国立病院機構久里浜医療センター
久里浜医療センター | |
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情報 | |
正式名称 | 独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター |
英語名称 | NHO Kurihama Medical and Addiction Center |
前身 | 国立療養所久里浜病院→久里浜アルコール症センター |
標榜診療科 | 内科、心療内科、精神科、神経内科、消化器科、リハビリテーション科、放射線科、歯科 |
許可病床数 | 277床 一般病床:45床 精神病床:180床 |
開設者 | 独立行政法人国立病院機構 |
管理者 | 松下幸生(院長) |
開設年月日 | 1941年6月1日 |
所在地 | 〒239-0841 神奈川県横須賀市野比五丁目3番1号 |
位置 | 北緯35度12分41秒 東経139度42分11秒 / 北緯35.21139度 東経139.70306度 |
二次医療圏 | 横須賀・三浦 |
外部リンク | kurihama |
PJ 医療機関 |
独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター(どくりつぎょうせいほうじん こくりつびょういんきこう くりはまいりょう センター)は、神奈川県横須賀市にある医療機関。旧国立療養所久里浜病院→久里浜アルコール症センター。政策医療分野における精神疾患の基幹医療施設であり、国立の医療機関として初のアルコール症専門病棟を設置した[1]。
沿革
[編集]- 1941年6月1日 - 横須賀海軍病院野比分院として開院。
- 1942年 - 野比海軍病院として発足。
- 1945年12月1日 - 海軍解体により厚生省へ移管、国立久里浜病院となる。
- 1946年 - 看護婦養成所を併設。
- 1946年2月20日 - 昭和天皇が行幸[2]。
- 1947年4月 - 国立療養所に転換、国立療養所久里浜病院と改称。
- 1963年7月 - 国立医療機関として初のアルコール専門病棟設置。
- 1976年3月 - 結核病床の全面廃止。
- 1989年1月 - WHOアルコール関連問題研究・研修センターに指定[1]。
- 2001年1月6日 - 厚生労働省所管となる。
- 2004年4月1日 - 独立行政法人国立病院機構久里浜アルコール症センターとして発足。
- 2006年4月 - 医療観察法病棟を設置。
- 2008年10月 - 2か所目の医療観察法病棟を設置。
- 2011年7月 - 日本初となるインターネット依存症のためのネット依存治療部門を外来を設置[1]。
- 2012年4月1日 - 独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターとして発足。思春期・青年期精神科外来を設置。
- 2021年10月 - 鉄筋4階建ての新病棟が完成し、従来の入院病棟を閉鎖。
診療科
[編集]精神科(アルコール科)・内科・心療内科・神経内科・消化器科・リハビリテーション科・放射線科・歯科
看護配置
[編集]- 一般病床 10対1
- 精神病床 13対1
- 看護補助加算2
施設基準
[編集]- 入院基本料・入院医学管理料
- 一般病棟入院基本料(2)
- 入院基本料加算
- 看護補助加算2
- 救急医療管理加算
- 医療安全対策加算1
- 精神科地域移行実地加算
- 精神科身体合併症管理加算
- 重度アルコール依存症入院医学管理加算
- 後発医薬品(ジェネリック医薬品)使用体制加算
- 総合評価加算
- 指導管理等
- ニコチン依存症管理料
- 認知症専門診断管理料
- 検体検査管理加算(2)
- 遠隔画像診断2
- 単純CT撮影(16列未満マルチスライス型の機器)
指定・認定
[編集]- 医療観察法に基づく指定入院医療機関
- 依存症専門医療機関 [1]
- 地域型認知症疾患医療センター
交通
[編集]- 久3系統 「久里浜医療センター」バス停
- 久8系統 「野比海岸」バス停
脚注
[編集]- ^ a b c d 樋口 進、木村 充「久里浜医療センター : アディクションとアルコール問題に関する協力センターとして」『目で見るWHO』第72巻、2020年4月、16-17頁、doi:10.18910/86540。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、90頁。ISBN 978-4-10-320523-4。