エディンソン・カバーニ

エディンソン・カバーニ
ボカ・ジュニアーズでのカバーニ(2023年)
名前
本名 エディンソン・ロベルト・カバーニ・ゴメス
Edinson Roberto Cavani Gómez
ラテン文字 Edinson Cavani
基本情報
国籍 ウルグアイの旗 ウルグアイ
イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1987-02-14) 1987年2月14日(37歳)
出身地 サルト
身長 188cm[1]
体重 71kg[2]
選手情報
在籍チーム アルゼンチンの旗 ボカ・ジュニアーズ
ポジション FW(CF)
背番号 10
利き足 右足
ユース
2000-2005 ウルグアイの旗 ダヌービオ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2005-2007 ウルグアイの旗 ダヌービオ 25 (9)
2007-2011 イタリアの旗 パレルモ 109 (34)
2010-2011 イタリアの旗 ナポリ 35 (26)
2011-2013 イタリアの旗 ナポリ 69 (52)
2013-2020 フランスの旗 パリ・サンジェルマン 200 (138)
2020-2022 イングランドの旗 マンチェスター・ユナイテッド 41 (12)
2022-2023 スペインの旗 バレンシア 25 (5)
2023- アルゼンチンの旗 ボカ・ジュニアーズ 24 (10)
代表歴2
2006-2007  ウルグアイ U-20 15 (11)
2012  ウルグアイ 五輪 5 (3)
2008-2022 ウルグアイの旗 ウルグアイ 136 (58)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月29日現在。
2. 2022年12月2日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

エディンソン・ロベルト・カバーニ・ゴメスEdinson Roberto Cavani Gómez, 1987年2月14日 - )は、ウルグアイサルト出身のサッカー選手。元ウルグアイ代表。ポジションはフォワードボカ・ジュニアーズ所属。

セリエAリーグ・アン得点王を獲得。ウルグアイ代表でもルイス・スアレスに次ぐ歴代2位の得点記録(58得点)を誇るストライカーである。

「エル・マタドール」として知られる[3]

クラブ経歴

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ダヌービオ

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ダヌービオでデビューし、同年には19歳ながらレギュラーとして13得点を記録した。2006年2月にはイタリアで行われたビアレッジョ・トーナメントに出場して活躍し、インテルが獲得に乗り気だったが、設定された移籍金50万ユーロが高すぎるとして獲得には至らなかった[4]ユヴェントスレアル・マドリードPSVアイントホーフェンパレルモが争奪戦を繰り広げ、激しい争奪戦の末、2007年1月31日、移籍期限最終日に移籍金500万ユーロでパレルモに移籍した[4]

USチッタ・ディ・パレルモ

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2007年の南米ユース選手権でウルグアイ代表に貢献した後、ユヴェントスACミランを始めとするいくつかのビッグクラブがカバーニとの契約に関心を示したと伝えられていた。

しかし、2007年1月29日、パレルモの会長マウリツィオ・ザンパリーニはカバーニとの署名を発表した。この署名は1月31日に正式に確認され、移籍金額は約450万ユーロで契約された。

セリエAデビュー戦となるフィオレンティーナ戦で相手のクリアボールをペナルティーエリア外からワンタッチボレーシュートで直接決め、その試合の後、ファン・バステンの再来と評された。その後も出番を与えられこのシーズン2得点(7試合)の活躍を見せた。

ただ、2007-08シーズンは3トップのサイドで起用されたため期待に応えられなかった。

2008-09シーズンはアマウリの移籍によりレギュラーとして3トップの中央や2トップでプレーし好調を維持、リーグ戦チームトップタイの14得点を記録した。

2010年4月、パレルモと2014年6月まで契約を延長した。

SSCナポリ

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2010-11シーズン前に同じセリエAの強豪ナポリに500万ユーロでレンタル移籍した(1600万ユーロでの買取りオプション付き)[5]。移籍後はセリエA第19節のユヴェントス戦や第31節のラツィオ戦でハットトリックを達成するなどゴールを量産し続け、最終的にシーズン通して35試合に出場し26ゴールをあげ自身は得点ランキング2位となった。この活躍もありチームはリーグ戦を3位で終え、2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。シーズン終了後、ナポリは買取りオプションを行使し、完全移籍となった。また、このシーズンはUEFAヨーロッパリーグにも出場しグループリーグ第5節のユトレヒト戦ではハットトリックを達成した。勝たなければグループリーグ敗退という状況で迎えた最終節のステアウア・ブカレスト戦では後半ロスタイムにコーナーキックからヘディングシュートで決勝ゴールをあげ、チームを決勝トーナメントへ導いた。しかし、決勝トーナメント1回戦のビジャレアル戦ではゴールを奪うことは出来ずチームも敗退した。

2011-12シーズンもゴールを量産し続け、最終的にシーズン通して35試合に出場し23ゴールをあげ自身は得点ランキング3位となった。

2012-13シーズンは、29ゴールを挙げる活躍を見せ、初のセリエA得点王に輝いた。

パリ・サンジェルマン

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ナポリでの活躍から、レアル・マドリードマンチェスター・シティチェルシーユヴェントスといった国内外の強豪が獲得に興味を示したが、6300万ユーロとも言われる高額な契約解除金に躊躇するクラブが多かった。2013年7月16日、パリ・サンジェルマンはカバーニの獲得を発表[6]。契約は5年間で移籍金は6300万ユーロと推定される。背番号は9番。

2016-17シーズンは35得点を記録、リーグ優勝は逃したが、リーグ・アン得点王と最優秀選手賞を受賞した。

2017年10月27日、リーグ戦で2得点をあげて、PSGにおけるリーグ・アンの2500点目を記録した。11月5日、第12節のアンジェSCO戦で2得点を決めて自身のリーグ・アンにおける通算得点が100点を達成した[7]。11月22日、UEFAチャンピオンズリーググループステージ、セルティックFC戦を迎えたパリSGは、カバーニの2得点など7-1で勝利を収め、カバーニはパリ・サンジェルマンでの通算得点数を「151」に伸ばした[8]

2018年1月17日の第21節、ディジョンFCO戦の前半に得点を挙げ、ズラタン・イブラヒモビッチの持つクラブ歴代最多得点記録である156ゴールに並んだ。後半にチームがPKを獲得し、最多得点記録更新のチャンスが巡ってきたが、カバーニはネイマールにPKキッカーを譲り、この試合での記録更新はならなかった。その後、第23節のモンペリエHSC戦の前半に先制点を挙げ、クラブ歴代最多得点記録を更新した[9]。2018年11月ASモナコ戦でハットトリックを決め勝利に貢献した[10]。リーグ戦は21試合の出場ながら18ゴールを決めた。

2019-20シーズンにはマウロ・イカルディが起用される事が増えた影響で先発出場が減った。冬の移籍市場でアトレティコ・マドリードへの移籍が報道されたが、結局破談に終わりPSGに残留した[11]。2020年2月23日、リーグ・アン第26節FCジロンダン・ボルドー戦でゴールを決めPSGでの通算200ゴールを達成した[12]。同シーズン、チームはチャンピオンズリーグで勝ち上がっていたものの、短期契約の延長をせずにシーズン途中に退団する形となった[13]

マンチェスター・ユナイテッド

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PSG退団後は、アトレティコ・マドリードSLベンフィカとの契約が噂されていたものの、結局は実現せず、10月に入り、マンチェスター・ユナイテッドFCとの契約が迫っていると報じられた[14][15]

2020年10月5日、マンチェスター・ユナイテッドと2年契約を締結した[16]。背番号はアレクシス・サンチェスが退団して空き番号となっていた7番[17]。11月7日、リーグ第8節のエヴァートン戦で移籍後初ゴールを挙げた[18]。ヨーロッパリーグ準決勝のASローマ戦、1stレグでは2ゴール2アシスト、2ndレグでも2ゴールを挙げて、チームを決勝進出に導いた[19]。これらの活躍もあり、10日には1年間の契約延長が発表された[20]。2022年5月27日、契約満了で退団となり、カバーニはユナイテッドファンに感謝の意を述べた[21]

バレンシア

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2022年8月29日、バレンシアCFはカバーニの獲得を発表[22]。リーガ第9節のエルチェ戦で移籍後初得点となるPKを含め2得点を挙げた[23]

ボカ・ジュニアーズ

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2023年7月29日、ボカ・ジュニアーズへフリーで移籍し、1年半契約を結んだ[24]

代表経歴

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ウルグアイ代表でのカバーニ (2018年)

U-20代表

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U-20ウルグアイ代表として背番号9番とキャプテンマークを背負い臨んだ南米ユース選手権において7得点を記録し、ブラジルのアレシャンドレ・パトなどを抑えて得点王に輝く。チームは3位に終わりU-20ワールドカップへの出場権は得たものの北京オリンピックへの出場権は逃した。

セリエAでの初年度を終えた後の2007 FIFA U-20ワールドカップでは不本意な成績に終わったチームにおいて3得点をマークし実力を見せつけた。

ウルグアイA代表デビュー

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U-20代表やクラブでの活躍を受けて2008年2月6日のコロンビア戦でウルグアイA代表デビューを果たし、この試合で代表初得点を挙げた。

ロンドン五輪・コンフェデ杯

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ロンドン五輪ではオーバーエイジ枠の1人として参加し、翌年のFIFAコンフェデレーションズカップ2013では準決勝のブラジル戦で同点ゴールを挙げるも1-2で敗れてウルグアイは3位決定戦に回った。3位決定戦のイタリア代表との試合で、カバーニは2ゴールを挙げたがチームはPK戦の末に敗れて4位で大会を終えた[25]

南アフリカW杯

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FIFAワールドカップ・南アフリカ大会ではディエゴ・フォルランルイス・スアレスに次ぐFWとして出場。3位決定戦のドイツ戦では同点ゴールを挙げた。

7月27日、親善試合のアンゴラ戦で途中出場で83分にチームの先制ゴールを記録した。10月8日のインドネシアとの親善試合で代表で初めてのハットトリックを達成。この試合ではルイス・スアレスもハットトリックを達成し7-1の大勝を飾った[25]

ブラジルW杯

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ブラジルW杯・グループリーグコスタリカ戦でのカバーニ(右)

2013年11月13日、アンマンで開催されたヨルダンとの2014 FIFAワールドカップ・大陸間プレーオフで得点を挙げ、本大会出場権を獲得した[26]

FIFAワールドカップ・ブラジル大会に出場し、グループリーグコスタリカ戦でPKによるゴールを決めた。

コパ・アメリカ2015

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チリで開催されたコパ・アメリカ2015では、ルイス・スアレスが前年のブラジルW杯のイタリア戦でのジョルジョ・キエッリーニに対する噛みつき行為によって出場停止処分中であったこともあり、チームのキーマンとして参加した。チリ戦の直前にカバーニの父は重大な交通事故を起こして逮捕されており、カバーニはチリとの試合後にウルグアイに帰国するつもりだった[27]。しかし、試合後半にチリのFWアレクシス・サンチェスが倒されてプレーが一時中断されていた最中に、チリのDFゴンサロ・ハラは事故についての件に触れて「お前の親父は20年刑務所入りだな」と耳元でカバーニを挑発し[28]、直後にカバーニの臀部に中指を突き刺した。 それに対してカバーニが左肩で払いのけると、ハラは顔を叩かれたことをアピールするかのように大きく倒れ、直前のハラの行為を目撃していなかったサンドロ・リッチ主審はカバーニに対してこの日2枚目となるイエローカードを提示した。この判定に対してカバーニも激しく抗議したが判定は覆らずレッドカードが提示されてカバーニのみが退場となった[29]。 カバーニの退場後、終盤にマウリシオ・イスラの得点を許し、さらにホルヘ・フシーレオスカル・タバレス監督も退場・退席処分を受けて最終的にウルグアイは0-1で敗れて大会を去った[30]

この騒動について開催国でもあり初優勝を目指していたチリ国内では、当時コパ・アメリカ最多優勝国であったウルグアイを破った一因でもあるハラの行為を1986年のW杯準々決勝でのディエゴ・マラドーナによる「神の手」になぞらえ「神の指」と称賛する声もあったが[31]、ハラの所属クラブであるマインツのスポーツディレクターは彼の行為を批判[32]。 さらにウルグアイサッカー協会はハラを南米サッカー連盟に提訴し、ブラジル代表を率いていたドゥンガ監督もこの提訴を全面的に支持[33]。 ハラには罰金と事実上の大会追放となるトーナメントの残りの試合への出場禁止処分が下された[34]

2018年3月26日のウェールズ戦で通算100試合出場を達成した[35]

ロシアW杯

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クリスティアーノ・ロナウドに肩を貸されてベンチに下がる様子

2018 FIFAワールドカップではグループリーグ第3戦のロシア戦で1ゴールを決めると[36]、決勝トーナメント1回戦のポルトガル戦ではスアレスとのコンビネーションから決勝点を含む2ゴールを挙げ勝利に貢献[37]。しかしこの試合で左脚脹脛を負傷し、ポルトガルのクリスティアーノ・ロナウドに肩を貸されながら途中交代[38]。続く準々決勝のフランス戦は欠場し、ウルグアイも敗退した[39]

コパ・アメリカ2019

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2019年6月に行われたコパ・アメリカ2019では、初戦のエクアドル戦にてボレーシュートでゴールネットを揺らしてカバーニは11戦目にしてコパ・アメリカ初ゴールを挙げた[40]。29日、準々決勝のペルー戦では、スコアレスドローで迎えた後半にカバーニが抜け出してGKとの1対1を制したが、VARによってオフサイドと判断され得点にならず、PK戦(4-5)の末に敗退した[41]

2019年11月のアルゼンチン戦でゴールを決め、代表通算50ゴールを達成した[42]

パナマ戦で得点を挙げた際のカバーニ

2022年6月11日、パナマ代表との親善試合では2得点を挙げてチームの勝利に貢献。この得点がセレステのユニフォームを着ての最後の得点となった[25]

カタールW杯

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2022年11月10日、カタールW杯に向けたメンバーの1人に選ばれた[43]グループリーグ最終節のガーナ戦では倒されたが、PKを与えられなかったことにより得失点差で決勝トーナメントに進出出来なかったことに腹を立て、VARモニターの器具を殴り倒し、ジョー・コールからこの行為を批判された[44]。2023年1月27日、国際サッカー連盟はカバーニに対し、1試合の出場停止処分と1万5000スイスフラン(約211万円)の罰金が課されることとなった[45]

ウルグアイ代表監督のマルセロ・ビエルサコパ・アメリカ2024に向けた代表候補メンバーの一員にカバーニを含めていたが[46]、2024年5月30日、自身のSNS上で代表引退を発表した[47]。代表では通算136試合に出場して同国歴代2位となる58得点を記録し、W杯では17試合に出場してウルグアイ人選手として最多のW杯出場回数を記録した[46]

人物

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2007年に結婚し、妻との間に2児を設けたが、自身の浮気が原因で2012年末に破局。離婚調停の結果、月に2万5000ユーロの慰謝料を支払うこととなった[48]

2017年9月17日、オリンピック・リヨン戦においてチームメイトであるネイマールとPKキッカーを巡り揉める姿を見られ、最終的にカバーニ本人が蹴り失敗したことによりネイマールとの不仲が報じられた。これについてネイマールは20日のトレーニング前にロッカールームにて謝罪し、21日には同じくチームメイトであるダニエウ・アウベスのセッティングにより両者が夕食を共にしたとされている[49]。 この騒動についてカバーニ本人は「フットボールでは、よくあること。それが過剰に受け取られてしまった。僕たちは全員、事態が大きくなり過ぎたことを理解している。こういう出来事は、ロッカールーム内で解決される。何事も解決策があるからね。今はすべてが落ち着いているよ」と語り、不仲説を一蹴した[50]

プレースタイル

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恵まれた体格やジャンプ力といった身体能力に加え、直接フリーキックを決めることができるキック精度や、スピード、パワー、90分間絶えず走り続けることができるスタミナ、そして相手ディフェンダーの隙を突きながらクロスやラストパスに合わせる嗅覚を兼ね備えた万能型のフォワードである[51]。そのバランスがとれたプレースタイルのため、ウルグアイではディエゴ・フォルランルイス・スアレス、パリ・サンジェルマンではズラタン・イブラヒモヴィッチネイマールといった他のフォワードを引き立てる「黒子」とされることもある[51][52]。頻繁に自陣まで全力疾走で戻ってボールを追うほどの献身的な守備も特徴であり[53][54]、パリ・サンジェルマンのチームメイトであるマルコ・ヴェッラッティ[55]マルキーニョス[56]、パリ・サンジェルマンOBのアラン・ロシュもカバーニの献身性やメンタリティーを賞賛している[57]

リーグ・アンで対峙した酒井宏樹は、「80分くらいは(ゴール前で)ポジションを取ってないような選手ですけど、他の10分で2、3点取ってくる選手。ペナルティエリア内での仕事が一番得意な選手」と評している[58]

個人成績

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クラブでの成績

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2024年6月24日現在[59]
クラブ シーズン リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 国際大会 その他 通算
ディビジョン 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ダヌービオ 2005-06 ウルグアイ・プリメーラ 10 4 5 3 15 7
2006-07 15 5 15 5
通算 25 9 30 12
パレルモ 2006-07 セリエA 7 2 7 2
2007-08 33 5 2 0 2 0 37 5
2008-09 35 14 1 1 36 15
2009-10 34 13 3 2 37 15
通算 109 34 6 3 2 0 117 37
ナポリ 2010-11 セリエA 35 26 2 0 10 7 47 33
2011-12 35 23 5 5 8 5 48 33
2012-13 34 29 1 1 7 7 1 1 43 38
通算 104 78 8 6 25 19 1 1 138 104
パリ・サンジェルマン 2013-14 リーグ・アン 30 16 2 1 3 4 8 4 0 0 43 25
2014-15 35 18 4 4 3 3 10 6 1 0 53 31
2015-16 32 19 5 2 4 1 10 2 1 1 52 25
2016-17 36 35 3 2 3 4 8 8 0 0 50 49
2017-18 32 28 5 3 2 2 8 7 1 0 48 40
2018-19 21 18 3 2 2 1 7 2 0 0 33 23
2019-20 14 4 2 2 2 0 3 1 1 0 22 7
通算 200 138 24 16 19 15 54 30 4 1 301 200
マンチェスター・ユナイテッド 2020-21 プレミアリーグ 26 10 3 0 1 1 9 6 39 17
2021-22 15 2 1 0 0 0 4 0 20 2
通算 41 12 4 0 1 1 13 6 59 19
バレンシア 2022-23 ラ・リーガ 25 5 2 2 1 0 28 7
ボカ・ジュニアーズ 2023 アルゼンチン・プリメーラ 8 1 2 1 6 1 16 3
2024 14 8 2 3 4 3 20 14
通算 22 9 4 4 10 4 36 17
キャリア総通算 526 285 53 34 20 16 104 59 6 2 708 396

代表での成績

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出場大会

試合数

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国際Aマッチ 136試合 58得点(2008年 - 2022年[25]


ウルグアイ代表国際Aマッチ
出場得点
2008 4 1
2009 8 0
2010 12 7
2011 12 2
2012 9 3
2013 15 7
2014 10 4
2015 8 4
2016 11 9
2017 9 3
2018 11 6
2019 7 4
2020 2 1
2021 8 2
2022 10 5
通算 136 58

代表での得点

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# 開催日 開催地 対戦国 スコア 結果 大会
1. 2008年2月6日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ コロンビアの旗 コロンビア 1–2 2–2 親善試合
2. 2010年3月3日 スイスの旗ザンクト・ガレン, AFGアレーナ スイスの旗 スイス 3–1 3–1
3. 2010年6月26日 南アフリカ共和国の旗ポート・エリザベス, ネルソン・マンデラ・ベイ・スタジアム ドイツの旗 ドイツ 1–1 2–3 南アフリカW杯・3位決定戦
4. 2010年8月11日 ポルトガルの旗リスボン, エスタディオ・ド・レステロ アンゴラの旗 アンゴラ 1–0 2–0 親善試合
5. 2010年10月8日 インドネシアの旗ジャカルタ, ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム インドネシアの旗 インドネシア 1–1 7–1
6. 6–1
7. 7–1
8. 2010年10月12日 中華人民共和国の旗武漢市, 武漢体育中心 中華人民共和国の旗 中国 2–0 4–0
9. 2011年3月30日 アイルランドの旗ダブリン, アビバ・スタジアム アイルランドの旗 アイルランド 2–1 3–2
10. 2011年10月7日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ ボリビアの旗 ボリビア 3–1 4–2 ブラジルW杯・予選
11. 2012年2月29日 ルーマニアの旗ブカレスト, スタディオヌル・ナツィオナル ルーマニアの旗 ルーマニア 1–0 1–1 親善試合
12. 2012年9月11日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ エクアドルの旗 エクアドル 1–1 1–1 ブラジルW杯・予選
13. 2012年11月14日 ポーランドの旗グダニスク, PGEアリーナ ポーランドの旗 ポーランド 2–0 3–1 親善試合
14. 2013年6月12日 ベネズエラの旗シウダーグアヤナ, ポリデポルティボ・カチャマイ ベネズエラの旗 ベネズエラ 1–0 1–0 ブラジルW杯・予選
15. 2013年6月26日 ブラジルの旗ベロオリゾンテ, ミネイロン ブラジルの旗 ブラジル 1–1 1–2 コンフェデ杯2013
16. 2013年6月30日 ブラジルの旗サルヴァドール, アレーナ・フォンチ・ノヴァ イタリアの旗 イタリア 1–1 2–2
(4-5 p)
17. 2–2
18. 2013年9月10日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ コロンビアの旗 コロンビア 1–0 2–0 ブラジルW杯・予選
19. 2013年10月15日 アルゼンチンの旗 アルゼンチン 3–2 3–2
20. 2013年11月13日 ヨルダンの旗アンマン, アンマン国際スタジアム  ヨルダン 5–0 5–0 ブラジルW杯・大陸間プレーオフ
21. 2014年6月4日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ スロベニアの旗 スロベニア 1–0 2–0 親善試合
22. 2014年6月14日 ブラジルの旗フォルタレザ, カステロン コスタリカの旗 コスタリカ 1–0 1–3 ブラジルW杯
23. 2014年9月5日 日本の旗札幌市, 札幌ドーム 日本の旗 日本 1–0 2–0 親善試合
24. 2014年11月13日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ コスタリカの旗 コスタリカ 3–2 3–3
25. 2015年3月28日 モロッコの旗アガディール, スタッド・アドラール モロッコの旗 モロッコ 1–0 1–0
26. 2015年6月6日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ グアテマラの旗 グアテマラ 2–0 5–1
27. 3–0
28. 2015年11月12日 エクアドルの旗キト, エスタディオ・オリンピコ・アタウアルパ エクアドルの旗 エクアドル 1–1 1–2 ロシアW杯・予選
29. 2016年3月25日 ブラジルの旗レシフェ, アレナ・ペルナンブーコ ブラジルの旗 ブラジル 1–2 2–2
30. 2016年3月29日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ ペルーの旗 ペルー 1–0 1–0
31. 2016年5月27日 トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ 1–1 3–1 親善試合
32. 2–1
33. 2016年9月6日 パラグアイの旗 パラグアイ 1–0 4–0 ロシアW杯・予選
34. 4–0
35. 2016年10月6日 ベネズエラの旗 ベネズエラ 2–0 3–0
36. 3–0
37. 2016年11月15日 チリの旗サンティアゴ, エスタディオ・ナシオナル・デ・チリ チリの旗 チリ 1–0 1–3
38. 2017年3月23日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ ブラジルの旗 ブラジル 1–0 1–4
39. 2017年10月10日 ボリビアの旗 ボリビア 2–1 4–2
40. 2017年11月14日 オーストリアの旗ウィーン, エルンスト・ハッペル・シュターディオン オーストリアの旗 オーストリア 1–1 1–2 親善試合
41. 2018年3月23日 中華人民共和国の旗南寧市, 広西体育中心 チェコの旗 チェコ 2–0 2–0 チャイナ・カップ
42. 2018年3月26日 ウェールズの旗 ウェールズ 1–0 1–0
43. 2018年6月25日 ロシアの旗サマーラ, サマーラ・アリーナ ロシアの旗 ロシア 3–0 3–0 ロシアW杯
44. 2018年6月30日 ロシアの旗ソチ, フィシュト・オリンピックスタジアム ポルトガルの旗 ポルトガル 1–0 2–1
45. 2–1
46. 2018年10月16日 日本の旗さいたま市, 埼玉スタジアム2002 日本の旗 日本 2–2 3–4 親善試合
47. 2019年6月16日 ブラジルの旗ベロオリゾンテ, ミネイロン エクアドルの旗 エクアドル 2–0 4–0 コパ・アメリカ2019
48. 2019年6月24日 ブラジルの旗リオデジャネイロ, マラカナン・スタジアム チリの旗 チリ 1–0 1–0
49. 2019年11月15日 ハンガリーの旗ブダペスト, プシュカーシュ・アレーナ ハンガリーの旗 ハンガリー 1–0 2–1 親善試合
50. 2019年11月19日 イスラエルの旗ヤッファ, ブルームフィールド・スタジアム アルゼンチンの旗 アルゼンチン 1–0 2–2
51. 2020年11月13日 コロンビアの旗バランキージャ, メトロポリターノ・ロベルト・メレンデス コロンビアの旗 コロンビア 1–0 3–0 カタールW杯・予選
52. 2021年6月24日 ブラジルの旗クイアバ, アレーナ・パンタナール ボリビアの旗 ボリビア 2–0 2–0 コパ・アメリカ2021
53. 2021年6月28日 ブラジルの旗リオデジャネイロ, エスタジオ・ニウトン・サントス パラグアイの旗 パラグアイ 1–0 1–0
54. 2022年2月1日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ ベネズエラの旗 ベネズエラ 3–0 4–1 カタールW杯・予選
55. 2022年6月2日 アメリカ合衆国の旗グレンデール, ステートファーム・スタジアム メキシコの旗 メキシコ 2–0 3–0 親善試合
56. 3–0
57. 2022年6月11日 ウルグアイの旗モンテビデオ, エスタディオ・センテナリオ パナマの旗 パナマ 1–0 5–0
58. 2–0

タイトル

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クラブ

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ダヌービオ
ナポリ
パリ・サンジェルマンFC

代表

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ウルグアイ代表

個人

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脚注

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  1. ^ FIFA Qatar World Cup 2022: List of Players: Uruguay”. FIFA. p. 30 (2022年11月15日). 2022年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月1日閲覧。
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  8. ^ “MCN”結成3カ月で新記録達成...ムバッペ、カバーニ、ネイマールがCL5試合で24得点(2017年11月23日)
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  48. ^ パリSGのFWカバーニ、元妻への離婚の慰謝料は月に約340万円
  49. ^ ネイマール、カバーニとの対立を謝罪。同胞2人のサポートが融和に一役 footballchannel (2017.09.22)
  50. ^ カバーニ、ネイマールとのPK論争に終止符「何事も解決策はあるもの」 Goal.com (2017.10.03)
  51. ^ a b 万能型というより泥臭い何でも屋? カバーニが体現する小国ウルグアイのアイデンティティ【西部の目】”. フットボールチャンネル (2018年2月7日). 2018年9月7日閲覧。
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  58. ^ カバーニは何が危険なのか? リーグ・アンで対峙する酒井宏樹が語る 「80分ぐらいは大丈夫でも…」 Goal.com 2018年10月14日
  59. ^ エディンソン・カバーニ - Soccerwayによる個人成績

外部リンク

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