党州(黨州、とうしゅう)は、中国にかつて存在した州。唐代から北宋初年にかけて、現在の広西チワン族自治区玉林市北部に設置された。
682年(永淳元年)、唐により古党洞が開かれて党州が置かれた。742年(天宝元年)、党州は寧仁郡と改称された。758年(乾元元年)、寧仁郡は党州の称にもどされた。党州は嶺南道の邕管十州に属し、撫安・善労・善文・寧仁・容山・懐義・福陽・古符の8県を管轄した[1]。
974年(開宝7年)、北宋により党州は廃止された。