駒井野
駒井野 | |
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北緯35度46分33.0秒 東経140度21分47.0秒 / 北緯35.775833度 東経140.363056度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 成田市 |
地区 | 遠山地区 |
面積 | |
• 合計 | 2.758 km2 |
人口 | |
• 合計 | 48人 |
• 密度 | 17人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 | |
市外局番 | 0476[5] |
ナンバープレート | 成田 |
地図は成田市さくらの山公園付近 |
駒井野(こまいの)は、千葉県成田市の大字。郵便番号は282-0021(成田国際空港内)[3]、286-0121(その他)[4]。
地理
[編集]成田市の南東部に位置し、遠山地区に所属する。周辺の小菅・長田・堀之内・取香・古込・天浪・大清水と隣接する。
東西を京成本線を通っているが当区域に駅は無い。なお、同線と京成東成田線との分岐点となっている駒井野信号場は、駒井野ではなく隣接の取香に位置している。
南東の区域が新東京国際空港(現・成田国際空港)の敷地(一期地区)の一部となり、A滑走路の滑走路端(滑走路番号:16R)や誘導路などの施設が置かれている。
歴史
[編集]旧石器時代終末の細石器が出土した駒井野荒追遺跡(現・マロウドインターナショナルホテル成田建設地[6])や台ノ田遺跡があり、縄文時代の陥穴が多数検出されていることから、古くから人が居住していたものと考えられる[7]。
中世(下総国遠山方御厨の一部)の遺構として、字郷中に駒井野城跡がある[7]。
駒井野は、江戸時代(皆川藩領→佐倉藩領[7])から農業を営んでいる「古村」と呼ばれる集落であった。
空港建設時に発生した三里塚闘争(成田空港問題)では団結小屋が設置され、成田空港予定地の代執行では強固に構築された団結小屋(いわゆる「砦」)を巡って激しい攻防が行われた。また、一坪共有地も発生し、解決に向けた裁判も起きている[8]。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
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駒井野 | 24世帯 | 48人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
地域 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 成田市立遠山小学校[9] | 成田市立遠山中学校[10] |
施設
[編集]交通
[編集]道路
[編集]バス
[編集]- ジェイアールバス関東(東関東支店)多古本線 - 八日市場駅~多古台バスターミナル~成田空港~成田駅
- 成田市コミュニティバス(千葉交通運行)津富浦ルート - 成井回転場~津富浦~保健福祉館、大栄支所~奈土~前林小学校~保健福祉館
- 成田空港交通・さくらの山線 - 成田空港~さくらの山、さくらの山→バンテック
- 成田サークルバス(千葉交通) - マロウドインターナショナルホテル~京成成田駅~マロウドインターナショナルホテル
- マロウドインターナショナルホテル成田 - (成田東武ホテルエアポート(取香))
※各路線とも本数は1日数本のため注意
脚注
[編集]- ^ “平成28年版 成田市統計書”. 成田市 (2017年1月16日). 2017年11月12日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳字別人口”. 成田市 (2017年11月16日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ a b “千葉県 成田市 駒井野(成田国際空港内)の郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月19日閲覧。
- ^ a b “千葉県 成田市 駒井野(その他)の郵便番号”. 日本郵便. 2024年2月19日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月29日閲覧。
- ^ 印旛郡市文化財センター (1993). 駒井野荒追遺跡 : マロウドインターナショナルホテル成田建設予定地内埋蔵文化財調査報告書. [東京]: 東都自動車
- ^ a b c 大字別地域の事典編集委員会 編 (2011). 成田の地名と歴史 : 大字別地域の事典. 成田市. p. 106-107
- ^ “三里塚 一坪共有地裁判で強奪を認める反動判決”. 2017年11月18日閲覧。
- ^ “成田市立小学校通学区域 一覧”. 2017年11月18日閲覧。
- ^ “成田市立中学校通学区域について”. 2017年11月18日閲覧。
関連項目
[編集]小菅 | 長田 | 堀之内 | ||
大清水 | 取香 | |||
駒井野 | ||||
本三里塚 | 天浪、三里塚 | 古込 |