バンダイナムコネクサス
本社が入居する住友不動産三田ビル (バンダイナムコ未来研究所) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | 日本 〒108-0014 東京都港区芝五丁目37番8号 北緯35度38分40.1秒 東経139度44分40.2秒 / 北緯35.644472度 東経139.744500度座標: 北緯35度38分40.1秒 東経139度44分40.2秒 / 北緯35.644472度 東経139.744500度 |
設立 | 2017年8月3日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 9010401133125 |
事業内容 | オンラインゲームおよび配信するプラットフォーム、IPファン向けサービスの開発・運営・分析など |
代表者 | 代表取締役社長 金野 徹 |
資本金 | 4億5000万円 |
純利益 | 3億7,163万8千円(2020年3月期) |
純資産 | ▲5億6,026万3千円(2020年3月31日現在) |
総資産 | 22億2,557万5千円(2020年3月31日現在) |
従業員数 | 65名(2023年4月現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメント 100% |
関係する人物 |
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外部リンク | bandainamco-nexus |
株式会社バンダイナムコネクサス(英: Bandai Namco Nexus Inc.)は、オンラインゲームの開発・運営などを主な事業とする日本の企業。株式会社バンダイナムコエンターテインメントの完全子会社で、バンダイナムコグループに属する。
2017年8月3日に株式会社バンダイナムコエンターテインメントと株式会社ドリコムの共同出資で「株式会社BXD(ビーエックスディー)」として設立、2020年3月31日付でバンダイナムコエンターテインメントの完全子会社へ移行した。
同社が提供するブラウザゲームプラットフォーム『enza』(エンザ)についても記載する。
概要
[編集]ドリコムの主力事業であるソーシャルゲーム事業のノウハウと、バンダイナムコエンターテインメント(以下BNEI)が多数保有するIPなどを融合することを目的に、BNEIとドリコムは、2017年5月19日に、HTML5を中核とする技術を活用したオンラインゲーム及び配信するプラットフォームの開発・運営等行う新会社である株式会社BXDを、同年8月3日付で2社の共同出資で設立することを発表した[2][3]。社名のBXDは、Breakthrough X Digital lifeの頭文字を取ったもの[4]。
2017年8月3日付で、BNEI51%、ドリコム49%の出資比率で株式会社BXDを設立した。本社は東京都港区にあるバンダイナムコ未来研究所内に置かれる。2018年4月24日より、HTML5を活用したスマートフォン向けゲームプラットフォーム『enza』の配信を開始した[4][5][6]。
2020年3月末日をもってドリコムがBXDの全株式をBNEIへ売却し、BXDはBNEIの完全子会社となった[7]。その後、2021年3月1日付で株式会社バンダイナムコネクサスへ商号を変更した。
沿革
[編集]- 2017年
- 5月19日 - BNEIとドリコムとの間で、株式会社BXD設立を伴う業務提携を締結することを発表。
- 8月3日 - 設立。
- 2018年4月24日 - HTML5を活用したスマートフォン向けブラウザゲームプラットフォーム『enza』と、ローンチタイトルとして『アイドルマスター シャイニーカラーズ』を配信開始。
- 2020年3月31日 - BNEIの完全子会社化。
- 2021年3月1日 - 株式会社バンダイナムコネクサスへ商号変更[8]。
enza
[編集]enza(エンザ)は、株式会社バンダイナムコネクサスが運営するブラウザゲームプラットフォーム。初期タイトルはいずれもBXD(当時)が開発し、 BNEIが配信元となる。所謂アプリのようなインストールなしですぐに遊べることを売りにしている一方で、従来の『mobage』や『GREE』等のフィーチャーフォン時代からあったソーシャルゲームとは違い、HTML5を活用したアプリと遜色ないリッチコンテンツであることも売りにしている。これはBXD自身が技術検証として『ONE PIECE トレジャークルーズ』をブラウザに移植したことで証明している[4]。
会員登録はバンダイナムコIDを活用しSNSアカウントによるログインで簡単に済ませられるほか、決済手段はバンダイナムコグループで採用している電子通貨「バナコイン」を活用する[6]。
なお、enzaのポータルサイトは前述するmobageやGREEのようにフレンド機能やチャット機能等、簡易的なSNS機能も内蔵している。
運営中のタイトル
[編集]- アイドルマスター シャイニーカラーズ (2018年4月24日開始)
- 大人の協力バトル 猫とドラゴン (2019年4月3日開始、開発:スタジオキング → スタジオレックスに移管[9])
終了したタイトル
[編集]- ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ(2018年5月16日開始[注釈 1]、2020年3月16日終了)
- プロ野球ファミスタ マスターオーナーズ(2019年2月28日開始、2020年8月31日終了)
- クイーンズブレイド WHITE TRIANGLE(2019年3月14日開始、2020年5月18日終了)
- 金色のガッシュベル!! Golden Memories(2019年3月27日開始、2020年3月31日終了)
- NARUTO X BORUTO 忍者TRIBES(2020年3月5日開始、2021年12月16日終了[10])
決算
[編集]決算期 | 総資産 | 純資産 | 当期純利益 | 利益剰余金 |
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第2期(2018/04/01 - 2019/03/31)[11] | 18億7,066万円 | ▲9億3,190万円 | ▲16億7,183万円 | ▲18億3,190万円 |
第1期(2017/08/03 - 2018/03/31)[12] | 21億5,225万円 | 7億3,993万円 | ▲1億6,006万円 | ▲1億6,006万円 |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 一部機能に制限を付けたプレオープン、グランドオープンは2018年7月25日。
出典
[編集]- ^ “数字で知るバンダイナムコネクサス”. バンダイナムコネクサス. 2023年10月23日閲覧。
- ^ 株式会社バンダイナムコエンターテインメントとの合弁会社設立を伴う業務提携に関するお知らせ ドリコム 2017年5月19日
- ^ バンダイナムコエンターテインメントとドリコム共同出資による新会社設立のお知らせ バンダイナムコエンターテインメント、ドリコム 2017年5月19日
- ^ a b c バンナムとドリコムの新会社BXDの社長を直撃!HTML5が生み出す新たなゲーム体験とビジネスモデルとは? ファミ通App 2017年8月10日
- ^ ドリコムとバンダイナムコエンターテインメント共同出資による新会社「株式会社BXD」 HTML5を活用したスマートフォン対応ブラウザゲーム 2018年春 サービス開始 ドリコム 2017年5月25日
- ^ a b “【発表会】BXDが放つブラウザゲームPF「enza」は友だちと手軽にゲームが楽しめる場に グッズやイベント連携も ゲーム会社向けの説明会も開催予定”. Social Game Info (2018年2月20日). 2018年2月20日閲覧。
- ^ “【速報2】ドリコム内藤社長、BXD株式売却の経緯を明かす 「enza」にはパートナーとして引き続き「深く関与」”. Social Game Info (2020年1月31日). 2020年2月5日閲覧。
- ^ “商号変更ならびにホームページURL変更のお知らせ”. 株式会社 BXD (2021年2月1日). 2021年2月6日閲覧。
- ^ “ドリコム、『ぼくとドラゴン』運営のスタジオレックスの株式取得が完了、連結子会社に”. Social Game Info (2020年3月2日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ “NARUTO X BORUTO 忍者TRIBES | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト”. NARUTO X BORUTO 忍者TRIBES | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2021年10月25日閲覧。
- ^ “平成31年3月期(2019年3月期)貸借対照表”. 株式会社 BXD. 2019年3月31日閲覧。
- ^ “平成30年3月期(2018年3月期)貸借対照表”. 株式会社 BXD. 2019年3月31日閲覧。