1871年
千年紀: | 2千年紀 |
---|---|
世紀: | 18世紀 - 19世紀 - 20世紀 |
十年紀: | 1850年代 1860年代 1870年代 1880年代 1890年代 |
年: | 1868年 1869年 1870年 1871年 1872年 1873年 1874年 |
1871年(1871 ねん)は、西暦(グレゴリオ暦)による、日曜日から始まる平年。 この年にドイツが統一されたため、世界史の大きな転換点となった。
他の紀年法
[編集]- 干支:辛未
- 日本(天保暦)
- 清:同治9年11月11日 - 同治10年11月20日
- 朝鮮
- 阮朝(ベトナム):嗣徳23年11月11日 - 嗣徳24年11月20日
- 仏滅紀元:2413年 - 2414年
- イスラム暦:1287年10月8日 - 1288年10月18日
- ユダヤ暦:5631年4月8日 - 5632年4月19日
- 修正ユリウス日(MJD):4428 - 4792
- リリウス日(LD):105269 - 105633
※皇紀は、太陽暦採用と共に1873年に施行された。
※檀紀は、大韓民国で1948年9月25日に法的根拠を与えられたが、1961年年号廃止の法令を制定に伴い、1962年1月1日からは公式な場での使用禁止。
カレンダー
[編集]できごと
[編集]1月
[編集]- 1月5日 - 普仏戦争: パリ砲撃開始
- 1月18日 - 普仏戦争: ヴェルサイユ宮殿でヴィルヘルム1世がドイツ皇帝に即位(ドイツ帝国成立)
- 1月26日 - イングランドで世界初のラグビーフットボール協会が設立[1]。
- 1月28日(明治3年12月8日)
- 普仏戦争: パリ陥落、休戦協定
- 横浜毎日新聞創刊(日本初の日本語日刊新聞)
2月
[編集]3月
[編集]- 3月18日 - 全米プロ野球選手協会設立
- 3月28日 - パリ・コミューンの成立宣言
- 3月29日 - ロイヤル・アルバート・ホール開場
4月
[編集]- 4月11日(明治4年2月22日) - 御親兵勅令
- 4月16日 - ドイツ帝国でユダヤ人が公民権を得る
- 4月17日(明治4年2月28日) - 御親兵編成
- 4月20日(明治4年3月1日) - 東京・京都・大阪に郵便役所(現在の郵便局)を設置し業務を開始
5月
[編集]- 5月4日 - 米国でプロ野球リーグ最初の試合開催
- 5月10日 - 普仏戦争: フランクフルト講和条約締結
- 5月21日 - フランス政府軍、パリ市内に入りコミューンを弾圧(「血の1週間」)
- 5月28日 - パリ・コミューンが崩壊
6月
[編集]7月
[編集]- 7月20日 - ブリティッシュコロンビアが自治領カナダに加盟
8月
[編集]9月
[編集]- 9月2日(明治4年7月18日) - 湯島聖堂内に文部省設置
- 9月11日(明治4年7月27日) - 民部省廃止(大蔵省に吸収)
- 9月12日(明治4年7月28日) - 兵部省海軍部に水路局を設置。(水路記念日)
- 9月13日(明治4年7月29日)
- 9月17日 - アルプス山脈のフレジュス鉄道トンネルが開通
- 9月23日(明治4年8月9日) - 散髪脱刀令布告
- 9月28日 - ブラジルで奴隷の子供の解放を目的とした新生児自由法が制定。
10月
[編集]- 10月2日(明治4年8月18日) - 東京鎮台設置
- 10月8日 - 米国シカゴで大火( - 10月11日)
- 10月12日(明治4年8月28日) - 穢多非人の称廃止
- 10月22日(明治4年9月9日) - 東京府で午砲が始る
11月
[編集]12月
[編集]- 12月5日(明治4年10月23日) - 東京で邏卒を新置
- 12月6日(明治4年10月24日) - 東京・長崎間に電信が架設
- 12月8日(明治4年10月26日) - スリエ曲馬団公演(サーカスの日)
- 12月8日(明治4年11月8日) - 台湾に漂着した琉球島民54人が現地人に殺害される宮古島島民遭難事件が起こる。
- 12月10日(明治4年10月28日) - 普化宗を廃止
- 12月21日(明治4年11月10日) - 東京招魂社に燈台が設置
- 12月23日(明治4年11月12日) - 岩倉具視ら107名が欧米に派遣される(岩倉使節団)
- 12月24日 - ヴェルディ歌劇「アイーダ」初演(カイロ)
- 12月25日(明治4年11月14日) - 新橋停車場完成(リチャード・ブリジェンス設計)
日付不詳
[編集]誕生
[編集]→「Category:1871年生」も参照
1月
[編集]- 1月15日(明治3年11月25日) - 堺利彦、思想家・作家(+ 1933年)
- 1月20日 - ニコラス・タルコフ、画家(+ 1930年)
- 1月23日(明治3年12月3日) - 宮崎滔天、革命家・浪曲師(+ 1922年)
- 1月23日?-グリゴリー・ラスプーチン、農民・祈祷僧(+1916年)
2月
[編集]- 2月7日(明治3年12月18日) - 志賀潔、細菌学者(+ 1957年)
- 2月7日(明治3年12月18日)- 戸川秋骨、評論家・英文学者(+ 1939年)
- 2月28日(明治4年1月10日) - 高山樗牛、評論家(+ 1902年)
- 2月28日(明治4年1月10日) - 島村抱月、劇作家(+ 1919年)
3月
[編集]- 3月19日(明治4年1月29日) - 小金井喜美子、翻訳家(+ 1956年)
- 3月20日 - ジョー・マクギニティ、メジャーリーガー(+ 1929年)
- 3月25日 - イーゴリ・グラーバリ、画家・美術修復家(+ 1960年)
- 3月27日 - ハインリヒ・マン、ドイツの作家(+ 1950年)
- 3月28日 - ウィレム・メンゲルベルク、指揮者(+ 1951年)
- 3月30日(明治4年2月17日) - 小野塚喜平次、政治学者(+ 1944年)
4月
[編集]- 4月10日(明治4年2月2日) - 横山源之助、ジャーナリスト(+ 1915年)
- 4月16日 - ジョン・ミリントン・シング、詩人・作家・民俗文化研究者(+ 1909年)
- 4月29日(明治4年3月10日) - 吉岡彌生、教育者・医師(+ 1959年)
5月
[編集]6月
[編集]7月
[編集]- 7月10日 - マルセル・プルースト、小説家(+ 1922年)
- 7月17日 - リオネル・ファイニンガー、画家(+ 1956年)
- 7月18日 - ジャコモ・バッラ、画家(+ 1958年)
- 7月23日(明治4年6月6日)- 牧口常三郎、教育者・地理学者・宗教家(+ 1944年)
8月
[編集]- 8月14日(同治10年6月28日)- 光緒帝、清朝第11代皇帝(+ 1908年)
- 8月19日 - オーヴィル・ライト、発明家、ライト兄弟の弟(+ 1948年)
- 8月19日 - 金輔鉉、朝鮮民主主義人民共和国の金日成国家主席の祖父 (+ 1955年)
- 8月30日 - アーネスト・ラザフォード、物理学者(+ 1937年)
- 8月30日(明治4年7月15日) - 国木田独歩、小説家(+ 1908年)
9月
[編集]- 9月2日(明治4年7月18日) - 川上貞奴、女優(+ 1946年)
- 9月15日(明治4年8月1日) - 安藤広太郎、農政家・農学者(+ 1958年)
- 9月22日 - モンタギュー・ノーマン、銀行家・枢密顧問官(+ 1950年)
- 9月23日 - フランティセック・クプカ、画家(+ 1957年)
10月
[編集]- 10月2日 - コーデル・ハル、アメリカ合衆国国務長官(+ 1955年)
- 10月15日(明治4年9月2日) - 高野岩三郎、社会統計学者・社会運動家(+ 1949年)
- 10月16日 - アドルフ・ビアラン、チェリスト・作曲家(+ 1916年)
- 10月19日 - ウォルター・B・キャノン、生理学者(+ 1945年)
- 10月25日 - マーティ・バーゲン、メジャーリーガー(+ 1900年)
11月
[編集]- 11月1日 - スティーヴン・クレイン、小説家(+ 1900年)
- 11月5日(明治4年9月23日) -幸徳秋水、社会主義者(+ 1911年)
- 11月20日 - ウィリアム・ヒアド・キルパトリック、教育学者(+ 1965年)
12月
[編集]- 12月5日(明治4年10月23日) - 土井晩翠、詩人(+ 1952年)
- 12月9日 - ジョー・ケリー、メジャーリーガー(+ 1943年)
- 12月13日 - エミリー・カー、芸術家・作家(+ 1945年)
- 12月14日 - アウグスト・フォン・ハイエク、医師・植物学者(+ 1928年)
- 12月27日 - ニコライ・パニン、フィギュアスケート選手(+ 1956年)
- 12月31日(明治4年11月20日) - 深井英五、財界人(+ 1945年)
死去
[編集]→「Category:1871年没」も参照
1月
[編集]- 1月8日 - ホセ・トリニダード・カバナス、ホンジュラスの将軍、大統領、国家の英雄(* 1805年)
2月
[編集]- 2月17日(明治3年12月28日) - 雲井龍雄、志士、米沢藩士(* 1844年)
- 2月20日(明治4年1月2日) - 伊東玄朴、医師(* 1800年)
- 2月24日 - ユリウス・ワイスバッハ、数学者・工学者(* 1806年)
- 2月27日(明治4年1月9日) - 広沢真臣、長州藩士・政治家(* 1833年)
3月
[編集]4月
[編集]4月7日 - ウェールズ王子アレクサンダー・ジョホン(* 4月6日、夭折)
5月
[編集]- 5月17日 (明治4年3月28日) - 毛利敬親、第13代長州藩主
6月
[編集]7月
[編集]- 7月15日 - タッド・リンカーン、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの四男(* 1853年)
- 7月17日 - カール・タウジヒ、ピアニスト(* 1841年)
8月
[編集]9月
[編集]- 9月16日 - ヤン・エラジム・ヴォッセル、チェコの詩人、考古学者、歴史家、文化復興者(* 1803年)
10月
[編集]- 10月18日 - チャールズ・バベッジ、イギリスの数学者、分析哲学者、コンピュータ科学者(* 1791年)
- 10月22日 - ロデリック・マーチソン、地質学者(* 1792年)
- 10月26日 - トマス・ユーイング、第14代アメリカ合衆国財務長官、初代アメリカ合衆国内務長官(* 1789年)
11月
[編集]12月
[編集]フィクションのできごと
[編集]- 「ハコダテ戦争」勃発。ハコダテ侵略を狙うイカール星人が第一次ハコダテ攻略作戦を実行するが、明治政府軍は辛うじてイカール星人の撃退に成功する。(WEBムービー『ハコダテ観光ガイド イカール星人襲来中!』)[2]
- 主人公バベットが、パリ・コミューンの動乱を逃れ、デンマークのユトランドに亡命(小説・映画『バベットの晩餐会』)[3]。
脚注
[編集]注釈
出典
- ^ “World Rugby 1871 - 1888”. RFU. 2023年2月1日閲覧。
- ^ ホーム - ハコダテ観光ガイド :: イカール星人オフィシャル、2015年8月18日閲覧。
- ^ 神鷹徳治 (2009-03-26). “偶然の出会い-映画『バベットの晩餐会』-”. 文芸研究 108: 71-73. ISSN 0389-5882 .