松浦市立御厨小学校

松浦市立御厨小学校
地図北緯33度21分47.4秒 東経129度39分43.4秒 / 北緯33.363167度 東経129.662056度 / 33.363167; 129.662056座標: 北緯33度21分47.4秒 東経129度39分43.4秒 / 北緯33.363167度 東経129.662056度 / 33.363167; 129.662056
過去の名称 公立初等御厨小学校
公立中等御厨小学校
簡易御厨小学校
尋常御厨小学校
御厨尋常小学校
御厨尋常高等小学校
新御厨町御厨国民学校
新御厨町立御厨小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 松浦市
併合学校 御厨清水小学校
御厨浦小学校
松浦市立田代小学校
松浦市立大崎小学校
設立年月日 1874年(明治7年)10月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B142210001134 ウィキデータを編集
所在地 859-4756
長崎県松浦市御厨町前田免10番地
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松浦市立御厨小学校(まつうらしりつ みくりやしょうがっこう、Matsuura City Mikuriya Elementary School)は、長崎県松浦市御厨町前田免にある公立小学校

概要

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歴史
1874年明治7年)に創立。2014年(平成26年)には創立140周年を迎えた。
校章
校歌
田代小学校と大崎小学校を統合した2014年(平成26年)4月に新校歌を制定。作詞は縣恒則、作曲は古本鉄也による[1]
校区
「長崎県松浦市御厨町」全域。中学校区は松浦市立御厨中学校[2]

沿革

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御厨小学校
  • 1884年(明治7年)10月1日 - 第五大学区長崎県管下第四中学区[3]松浦郡の小学校として「御厨清水小学校」が太久馬川庄屋跡に設置される。浅野道太郎を訓導(後の教諭)とし、児童数は40名程度であった。
  • 1878年(明治11年)
    • 郡制の施行により、北松浦郡に属することとなる。
    • 高島六左衛門宅に「御厨浦小学校」が設置される。
  • 1881年(明治14年)- 御厨清水小学校と御厨浦小学校の2校が統合され、「御厨小学校」となる。
  • 1883年(明治16年)6月 -中等科を設置し、「公立中等御厨小学校」に改称。
  • 1886年(明治19年)
    • 4月 - 小学校令の施行により、簡易科を設置の上「簡易御厨小学校」に改称。
    • 11月15日 - 志佐村浦免に「長崎県第十六高等小学校」が設置される。北松浦郡の中の11村を学区とする。
  • 1887年(明治20年)- 志佐町無量寺跡の寺屋が長崎県第十六高等小学校の仮校舎となる。また高等小学校の寄宿舎が設置される。
    • 高等小学校の学区は広く、通学困難な児童を対象に寄宿舎が設置された。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、簡易御厨小学校が御厨村立の小学校となる。
  • 1890年(明治23年)- 長崎県第十六高等小学校の新校舎が完成。
  • 1888年(明治21年)8月 - 尋常科を設置し「尋常御厨小学校」に改称。補習科を併設。
  • 1892年(明治25年)4月 - 「御厨尋常小学校」に改称(「尋常」の位置が変わる)。
  • 1893年(明治26年)- 長崎県第十六高等小学校が廃止され、「一町三ヶ村[4]組合立 志佐高等小学校」が設置される(県立から学校組合立となる)。
  • 1898年(明治31年)
    • 3月 - 御厨村が志佐高等小学校を構成する学校組合から脱退[5]
    • 4月1日 - 高等科を併置し、「御厨尋常高等小学校」に改称(尋常科4年・高等科4年)。
  • 1900年(明治33年)- 御厨館(現・御厨中学校所在地)に校舎を新築し移転を完了。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長される(尋常科6年・高等科2年)。
    • 旧高等科1年を尋常科5年に、旧高等科2年を尋常科6年に、旧高等科3年を高等科1年に、旧高等科4年を高等科2年に振り替えた。
  • 1910年(明治43年)- 児童数の増加により、校舎を改築。
  • 1915年(大正4年)- 農業補習学校を併設。
  • 1926年大正15年)- 御厨館に運動場(現・御厨中学校所在地)が完成。
  • 1935年(昭和10年)- 青年学校令の施行により、併設の御厨農業補習学校が「御厨青年学校」に改称。
  • 1941年(昭和16年)
    • 1月1日 - 御厨村と星鹿村の2町が合併し新御厨町が発足。これにより、新御厨町立の小学校となる。
    • 4月1日 - 国民学校令の施行により、「新御厨町 御厨国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める(初等科6年・高等科2年)。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 国民学校の初等科が改組され、「新御厨町立御厨小学校」に改称。
    • 国民学校の高等科と青年学校の普通科が改組され、「新御厨町立御厨中学校」(新制中学校)が発足。小学校に併設される。
  • 1948年(昭和23年)- 中学校の校舎が御厨館(小学校運動場)に完成し、小学校との併設を解消。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 松浦市の発足により、「松浦市立御厨小学校」(現校名)に改称。
  • 1961年(昭和36年)- 前田免(現在地)に鉄筋コンクリート造新校舎の一部が完成。
  • 1965年(昭和40年)- 新校舎がすべて完成し、移転を完了。
  • 1974年(昭和49年)- 創立100周年記念式典を挙行。
  • 2009年(平成21年)- 新校舎が完成(全面建て替え)。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月1日 - 松浦市立田代小学校と松浦市立大崎小学校の2校を統合。
      • 校区が松浦市御厨町全域となる。
      • 旧田代小・大崎小校区の児童はスクールバスで通学することとなった[6]
    • 4月9日 - (統合)開校式を挙行。新校歌を披露[1]
旧・田代小学校(たしろ)[7]
  • 1874年(明治7年)10月30日 - 末永栄作宅を仮校舎として「長渓小学校」が開校。訓導(教諭)に木村熊吉が就任。当初の児童数は7名であった。
  • 1878年(明治11年)- 犬九川に移転。この年、郡制の施行により、北松浦郡に属することとなる。
  • 1880年(明治13年)- くさぎ原に校舎を新築して移転。
  • 1883年(明治16年)- 「下等田代小学校」に改称。
  • 1886年(明治19年)4月 - 小学校令の施行により「簡易田代小学校」に改称。
  • 1888年(明治21年)8月 - 尋常科を設置し「尋常田代小学校」に改称。
  • 1892年(明治25年)4月 - 「田代尋常小学校」に改称(「尋常」の位置が変わる)。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、御厨村立の小学校となる。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されたため尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)4月1日 - 尋常科6年を新設。
  • 1911年(明治44年)- 児童数の増加により、樋の浦に校舎を新築し移転。
  • 1915年(大正4年)- 御厨農業補習学校の分教場が設置される。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により「新御厨町 田代国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。初等科6年のみの国民学校であった。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により「新御厨町立田代小学校」に改称。
  • 1955年(昭和30年)
    • 1月1日 - 松浦市の発足により「松浦市立田代小学校」に改称。
    • 3月 - 校歌を制定。
  • 1964年(昭和39年)4月 - 鉄筋コンクリート造2階建て校舎(10教室)が完成。
  • 1971年(昭和46年)10月 - 校旗を制定。
  • 1974年(昭和49年)9月 - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1980年(昭和55年)3月 - 体育館が完成。
  • 1991年(平成3年)8月 - 校舎の改修を実施。
旧・田代小学校跡
  • 2014年(平成26年)
    • 3月2日 - 閉校式を挙行。
    • 3月31日 - 松浦市立御厨小学校への統合のため、閉校。140年の歴史に幕を閉じる。
旧・大崎小学校(おおさき)[7]
  • 1874年(明治7年)10月11日 - 第五大学区長崎県管下第四中学区松浦郡大崎村の小学校として「大崎小学校」が開校。
    • 貞方幾太郎宅を仮校舎とする。訓導(教諭)に氏田善治が就任。
  • 1876年(明治9年)- 小鳥の薬師寺へ移転。剣神社に分教場を設置。
  • 1877年(明治10年)- 米ノ山免丸久保に校舎を新築し移転。
  • 1878年(明治11年)- 郡制の施行により、北松浦郡に属することとなる。
  • 1883年(明治16年)- 「下等大崎小学校」に改称。
  • 1886年(明治19年)4月 - 小学校令の施行により「簡易大崎小学校」に改称。
  • 1888年(明治21年)8月 - 尋常科を設置し「尋常大崎小学校」に改称。
  • 1893年(明治26年) - 「大崎尋常小学校」に改称(「尋常」の位置が変わる)。
  • 1889年(明治22年)4月 - 町村制の施行により、御厨村立の小学校となる。
  • 1908年(明治41年)4月1日 - 小学校令の改正により、義務教育年限(尋常科の修業年限)が4年から6年に延長されたため尋常科5年を新設。
  • 1909年(明治42年)
    • 4月1日 - 尋常科6年を新設。
    • 7月 - 児童数増加により校舎を新築し移転を完了。
  • 1915年(大正4年)- 御厨農業補習学校の分教場が設置される。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により「新御厨町 大崎国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。初等科6年のみの国民学校であった。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革により「新御厨町立大崎小学校」に改称。
  • 1953年(昭和28年)11月 - 校歌を制定。
  • 1955年(昭和30年)1月1日 - 松浦市の発足により「松浦市立大崎小学校」に改称。
  • 1963年(昭和38年) - 鉄筋コンクリート造校舎が完成。
  • 1974年(昭和49年) - 創立100周年記念式典を挙行。
  • 1980年(昭和55年)3月 - 体育館が完成。
  • 1993年(平成5年)8月 - 校舎の改修を実施。
  • 1994年(平成6年)3月 - プールが完成。
旧・大崎小学校跡

アクセス

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最寄りの鉄道駅
最寄りのバス停
最寄りの国道・県道

周辺

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脚注

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  1. ^ a b 点検評価報告書(平成25年度事業分) (PDF) p.3 - 松浦市ウェブサイト
  2. ^ 松浦市立小中学校通学区域一覧 - 松浦市ウェブサイト
  3. ^ 旧平戸藩の領地であった地域。
  4. ^ 志佐町・御厨村・上志佐村・調川村
  5. ^ 学校組合立の志佐高等小学校は1919年(大正8年)の学校組合解散と同時に廃止され、各町村を代表する尋常小学校(志佐・上志佐・調川)に高等科が併置され、尋常高等小学校となった。
  6. ^ 常任委員会の審査概要(文教厚生委員会) (PDF) (まつうら市議会だより 第31号(2014年(平成26年)5月1日発行))p.8 - 松浦市ウェブサイト
  7. ^ a b 田代小学校・大崎小学校閉校特集 (PDF) (市報「まつうら」2014年(平成26年)4月号) - 松浦市ウェブサイト
  8. ^ a b 松浦市立田代小学校 - 長崎県校長会ウェブサイト
  9. ^ a b 松浦市立大崎小学校 - 長崎県校長会ウェブサイト

参考文献

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  • 「松浦市史」(1975年(昭和50年)11月、松浦市)年表

同名の小学校

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関連事項

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