総体革命(そうたいかくめい)は、宗教団体創価学会が1960年代以降に採用した無血革命路線[1]。
司法、行政、外交、経済、教育、マスコミなど各分野に、創価学会員を送り込み、情報収集、権力掌握に努め、公明党が政権を掌握した暁には、その国家機構を支えるという、創価学会が社会を支配する為の無血革命の計画群の総称である[2]。
なお、創価学会として公式に発表したものではない為、新潮文庫をはじめとするメディアが元創価学会員であり、創価学会に対するヘイト活動を展開している乙骨正生氏が造った造語であるという見識もある。
警察への浸透方法として警部や警部補などの現場の指揮者を会員で占める構想が語られ、1995年に民社党元委員長の大内啓伍が警察関係者から警視庁には創価学会員の警察官が4000人いると聞かされたと証言している[3]。
自衛隊も創価学会員が多いとされ、2014年時点で1佐を筆頭に陸・海・空で幹部自衛官に創価大学出身者が増えてきたとの証言もある[4]。
創価学会学生部に法学委員会という部門を設置し、会員から判事・検事・弁護士の法曹三者、キャリア官僚、外交官、公認会計士らを大勢誕生させる特別プロジェクトを行い、大勢の創価学会員法曹・キャリア官僚・公認会計士を輩出する事に成功しており、信田昌男のように地検のトップである検事正にまで登り詰める会員も出ている[4][5]。
公明党が自民党と連立政権を組んで以降、国土交通大臣を長期間に渡って公明党から輩出しており[6][7]、学会票がなければ当選できない自民党国会議員が100人以上いると言われるまでになり、国会運営に対して非常に強力な影響力を有しており[8][9]、創価学会との太いパイプが政治力の源泉とされる菅義偉が内閣総理大臣に就任し、内閣(行政府)に対しても間接的に強力な影響力を有する時代も迎え[10]、総体革命路線は成就したと形容しても過言でない状況を迎えている。
- ^ 寺田喜朗 「日本会議と創価学会」『現代宗教2017』2017年、p.101-125 ISSN 2188-4471
- ^ “世紀の特ダネ!? 「AERAムック」に池田大作・創価学会名誉会長からのメッセージ(全文)”. デイリー新潮 (2018年4月13日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “特集/警察の創価学会汚染 創価学会との癒着は警察の汚点 ―学会員警察官の問題行動も多発 乙骨正生(ジャーナリスト)”. 2004年9月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月20日閲覧。
- ^ a b “【解散総選挙】自衛官は次世代の党に期待!?「公明党を与党から追い出してくれ」 - デイリーニュースオンライン”. dailynewsonline.jp (2014年12月1日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “教化学研究 自自公政権をあやつる創価学会|日蓮宗 現代宗教研究所”. genshu.nichiren.or.jp. 2024年8月20日閲覧。
- ^ “読む政治:10年以上「指定席」 公明が国交相ポストにこだわるワケ”. 毎日新聞. 2024年8月20日閲覧。
- ^ “巨大利権官庁が「公明指定席」のわけ 【政界Web】:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2024年8月20日閲覧。
- ^ 赤坂太郎. “「100人以上は公明票がなければ当選できない」岸田自民を揺さぶる創価学会の“喧嘩屋””. 文春オンライン. 2024年8月20日閲覧。
- ^ “「創価学会票がなくても当選できますか」 公明党との分裂で渦中にいる自民党関係者を直撃 “本心”を聞いた”. AERA dot. (アエラドット) (2023年6月3日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “菅首相、大豹変して築いた「創価学会」との太い絆 初の衆院選で行った熾烈な反創価学会キャンペーン | JBpress (ジェイビープレス)”. JBpress(日本ビジネスプレス). 2024年8月20日閲覧。
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歴代会長・著名な幹部 |
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名誉会長 | 池田大作(1979.4.24-2023.11.15) |
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歴代会長 | 三代会長 | 牧口常三郎(初代:1930.11.18-1944.11.18) - 戸田城聖(2代:1951.5.3-1958.4.2) - 池田大作(3代:1960.5.3-1979.4.24) |
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その他 | 北条浩(4代:1979.4.24-1981.7.18) - 秋谷栄之助(5代:1981.7.18-2006.11.9) - 原田稔(6代:2006.11.9-) |
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会長代行 | |
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総務 | |
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歴代理事長(兼宗教法人代表役員) | |
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前身・関連団体・埋葬施設・教育機関・関連企業 |
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前身 | |
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関連団体 | |
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埋葬施設 | 墓地公園・墓苑 | 戸田記念墓地公園 - 東北池田記念墓地公園 - みちのく池田記念墓地公園 - ひたち平和記念墓地公園 - 富士桜自然墓地公園 - 中部池田記念墓地公園 - 関西池田記念墓地公園 - 中国平和記念墓地公園 - 山光平和記念墓地公園 - 四国池田記念墓地公園 - 九州池田記念墓地公園 - 沖縄平和記念墓地公園 - はるな平和墓苑 - 牧口記念墓地公園 |
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納骨堂 | 長期収蔵型 | 東北十和田多宝納骨堂 - 富士桜多宝納骨堂 - 中部多宝納骨堂 - 関西白浜平和納骨堂 - 九州多宝納骨堂 - はるな平和納骨堂 |
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永久収蔵型 | 戸田常楽納骨堂 - 東北常楽納骨堂 - みちのく常楽納骨堂 - ひたち常楽納骨堂 - 富士桜常楽納骨堂 - 中部常楽納骨堂 - 北陸常楽納骨堂 - 関西常楽納骨堂 - 中国常楽納骨堂 - 山光常楽納骨堂 - 四国常楽納骨堂 - 福岡常楽納骨堂 - 九州常楽納骨堂 - 沖縄常楽納骨堂 - はるな常楽納骨堂 |
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教育機関 | |
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関連企業 | 潮出版社 - 第三文明社 - シナノ企画 - 鳳書院 - 東西哲学書院 - 東弘 - 日本図書輸送 - 日栄(日本図書輸送) - 日光警備保障 - 信濃施設管理 - 創造社 - 栄光建設 - 富士白蓮社 - 金剛堂 |
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組織体制 |
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年齢別(基本組織) | 多宝会1 - 壮年部 - 女性部(旧・婦人部及び女子部) - 青年部(男子部 - 学生部 - 女子学生部 - 未来部 - 高等部 - 中等部 - 少年少女部) |
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人材育成・職業別グループ 太字:活動内容など [ ]内:組織員の職業など | 壮年部 | 王城会(会場警備) - 輪廻会(最高幹部の参加する会合での会場設営) - 守る会2(会館清掃) - 桂冠勇勝会 [男性理美容師] |
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女性部 (旧・婦人部) | 香城会(会場整理および受付) - 白樺会 [女性看護師] - 華峯会 [理美容師、エステティシャン、ネイリストなど美容関係に従事する婦人部] |
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青年部 | 男子部 | 創価班(会場および駐車場整理、前身は「輸送班」) - 金城会(最高幹部警護) - 牙城会(会館警備) - サテライトグループ3(衛星中継設営) - 水滸会(幹部男子部員育成) - 桂冠会 [男性理美容師] |
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女性部 | 白蓮グループ(会場整理および受付) - 華冠グループ [理美容師、エステティシャン、ネイリストなど美容関係に従事する女子部] - 白樺グループ [女性看護師] - シャイニンググループ [10代女子部員] - 池田華陽会(幹部女子部員育成) - 翼の会 [女性キャビンアテンダント] |
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学生部 | 21世紀伸一会(首都圏における幹部候補生育成) - 大学会 [男子および女子学生] - 院生会議(討論活動) |
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ドクター部 | |
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芸術部 | |
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その他 | 人材育成G | 設営グループ4(会場設営) - 21世紀使命会(未来部育成) - 一日会館長(臨時会館運営) |
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職業別G | 白雲会 [調理師] - 波濤会 [海外航路に従事する男子部および壮年部] |
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障害者関係 | 自由グループ [身体障害者] - 妙信会 [聴覚障害者] - 自在会 [視覚障害者] - 光彩会 [手話通訳者] |
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音楽関係 | 音楽隊(創価グロリア吹奏楽団 - 創価ルネサンスバンガード - 関西吹奏楽団) - 鼓笛隊(創価グランエスペランサ - 創価シャイニングスピリッツ) - 合唱団(しなの合唱団 - 創価合唱団 - 白ゆり合唱団) |
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分野別 | 文化本部 | |
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教育本部 | 学校教育部 - 幼児・家庭教育部 - 社会教育・教育相談部 |
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国際本部 | 国際部 - 通訳・翻訳部 - 国際ボランティア部 - 国際交流部 - 在日外国人部 |
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社会本部 | |
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地域本部 | |
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その他 | |
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※関連カテゴリはCategory:創価学会の人材育成・職業別グループ - 1 東京では「多寿会」、関西では「錦宝会」と呼称する。
- 2 壮年部だけでなく、女性部(旧・婦人部)などのほかの部も参加する。
- 3 関西では「文化班」と呼称する。
- 4 東京では「光栄会」、関西では「鉄人会」と呼称する。
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出版物・提供番組 |
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出版物 | 御書 | 日蓮大聖人御書全集(1952年-2021年) - 日蓮大聖人御書全集 新版(2021年-) |
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小説 | |
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機関紙 | |
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雑誌 | 大白蓮華 - グラフSGI - 潮 - 第三文明 - 灯台 - パンプキン - SGI Quarterly |
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提供番組 括弧内:番組製作ラジオ局またはテレビ局など | |
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カテゴリ |