熊野前駅

熊野前駅
熊野前停留場
日暮里・舎人ライナー駅舎(2010年2月)
くまのまえ
Kumanomae
地図
所在地 東京都荒川区東尾久
所属事業者 東京都交通局
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熊野前駅(くまのまええき)は、東京都荒川区東尾久にある、東京都交通局日暮里・舎人ライナー

本項目では、近接する都電荒川線(東京さくらトラム)の停留場である熊野前停留場(くまのまえていりゅうじょう)についても説明する。

利用可能な鉄道路線

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歴史

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  • 1913年大正2年)4月1日王子電気軌道三ノ輪(現・三ノ輪橋) - 飛鳥山下(現・梶原)間開業時に熊ノ前停留場が開業。
    • 「熊野前」の由来は、電停北側に存在した「熊野神社」にちなむ。この神社は王子電気軌道開通前の1878年明治11年)に八幡神社へ合祀され現存しないが[2]、周辺商店街などに名を残している。
  • 1939年(昭和13年)4月27日王電熊ノ前停留場(おうでんくまのまえていりゅうじょう)に改称。
  • 時期不詳:熊野前停留場に改称。
  • 1942年昭和17年)2月1日:王子電気軌道の東京市への事業譲渡により、東京市電(現・東京都電車)の停留場となる。
    • 当時は当停留場が荒川線の起点であり、三ノ輪橋方面は三河島線であったが、後に三河島線は荒川線に統合された。
  • 2008年(平成20年)3月30日:日暮里・舎人ライナーの駅が開業[3][4]
  • 2017年(平成28年)3月26日:都電の停留場に副名称「首都大学東京荒川キャンパス前」(現:「東京都立大学荒川キャンパス前」)が設定される[5]

駅構造

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日暮里・舎人ライナー

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熊野前駅
くまのまえ
Kumanomae
NT 03 赤土小学校前 (0.7 km)
(0.6 km) 足立小台 NT 05
所在地 東京都荒川区東尾久三丁目37-6
北緯35度44分54.7秒 東経139度46分11.5秒 / 北緯35.748528度 東経139.769861度 / 35.748528; 139.769861 (日暮里・舎人ライナー 熊野前駅)
駅番号 NT04
所属事業者 東京都交通局
所属路線 日暮里・舎人ライナー
キロ程 2.4 km(日暮里起点)
電報略号 熊(駅名略称)
駅構造 高架駅[6]
ホーム 1面2線[6]
乗降人員
-統計年度-
[都交 1]8,259人/日
-2022年-
開業年月日 2008年平成20年)3月30日[3][4]
備考 無人駅[3]
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島式ホーム1面2線を持つ高架駅である[6]。尾久橋通りにある熊野前陸橋の東隣に位置する。足立小台方に非常用の渡り線がある。

のりば

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番線 路線 行先[7]
1 NT 日暮里・舎人ライナー 見沼代親水公園方面
2 日暮里方面

都電荒川線

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熊野前停留場
くまのまえ
Kumanomae
(東京都立大学荒川キャンパス前)
SA 08 東尾久三丁目 (0.6 km)
(0.4 km) 宮ノ前 SA 10
所在地 東京都荒川区東尾久
駅番号 SA09
所属事業者 東京都交通局
所属路線 都電荒川線(東京さくらトラム)
キロ程 3.1 km(三ノ輪橋起点)
電報略号 熊(駅名略称)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
3,923人/日
-2020年-
開業年月日 1913年大正2年)4月1日
備考 無人駅
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相対式ホーム2面2線の地上駅である。プラットホームは上りと下りで離れていて、尾久橋通りを挟んだ反対側にある。下りホームは道路上にある。

乗車ホーム 路線 方向 行先
北側 SA 都電荒川線
(東京さくらトラム)
上り 三ノ輪橋方面
南側 下り 早稲田方面

利用状況

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日暮里・舎人ライナーの開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降・乗車人員[9]
年度 1日平均
乗降人員[10]
1日平均
乗車人員[11]
出典
2007年(平成19年) [備考 1]4,608 [* 1]
2008年(平成20年) 5,793 2,991 [* 2]
2009年(平成21年) 6,761 3,471 [* 3]
2010年(平成22年) 7,110 3,642 [* 4]
2011年(平成23年) 7,073 3,619 [* 5]
2012年(平成24年) 7,011 3,596 [* 6]
2013年(平成25年) 7,433 3,814 [* 7]
2014年(平成26年) 7,870 4,028 [* 8]
2015年(平成27年) 8,467 4,336 [* 9]
2016年(平成28年) 8,934 4,575 [* 10]
2017年(平成29年) 9,532 4,868 [* 11]
2018年(平成30年) 9,722 4,968 [* 12]
2019年(令和元年) 9,677 4,949 [* 13]
2020年(令和02年) [都交 2]7,453 [都交 2]3,787
2021年(令和03年) [都交 3]7,874 [都交 3]3,998
2022年(令和04年) [都交 1]8,259 [都交 1]4,208
備考
  1. ^ 2008年3月30日開業。開業日から同年3月31日までの計2日間を集計したデータ[12]

駅周辺

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バス路線

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尾久橋通り上に存在する熊野前停留所が最寄りバス停である。

隣の駅

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東京都交通局
NT 日暮里・舎人ライナー
赤土小学校前駅 (NT 03) - 熊野前駅 (NT 04) - 足立小台駅 (NT 05)
SA 都電荒川線(東京さくらトラム)
東尾久三丁目停留場 (SA 08) - 熊野前停留場 (SA 09) - 宮ノ前停留場 (SA 10)

脚注

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出典

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  1. ^ a b 東京さくらトラム(都電荒川線)及び日暮里・舎人ライナーに「駅ナンバリング」を導入いたします』(PDF)(プレスリリース)東京都交通局、2017年11月16日。オリジナルの2019年1月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190119174432/https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2017/tdn_p_20171116_h_01.pdf2020年5月2日閲覧 
  2. ^ 鈴木亨『都電荒川線歴史散歩 (史跡をたずねて各駅停車シリーズ)』鷹書房弓プレス、1991年、220頁。ISBN 9784803403787 
  3. ^ a b c 東京都交通局100年史、p.588。
  4. ^ a b 日暮里・舎人ライナー開業予定日決定! 〜平成20年3月30日(日)〜』(プレスリリース)東京都建設局/東京都都市整備局/東京都地下鉄建設/東京都交通局、2007年10月1日。オリジナルの2007年10月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20071009053820/http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/others/2007/otr_p_200710011_h.html2020年5月2日閲覧 
  5. ^ 都電荒川線の停留場へ副名称を設定します』(プレスリリース)公立大学法人首都大学東京/荒川区/東京都交通局、2017年3月21日。オリジナルの2017年3月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20170322014210/http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/toden/2017/toden_p_201703216079_h.html2020年5月2日閲覧 
  6. ^ a b c 東京都交通局100年史、p.586。
  7. ^ 熊野前 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月7日閲覧。
  8. ^ 移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和2年度)” (PDF). 東京都交通局. p. 3. 2021年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月13日閲覧。
  9. ^ 数字で表す荒川区(区勢概要) - 荒川区
  10. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  11. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  12. ^ 東京都交通局100年史、p.722。
東京都統計年鑑
東京都交通局の1日平均利用客数
  1. ^ a b c d 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月4日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月5日閲覧
  2. ^ a b 令和2年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月4日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月5日閲覧
  3. ^ a b 令和3年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月4日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月5日閲覧

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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