獄医立花登手控え
『獄医立花登手控え』(ごくいたちばなのぼるてびかえ)は、藤沢周平による日本の時代小説連作短編集シリーズ。「青年獄医立花登」(せいねんごくいたちばなのぼる)と題して『小説現代』1979年1月号から1983年2月号に連載、改題して講談社より1980年から1983年にかけて全4巻が刊行された。叔父を頼り東北の小藩から江戸へやってきて伝馬町牢屋敷にて獄医を務めることとなった若い医師が、囚人たちにまつわる事件を得意の柔術と推理で次々に解決していく姿を描く[1]。
『立花登 青春手控え』(たちばなのぼる せいしゅんてびかえ)と題して1982年にNHK総合「水曜時代劇」にて中井貴一主演によりテレビドラマ化、『立花登青春手控え』(たちばなのぼるせいしゅんてびかえ)と題して2016年から2018年にNHK BSプレミアム「BS時代劇」にて溝端淳平主演によりリメイクされた[2][3]。
作品リスト
[編集]- 春秋の檻 獄医立花登手控え
-
- 雨上がり(初出:『小説現代』1979年1月号)
- 善人長屋(初出:『小説現代』1979年3月号)
- 女牢(初出:『小説現代』1979年5月号)
- 返り花(初出:『小説現代』1979年7月号)
- 風の道(初出:『小説現代』1979年9月号)
- 落葉降る(初出:『小説現代』1979年11月号)
- 牢破り(初出:『小説現代』1980年1月号)
- 風雪の檻 獄医立花登手控え2
-
- 老賊(初出:『小説現代』1980年4月号)
- 幻の女(初出:『小説現代』1980年8月号)
- 押し込み(初出:『小説現代』1980年9月号)
- 化粧する女(初出:『小説現代』1980年10月号)
- 処刑の日(初出:『小説現代』1980年12月号)
- 愛憎の檻 獄医立花登手控え3
-
- 秋風の女(初出:『小説現代』1981年1月号)
- 白い骨(初出:『小説現代』1981年2月号)
- みな殺し(初出:『小説現代』1981年5月号)
- 片割れ(初出:『小説現代』1981年7月号)
- 奈落のおあき(初出:『小説現代』1981年9月号)
- 影法師(初出:『小説現代』1982年1月号)
- 人間の檻 獄医立花登手控え4
-
- 戻って来た罪(初出:『小説現代』1982年4月号)
- 見張り(初出:『小説現代』1982年6月号)
- 待ち伏せ(初出:『小説現代』1982年8月号)
- 影の男(初出:『小説現代』1982年10月号)
- 女の部屋(初出:『小説現代』1983年1月号)
- 別れゆく季節(初出:『小説現代』1983年2月号)
あらすじ
[編集]東北の小藩出身の若い医師・立花登は、江戸で活躍するという叔父の医師・小牧玄庵に憧れて江戸へとやってくる。しかし、その叔父は実際には酒に溺れ妻の尻に敷かれた流行らない医者であり、居候した叔父の家では下男扱いで口やかましい叔母とその娘・ちえにこき使われ、さらに叔父が帰郷時に「幕府の御用にあずかる」と吹聴していた小伝馬町の獄医の仕事までも押し付けられることとなる。若き医師・登は、この獄医の仕事を通して出会う「訳あり」の囚人たちにまつわるさまざまな事件を、身につけた起倒流の柔術の妙技とあざやかな推理で次々に解決していく[1]。
書誌情報
[編集]単行本
[編集]- 春秋の檻 獄医立花登手控え(1980年6月、講談社、ISBN 978-4061306837)
- 風雪の檻 獄医立花登手控え2(1981年3月、講談社、ISBN 978-4061307452)
- 愛憎の檻 獄医立花登手控え3(1982年3月、講談社、ISBN 978-4061308312)
- 人間の檻 獄医立花登手控え4(1983年4月、講談社、ISBN 978-4062004442)
文庫本
[編集]講談社
[編集]- 春秋の檻 獄医立花登手控え(1)(1982年5月12日、講談社文庫、ISBN 978-4061317635)
- 風雪の檻 獄医立花登手控え(2)(1983年11月8日、講談社文庫、ISBN 978-4061831308)
- 愛憎の檻 獄医立花登手控え(3)(1984年11月7日、講談社文庫、ISBN 978-4061833869)
- 人間の檻 獄医立花登手控え(4)(1985年11月8日、講談社文庫、ISBN 978-4061836266)
- 新装版
- 新装版 春秋の檻 獄医立花登手控え(一)(2002年12月13日、講談社文庫、ISBN 978-4062735865)
- 新装版 風雪の檻 獄医立花登手控え(二)(2002年12月13日、講談社文庫、ISBN 978-4062735872)
- 新装版 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)(2002年12月13日、講談社文庫、ISBN 978-4062735889)
- 新装版 人間の檻 獄医立花登手控え(四)(2002年12月13日、講談社文庫、ISBN 978-4062735896)
文藝春秋
[編集]- 春秋の檻 獄医立花登手控え(一)(2017年03月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790812-6)
- 風雪の檻 獄医立花登手控え(二)(2017年03月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790813-3)
- 愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)(2017年04月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790834-8)
- 人間の檻 獄医立花登手控え(四)(2017年04月10日、文春文庫、ISBN 978-4-16-790835-5)
電子書籍
[編集]- 獄医立花登手控え 全4冊合本版(2014年12月12日配信、講談社、ISBN 978-4064214771)
関連書籍
[編集]テレビドラマ(1982年)
[編集]『立花登 青春手控え』(たちばなのぼる せいしゅんてびかえ)と題して、1982年4月14日から1982年9月29日までNHK総合テレビジョンで毎週水曜日20:00~20:50(JST)に放送された。全23話。主演を務めた中井貴一のテレビドラマデビュー作品である[5]。
時代劇専門チャンネルにて2007年1月15日から2月14日まで、また2007年9月15日から10月27日まで[注 1]再放送された。時代劇専門チャンネルにて2016年5月16日から6月15日まで、また6月28日から7月29日まで再放送された。
「人を知らずして医はその術を振るえず、心知らずして人はその道を歩めず。明日に向かって生きる青年医、立花登の青春事件帖」 — 冒頭ナレーション
スタッフ(1982年)
[編集]- 原作:藤沢周平『獄医立花登手控え』
- 脚本:福田善之、石松愛弘、神波史男、武末勝、大久保昌一良、丸山昇一、富田康明、奥田成二、市川靖、松島利昭、長田紀生、金子成人
- 演出:宮沢俊樹、加藤郁雄、佐藤幹夫、松橋隆、吉村文孝、若園昌己、竹内豊、田島照
- 音楽:坂田晃一
キャスト(1982年)
[編集]サブタイトル
[編集]各話 | サブタイトル | 放映年月日 | 脚本 | 演出 | ゲスト |
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第1話 | 雨上がり | 1982年4月14日 | 福田善之 | 宮沢俊樹 | 名取裕子、高岡健二、鹿内孝、安田洋子、草薙良一 |
第2話 | 女牢 | 1982年4月21日 | 石松愛弘 | 加藤郁雄 | 池上季実子、沢たまき、河原崎次郎、松山照夫、服部妙子、吉原正皓、木瓜みらい、監物房子 |
第3話 | 返り花 | 1982年4月28日 | 神波史男 | 佐藤幹夫 | 藤真利子、中山仁、高原駿雄、三谷昇、沼田曜一、志方亜紀子、森章二、陶隆司、曽川留三子、磯村千花子、杉崎昭彦 |
第4話 | 善人長屋 | 1982年5月5日 | 武末勝 | 松橋隆 | 壇まゆみ、山谷初男、金井大、渡辺とく子、今井和子、森下哲夫、平野稔 |
第5話 | 花一輪 | 1982年5月12日 | 大久保昌一良 | 宮沢俊樹 | 風吹ジュン、火野正平、待田京介、服部妙子、小田部通麿、野口元夫、荒瀬寛樹、成田次穂、三重街恒二、秋元めぐみ |
第6話 | 牢破り | 1982年5月19日 | 石松愛弘 | 加藤郁雄 | 土方弘、寄山弘、榎木兵衛、広田正光、大和撫子、赤木葉子 |
第7話 | 帰ってきた | 1982年5月26日 | 丸山昇一 | 佐藤幹夫 | 高橋幸治、中村伸郎、波乃久里子、十貫寺梅軒、曽田繁美、河原さぶ |
第8話 | わかれ道 | 1982年6月2日 | 富田康明 奥田成二 | 宮沢俊樹 | 谷村昌彦、原康義、河西健司、賀田裕子 |
第9話 | 男の約束 | 1982年6月9日 | 市川靖 | 松橋隆 | 石橋正次、三浦リカ、斉藤洋介、上田忠好、江角英、益富信孝、加地健太郎、池田武志、大阪憲 |
第10話 | 遠方より来る | 1982年6月16日 | 富田康明 松島利昭 | 宮沢俊樹 | 入川保則、高桐真、山口美也子 |
第11話 | 武士の灯 | 1982年6月23日 | 丸山昇一 | 佐藤幹夫 | 遠藤征慈、あき竹城、早田文次、吉村奈見子、山本寛之 |
第12話 | 幻の女 | 1982年6月30日 | 大久保昌一良 | 加藤郁雄 | 東てる美、綿引勝彦、大谷朗、諸角憲一、田村元治 |
第13話 | 贈り物 | 1982年7月7日 | 長田紀生 | 松橋隆 | 日下武史、野川由美子、田武謙三、絵沢萌子、飯塚雅弓、藤木敬士、久保晶 |
第14話 | 何処へ | 1982年7月14日 | 大久保昌一良 | 吉村文孝 | 萩尾みどり、渡辺雅子、村野武範、早川勝也、福田豊土、千葉繁 |
第15話 | 奈落の夕顔 | 1982年7月21日 | 長田紀生 | 宮沢俊樹 | 村井国夫、真行寺君枝、真田健一郎、増田順司、林佳子、翁家さん馬 |
第16話 | ならず者 | 1982年7月28日 | 金子成人 | 若園昌己 | ジョニー大倉、紺野美沙子、菅野忠彦、木村有里、大口広司、坂田祥一朗 |
第17話 | ちゃん | 1982年8月4日 | 松島利昭 | 竹内豊 | 小林稔侍、赤座美代子、林泰文、大島宇三郎、柳谷寛、西村淳二、和沢昌治、逸見慶子、長尾豪二郎 |
第18話 | あばよ | 1982年8月18日 | 丸山昇一 | 松橋隆 | 山田辰夫、中村れい子、長塚京三、冨田浩太郎 |
第19話 | 哀しみの罠 | 1982年8月25日 | 石松愛弘 | 田島照 | 木村理恵、角野卓造、金田龍之介、武内文平、谷口香、中島元、穂高稔、戸沢佑介、多田幸男、西川多恵子 |
第20話 | しぐれみち | 1982年9月1日 | 福田善之 大久保昌一良 | 佐藤幹夫 | 辰巳柳太郎、峰岸徹、島村佳江、水島美奈子、内山森彦、北城真記子、松野真由子 |
第21話 | 影の中の女 | 1982年9月8日 | 長田紀生 | 吉村文孝 | 片桐夕子、新田昌玄、粟津號、平泉征、保科三良、姫ゆり子、内田直哉、陶隆司、信実一徳、安田洋子、岡田和子、服部多香子、本庄和子、秋田ひで子 |
第22話 | めざめ | 1982年9月22日 | 金子成人 | 松橋隆 | 冷泉公裕、織本順吉、樋浦勉、及川ヒロオ、山西道広、倉石一旺、三遊亭遊三、三遊亭遊吉、岸本功、桐原史雄、松田章、渡辺哲、桑原一人、今井耐介、風中臣、深沢猛 |
第23話 | 旅立ち | 1982年9月29日 | 長田紀生 | 佐藤幹夫 | 金田賢一、牛原千恵、渥美国泰、趙方豪、五月晴子 |
関連商品(1982年)
[編集]DVD
[編集]- 立花登 青春手控え 選集 一(2006年11月24日発売、NHKエンタープライズ、NSDS-10429)
- 第1話「雨上がり」、第5話「花一輪」、第7話「帰ってきた」収録
- 立花登 青春手控え 選集 二(2006年11月24日発売、NHKエンタープライズ、NSDS-10430)
- 第10話「遠方より来る」、第11話「武士の灯」、第14話「何処へ」収録
- 立花登 青春手控え 選集 三(2006年11月24日発売、NHKエンタープライズ、NSDS-10431)
- 第15話「奈落の夕顔」、第16話「ならず者」、第18話「あばよ」収録
- 立花登 青春手控え 選集 四(2006年11月24日発売、NHKエンタープライズ、NSDS-10432)
- 第20話「しぐれみち」、第22話「めざめ」、第23話「旅立ち」収録
- 立花登 青春手控え 選集 DVD-BOX 全4枚セット(2006年11月24日発売、NHKエンタープライズ、NSDX-10433)
NHK総合 水曜20時台 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
立花登 青春手控え |
テレビドラマ(2016年)
[編集]立花登青春手控え | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
原作 | 藤沢周平 『春秋の檻』『風雪の檻』(第1シリーズ) 『風雪の檻』『愛憎の檻』『人間の檻』(第2シリーズ) 『闇の穴』より「閉ざされた口」(スペシャル) |
脚本 | 古田求 田村惠 小林政広 |
演出 | 山下智彦 服部大二 真鍋斎 前原康貴 |
出演者 | 溝端淳平 平祐奈 宮崎美子 マキタスポーツ 正名僕蔵 波岡一喜 鷲尾真知子 石黒賢 古谷一行 |
ナレーター | 篠田三郎 |
音楽 | 羽岡佳 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作 | NHKエンタープライズ |
製作 | NHK 松竹 |
放送 | |
放送チャンネル | NHK BSプレミアム |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
立花登青春手控え | |
プロデューサー | 真鍋斎(NHKエンタープライズ) 原林麻奈(NHK) 原克子(松竹) |
出演者 | 高畑裕太 |
放送期間 | 2016年5月13日 - 7月1日 |
放送時間 | 金曜 20:00 - 20:43 |
放送枠 | BS時代劇 |
放送分 | 43分 |
回数 | 8 |
公式サイト | |
立花登青春手控え2 | |
プロデューサー | 原克子(松竹) 吉永証(NHKエンタープライズ) 山本敏彦(NHK) |
出演者 | 渡辺佑太朗 |
放送期間 | 2017年4月7日 - 5月26日 |
放送時間 | 金曜 20:00 - 20:43 |
放送枠 | BS時代劇 |
放送分 | 43分 |
回数 | 8 |
公式サイト | |
立花登青春手控え3 | |
プロデューサー | 原克子(松竹) 後藤高久(NHKエンタープライズ) 土屋勝裕(NHK) |
出演者 | 渡辺佑太朗 |
放送期間 | 2018年11月9日 - 12月21日 |
放送時間 | 金曜 20:00 - 20:43 |
放送枠 | BS時代劇 |
放送分 | 43分 |
回数 | 7 |
公式サイト | |
立花登青春手控えスペシャル | |
プロデューサー | 原克子(松竹) 真鍋斎(NHKエンタープライズ) 吉永証(NHK) |
放送期間 | 2020年1月3日 |
放送時間 | 金曜 19:30 - 20:59 |
放送枠 | BS新春時代劇 |
放送分 | 89分 |
回数 | 1 |
『立花登青春手控え』(たちばなのぼるせいしゅんてびかえ)と題して、NHK BSプレミアム「BS時代劇」にて2016年5月13日から7月1日まで放送された。連続8回[2][3]。
続編となる『立花登青春手控え2』(たちばなのぼるせいしゅんてびかえ2)が同枠にて2017年4月7日から5月26日まで放送された。連続8回[6]。シリーズ最終章となる『立花登青春手控え3』(たちばなのぼるせいしゅんてびかえ3)が同枠にて2018年11月9日から12月21日まで放送された。連続7回[7]。
『立花登青春手控えスペシャル』(たちばなのぼるせいしゅんてびかえスペシャル)が、NHK BSプレミアム「BS新春時代劇」にて2020年1月3日の19時30分から20時59分に放送。原作は藤沢周平の『闇の穴』より「閉ざされた口」[8]。
企画・制作
[編集]34年前の中井貴一主演による同名作品のリメイクであり、主演の溝端淳平は本作にて本格時代劇ドラマ初出演にして初主演を務めた[9][10]。前作に登の従妹・ちえ役で出演した宮崎美子が本作ではちえの母・松江役を演じた[11]。また、前作に同心の平塚源太郎役で出演した篠田三郎が本作では語りを担当した。
撮影は松竹撮影所と東映京都撮影所の両方にて、松竹、東映の混成チームによるスタッフで行われた。松竹作品を東映京都撮影所で撮影するのは時代劇の歴史上初となった[注 2][12]。
キャスト(2016年)
[編集]主要人物
[編集]- 立花登 - 溝端淳平
- 小牧玄庵 - 古谷一行
- 松江 - 宮崎美子
- ちえ - 平祐奈
- きよ - 鷲尾真知子
- 藤吉 - 石黒賢
- 直蔵 - 波岡一喜
- 平塚平志郎 - マキタスポーツ
- 土橋桂順 - 正名僕蔵
- なを - 音無美紀子(第1シリーズ)
- 新谷弥助 - 高畑裕太(第1シリーズ)
- 久坂道乃丞 - 渡辺佑太朗(第2、3シリーズ、スペシャル)[13]
その他
[編集]- 鴨井左仲 - 峰蘭太郎
- 園井 - 石志望
- おせん - 園英子
- おぬい - 星野美恵子(第1シリーズ)
- 万平 - みのすけ(第1、第2シリーズ)
- あき - 木下美咲(第1シリーズ、第2シリーズ 第1回)
- みき - 眞木めい(第1シリーズ、第2シリーズ 最終回)
- 仁兵衛 - 谷口高史(第2シリーズ)
- 水野徳次郎 - 山岸門人(第2、第3シリーズ)
- おあき - 樋井明日香(第3シリーズ、スペシャル)
ゲスト
[編集]第1シリーズ
[編集]- 第1回「雨上がり」
- 第2回「善人長屋」
- 第3回「女牢(おんなろう)」
- 第4回「返り花」
- 第5回「老賊」
- 第6回「風の道」
- 第7回「落葉降る」
- 最終回「牢(ろう)破り」
第2シリーズ
[編集]- 第1回「片割れ」
- 第2回「幻の女」
- 第3回「化粧する女」
- 第4回「押し込み」
- 第5回「みな殺し」
- 第6回「見張り」
- 第7回「待ち伏せ」
- 最終回「処刑の日」
第3シリーズ
[編集]- 第1回「奈落のおあき」
- 第2回「秋風の女」
- 第3回「白い骨」
- 第4回「影法師」
- 第5回「影の男」
- 第6回「女の部屋」
- 最終回「別れゆく季節」
スペシャル
[編集]スタッフ(2016年)
[編集]- 語り - 篠田三郎
- 原作 - 藤沢周平『春秋の檻』『風雪の檻』(第1シリーズ)『風雪の檻』『愛憎の檻』『人間の檻』(第2シリーズ)『愛憎の檻』『人間の檻』(第3シリーズ)
- 脚本 - 古田求、田村惠、小林政広
- 音楽 - 羽岡佳
- 制作統括 - 真鍋斎(NHKエンタープライズ)、原林麻奈(NHK)、原克子(松竹)
- 演出 - 山下智彦、服部大二、真鍋斎、前原康貴
- 制作 - NHKエンタープライズ
- 制作・著作 - NHK、松竹
放送日程
[編集]- 第1シリーズ
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 第1回 2016年 5月13日雨上がり 春秋の檻 獄医立花登手控え 古田求 山下智彦 第2回 5月20日 善人長屋 田村惠 第3回 5月27日 女牢(おんなろう) 古田求 服部大二 第4回 6月 3日 返り花 第5回 6月10日 老賊 風雪の檻 獄医立花登手控え 小林政広 真鍋斎 第6回 6月17日 風の道 春秋の檻 獄医立花登手控え 田村惠 第7回 6月24日 落葉降る 古田求 前原康貴 最終回 7月 1日 牢(ろう)破り 山下智彦
- 第2シリーズ
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 第1回 2017年 4月 7日片割れ 愛憎の檻 獄医立花登手控え 古田求 山下智彦 第2回 4月14日 幻の女 風雪の檻 獄医立花登手控え 服部大二 第3回 4月21日 化粧する女 小林政広 第4回 4月28日 押し込み 田村惠 山下智彦 第5回 5月 5日 みな殺し 愛憎の檻 獄医立花登手控え 第6回 5月12日 見張り 人間の檻 獄医立花登手控え 古田求 前原康貴 第7回 5月19日 待ち伏せ 小林政広 服部大二 最終回 5月26日 処刑の日 風雪の檻 獄医立花登手控え 古田求 山下智彦
- 第3シリーズ
各話 放送日 サブタイトル 原作 脚本 演出 第1回 2018年11月 9日奈落のおあき 愛憎の檻 獄医立花登手控え 古田求 山下智彦 第2回 11月16日 秋風の女 服部大二 第3回 11月23日 白い骨 小林政広 第4回 11月30日 影法師 田村恵 前原康貴 第5回 12月 7日影の男 人間の檻 獄医立花登手控え 古田求 第6回 12月14日 女の部屋 小林政広 山下智彦 最終回 12月21日 別れゆく季節 古田求
- スペシャル
放送日 原作 脚本 演出 2020年 1月 3日「闇の穴」より「閉ざされた口」 古田求 山下智彦
関連商品(2016年)
[編集]CD
[編集]- 羽岡佳 NHK BS時代劇「立花登青春手控え」オリジナルサウンドトラック(2016年6月29日発売、クリーク)
NHK BSプレミアム BS時代劇 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
最後の忠臣蔵(アンコール) (2016年4月1日 - 5月6日) | 立花登青春手控え (2016年5月13日 - 7月1日) | 伝七捕物帳 (2016年7月15日 - 9月9日) |
五瓣の椿(アンコール) (2017年3月3日 - 3月31日) | 立花登青春手控え2 (2017年4月7日 - 5月26日) | 伝七捕物帳(アンコール) (2017年6月2日 - 7月28日) |
雲霧仁左衛門4 (2018年9月7日 - 10月20日) | 立花登青春手控え3 (2018年11月9日 - 12月21日) | 小吉の女房 (2019年1月11日 - 3月1日) |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b 堀田純司 (2015年10月26日). “青春の物語だからといって、成長物語とは限らない。安定が稀少な価値となった現代で、ますます愛される若き医師の物語 『新装版 春秋の檻 獄医立花登手控え』(藤沢周平)”. 今日のおすすめ(コミック/書籍). 講談社BOOK倶楽部. 2016年3月10日閲覧。
- ^ a b “藤沢周平原作「立花登青春手控え」制作開始!”. ドラマトピックスブログ. NHK ONLINE (2016年3月7日). 2016年3月7日閲覧。
- ^ a b “藤沢周平原作の“伝説の時代劇”がよみがえる!♢BS時代劇「立花登青春手控え」”. NHK_PR. NHK ONLINE (2016年3月7日). 2016年3月7日閲覧。
- ^ “週刊藤沢周平の世界 12号”. 分冊百科. 朝日新聞出版. 2016年5月18日閲覧。
- ^ 中井貴一(インタビュアー:松田秀彦)「インタビュー<日曜のヒーロー> ■第345回 中井貴一 オヤジ、38歳から生きるのも大変だよ」『日刊スポーツ』、2003年1月12日 。2016年3月7日閲覧。
- ^ “藤沢周平原作 『立花登青春手控え2』制作開始!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2016年12月26日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “溝端淳平さん主演『立花登青春手控え3』シリーズ最終章制作開始!”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2018年7月11日). 2018年7月11日閲覧。
- ^ “溝端淳平さん主演『立花登青春手控えスペシャル』制作開始!”. NHKドラマ. ドラマトピックス. 日本放送協会 (2019年7月2日). 2019年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月12日閲覧。
- ^ “溝端淳平が藤沢周平原作の連続ドラマ「立花登青春手控え」で時代劇に初挑戦!”. インターネットTVガイド (東京ニュース通信社). (2016年3月11日) 2016年3月19日閲覧。
- ^ “溝端淳平、本格時代劇初主演 ジュノンGPから10年で芽生えた覚悟”. ORICON STYLE (オリコン). (2016年3月10日) 2016年3月10日閲覧。
- ^ “宮崎美子 34年ぶり出演にしみじみ「こういう巡り合わせあるんだ」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年5月2日) 2016年5月15日閲覧。
- ^ “溝端淳平Specialインタビュー”. 『藤沢周平「獄医立花登手控え」』特設ページ. 講談社文庫. 2016年7月1日閲覧。
- ^ “NHK BS時代劇「立花登 青春手控え2」にレギュラー出演!”. NEWS. ソニー・ミュージックアーティスツ (2017年1月5日). 2017年3月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 時代劇シリーズ「立花登 青春手控え」 - NHKドラマ
- 立花登 青春手控え - 時代劇専門チャンネル 藤沢周平劇場
- 立花登青春手控え - ウェイバックマシン(2016年5月2日アーカイブ分) - NHK BS時代劇
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