iPad Pro (第7世代)

iPad Pro (M4)
別名	iPad Pro (第7世代), M4 iPad Pro
開発元	Apple
製造元	Foxconn
姉妹機種	iPad Pro
種別	タブレット端末
発売日	2024年5月15日
販売期間	2024年5月7日
標準価格	11": $999; 12.9": $1299;
OS	iPadOS 17.5 (初期搭載) →18.2
SoC	Apple M4
メモリ	8GB, 16GB (1TB, 2TBモデル) (LPDDR5X)
ストレージ	256GB, 512GB, 1TB, 2TB
ディスプレイ	11インチ (2,420 x 1,668) ピクセル, 広色域 (P3), True Tone, フルラミネーションディスプレイ; 13インチ (2,752 x 2,064) ピクセル, 最大輝度1000ニト, 広色域 (P3), True Tone, フルラミネーションディスプレイ, XDR最大輝度 1000ニト, ピーク1600ニト;
グラフィック	Apple独自 10コア
サウンド	4スピーカ
入力機器	Apple Pencil Pro
デジタルカメラ	広角: 12MP、ƒ/1.8絞り値 TureDepthカメラ: 12MP超広角カメラ（横向き）
外部接続	Bluetooth 5.3, Wi-Fi 6E, 5G対応(セルラーモデル)
電源	USB-PD対応
オンラインサービス	iCloud
サイズ	13インチ:; 281.6 mm (11.09 in) (h); 215.5 mm (8.48 in) (w); 5.1 mm (0.20 in) (d); 11インチ:; 249.7 mm (9.83 in) (h); 177.5 mm (6.99 in) (w); 5.3 mm (0.21 in) (d);
重量	11" Wi-Fi: 444g; 11" Wi-Fi + Cellular: 446g; 13" Wi-Fi: 579g; 13" Wi-Fi + Cellular: 582g;
前世代ハード	iPad Pro (第6世代)
ウェブサイト	www.apple.com/jp/ipad-pro/

iPad Pro (M4)^[2]は、Appleによって開発・販売されているiPad タブレットコンピュータ製品である。2024年5月7日発表、2024年5月15日にリリース^[3]。先代モデルからディスプレイがタンデムOLEDの「Ultra Retina XDRディスプレイ」に変更され、11インチと13インチの画面サイズの製品がラインナップされた^[4]。

特徴

ハードウェア

iPad Pro (M4)は、SoCとしてApple M4を採用している。Apple M4は、最大10コアCPU、10コアGPU 、および16コアNeural Engine、メディアエンジン、Secure Enclaveなどを備えている。内蔵ストレージは、256GB、512GB、1TB、および2TBの製品構成がある^[1]。

新しくハプティックスを備えたApple Pencil Proに対応する^[4]。

TureDepthカメラは長辺に設置され、横向きで使うことが前提となった^[3]。

全てのモデルで1000ニトのフルスクリーン輝度を持つ、OLED素材を2スタック構造にしたTandem OLED^[5]をUltra Retina XDRディスプレイ^[6]として、初めて搭載した。2,000,000:1のコントラスト比で、フルスクリーン輝度は1000ニト、ピーク輝度は1600ニト。いずれのモデルもTrue Tone、ProMotion、120Hz可変リフレッシュレート、 P3 広色域に対応している。また、1TBと2TBモデルでは、ディスプレイ表面にナノメートル単位のエッチングを施すことで、環境光を散乱させて映り込みを低減する「Nano-textureガラス」のオプションが選択できる^[3]。

SNSでの批判

AppleのCEOであるティム・クックは5月8日、自身のX (旧Twitter)で、Apple Eventで披露された、iPad Proのプロモーションビデオ"Crush"を共有した^[7]。"Crush"では、ピアノやゲーム機、メトロノーム、モニター、絵具などが大きなプレス機で徐々に押しつぶされ破壊されていき、その後プレス機が持ち上がるとiPad Proが登場するという映像である。その後、「「楽器やカメラなど、クリエイティブな道具が壊されていくのを見て悲しくなった」「アナログのクリエイティブを軽んじている」「子どもに見せたくない」など否定的な意見が、主に日本のユーザーから殺到している。」と批判の声がTwitterで上がったと報道された^[8]。