のプレゼンター:2022年10月5日 - 2022年12月28日
- THE TIME‘/THE TIME,(2021年10月4日 - 2022年12月27日)
- 「ニュース班」の一員(B班)として、月・火曜日を中心にフィールドキャスターや生中継のリポーターを担当。
- 東大王スペシャル(2021年1月13日、アナウンサーチームの一員として後輩の野村彩也子と共に出演)
- 日曜劇場
- 日本沈没-希望のひと- 第6話(2021年11月21日)
- 下剋上球児:配信番組『下剋上セレクション〜ドラマ出演を懸けた熱き予選大会〜』第8回(2023年12月9日配信)のMCを担当。
- 中居正広の金曜日のスマイルたちへ(2018年から「ひとり農業」などのロケに参加)
- TBS NEWS - TBS NEWS (CS放送)内で随時担当
ラジオ
[編集]過去
[編集]- ジェーン・スー 生活は踊る(2018年4月26日) - メインパーソナリティ・ジェーン・スーの「代理『スー』」として[20]
- 伊集院光とらじおと(2019年4月18日 - 2022年3月24日) - 木曜日アシスタント
- 2021年9月までは第3・4週のみ、同月30日からは毎週出演。
- 土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送(2019年8月10・17日、2022年7月30日) - 中継コーナー「ちゃきちゃきリポート TOKYO潜入大作戦」代理リポーター
- パンサー向井の#ふらっと(2022年3月31日 - 2024年3月21日) - 「アシスタント」という肩書で隔週木曜日に出演
- 朗読のミカタ(平日の午後に放送されるJRN全国ネット向けの収録番組)
- 2022年11月14 - 18日:プライベートで日記を付けていることを踏まえて、日本を代表する文豪・喜劇人が生前に綴った日記や、日記形式からの小説[注 4]から放送向けに抜粋・編集した一節を朗読。
- 2023年1月2 - 5日:同年最初の週に放送されることから「お正月」をテーマに和歌やかるたを放送向けに抜粋して朗読。なお、この週から同番組放送枠で、毎週金曜日に土屋礼央がパーソナリティを務める『三井ダイレクト損保 presents 強くてやさしい金曜日』を編成したため、週4回の放送になって以降初の出演者となった。
- 2023年2月20 - 23日:リスナーからリクエストが寄せられた「戦国武将の手紙」をテーマに、内容を現代語にして放送用にアレンジしたものを朗読。同番組では初めてとなる3回目の「読み手」を担当。なお、同年3月30日(木曜日)の番組終了までに担当したTBSアナウンサー(ただし最終週はTBSアナウンサーではなくフリーアナウンサーの赤江珠緒が担当)の中で、放送回数にして最も多い計13回分の朗読を担当した。
- さようなら六代目三遊亭円楽 (2022年12月27日の22:00 - 23:00に放送) - ナレーター
- 伊集院が落語家として修業していた時期の師匠に当たる三遊亭円楽 (6代目) が、2022年9月30日に72歳で永眠したことを受けて編成された追悼特別番組。伊集院が進行役を務めたほか、三遊亭小遊三をゲストに迎えた。
- THOMAS Presens High school a GO GO‼(リポーター/不定期)
- 池崎大輔 パラスポーツの「あ」(「井上貴博 土曜日の『あ』」内、2022年4月2日 - 2023年9月)
- 『伊集院光とらじおと』の木曜アシスタント時代に「伊集院光と喜入友浩とパラスポーツと」というコーナーを担当していたことを背景に、車椅子ラグビーの現役選手である池崎がパーソナリティを務めるコーナーへアシスタントとして出演。
- 森本毅郎・スタンバイ! - 「スポーツスタンバイ」(スポーツコーナー)に不定期で出演
- 爆笑問題の日曜サンデー(競馬コーナー実況)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ちなみに、2024年に入ってからTBSテレビアナウンサーの結婚発表が相次いでおり、1月1日に安住紳一郎が、同月14日に宇内梨沙(いずれも先輩アナウンサー)がそれぞれ結婚を発表。喜入はこの2人に次いで同年では3人目となるTBSテレビアナウンサーの結婚発表となった。
- ^ 卒業後に福岡ソフトバンクホークスへ入団したが、2022年のシーズン終了後に開催されたNPB第1回ドラフト会議での指名を経て、2023年シーズンから阪神タイガースへ移籍。
- ^ 卒業後に広島東洋カープへ入団。2020年の結婚を機に、妻の苗字である「矢崎」姓を本名と登録名に使用している。2022年に離婚した後も、双方の実家の了承を得たうえで、「矢崎拓也」という登録名の使用を継続。
- ^ 11月14日(月曜日):夏目漱石『滞英日記』、15日(火曜日):永井荷風『断腸亭日乗』、16日(水曜日):山本周五郎『愛妻日記』、17日(木曜日):太宰治の小説『悶悶日記』、18日(金曜日):古川緑波『古川ロッパ昭和日記』
出典
[編集]- ^ “TBSテレビ 企業情報 組織図”. TBSテレビ. (2021年11月1日) 2022年5月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 東大・宮台の女房役、喜入はTBSアナウンサーに - 日刊スポーツ、2016年12月29日、2017年9月2日閲覧
- ^ 東大野球部初!喜入捕手 民放キー局アナ内定「いつか宮台の実況を」 スポーツニッポン(2016年12月7日)
- ^ 平成27年度東京六大学野球春季リーグ戦 初心者のためのリーグ戦ガイド・注目選手紹介 東京大学野球部
- ^ “TBS喜入友浩アナウンサーとスペシャル対談! 〜Part2〜”. TBSラジオ (2021年1月8日). 2021年1月12日閲覧。
- ^ “TBS、新人アナ3名をお披露目 ミス・インターナショナル日本代表・山形アナら<プロフィール>”. modelpress. (2017年4月3日) 2017年9月2日閲覧。
- ^ “TBS新人アナ、緊張の食リポ初挑戦 自己採点は辛口「60点です」”. ORICON NEWS (2017年7月14日). 2020年7月19日閲覧。
- ^ “ミュージックプレゼント日記” (2017年7月18日). 2017年7月20日閲覧。
- ^ a b “東大出身TBS新人・喜入アナ「Nスタ」日曜レギュラーに 異例"試用期間"デビュー”. Sponichi Annex. (2017年8月31日) 2017年9月2日閲覧。
- ^ 『『news23』喜入友浩TBSアナウンサーが新たにフィールドキャスターとして加入!』(プレスリリース)TBSテレビ、2022年12月23日 。2022年12月24日閲覧。
- ^ “TBSラジオ春の新番組タイトル決定 『パンサー向井の#ふらっと』 各曜日パートナーも決定!”. TBSラジオ. (2022年3月2日) 2022年3月5日閲覧。
- ^ a b “TBS『news23』今秋から新体制 番組専属記者、藤森祥平、トラウデン直美が加入【コメントあり】”. ORICON NEWS (2023年9月6日). 2023年9月6日閲覧。
- ^ 喜入友浩 [@Kiire_Tomohiro] (2024年3月21日). "この春 結婚しました。". X(旧Twitter)より2024年3月22日閲覧。
- ^ “TBS喜入友浩アナ、ラジオで結婚報告「中学・高校の同級生です」 パンサー向井「いい加減にしてよー(笑)」”. 毎日新聞. 2024年3月22日閲覧。
- ^ 第60回全日本中学校英語弁論大会(九州地区編) コカ・コーラウエスト株式会社
- ^ “「自然に帰りたい!」伊集院光とらじおとグラビアタレント・わちみなみと!”. TBSラジオ (2019年8月22日). 2019年8月22日閲覧。
- ^ 日本代表選出!(東京大学野球部ブログ2016年6月21日付記事)
- ^ 【野球】神ってる!加藤拓也ノーヒットノーラン達成!東大①(慶応スポーツ新聞会2016年9月17日付記事)
- ^ “東大・宮台“元女房”TBSアナからの取材に感無量「次はしっかり投げて取材を」”. Sponichi Annex. (2017年10月26日) 2019年2月8日閲覧。
- ^ ジェーン・スー 生活は踊る 2019年6月30日閲覧
外部リンク
[編集]- TBS 喜入友浩
- 喜入友浩 (@Kiire_Tomohiro) - X(旧Twitter)
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