富岡市
とみおかし 富岡市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 群馬県 | ||||
市町村コード | 10210-5 | ||||
法人番号 | 2000020102105 | ||||
面積 | 122.85km2 | ||||
総人口 | 44,836人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 365人/km2 | ||||
隣接自治体 | 高崎市、安中市、甘楽郡下仁田町、甘楽町 | ||||
市の木 | モミジ | ||||
市の花 | サクラ | ||||
市の鳥 | ウグイス | ||||
富岡市役所 | |||||
市長 | 榎本義法 | ||||
所在地 | 〒370-2392 群馬県富岡市富岡1460-1 北緯36度15分36秒 東経138度53分24秒 / 北緯36.25992度 東経138.88992度座標: 北緯36度15分36秒 東経138度53分24秒 / 北緯36.25992度 東経138.88992度 富岡市役所富岡庁舎富岡市役所妙義庁舎(旧妙義町役場) | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
富岡市(とみおかし)は、群馬県南西部の市。2006年(平成18年)3月27日に旧富岡市と妙義町が合併して誕生した[1]。関東平野の北西端に位置しており、中心市街地が市域の中央東部に形成されている。
明治初期に建てられた日本初の本格的な機械製糸の工場である 富岡製糸場があることで知られ、2014年に富岡製糸場及び近隣の関係の深い施設が「富岡製糸場と絹遺産群」として世界遺産に登録された。西端には日本三大奇景の一つとされる妙義山がある。上野国一宮、貫前神社が置かれている。
地理
[編集]人口
[編集]- 総人口:53,244人
- 男性:26,112人
- 女性:27,132人
- 世帯数:18,279世帯
(2010年4月1日現在)
富岡市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 富岡市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 富岡市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
富岡市(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
面積
[編集]- 総面積:122.90km2
- 可住地面積:77.20 km2
- 可住地面積率:62.8%
- 広袤(こうぼう)
- 東西:18.8km
- 南北:14.4km
隣接自治体
[編集]歴史
[編集]とみおかし 富岡市 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
廃止日 | 2006年3月27日 | ||||
廃止理由 | 新設合併 富岡市(旧)、甘楽郡妙義町 → 富岡市(新) | ||||
現在の自治体 | 富岡市(新) | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 関東地方 | ||||
都道府県 | 群馬県 | ||||
隣接自治体 | 安中市、甘楽郡妙義町、下仁田町、甘楽町、多野郡吉井町 | ||||
富岡市役所 | |||||
所在地 | 群馬県 | ||||
ウィキプロジェクト |
- 古墳時代この付近を治めていたとされる豪族の館跡「本宿・郷土遺跡」が同市田島にて発見。また、ここに住んでいたと思われる人物が、付近の堂山稲荷古墳に埋葬されているという説がある。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、北甘楽郡富岡町・七日市村・曽木村の区域を以って富岡町が誕生。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 北甘楽郡が甘楽郡に改称。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 甘楽郡富岡町・一ノ宮町・小野村・黒岩村・高瀬村・額部村が合併、市制施行し、富岡市となる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 吉田村を編入。
- 1959年(昭和34年)2月1日 - 福島町の一部(田篠、星田、君川)を編入。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 丹生村を編入。
- 1994年(平成6年)12月1日 - 防災行政無線が開局(当時の夕方のチャイムは「夕焼け小焼け」)。
- 2006年(平成18年)3月27日 - 妙義町と新設合併し、改めて富岡市が発足。
- 2017年(平成29年)4月1日 - 防災行政無線の夕方のチャイム「みょうぎさん」が2018年6月30日まで放送。
- 2018年(平成30年)3月24日 - 富岡市役所新庁舎(隈研吾設計)落成式[2]。
住所表記
[編集]- 富岡地域は変更無し
- 妙義地域は「甘楽郡」を「富岡市」に変更
- 例:甘楽郡妙義町岳 → 富岡市妙義町岳
行政
[編集]市長
[編集]歴代市長
[編集]- 旧富岡市長
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 百瀬千波 | 1954年(昭和29年)4月1日 | 1955年(昭和30年)4月5日 | |
2 | 武田金處 | 1955年(昭和30年)5月2日 | 1965年(昭和40年)4月10日 | |
3 | 横尾忠太郎 | 1965年(昭和40年)5月8日 | 1969年(昭和44年)5月7日 | |
4 | 今井一豊 | 1969年(昭和44年)5月8日 | 1975年(昭和50年)8月26日 | |
5 | 白石孝一郎 | 1975年(昭和50年)9月21日 | 1983年(昭和58年)9月20日 | |
6 | 廣木康二 | 1983年(昭和58年)9月21日 | 1995年(平成7年)9月20日 | |
7 | 今井清二郎 | 1995年(平成7年)9月21日 | 2006年(平成18年)3月26日 |
- 富岡市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 |
---|---|---|---|
職務代理者 | 伊丹良純 | 2006年(平成18年)3月27日 | 2006年(平成18年)4月22日 |
初代 | 岩井賢太郎 | 2006年(平成18年)4月23日 | 2010年(平成22年)4月22日 |
2代 | 岡野光利 | 2010年(平成22年)4月23日 | 2014年(平成26年)4月22日 |
3代 | 岩井賢太郎 | 2014年(平成26年)4月23日 | 2018年(平成30年)4月22日 |
4代 | 榎本義法 | 2018年(平成30年)4月23日 | 現職 |
県の機関
[編集]- 群馬県庁 富岡合同庁舎
警察署
[編集]消防署
[編集]- 富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合(富岡市、甘楽郡甘楽町・下仁田町・南牧村が加入)
- 富岡甘楽広域消防本部(富岡市田島26番地)
- 富岡消防署(消防本部に同じ)
- 妙義分署(富岡市妙義町中里298-1)※旧甘楽郡妙義町
立法
[編集]市議会
[編集]定数:18[3]
県議会
[編集]→詳細は「群馬県議会」を参照
- 選挙区:富岡市選挙区
- 定数:1名
- 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日[4]
議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
矢野英司 | 自由民主党 |
衆議院
[編集]- 任期 : 2024年(令和6年)10月27日 - 2028年(令和10年)10月26日(「第50回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
群馬県第5区(富岡市、渋川市、安中市、高崎市〈旧群馬町・箕郷町・榛名町・倉渕村域〉、北群馬郡、甘楽郡、吾妻郡) | 小渕優子 | 自由民主党 | 9 | 選挙区 |
姉妹都市・提携都市
[編集]国内
[編集]- 姉妹都市
- 提携都市
海外
[編集]- 姉妹都市
経済
[編集]産業
[編集]本社を置く主な企業
[編集]- スーパー丸幸(富岡)(スーパーマーケット)
- マンナンライフ(上小林)(こんにゃくゼリーで有名)
- 三木(岡本)(ビリヤードのキュー製造大手)
- IHIエアロスペース (藤木) (宇宙開発メーカー)
その他企業
[編集]- 田中貴金属工業株式会社富岡工場
- 株式会社ヨコオ富岡工場
- 東京カリント株式会社 群馬工場 (神農原)
- 沖電気工業株式会社 富岡工場 (富岡)
- 日本光電工業株式会社富岡事業所(富岡・七日市)
- 株式会社ホージュン 富岡鉱業所、妙義鉱業所
金融
[編集]商業・娯楽施設
[編集]スーパーマーケットは以下店舗が進出。
教育
[編集]- 小学校
- 富岡市立富岡小学校
- 富岡市立西小学校
- 富岡市立黒岩小学校
- 富岡市立一ノ宮小学校
- 富岡市立高瀬小学校
- 富岡市立額部小学校
- 富岡市立小野小学校
- 富岡市立吉田小学校
- 富岡市立丹生小学校
- 富岡市立妙義小学校
- 富岡市立高田小学校
- 中学校
- 富岡市立富岡中学校
- 富岡市立西中学校
- 富岡市立南中学校
- 富岡市立北中学校
- 富岡市立妙義中学校
- 高等学校
- 特別支援学校
- 群馬県立富岡特別支援学校
- 群馬県立赤城特別支援学校公立富岡総合病院内教室
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]道路
[編集]- 高速道路
- 国道
- 県道
市内の観光施設
[編集]著名な出身者
[編集]- 阿部眞之助(ジャーナリスト・評論家)
- 新居守村(国学者)
- 里見治(実業家)
- 福沢一郎(画家)
- 橋本暮村(詩人)
- 横山順一(宇宙物理学者)
- 田村孟(脚本家)
- 生方美久(脚本家)
- はやかわ文子(漫画家)
- 風見章子(俳優)
- 東野英治郎(俳優)
- 団しん也(歌手・タレント)
- 新藤理恵(歌手・シンガーソングライター)
- 古今亭錦之輔(落語家)
- 吉田眞(パックンマックン)
- 松本あゆ美(タレント、フリーアナウンサー)
- オークラ(放送作家)
- 小林太志(プロ野球選手、横浜DeNAベイスターズ〈投手〉)
- 長坂拳弥 (プロ野球選手、阪神タイガース〈捕手〉)
- 阿久津圭司(陸上競技選手)
- 山崎敦史(陸上競技選手)
- 石田瑞穂(バレーボール選手)
- 瀬間貴浩(ボブスレー選手、陸上競技選手)
- 湯浅大(プロ野球選手、読売ジャイアンツ)
- 今井美穂(自転車競技選手)
- 公式ゆるキャラ お富ちゃん
書籍
[編集]- 作画:松本零士、監修:今井幹夫(現・富岡製糸場総合研究センター所長)
- 富岡市市政50周年を記念し、1996年3月に郷土史として約200部が刊行された。郷土史の編集を担当する市役所職員・大山哲郎と、そのガイド・森野深雪がタイムマシンで富岡市の歴史を辿る内容となっている。絵柄や登場人物は松本零士の銀河鉄道999のセルフパロディとなっており、大山哲郎と森野深雪それぞれ、星野鉄郎・メーテルと全く同じ容姿のパロディキャラである(また、タイムマシンも999号に類似した外見をしている)。
脚注
[編集]- ^ “富岡市の沿革”. 富岡市. 2024年12月24日閲覧。
- ^ “「地域性生かした建築」富岡市役所新庁舎の落成式 設計の隈研吾氏講演”. 東京新聞 TOKYO Web (中日新聞東京本社). (2018年3月25日) 2018年6月8日閲覧。
- ^ “議員定数について”. 富岡市. 2019年5月13日閲覧。
- ^ “議員の紹介 勤続年数・年齢順 - 群馬県議会(令和5年4月30日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2023年4月30日閲覧。
外部リンク
[編集]安中市 | ||||
下仁田町 | 高崎市 | |||
富岡市 | ||||
甘楽町 |