1990年の文学
1990年 こちらもご覧下さい |
---|
社会 |
政治 経済 法 労働 教育 交通 |
文化と芸術 |
文学 芸術 音楽 映画 日本公開映画 出版 日本のテレビ ラジオ |
スポーツ |
スポーツ 野球 サッカー 相撲 バレー バスケ 自転車競技 日本競馬 |
科学と技術 |
科学 気象・地象・天象 台風 道路 鉄道 航空 |
地域 |
日本 日本の女性史 |
各年の文学 |
1980 1981 1982 1983 1984 |
1985 1986 1987 1988 1989 |
1990 1991 1992 1993 1994 |
1995 1996 1997 1998 1999 |
■ヘルプ |
1990年の文学(1990ねんのぶんがく)では、1990年(平成5年)の文学に関する出来事について記述する。
できごと
[編集]- 1月16日 - 第102回芥川龍之介賞・直木三十五賞(1989年下半期)の選考委員会開催。
- 1月26日 - 筒井康隆の『文学部唯野教授』が岩波書店より刊行される[1]。同書はトーハン発表の「1990年年間ベストセラー」総合7位を記録した[2]。
- 9月11日 - 第9回海燕新人文学賞の選考会開催。松村栄子と角田光代が受賞。
賞
[編集]芥川賞・直木賞
[編集]- 第102回(1989年下半期)
- 第103回(1990年上半期)
国内のその他の賞
[編集]- 谷崎潤一郎賞(第26回) - 林京子『やすらかに今はねむり給え』
- 泉鏡花文学賞(第18回) - 日影丈吉『泥汽車』
- 群像新人文学賞(第33回) - 高野亘『コンビニエンス ロゴス』
- 野間文芸新人賞(第12回) - 佐伯一麦『ショート・サーキット』
- 海燕新人文学賞(第9回) - 松村栄子『僕はかぐや姫』、角田光代『幸福な遊戯』
- 山本周五郎賞(第3回) - 佐々木譲『エトロフ発緊急電』
1990年の本
[編集]小説
[編集]- 川上健一 『雨鱒の川』(集英社)
- 筒井康隆 『文学部唯野教授』(岩波書店)
- 林京子 『やすらかに今はねむり給え』(講談社)
- 古川薫 『漂泊者のアリア』(文藝春秋)
- 宮部みゆき 『レベル7』(新潮社)
- 村上春樹 『TVピープル』(文藝春秋)
- 吉本ばなな 『N・P』(角川書店)
その他
[編集]死去
[編集]- 1月29日 - 浅野晃、石川県出身の詩人、国文学者。88歳没。
- 3月12日 - フィリップ・スーポー、フランスの詩人・小説家。92歳没。
- 3月17日 - 安藤美紀夫、京都府出身の児童文学作家。60歳没。
- 5月3日 - 池波正太郎、日本の小説家。67歳没。
- 5月29日 - 打木村治、大阪府出身の小説家。86歳没。
- 7月22日 - マヌエル・プイグ、アルゼンチンの作家。57歳没。
- 8月9日 - 由良君美、京都府出身の英文学者。61歳没。
- 8月24日 - セルゲイ・ドヴラートフ、ロシアの小説家。48歳没。
- 10月22日 - ルイ・アルチュセール、フランスの哲学者。72歳没。
- 10月23日 - トマス・ウィリアムズ、米国の小説家。63歳没。
- 10月31日 - 幸田文、日本の随筆家・小説家。86歳没。
- 11月7日 - ロレンス・ダレル、イギリスの小説家・詩人。78歳没。
- 11月23日 - ロアルド・ダール、イギリスの小説家。74歳没。
- 12月9日 - ジョイス・ポーター、イギリスの推理作家。66歳没。